・・・されど役者的妹尾blog

太く拡げよう僕の細道   since.2006.4.14
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感謝を本気で味わう。


終わった。



あとは何だかんだ事務的な手続だけ。

それはものすごく面倒なのでもうすこししてからにしよう。









昭和の汗くさい芝居、皆さんに観て頂きまして心より感謝申し上げます。






打ち上げ。

私は打ち上げられたトドのごとくぶっ倒れていたみたいです。

最初、くいくいっと飲んだけどその後は記憶が薄ーくしか残っていません。







舞台初日。

全席予約済みで完売しています。


「チケット売って!」


ってお願いされるのですが、ただ頭を下げて謝るばかり。


何とも幸せな幕開けになりそうです…。






「あれれ? なんか思い切り台風が来てるみたいよ!」





私たちは地下の劇場でいろいろやっているので表の様子がよく分かりません。

チラと覗いてみれば・・・




おおお、なんとも凄いことになっているではないですか!

木が、ぶんぶん横向いてて。




「えらいこっちゃなー!」




そしたら、あーた! もう横殴りの直撃を食らっちゃいまして。




「●●線が停まりましたー! △△線も停まりましたー!」



って情報がドンドン。





なんか、もう・・・。


どーする?みたいな空気の中、なんとお客様がずぶ濡れになりながら来て下さって!




おおおおおおおおおお!



全員、超感動!



20人に満たない数でしたが、全員が涙をこらえながら演じましたとも。


有り難き幸せ。



「妹尾、嵐を呼ぶ男。 よくない何かを持ってるねー。」


と。


・・・。







二日め以降はお天気に恵まれ、連日満員御礼、中には立ち見のお客様までいらっしゃるほどで。

妹尾の青春、思い切りぶつけることができました。







カーテンコールのご挨拶、深々と頭を下げて去るのですが、



「何かひと言くらい言え!」



とお叱りを受けて、最後の何回かは口上を述べさせて頂きました。

いろいろ言いたいのですが、お客様の顔を見ていると有り難くて胸がいっぱいになり・・・。


本当に有難うございました、としか申し上げようが無くて。




私、自分のやりたい世界を作ることが出来たんじゃなかろうか・・・って思っています。

これを機に…という訳ではありませんがまたやりますよ。


皆さんに喜んでもらえるようなモノを作ります!










福井さん、引き出しありすぎ。

恐いと感じるほど芝居がうまい。

こんな人見たこと無いくらいだわ。






赤星さん、男っぽい。

何も文句言わず、淡々と、黙々と。

力強く突き進む後ろ姿に感動すら覚える。





高田さん、有難う。

厳しいこともいっぱい言われたけど、良い舞台にしようと必死に支えてくれました。

娘を叫ぶシーンに演出をしながら鳥肌が立ちました。




藤倉、にいさんが作る芝居には私が必要でしょ!って。

嬉しいじゃねえか、このやろう!

大好きすぎて困るくらい大好きな女優。

次もきっちり甘えさせてもらいますんでよろしく。




中條さん、カムイ外伝で出会い、この芝居を作るに際して最初に君を口説いて良かったわ。

あなたほど天然な女性は珍しいと思いますが、そこが最高の魅力です。

力感と魅惑をこんなに使い分けて立てる方は少ないです。

これからもヨロシクね!




チャボ! 面倒なことまでやってもらいましたさ。

チャボ塾を開いてもらい、若手の育成、台詞まわしをお願いしました。

妹尾さん、ちょっと若手のことばっかりやりすぎてて自分のことを忘れてた!

って言ってくるところはあなたの人間性そのものですわ。

芝居で、味として出てきてるもの。

俺を出せ!と叱られた嬉しさは忘れません。
















途中の追伸。************************


見に来て下さった方でご挨拶が出来なかった方がたくさんいらっしゃいます。

お土産までいただいているのに・・。

なんともすいません。


がんがん後頭部でもど突いて下さればいいのに! いや、本当。

次からは遠慮無く蹴りでも入れて下さいませ。


心より、本当に心の底から感謝します。

************************************








燃え尽き症候群・・・になるにはちょっと時間が無くて。

さっそく次のお仕事に取りかかっています。

もう少ししたら発表できますが、明日オールキャストが集まって制作発表。


某テレビ番組です。

また、ここに書きますね。





つぎへつぎへ。

じゃんじゃん進みますとも!


有難うございました!




