・・・されど役者的妹尾blog

太く拡げよう僕の細道   since.2006.4.14
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第一義。

さてと。

早朝から起きて一仕事こなしました。

今日は我が愛する野球チームゼッツの練習日・・・なのですがどうしても行くことが出来ません。

やらなければならないことがてんこ盛りで。



で、もうすぐ始まるWBCの観戦もちょいと危うい・・

が、それだけは何とか見たいので必死に作業をこなしております。


頑張れ、日本!

倒せ、韓国!











先日、日本がキューバに勝ったときに、あまりにも気分が良くて、

<今ならどんなめんどくさいことや、ヘビーな相談でも受けて立つ!>

みたいなことを書きましたが、それを読んでか読まないでか(って言うか絶対読んでいないけど)思い切り舞い込みました、ヘビー級のが。



作業はまぁ頑張ればいいとしても、友人からの相談というのはさすがにこの歳になってから受けるモノはそれはそれはキッツイ内容で。

真剣に、自分のこととして受け止めて考えないと、余計にへこましてしまったりします。

言葉でどうのこうの言えるウチは良いのですが、直接会って、脇から崩していって黒い空気をほぐしてやらなければならないパターンもあります。


まぁ私の場合、そっちの方が皆さんの役には立つのですけど。






いい年こいた大人が、自分で考えて考えて必死にもがいて、それでも解決できなかったから恥を忍んで他人に話す。


「ちょっと聞いてくれないか?」


と。

これは、その勇気と追いつめられた心情を察してあげなければならない。

友人だからって理由だけじゃなくて。

どこまでその人の気持ちになって的確なことが言えるかは分からないけど、一緒に波を乗り越えようと思います。




<目の前の1人を良い気持ちにさせられない役者は、テレビの向こうの多くの人に何も伝えられない。>


良い続けている私の役者論でもありますし。











さて、「ゲキ塾。」の役者さんの正太くん。

本名  <森川拓也>。



大きなお芝居のオーディションに行っておりました。

最終選考まで残り、やったね、これは行けるかもね!と喜んでおりました。

芝居をとても誉められ、二次審査の辺りで、もう合格でも良いとさえ判断されていたそうです。

普段のたゆまぬ努力が実を結んだ、私としてもとても嬉しい出来事でした。


もうひとり、「ゲキ塾。」の 露敏 君は近々の本番と、蜷川幸夫さんの芝居と二本控えております。

蜷川さんのお芝居は厳しいオーディションをくぐり抜けた、これまた大変喜ばしいもの。



二人して良い感じに向かうのねーって思っておりましたら、昨夜正太から電話がありまして。




「妹尾さん、今オーディション終わりました。
 
 でね、何かもう個人面談みたいな感じだったんですけどね、・・・」




なんだかちょっとトーンダウンしていく。

何? 

どしたの?



