コーヒーは好き、かなり。
私、酒もそうですがコーヒーも大好きなんですね。
毎日、四季を通してアイスコーヒーは数本ストックがありますし、ホットコーヒーも飲んでおります。
銘柄には特にこだわりがありませんが、酸っぱい系よりも深いコクの方が好きかもしれません。
キリマンよりもブラジル、みたいな。
もっと例えが良いモノがあるかと思われますが、私にはそのくらいしか判りません。
台本とかの作業をしているときは7~8パイ分ドリップして、そのポットがなくなりますので結構なもんだと思います。
ですが、一度もカフェインの威力を感じたことがありません。
ちゃんと眠くなりますもの。
冬場はトイレが近くなりすぎるのに閉口しますが、どうしても飲んでしまいます。
昔は舞台の稽古場等ににも、ちょっとブランデーを垂らして香りをつけたコーヒーを持参しておりましたのね。
で、なんでこんなどーでもいいことを書いているかと言いますと…あることを思い出したんです。
すげえ下らねえことなんですが…私、こんなにコーヒーを飲む様になったのって、多分20歳を超えてからだったと思うんですよ。
はっきり覚えてないけど。
で、それ以前も…喫茶店などに行ったときには飲んでいたんですね。
ほぼかっこつけで。
なんでかっこいいのか今となっては判りませんが、大人の感じがしていたのかもしれません。
あるときに男女混ざって数人で喫茶店に入りました。
珈琲専門店でした。
注文を取りに来た方に、皆さん速攻で注文を始めました。
「モカを。」
「ブレンド。」
「ブルーマウンテン。」
「グァテマラ。」
みんな詳しいなーと感心しつつ、私も何かを注文しなければなりません。
が、みんなの言ってることがさっぱり判らない。
ギリ、聞いたことがあるのがブレンド。
「同じのを下さい…。」
って言えれば良かったのでしょうが、まだクソガキの私は突っぱねましたね。
思わず口をついて出てきたのが
「じゃあ俺…ネスカフェ。」
でした。
すげえ笑いが起こったのでエヘヘといかにも感丸出しにして一緒に笑っていましたが、何のことかさっぱり判りませんでした。
後々理解した妹尾少年(アホ青年)はひどく恥じらうことになるのですが、この失敗を悪友に話したことがります。
するとその彼、
「あ、俺も全く同じ経験がある!」
って。
良かった、俺だけじゃなくて。
因みに<ブレンド>というのは<ブレンディ>というインスタントで知っていたから被ったんだろうね、とのこと。
こんな情けない話を思い出してしまったのですね。
ほら、コーヒー飲みながら書いてるのにすっかりオネムになってきました。