楽屋









ああ、兵どもが夢の後・・・




チャボ兄




感謝。

客席で笑い、涙して下さったお客様に感謝。

私のワガママに付き合って下さったスタッフの皆さんに感謝。

拙い演出に、必死に答えて下さったキャストに感謝。

遠くで応援し、見守って下さった方に感謝。



本当に。

ホントウに。




感謝








<付録>

本公演の際、当日パンフレットに掲載させて頂いた(ごあいさつ)をコピペします。





 <ごあいさつ>    

東北の地震、十津川を襲った台風・・・。自然の猛威にただ畏れを抱き、かしこまるしかなく。文明といわれるモノのはかなさを感じずにはいられません。
福島で働いていた私の親友が、会社を津波にさらわれました。その時の様子を思い出しながらとつとつと語ってくれましたが、こんな言葉が耳に残っています。
「へぇ、テトラポットってくるくる転がるんだ…。」
意識しなくても心に根ざしてしまった痛み、そして突き動かされる衝動。
運良く命を繋いだ私は、人として、表現者として、何が出来るのかを問われているような気がします。しかしそんな崇高な問いに自分ごとき人間がすぐに答えられるはずもなく。
ただ祈って、念じて、想って。

今回、私が選びましたこの作品は、とても優れた構成とストーリー展開に、多くの劇団が上演しています。よく俳優が「本に守られる…。」といった表現をしますが、正にこの作品はその言に当てはまるでのではないでしょうか。
大好きな脚本ですが、舞台設定が<葬儀場>と多少シュールなこともあり、公演するに際し「敢えてこの時期にこの題材を?」 という複雑な気持ちがありました。
が、先の災害で犠牲になられた方のお話しや自らの命をもって他を守られた方、また、ご遺族の無念を目に、耳にするにつけ、「この作品をやりたい!」という気持ちが私の心を支配してしまったのです。

少し話しが逸れますが…元来、私は極度の寂しがり屋です。一人にしておくとウサギと同じ運命を辿るタイプです。身体ばかり大きいのに何とも情けない。自然、他人に必要とされることに無上の喜びを感じます。忠実な番犬です。誰かの役に立ちたくて立ちたくて。そうでもしないと自分の生きている意味を見失ってしまうんです。
戻します。・・・今回、この脚本に出会って閃きました。
「もしかしたら何かが届けられる…かもしれない。」
私にできる、<表現する>という形での鎮魂。
役に立てるかもしれない。やりたい…から、やらなければ!へ。

東北大震災で本当にあったお話や、私なりの言葉を設定に付け加えてみたりしながら、多少の改訂をさせて頂きました。
素晴らしく熱い情熱を持ったキャストとスタッフに恵まれ、真夏の稽古を繰り返して本日やっと皆様にお披露目するに至りました。
どうか<昭和役者の心意気!>お楽しみ頂けましたら、無上の喜びに存じます。

同時に、微少ではありますが、同胞の悲しみを分かちあえたらと念じずにいられません。

本日はご来場頂きまして誠に有難うございました。                敬白

                                 
                                   
平成 二十三年 長月 吉日

主宰・演出 妹尾 青洸






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6 Comments

oisan says..."毎度ながら…"
毎度記事読んで思うのですが、妹尾さんの芝居に取り組む姿勢が格好よく、羨ましくもあります。


今の自分の場合は、色んな悪条件が重なって仕事面でボロボロなため、生活が荒んで潤いやリラックスできる時間がありません。

妹尾さんのように、お芝居=仕事で充実感を感じられるようになりたいです。

例え成果が今一つであろうとも、せめて、やるべき事は全部やった、自分の力は100%出し切った……となれば、自分自身に納得できるし、「次はもっと頑張ろう」となれるのですが。


今後もブログから、妹尾さんのプロとしての哲学や人生のエッセンス、勉強させてもらいます。
2011.10.02 02:04 | URL | #- [edit]
全温度チアー says..."サンマの煙も目にしみる"
 千秋楽に駆けつけました。

 うおおおお、すっごく面白かったー!
 めったに舞台は観たことなかった私ですが、中学の文化祭で観た『ドリトル先生』や小学生のときに講堂で観た『ヘレン・ケラー』を含めても、いままで観た作品のなかで突出して面白かった! それも、これまであまり味わったことのないような種類の楽しさでした。