本人曰く、最後の最後でお芝居の質とかには太鼓判を押してもらえた、と。

でも、トークの部分(面談)がかみ合わなくて、相手の思っていることに答えられなかった、と。

やっちまったな、おい! と。

男は黙って「あざす!」 と。






ものすごい受かっちゃうモードで、合格率95%みたいな感じだったのですが、どこまで引き下げてきたのでしょう・・・








お芝居は、特に舞台はその作り手側の集団性により特色があります。

個人に置き換えますと、個性というモノになります。

色って言うか。



或る劇団では、体育会系のハキハキ感を求められますが、違う劇団ではそうではないモノだったり。

個人能力主義か。

刺激的なやつを寛容できるか、等々。

他所から介入する(客演)場合、そこがどのような特色を持っているのか分かりませんし、調べて行って迎合させるっていうのも・・・まぁそれこそ各々の考え方ですが・・・






俳優は、ただ単に、シンプルに、目の前にある作品を大きく作り上げていく作業をするだけ。

そのために必要な和なら紡げるし、戦えるし。

カラーを決める必要なんて全くない。

或る場面では自分を殺した方が大きな作品になると思うなら存在を消せばいいし、出て行ったほうが大きくなると思えば何を差し置いても出て行く。





それは、個人的な願望を満たそうとするレベルの低いモノではなくなるから。

大きな、スバラシイ作品を作ろうとするモチベーション。



只、見えない礎にならないようにするには、勇気も経験もいるけど。

考える力、自分を見つめる力がなきゃだめ。

バカじゃだめ。












つまらない作品を観てくれた人が、



「おお、妹尾、頑張ってたな! お前、なかなか良かったよ。」



こんなお世辞は誰でも言えますし、良く聞く会話です。





、 作る方としては、出演していることも知られてなくていいので、





「ええ、妹尾、あの作品に出ていたの? すげーじゃん!」




こっちの方が数倍喜びが大きいですね。

わかっていてもなかなか経験できないことなんですがね。







タレントになって有名になりたいと考える人は多くいますが、私はその類ではなくて、職業俳優として生きていきたいのです。

大工さんと同じ。

どんだけ薄く、どんだけきれいに、どんだけ正確に、どんだけ感動的に、等々全部。





プロの職人。

俳優ですから、多くの人と心を分かち合うことが大切だと肝に銘じています。

良い空気、合う空気、そんなのは少数派です。

当然好きじゃなきゃできませんし、好きでも、続けることはなかなか難しい職業だと思います。



私個人には迷いはありません。

が、若い人に、プライオリティやモチベーョンの置き方を上手く説明してやれてなかったんだなと反省しています。




芝居力は人間力。

どちらもバランス良く鍛えて高め合わなきゃならないですね。





反省しきりです・・








オモローな事が書けなくてすいませんでした・・





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5 Comments

ピクミン says..."人間力・・"
どう生きるか、いかせるか・・・なのでしょうか。
やりたいこと、好きなことを生業にするのも、継続させるのも難しいですよね。自分を脱ぎ捨てながら自分を生かすのも・・・

一度きりの人生、自分以外の、色んな人の時間を生きられるのは面白そうですが、でも一朝一夕に出来る事じゃないので、役者さんってホントに凄い!と思います。

意地と努力とプライドと優しさ背負って、マイペースで頑張って下さい(^^♪)。。。と言いつつ、ご出演作品、まだ一度も拝見したことなくて・・・^^;。半年先のカムイ外伝、姫路で上映されたら必ず!。なければレンタルで拝見しまっすvv
2009.03.18 23:34 | URL | #- [edit]
なを says...""
私もとりあえず今は卒園と入学と入園の母で
あたまもじゃもじゃですわー。

でも、どんな人でもその人のシチュエーションで
頑張っている姿って共感できるのではないかと
思ってがんばっているです。


役者っていう、何かを伝えていくお仕事、
それの奥深さをいつも塾頭様には教えられます。

これから桜の季節。
たくさんのがんばるひとたちに、小さくてもいい、
その人その人の花が咲きますように。



2009.03.18 20:16 | URL | #- [edit]
あゆにゃん says...""
俳優さんって、いろいろな役柄を使い分けて役を演じるお仕事
じゃないですか?役柄によってその役柄のカラーを
出しつつ自分のカラーも出しつつ・・・
私にはむずかしいお話ですが、どっちを優先にするか
選ばなければいけない時ってやはりあるのでしょうか?

生き残っていくためにはやりたくない仕事、役柄なども
あると思います。楽しく仕事ができると思うには年齢を
重ねないかもかもしれないですが、自分らしく役柄を
演じられる事が一番輝けるのでは?と思う事もあります・・・


みなさんらしくがんばって頂きたいです♪
2009.03.18 15:35 | URL | #- [edit]
へから夫人 says..."個人的に"
個人的に正太さんは(なんで拓也さんなのに正太なのか、常々不思議なのですが)同じ福岡県出身として応援していたのですが、
そうだったのですか・・・。

しかし、いろんな「カラー」に合わせてうまくその場に協調する役者さんと
自分のカラー、個性を磨いて、そのカラーで行きたいから。と選んでもらえる役者さんと
どっちがいいのか、
ド素人の私には皆目見当もつかない世界です。

「大物俳優」といわれる役者さんって、後者だと思うのですが(これが、素人目?)、
「どんな役でも自分のものにしてこなすよねぇ」って俳優さんも一流な気がしています。


正太さんが目指す役者さんになってほしいと、応援してます。
って、なんで妹尾さんのブログに書いてんだ。私。

しかし、目指すにも、ちゃんとそっちを向いても、そっちに向かい続ける為の技術も必要なんだな。と今回、拝読し思った次第です。


春です。

ま、いろいろある季節ですね。

私も、いろんな話が周りを飛び交っているし、仕事も忙しくなりそうだなぁと思っているのですが、
まずは、長男の卒園式と入学式が第一なのでした。

私のプライオリティーは、やはり、仕事をする人ではなく、母親な自分!?(あ、これは、役目の話だ)
2009.03.18 11:28 | URL | #no8j9Kzg [edit]
洸 says...""
>芝居力は人間力

なんか、身につまされます。

その辺のことまでは、あまり考えていなかったように思います。
日々を必死に走り抜けるばかりで、
高めることとか疎かになっているかも。。。

もっといろいろなことに目を向けないとですね。
2009.03.18 11:23 | URL | #sZpm1ECI [edit]

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