・・・されど役者的妹尾blog

太く拡げよう僕の細道   since.2006.4.14
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秋、偉い人の本でも読むとしよう…



最近気力、体力共に低下しているっぽいのですが、それは恋をしてないからでしょうか。

ども、大きな抜け殻せのおです。

このままでは無駄に地球上の酸素を減らしてしまうだけなので、いっそのこと冬眠してしまいたいのですがなかなかそうもいきません。

阿呆はアホなりにやらなければならないことがたくさんありまして…。



毎日のようにリハビリに通って電気?を流しているのですが一向に痛みが減らないのも原因なのかもしれません。

おかげで野球も出来なきゃ、誤魔化しながらやっていた合気道も禁止されてしまいました。

本当に体中に無駄な力が余っています。

発電でもしようかしら?




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さて、またしてもセージカさん達が金の問題でどんどん辞めていっております。

過去何度も繰り返されていた失敗なのに、全くオベンキョが出来ていないんですね。

そんなことよりももっともっと大事なことがあって、この国難を乗り切るために身を粉にして奮闘すべきところなのに…。

だんだんアホらしくなってきます…って私のようなホンモノの阿呆に言われたら、そらもうこの手の議員さん達もアホキングです。

偏差値の勉強じゃなくて、生活の勉強をもっとしてもらいたいモノだと。


いか長さん


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昨日、公共放送で<カラーでよみがえる東京>

http://www.nhk.or.jp/special/phoenix/

という番組を見ました。

もともとこの手の番組が大好きで、

https://www.youtube.com/watch?v=cObNYVvVB64&index=1&list=PLNf_LnjpYQ7OjqQM1GpVs6GKDyh4x0BD6

なんかも見たりしていたのですが、日本人のたくましさや美しさ、優雅さが垣間見れてとても勉強になりました。

ここいら辺を乗り越えた世代、私の親なんかもそうなんですが、大きなうねりを味わいつつも成功に導いた素晴らしいパワーの持ち主だなーっと。

激動の昭和、なにするものぞ!ですね。

すばらしい!