 私にとって非日常的な出来事は、既に開演前から始まっていたのです。まず、交通費をケチって恵比寿から歩いて行きました。「時間に間に合うかなー」と焦って出かけたのに、思いのほか早く到着し、どうやら私が一番乗りだったみたい。表で30分くらい待つことになりました。
 非日常的な空気は時間の経過とともに濃くなっていきます。だって、その場にいる人たちが、みんなみんな天界といいますか、違う世界に住む方々に見えてくるんだもん。
 たとえば廊下で待ってる最中('70年代の昭和歌謡が流されていましたが、個人的には由紀さおりさんの『手紙』がよかった)も、私の隣に岸恵子さんソックリなおばさんがお座りになり「もしかして、この人も女優さん?」とメチャメチャ気になったり。
 あと、受付係をしている方のなかに石川ひとみさんっぽい人がいて「あの人も女優さんなのかなあ?」と気になって気になって仕方なかったり。
 ・・・奥さんだったんですね。あとで知って驚きました(笑)。
 
 さて開演です。客席ギュウギュウ。いいよいいよ、この日は消防法もクソくらえじゃ(笑)。
 内容は、まったく素人の私から見た印象ですと、ストーリー(有名な脚本だそうですが、知らなかったなァ)もさることながら細かい演出に唸らされることの連続で・・・。
「泣き」に行くのかな? と思わせといて一転、安易にそっちの方向へ行かない展開には、とくにセンスのよさを感じさせていただきました。粋ですね。

 そして、何といっても役者さん一人ひとりが生き生きとしていて魅力にあふれているように見えたものです。
 残念ながら私は勉強不足でして、出演者の方々のことはほとんど存じ上げなかったのですが、大きな発見をしたような喜びもあります。

 たとえば赤星さん。よくテレビに出ている人だ! いっぺん見たら忘れられないお顔。やっぱり安心して見れるなぁ!
 たとえば高田さん。おお、なんかスゴイぞ、この人! 尻上がりに魅了されてゆく! 調べてみたら、私が好きだった『放送禁止』シリーズのナレーターだったそうで。
 たとえば福井さん。参りました! いちばん笑わせてもらったのはこの方の緩急利かせた動きです。それに、最も痛快なキャラをされていました。

 その他にも、出演されたなかで邪魔に感じたキャラはひとりもいませんでした。それどころか、すべての役者さんが重要なポジションで、とてもとても魅力的だったと思います。・・・なんか生意気な感想でスイマセン(汁)。
 いまにして思う。出演された方全員のサインをもらっときゃよかったなぁ~、と(笑)。
 終演後は、その場にいた人々の「笑顔」「笑顔」の数々。あれ見ただけで大成功だったことがわかりますね。

 そうそう、あのあと私が、同じく来場されてた戸野劇やファミ劇の方たちとサンマを食べておりましたら、ひょっこりと岡さん(この方の歌は、もっと近くで聴きたかった)が現れ・・・なんと、同じ場所で出演者のみなさんが打ち上げされるとのことで(驚!)。
「ああ、みなさん、ここでぶっ倒れるのかぁ」ってニヤニヤしてしまいましたよ。
 もうホント、忘れられない日でしたわ。“ゲキ塾。”のみなさん、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
2011.09.29 07:05 | URL | #aYDccP8M [edit]
seitaro says...""
ほんと、お客様が多かったですよね。
そんな所に座らせて大丈夫!?と人事ながら心配したりして(笑)

笑えて、ホロリと出来て、とてもいい舞台でした。

次に向けてゴー!ですね♪
2011.09.28 09:26 | URL | #- [edit]
ピクミン says...""
一昨日、裏からお邪魔させて頂きましたが
表からも・・・・^^;
可笑しくて、そして温かく静かに心に響いた素晴らしい舞台でした。
ありがとうございました♪

ちょ~最近の東地さん♪可~愛い~っ☆彡
私にも、あぁ~~~ん
いやぁ~お会いしたかったですぅ~(*⌒∇⌒*)テヘッ♪
2011.09.27 19:00 | URL | #- [edit]
TOMMY says...""
こちらこそ最高の舞台を、
最高の場所で見せていただいて有難うございました!
胸に突き刺さる台詞の数々、大切にします^^。
2011.09.27 18:12 | URL | #- [edit]
へから夫人 says..."感涙"
ブラボーーー!!!!!


888888888888


手が痛くなるくらいに、スタンディングオベーション・・・・!!!!





見に行けなかったけれど。(-_-;



ピクミンさんや、TOMMYさんから感想を聞きましたよ(^-^)
2011.09.27 17:29 | URL | #no8j9Kzg [edit]

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