・・・されど役者的妹尾blog

太く拡げよう僕の細道   since.2006.4.14
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ぼくのオトンの教育論?




清正井



清正井。

加藤清正の井戸。


どういう云われとかは全然知らないんだけど、おどろおどろしいものではなくて、とても清々しい空気を持った所です。

東京のパワースポットの一つ。



去年の暮れに明治神宮に行って、この写真を撮ってきました。

なんか、ものすごいいろんな御利益があるんだって。

既にここに書いたかどうか忘れちゃったけど、このブログを見てくれている人にもおすそ分け、ね!

いっぱいコメントくれるから御礼です。

皆様にいいこと、ありますように!










昨夜、「ゲキ塾。」の稽古帰りに飲みました。

今まで長く付き合ってきた仲間なのに、それぞれの家の両親の話とかをしたことがありませんでした。



「なーなー、そういえばウエポンのお父さんて、どんな人なの? 仕事は?」



とかって。

いやいや、皆さん、さすがに立派な方ばかりです。

聞いていて、変わった方もいましたが、だから息子がこうなんだ・・・と納得できるわけで。

役者になりたい!なんて一か八かの道に進むことを、よく許してくれたものだと。

改めて親という存在の、懐の深さに感謝するばかりです。



「父さんにも殴られたことないのにっ!」


なんてことが本当にあるのか?みたいな会話になりまして。


私も思い出しました。

どういう教育を受けていたのかを。



教育?

ってか野生の教え、みたいな感じなんですが。

動物の家族みたいなものでした。

4人家族で、両親と弟。

分かりやすく言うと、ザ・昭和。

オカンはしゃべくり倒す。

オトンは声帯がついてるのか?と疑うほど無口。



で、我ら兄弟はめっちゃくちゃ大人しくない方向。

よくね、殴られました。

蹴られましたよ。

オカンのことはね、ある年齢くらいからなめてかかってますから言うことなんか聞かない。

絶対に聞かない。

余計に反対のことをします。

すると、ものすごく簡単に発狂します。

バシバシ殴ってくるのですが、中学生くらいになってくるとこちらも気合いが入ってきてるのでそんなに痛くない。

さすがに優秀な私は親に手を挙げたことはありませんが、


「どつけば? なんぼでもど突いてえーよ。
 じぇんっじぇん 痛くないから。 ほらどーぞ。
 そのかわりな、オカンの言うことだけは、一生聞く耳持たんわ。
 おらおら、殴れ殴れ!」

類人猿のように顔をドドメ色にして怒り狂ってます。

何発ど突いても自分の手が痛くなるだけなのでそのうち殴らなくなります。


「あほメスゴリラがっ!」


まぁ、そんな捨て台詞をして寝ていた時に、ダブルラジカセ(知ってる?めっさ大きいよ。カセットが二つ入るヤツ。)で顔面をめった打ちにされ、流血しながら目を覚ましたことがありましたが。



「ほほう、不意打ちとは卑怯な・・・が、なかなかやるな、その心意気や良し!」



あっぱれな?母親です。




しかし、もっと凄いのはオトン。

無口ですからなーんにも言わない。

言わないでいきなり殴ってくる。

ピンタなんかじゃないよ、小さい頃からグーパンチ。

武器もありまくるし。



オトンは絶対的存在だったから、口で逆らったこともなかったんだけど、


「オトンは一体何について怒っているんだろう?」


と考えながらK・Oされることもしばしばありました。



一度、ブルワーカー(体を鍛える昭和の器具。鉄製で1m程の棒状のもの。直径役10cmくらいか。)を思い切り振りかぶってきた時に、


「そんなもんで殴るんやったら殴りゃーエエワイ!」


って叫んだら、一瞬の躊躇もなく頭上にものすごいスピードで振り下ろしてきました。

首をひねって反射的に避けましたが、首筋にドスンって。

死ぬ。

死にます、これわ。



必死に逃げたらブルワーカーを投げつけてきて、今度の獲物(ぶき)は木製のハンガーです。

旅館とかによくあるヤツ。

3つ鷲づかみにしてる。

私の髪の毛を掴んだかと思うと、これまたノータイムで頭をど突いてきました。

ばきんっ!

ものすごい音が脳内に響きます。

すると、そのハンガーたちがこーなごな!

ぱらぱら落ちていくのですが、当たり前のように血も出てきます。

ものすごい出血量よ、頭って。




すると、掴んだまま風呂場に引きずられていきます。

昨夜の残った湯船の水に私の頭を突っ込んでいます。

薄れゆく意識と、全くの意味不明感のなかで分かりました。



「あ、止血してくれてるんだ!」



優しいお父様。

この間、一切声を出すことなく、静寂の中で行われているから何とも不気味です。





あとはね、ボコボコにされた後、マッパにされて足にロープを結わえ付け、2階のベランダから逆さまに吊されたこともあります。

無音で。



「きっとこれはオトンの何族かの成人式、儀式なんだわ。そんなはずね!」


とか思いながら、血が上る頭で道行く人を逆さまに眺めたものです。

マッパで。




これね、私の友人なんかに話しても全く信じてもらえなかったことなんですが、母親から直接話を聞いてやっと理解してもらったりしたことなんです。

そんなに突拍子もない話じゃなくて、昭和にはそこら中にある話だと思ってました。

ちょっとだけ力入り過ぎてるけど。



そういう立派な教育を受けて育った妹尾君は、大きくなってから人に叩かれても全然平気だったのです。

だって、オトンの方がパンチ力あるから。



昨夜もびっくりされましたが、本当の話。


まだまだこんなアットホームなおもしろエピソードはいっぱいありますぞ。



でもね。

恨むとか、憎むとか、現在で言うなら体罰?とか、そんな風に思ったことはありません。

一度も。

こまっしゃくれた、そんな風に感がえる知恵もなかったですし。

親ってそういうものだと思い込んでたし。

きっとそんだけの悪さをしていたんでしょうね、俺。



いや、良いふうに捉えるなら、それほど他人をムカつかせる能力を持っているんですね!