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<麻呂のお話 その2>




トミーとマツ、たっちゃんかっちゃん、ミーとケイ(含、古)。



とにかく麻呂との共同生活が始まりました。

仕事以外はどこに行くのも一緒。




元気な子犬そのものです。

かーいくて仕方ない。



朝起きてチュ、ご飯食べてチュ、散歩してチュ、お休みでチュ。




当時東京都内のど真ん中に住んでおりましたので犬が走り回る環境ではありません。

自然と河川敷や公園に出向く回数が増えました。


ペットショップで持ち運び用のバッグを購入。

リュックみたいに背負えて、しっぽと顔がバッグの外にちょこんと出せるヤツ。

色は青とか緑が売り切れていてピンク。



90ccのスクーターに186cmの大男がピンクのバッグをしょって走り回ります。

近所のおばちゃん達にものすごい変態チックな目で見られます。

小さなバイクに大きなおじさんがピンクのバッグ。


・・・



しらじらしく、そーじゃないんだよねーとフンフン鼻歌交じりで麻呂を取り出します。

これ見よがしに。



「あー、そーなんだ。バカ男じゃないんだ。」



と理解してもらえます。

そのうち話しかけてくる人も増えてきて。




「まぁ、可愛らしいわね、触ってもいいかしら?」


「どぞどぞ。」




「ミニチュアダックスか。なかなか可愛いジャン。見せてくれる?」


「やだ。」



麻呂をつかまえて、めちゃくちゃ可愛いと感じないヤツは人間じゃない。

いや、敵。

・・・

アホを自覚しておりました。


麻呂4



とにかく遊んだ。

よく遊んだ。

走り回らせて元気にさせて。

特にね、フリスビーやボールを持って遊び回りました。




「麻呂、散歩行こっか!」



声をかけるとピンクのバッグのある場所に行き、ちぎれるほどしっぽを振りながら催促します。

足に身体をこすりつけ、かおをベチャベチャになめ回し最高の表現で喜びを伝えます。



「わーった、わーった、やめろよ、まったくもう!」



ぜんぜん嫌じゃないし俺。





そんな狂おしいほど蜜月な日々が三ヶ月ほども続いたでしょうか・・







ある雨の日、私は麻呂に留守番させて仕事に出かけておりました。

仕事終わり、いつもなら激しくなってきた雨を恨めしく思いながらビールで時間をつぶします。



が、今は麻呂がいる。

待たせては可愛そう。

俺も可愛そう。

だって1秒でも早く会いたいんだもの。



最寄りの駅から自宅まで濡れながら走っていると稲光が聞こえてきました。

季節はずれの雷だ、麻呂が怖がるだろう足を速めます。


びしょぬれになった身体をふく時間を惜しんで玄関を開けます。




「麻呂ー、ただいまー!」



いつものように声をかけます。


これまたいつものように靴が脱げないほど私の足にじゃれついてお帰りの挨拶をして・・・来ない。


あれれ?



「麻呂ー、どしたのー?」



部屋に入りました。



暗がりの中、すぐに麻呂は見つかりました。



小さなソファの横です。

私に背を向けてお座りをしています。



・・・?

何か変。



あり得ないほど首を後方に捻りこちらを見ています。

口は半開き、目を剥いて舌は垂れ下がって。

身体は向こう向き、首はこっち向き・・・




一目見ただけでおかしな状態になっていることが分かりました。

動物としてあり得ない形。




「麻呂!」




目が訴えてきます。




「お兄ちゃん、助けて。なんだか痛いよ。」



私の脳細胞がフル回転します。

抱き上げて良いものか、下手に触ると余計おかしくなってしまうんじゃないか。



麻呂はやはり私を見つめて、



「お兄ちゃん、早く助けてよ!」



次の瞬間、私は麻呂を抱きしめていました。

固い・・・

麻呂の全身の筋肉が硬直しているようです。

この子の不安な気持ちが私の手と胸を介して伝わってきます。



パニック音をだすな!

もう独りの冷静な妹尾が指示します。




「おーおー、麻呂、どーしちゃったの。びっくりしてるの、そっかそっか。じぇんじぇん大丈夫だからなー。なんてことないよ。」





ありったけの嘘と笑顔。


北海道の木彫りの熊のように固くなった麻呂を、溶かすように優しく、しかし力強く抱きしめます。


じっと目を見たまま。


ニコニコ笑いながら麻呂から視線をはずしません。


どんな些細な変化も読み取れるように。






窓の外では時折稲光が轟音と共に部屋の中を照らします。




・・・


灯りもつけてなかった。



・・・・


だからどうした。


・・・・







2~30分も抱いたまま立ちつくしたでしょうか。



ぴくん。


足が動きます。


徐々に麻呂の身体が柔らかくなってきました。



首が前に向くようになり、ぴこぴことしっぽを振り始めました。




「ありがと、お兄ちゃん、もう大丈夫よ!」




麻呂の目から不安が取り除かれました。


安心はしないものの、そっと床に置いてやるといつものように元気全開な麻呂。


壊れたおもちゃのように走り回っております。


・・・・


気付かないほど、否、気付くことを避けるかのように、小さく嫌な電流が身体を走りました。



壊れたおもちゃ・・・







翌日。


とにかく病院に連れて行くことに。


近所で評判の良い獣医さんは調べています。

既に予防接種や健康診断で何度かお世話になっている獣医さんを訪ねました。






思えば、私の人生はとても守られている、というか運が強いというか。

どんなことにでも笑っていれば何とかなる、福が来る、みたいな勢いだけでやってきておりました。

自分のとこだけは平気!




この時もそうでした。


これから起こるシリアスな展開などこれっぽっちも想像しませんでした。










「妹尾さん、どーぞ。」


看護婦に促され私と麻呂は診察室のドアを開けました。


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