・・・されど役者的妹尾blog

役者道を邁進している人たちの稽古場風景。 最後に笑うのは自分だ,系。 だ-か-ら、やることやって言ってますとも!   since.2006.4.14
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ゴーマンかまします!







脳みそのスイッチを切ることが少なくなってきました。

そうでなくても始動に時間がかかる脳みそなので、暖機運転をしている時間が惜しい。

ちょっと燃費は悪くなるけど、いっそのことエンジンかけっぱなしにしておこうと。




いろいろと処理しなければならないことはありまして。

心配事もあります。

自分の力が足りないばっかりに、助けてあげたいのに助けてあげられない人がいたり。

かといって、足元も固まっていないような状態なのに他所にはなかなかエネルギーを割けないし。




何せ、ずいぶん前から始めた計画、妹尾プロジェクトです。

これが終わったら翌日からぶっ倒れてやろうと決めています。

夜寝る前に、





「あれ、本当に寝ちゃっていいのかしら? 何かすることとか考えなきゃならないことは無かったかしら?」





って、思い出すことを考えてたら寝れなくなっちゃったり。


そんなアホだからやっぱしエンジンはかけっぱなしの方がいいんだろうなって。

















若い人に演出というモノを付けてると、つまりはいつもの「ゲキ塾。」稽古と同じなのですが、本当に不思議になる時があります。


ちょっと、今回はゴーマンかまして物言います、否、書きます。


「ゲキ塾。」の若い子で、今回が初舞台って言う子がいます。

いろいろ考えておっかなかったんだけど、




「いーや、何かあれば俺が被れば。」




って思い直して、結構な出番で登場することになりました。

自分だって初舞台の時は勢いだけで主役やらせてもらったんだし。





で、まだまだ板(舞台)に立った経験が少ない人も出ます。

ってか、出します。




大きな意味で経験になるでしょうし、これからのことを考えると、じゃんじゃんやらせちゃえ! って。

そんな彼らに、私はパワーで勝負してもらいたいと思っています。

若さのパワー。

勢い。

執念。

情熱。

この世界で食っていきたいと強く思う心。




それらが伴っていれば、台詞が上手いのヘタなの、芝居が上手いのヘタなの、んなこた どーでもいい。



なんですが、最近の、特にゆとり教育を受けているような子らに、特に顕著に観られるのですが、



上手く見せようとする。

そつ無くこなそうとする。

格好付けようとする。


いらんのに、それってことのオンパレード。





だから、小さく見えるって云うか、普通って云うか、面白くないって云うか。

刺激受けたいのに。

オーラ少なっ! みたいな。















私ら、舞台に上がるたびに重傷でしたから。



「妹尾はへたくそで、何言ってるか意味が分からん。でも勢いとパワーだけあるからどうにか保つ。ま、いっか、それ大切だし。」



ってなことを何十回と言われてきました。





「それがいいとは言わんけど、小さくまとめるのだけはやめてね!」




そんなんばっかしです、若い人への演出なんて








この世界、ずーっとアホみたいにやってると、私みたいな者にでも少しずつ分かってくることがあります。

芝居論。




もちろん、テクニカルな技術面、たくさん覚えなきゃなりません。

めっちゃ小さいことも含めると、そりゃ大変な量のお約束があります。




でも、そんなのはどの職業でも同じで、きっとお医者さんの方が覚えなきゃ行けないことは多いでしょうし、もしかしたらコンビニやスーパーで働く方は、商品の数だけもっともっと大変かもしれません。

ってか仕事なら何でも同じ。

その、規則・お約束と言われる技術の上に、更に創造的な自分、つまり<芝居>といわれる個々の創造性を乗っけて完成させていくってことですな。






お寿司に例えると、シャリの部分、もちろん大切。

でも、なんとか他所と勝負できる範囲。

上のネタの部分、ここはかなり吟味せんと思い切り質が変わってくる・・・と。



この、ネタの部分に磨きをかけようと必死になるんです。





で。


言い歳こいて分かってきたことって云うのは、





「そんなところは技術なんかじゃねえ!」




ってこと。

素の部分。




つまり、人間そのもの。

お魚そのもの。

人柄、経験、考え方、思い方、感じ方、たくさん言い方はあるだろうけど、つまりはそういうことです。

そして、それらは習うことなく、自分で稽古が出来るってことでもあります。




が、ちょっとでも早くそういうモノを覚えていきたいというのであれば、同じ方向に向かっているもの同志が時間を共有し、刺激し合えばいいだろうと、それだけのことです。

人間性、目的地はどこでもいいので、自分が決めた方向に毎日伸ばしていこうとするパワー、活力。

個性も出れば味も出る、きっと強さや優しさ、憎悪や思いやりも考えるでしょう。

人間がドンドンふくよかになっていく。










経験や人格、といっても具体的には分かりづらい言葉で、実際に私が若い頃は、





「は? 経験? 何それ。 想像で出来るもん。 毎日が勉強? 何それ。 どこの家訓?」




みたいな。

あほですから。





わかりやすく?例に出してみますと、

渋くて上手いお茶を小さな湯呑みに入れて、こたつの上に置きます。

横にはミカンなんぞを添えてね。

縁側が見えているのもいいでしょうし、そこからは牧歌的な田舎の風景が見えているのもいいでしょう。




おばあちゃんがね、顔中しわくちゃのおばあちゃんが、座布団の上に座り、両方の小さな手で湯呑みを持ち上げて・・・ひとくち。





「ああ、おいしいねえ・・・。」




さしずめ今の季節なら風鈴の音がチリ~ンって。

私はもちろん、こんなの10代のガキんちょにやらせても雰囲気出るわけもない。

逆立ちしても勝てない。

だから、そこは目指さない。

自分で、自分の表現と感情でやる。




そんだけのこと。

外人さんが浴衣着て、何か変! と同じ。

20歳の子が葉巻くわえてブランデー転がしてるとギャグ! と同じ。




そんな簡単なことに気付くのにエラい時間がかかったもの。

若い子達、ほとんど全て、このお婆さん(もしくはお爺さん)の醸し出す空気をやろうとする。





できるかっちゅーの!




