・・・されど役者的妹尾blog

役者道を邁進している人たちの稽古場風景。 最後に笑うのは自分だ,系。 だ-か-ら、やることやって言ってますとも!   since.2006.4.14
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崇高な精神が持てる勇気




詳しめに調べてみますと。



ボランティア精神で個人的に被災地には来ないで欲しい。

 少なくとも今はまだその時期じゃない。




ということらしいです。




手伝いに行く人の寝る場所、食事、往復の足の確保…そういったものがきちんとしなければ迷惑になるだけだと。





なるほど、これは立場を変えてみれば分かりますね。

私が遺体の捜索等々で動き回っている時に、



「すいません、僕らボランティアで来たんですけど何か手伝うことありますかね?」


「飯ってどんな感じで食えばいいんですかね?配ってるのもらってもいいのかな?」


「補給物を運ぼうと思うんだけど、ガソリンどこで入れればいいんですか?」




なんて言われたら、とりあえずお引き取りを願うかもしれません。




阪神淡路のときに活躍されていた人も口を揃えてそうおっしゃっています。

悪い事じゃないんだけど、いいことをしようとするんだけど、それが懸命な空気にはそぐわないとか、組織だって動くところへの個人的な介入がかえって邪魔になる、と。


その通りだと思います。



元々混乱しているところに行って、これから新しいルールなり流れを作ろうとしている人たちを混乱させることはない。

我々でも必要になる時が必ず来るだろうからそれまでは心の準備や、出来ることが何なのかをじっくり考えておきます。


浅慮な動きはオタオタするだけでみっともないですものね。



ただ、動けない自分は悔しいです・・・。





私の弟が、



「俺らの仲間ってバイク仲間が多いから、(YZRにのってるユミちゃん)とか(CRFのガンさん)とかって本名を知らずに付き合ってた人が多くて。東北にもよくレースをしに行ったから・・・捕まらない知人が多くて。」



という理由で行方不明者の捜索に役立つサイトを立ち上げたと。

ふたを開けてみたらバイク乗りだけじゃなくてそれを知る人たちもガンガン使って頂いているそうで、見つからなかった人同士が既に何組か見つかったりしたと大喜びをしていました。

 

「今、現地に飛んでいっても邪魔になるだけ。向こうの人も食い扶持が減るから絶対に来ないでくれって言ってる。そんなのは阪神の時に学んでいるから、俺は貯めに貯めて、ハワイくらい楽勝で往復できるくらいのマイルを寄付したよ。それしかできん。」



とも。

揺れた夜には都内の取り残された知人をワンボックスでピックアップしまくっていましたし。




私の弟ながら、その時できることを実行している姿に感嘆したものです。

やれることをやり切ったと、本日心労で病んでいる両親の元に駆けつけてました。



俺はまだやれることを何も出来ていないのでもう少し頑張るわ!













こんな記事を読みました。(mixiより)********************


福島第1原発の事故で、情報提供の遅れなど東京電力の対応に批判が集まる一方、最悪の事態を避けるため、危険を顧みず作業に当たる同社や協力会社の社員もいる。地方の電力会社に勤務する島根県の男性(59)は、定年を半年後に控えながら、志願して応援のため福島へ向かった。

 会社員の娘(27)によると、男性は約40年にわたり原発の運転に従事し、9月に定年退職する予定だった。事故発生を受け、会社が募集した約20人の応援派遣に応じた。

 男性は13日、「今の対応で原発の未来が変わる。使命感を持って行きたい」と家族に告げ、志願したことを明かした。話を聞いた娘は、家ではあまり話さず、頼りなく感じることもある父を誇りに思い、涙が出そうになったという。

 東京電力側の受け入れ体制が整った15日朝、男性は自宅をたった。特別なことにしたくないと考えた娘は見送りはせず、普段通りに出勤した。「最初は行ってほしくなかったが、もし何かあっても、自分で決めたことなら悔いはないと思った」と話し、無事の帰宅を祈る。

 男性の妻(58)は「彼は18歳の時からずっと原発の運転をしてきた。一番安全なものをやっているという自信があったんだと思う」と話す。出発を見送り、「現地の人に安心を与えるために、頑張ってきて」と声を掛けたという。 

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素晴らしい男気です。

こういう男でありたいし、こういう覚悟を持った人生を送りたいです。


こういう人たち、カップ麺の買い占めなんて決してしなさそう。








大戦中の特攻隊員は、自分たちが礎になることで次を繋ぐ人たちに永遠の平和が訪れる…と信じていました。

そういう大儀のためなら命を捨てても悔いはないと。


一つの犠牲的精神です。



あなたは何故…死ぬことばかり考えるの?


お前は何故…生きることばかり考えるのだ?



なんてシェークスピアも言うとりましたね。

言い得て妙…といいますか、本当に納得が出来てしまいます。


死んで何かを残すか・・・生きて生きて生き抜くか。

この是非は問うつもりはありませんが、動物の本能、男女差を面白く表しているようです。

私はもちろん前者を選びますので、まっとうな男だったと安心できます。




だって守るべき人と護るべきものが救われるのなら、こんな小さな命を投げ出しても全然バランスはとれます。

バランスって言っても<最初に飛び出す時の勇気>だけですしね。



開き直ったら、こんな妹尾でもいい仕事しますよ!








とにかく。

今起こっていること、裏では人間が人間を守るためにものすごい闘いが繰り広げられているのは間違いありません。


強く目に焼き付けておきます。

強く心に刻み込んでおきます。




・・・。


やれることが分からないので、今はただ祈ります。









該当の記事は見つかりませんでした。

3 Comments

へから夫人 says...""
佐賀県とかに送れば、取りまとめて被災地に送ってくれるそうです。
そういう自治体が複数あったので、個人で送れなくても取りまとめてもらったら届くものもあるようです。

勇気ある決断をした背中を見送る家族の気持ち。

もう、言葉になりません。



私のボスの友人は、まだ消息不明なまま。

3月なのに舞い散る雪。
灯油が底をつきそうだっていうのに、なんでこんなに寒いんだ??

どうか、一つでも多くの命が助かりますように。

2011.03.16 15:04 | URL | #no8j9Kzg [edit]
Rosy says...""
今、出来る事は‘義援金(のみ)’と言われてるようですね。

自治体にも依るようですが、物資(衣類・食品:生物不可)支援は未だNG
*要らない物が有る際に、処分に困るから

衣類を選んでる映像が流れてるので、多少は届いているのでしょうね!?

個人では難しくても、企業・団体が動いていますが、どうしてももどかしいです。


しかし、弟様の素早い動き
素晴らしいですね。

未だ連絡が取れないと、嘆いている知人がおります。
色々と駆使して探しているとは思うのですが、全く安否不明のようです。


早く、早く 
少しでも心に平安が訪れる事を、祈るばかりです。
2011.03.16 14:49 | URL | #- [edit]
大手町27 says..."震災"
自分は岩手の内陸に住んでいたので無事でしたが、沿岸に住んでいる友人にまだ連絡が取れない人がいます。
でも無事である事を信じています。

妹尾さんを始め心配してくださった皆様には感謝しております!ありがとうございます!

皆様もこれからの地震には気をつけてください。
2011.03.16 14:39 | URL | #- [edit]

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