打たれ強く丈夫に育ててもらって・・両親のことは尊敬してますよ、はい。

親にも殴られたこと無い!ってのは屁をこいたこと無い!と同意だと思ってたけど、今はそんなこと無いみたいですね。

信じられん・・・




へんな思い出!












筒井さんとの企画、16日の夜中、てっぺん(12:00)で〆切と決まりました。

面白い回答とかも来ているので、一人じゃなくて何人かにプレゼントします。



あなたのこんな答え好きよ、なをちゃん!

<80年代の変身シリーズにてその腕を研いた後は、経験をいかし六本木ヒルズに本店を置く日本初の男性専門のエステティック「サロン・ド・男汁」を経営。

全国展開した店舗は各地でも成功をおさめている。

男性美容界のカリスマである。>




・・・おお、なるほど。

どあほ!









つかこうへい 様・・・

蒲田行進曲、熱海殺人事件、大好きです。

素晴らしい作品と素晴らしい考え方、有難うございました。

ご冥福を祈ります。



合掌。




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7 Comments

えん says..."生ける伝説"
こんばんは、なをさまの回答面白かったです!
私はユーモアのセンスがないのですがこういった答え合わせ的なものが大好きです。
16日には面白い回答がもっと発表されるのかなと、わくわくしています。

妹尾さんのお父様のように、きちんと子供のためを考えていることが子供本人に伝わる「しつけ」はもはや伝説と化してきましたね。
今日ニュースで、5歳の娘を洗濯機に入れて殺害した母親がいるという恐ろしい話を読みました。
しつけのつもりだったそうですが、手足を縛った上に口を塞ぎ、洗濯機から脱出できないように封をした上で水を注ぎ込んで洗濯機をまわして、助かるはずがありません…。
現代の異常な暴力は、叱る際に「我」が入っているために限度がない所が、妹尾さんの時代と大きく違う気がします。
古きよき時代、とても興味があります。

私もパワースポットのご利益いただいていきまーす!
あと二日頑張れば三連休です♪
2010.07.15 02:25 | URL | #EoHdfqAw [edit]
マリ says...""
パワースポットのご利益のおすそわけ、ありがとうございます。

妹尾さんのご両親は失礼ですが今でもご健在なんですよね?
そしたら目一杯親孝行してさしあげてくださいね。

私の父は~大酒呑みでヘビースモーカーで 酔っ払えばグダグダ何時間でもお説教ばかりで…私は生理的に合わずに家を出ました。
後々に知ったことなのですが、私の名前で通帳を作って貯金してくれていたそうです。
ろくな親孝行もできないまま一昨年逝きました、後悔です…。

息子達もいない父親にはいつか会いたいって言うやろうし…親子の関係って見えない絆でつながってるようですね。

長々と失礼しました。
2010.07.14 18:40 | URL | #- [edit]
いがきち says..."こわいったら~!"
我が家ではたしなむ程度にしかどつきまわしませんよ。
イマドキなら通報されちゃいますねv-40
まあ、愛情こもってたら何でもアリってことで…。
2010.07.13 23:32 | URL | #- [edit]
カイキ says..."超\やべえ/"
およそ視覚化し難い凄惨な光景です。
ああ、ウチはなんて平和な家庭だったんだろうか。『だった』ってみんな元気だけどさ。

妹尾家に生まれなくてよかった。有難い少年時代を過ごせたのだなぁとしみじみ思います。

って、そんな纏め方でいいのか?

しかし何で妹尾さんは自伝を出版されないのでせうか。
2010.07.13 22:34 | URL | #- [edit]
大手町26 says..."ご両親のお話"
凄まじいお話でありました。やはり妹尾さんは激しい人生を送られてたようで。

自分は営業の仕事で上司から殴る、ビンタ、蹴りを受けましたが、自分にとってプラスになった事はな~んにもありませんでした。

ただ妹尾さんは役者人生に対して成長しようと変わろうとした、自分は暴力に対する憎しみだけを持ってふて腐れた。その違いですねf^_^;
自分は暴力完全反対派であります。

つか様
心よりご冥福お祈り致します。
2010.07.13 22:06 | URL | #- [edit]
Rosy says..."凄いですね"
驚きすぎて・・・

そこ迄ボコボコで、立派に生きていらっしゃる。
なんて素敵なのでしょう。

妹尾家の皆様の昭和初期(!?)の出来事
感銘を受けました。


ところで

つか様

早過ぎますよね、残念です。

心より、ご冥福をお祈り致します。
2010.07.13 18:10 | URL | #- [edit]
へから夫人 says..."こわすぎです。"
うちの二人の息子に
将来そんなこと言われたらどうしようと・・・・
そっちで悲しくなりましたv-12

すでに、水泳では、長男に叶わなくなりました。
母として、思春期の息子を殴るくらいの体力はつけておきたい!!v-8のですが・・・。
高学年くらいで次男には叶わなくなりそうな気配が・・・。


壮絶なる体験談、ありがとうございます。

「往復ビンタ」とか、「足首をつかまれて逆さ吊りで風呂の水にジャバジャバ入れられたこと」ならありますが、
裸にされて、外に逆さ吊り。流血・・・そこまでの話は聞いたことがありませんでした。


壮絶。

の一言・・・・。


に尽きると思います。



「サロン・ド・男汁」
ぐへっ・・・・。さすが、なをっち。
2010.07.13 11:59 | URL | #no8j9Kzg [edit]

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