人前に立つとね、カメラが回るとね、どうしてもいいところを見せようとするからそうなっちゃうのよね。

本当はそうじゃない方がステキなのに、気付かないものなの。



つまりは自分を壊す方に持って行く勇気。

自分を守ることしかしない奴には分からないことかもしれない。

一度でも他人のために必死になれば、すぐに分かることなんだけど。





「ゲキ塾。」では、そういったイズムを伝達していければいいなーと考えています。

絶対に素晴らしい役者になるために役立つことだと思っているから。









はい、 ゴーマン かましました、と。









**********************************************************

「ゲキ塾。」の<ななみ>が書いてくれている稽古日誌。

よろしければ見てみて下さい。

芝居が完成に近づいていく様を書き続けてくれます。




「ヤバいってことは何もないので遠慮するなよ! 放送禁止用語も●で書いちゃえばヘーキ!」





って伝えていますので是非!


http://ameblo.jp/gekijuku-nissi/







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7 Comments

ピクミン says...""
もう1つの血痕、拝見しました!!
すぐに解りましたよ(=^-^=)。何か可愛くて初々しい、そんな印象でした。クフフ
榎木さんも大場さんも背が高いんですね。なので妹尾さんが普通~に見えました(笑)。
で妹尾さんの動作やセリフがいちいち気になってw、何となく不思議~な感覚で楽しませて頂きました♪

取調べ風景は今も昔も、そう変わらないようですが、当時はまだ血液鑑定も定まっていなかったんですね。
そのじれったさが何か逆に新鮮だったりしました。やはりそこは浜木綿子さんの魅力だったのでしょうか。
2011.08.10 00:32 | URL | #- [edit]
へから夫人 says...""
8月5日(金)午後7時~『女監察医・室生亜季子12~もう1つの血痕~』

録画してみました!!
妹尾さんバッチリ出てましたね。

榎木孝明さんが!!!って感じで、追いつめて行ったところで、録画してたのが、ぶちっと途切れてました。
録画時間は1:54.
え?ここに収まりきらなかったの???いいとこだったのに~。


妹尾さんの出番とは別に、すっかり内容にのめり込んでいた私は、最後の詰めが見れなくて涙を飲んだのでした。

あーー。ツメが甘いって言われるもんなぁ。

26日にも放送があるようなんで、こっちも忘れずに録画したいと思っています。
2011.08.05 22:38 | URL | #no8j9Kzg [edit]
へから夫人 says...""
なんでもそつなくこなしたいAB型です。

でも、そつなくこなせなくて、どこかでドンと大失敗。
あー。私ってツメが甘いわ。な感じです。


がむしゃらですとも!
明日の夏祭りでAKB48のヘビーローテーションを踊るんですよ。
昨夜最後の練習会を終えて、腰まで痛くなりましたとさ。


ピクミンさん、ありがとうございます。
民放のBSも録画出来るようになったはずなんで、見ます!
録画予約しとかなきゃ!(^-^)

いやん。若いメタルダー以外の妹尾さんを見れるなんて、ワクワクするわ。
2011.07.29 11:32 | URL | #no8j9Kzg [edit]
ピクミン says...""
20年近く前にご出演された2時間ドラマが BS日テレで放送されます。

8月5日(金)午後7時~『女監察医・室生亜季子12~もう1つの血痕~』
でも<妹尾洸さん>の、お名前が掲載されていたのは
8月26日(金)同時間放送の、第14回~震える海~でしたが・・・・・
拝見すれば解りますよね??って、解るかなぁ~^皿^;ニッ
20代後半の妹尾さん・・・ちょっとw・・・楽しみです(´゚艸゚)∴。笑。
2011.07.27 18:38 | URL | #- [edit]
Rosy says...""
形になって行くのを、ワクワクと読ませて頂いています。

各々が苦悩・葛藤・・・でしょうか?
天性の才能が有ったとしても、難しい事でしょうね・・・きっと・・・

アツ~~~~~~~~~イ 夏 ですね☆

あと2ヶ月!!
美味しいビールが飲めますよ~~♪

ななみさんとプラトンさんのも、いつも楽しく読ませて頂いてます。 <(_ _)>
2011.07.26 20:12 | URL | #- [edit]
TOMMY says...""
いまアクションを教えている若手たちもそんな感じですね。
そつなくこなそうとするものの、ひたむきさが足りなかったり、
想像力に欠けていたりで、訴えかけるものがないのです。

へたくそでも、一所懸命な姿が見る者の胸を打つものですし、
今はそういった点を中心に指導しています。
アクションも同じ「演技」ですもんね^^。
2011.07.26 12:28 | URL | #- [edit]
隼 says...""
こんばんは(^^

この頃舞台とか演劇に興味が沸いてきまして・・・まぁ、友人が主役やった劇を観に行ったからなのですが(^^;

その劇をした劇団の方が次にやるときは呼んであげる・・・と仰ってくれたので
実は結構ドキドキしてる隼です(笑

もし、本当に劇に出るという事になったら
この妹尾さんの言葉を思い出しながら取り組んでみたいと思います(^^!

2011.07.25 19:12 | URL | #- [edit]

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