・・・されど役者的妹尾blog

役者道を邁進している人たちの稽古場風景。 最後に笑うのは自分だ,系。 だ-か-ら、やることやって言ってますとも!   since.2006.4.14
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黄昏れ青洸



しっかし…こんなに腰痛が長引くとは思わなんだわい。

腰が痛くて動けないというのは、何とも表現のしようがない情けなさがありますもので。

ふふぁ~んふふぁふぁ~ん…ととろけるリーズの有様でございます。



ものすごいゆっくりした、カメレオン的なスピードで歩行するのですが、ややもするとそのことを失念してしまいます。

横断歩道が青だったのに太美上げると赤に変わろうと点滅していまして。

こりゃイカン、さっさと渡るぞと身体が勝手に反応してしまうわけですな。

んでもって、とっさに足がダッシュの体制に入ります。
一歩踏み出したところで、腰回りから膝にかけての筋肉が、



「それ、無理むりムリ…!」



ってストップをかけくさりやがいました。

だもんで私は走る意思を持った上半身と、走ることをやめさせようとする抵抗意思が腰の辺りでぶつかり合いまして。

その激痛ったらありゃしない。



がびびびびーーん!



って電気が走ったとたん真下にぶっ倒れました。

銅をの端っこで真下にジャンプしている人。

このパフォーマンスを不思議そうに眺められつつ、1分かけて痛くない角度を探しながらゆっくりと立ち上がる。

これもまた何かえらそうな空気を醸し出しているので意味が分からないおっさんに拍車がかかります。


ってか、もうどーでもええわい。

飽きた、腰痛。

この腰は俺の腰じゃない作戦、発動します。



(みなさま、ご心配をおかけし、そして優しいお言葉を有難うございヤス)

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先日受けていたオーディションがありました。

結果の日になっても連絡がなかったのですっかりあきらめていました。

オーディションというのは落ちても気にしないでいいんです。

だって、作り手側に立てば分かることなのですが、作品に対してイメージができあがっているのね。

そこに当てはまる空気を持っている人を探そうと。

例えば、三枚目ででぶっちょで見た目がイケメンじゃなくて背の低い人…というキャラ設定でイメージしているオーディション、いくらキムタクでも受からないもの。

ま、詳しく言えばもっともっとその裏とかがあってなかなか一筋縄ではいきませんが、大体はそんな感じ。

作品のイメージに合わなかったからと行ってこちらが全面的に悪いわけではなく、そんなにへこまなくてもいいのです。

もちろん技術が未熟だったりとかの要因もありますが。

ま、そうはいっても楽しいことではありませんがね。

私らみたいな職業の人は、ものすごいたくさんいるのですが、そのオーディションを受けるためにほぼ半日使います。

例えば16:00から始まる場合、その日は仕事も休まなければなりません。

夜中に働いている人は顔がしんどく映ってはいけないので酒も飲まない(私は飲む)で、しっかり睡眠をとり、朝からちょっと身体を動かしたりして引き締めたりする人もいます。

んでもって電車やバスに乗り継ぎ、時間通りにたどり着いて。

たいがいは待たされますが、緊張の面持ちで部屋に入ります。

名前とかの自己紹介をします。

その時に台本のようなモノを配られて台詞をやることもありますし、質疑応答だけの時もあります。

で、はい、終了。



めちゃくちゃたくさんの人が受けるので確率は本当に低いです。

落ちたらそれでおしまい、何の保証もないし時給も出ないし(日本の場合)その日一日はある意味無駄だったということになります。

待合室を見てみたら、まだまだたくさん…。


「役者ってこんなに一杯いたっけ?」


って毎回思いますもの。


でね、話が逸れまくりましたが、合否の結果が出る期日を過ぎて連絡がなかったのですっかり忘れて違う用事とかを入れたりしてましたら、マネージャーさんから連絡があり、



「もう少し期日を伸ばしてほしいとのこと。難航してるみたい…。」



って。

あ、そう位に思っていたのですが、なんと数日後合格したという連絡をもらいまして。

なんか一度ダメだと思ったモノが思わず降って湧いたようで、めちゃくちゃラッキー感が強く。

宝くじに当たったみたいな不思議な感覚に包まれました。




<DVが激しくて離婚経験を持つ男。娘が二人いて、彼女らからは憎しみの目でみられている。
子供たちが成長し、母親を助けるためにこの男に復習をしようと…云々>



というね、何ともシュールな男の役なのですが、私からそんな空気がにじみ出ていたのでしょうか。

30代の頃、


「妹尾さんは冷たくて怖い感じの役がピッタリ!」



とよく言われたことがありました。

悪役たくさんやらせてもらえて。

役者の個性なんかは見ている人が決めればいいので、まあそういうもんかな…とうっすら自覚はしてました。

会って話すと(酒入り)全然そんなんじゃないのよって伝わるみたいなんですがね、冷たい感じがウケるならそれでいいやって。


実は、またしても最近そういう感じの役が続くんです。



先日の映画の時には監督が、



「妹尾さんは言葉を我慢して、背中でものを言う感じがいいですね。」



って。

なんか、黄昏れたおっさんが身についてきたのかなーと。


黄昏



どーんと来いやあ、めっちゃ黄昏れたるわ!




**********<ついしん>************************

地味こういうのもまだ続けてますので、良ければ観てみてください!

https://twitter.com/tokusatsuhero





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2 Comments

全温度チワワ says..."痛い腰には逆エビ固め"
 キカイダーの姿が左右非対称なのは、善と悪のはざまに揺さぶられる心を表すものでありました。
 そのキカイダーの弟分であるメタルダーは・・・上半身と下半身で非対称になっちゃった? その発想はなかったわ。v-12

 当方も年に何度かは腰痛に見舞われます。前にも書いたかもしれませんが、私の場合は逆にどれがいちばん痛い角度になるのか見つけてみようという遊びをしてしまいます。変態でしょうか?
 やっぱり靴下を履くときの姿勢がいちばん堪えますね。

 妹尾さんは、そろそろ背中を通りこして腰でものを言わせる段階に突入しているのかもしれません。痛いのを我慢して・・・。

【追伸】ここのブログ、腰痛ネタの多さで渕正信さんのブログとよく似てきました(笑)→http://is.gd/Fnz9cv
2014.03.14 00:00 | URL | #aYDccP8M [edit]
seitaro says..."それはまた・・・"
シュールな役が続きますね・・・。

僕は基本、悪役好きなので、良いと思います。
だって、悪役がいないと、正義の味方なんて、な~んの役にも立たないただの良い人なんですよ。作品を面白くするのは悪役だと思っているし、縛りも少なく、いろんな事が出来る素敵な役回りだと思うんですよね。(世間からは誤解され嫌われる恐れもありますが・・・)

ビバ!悪役!

腰は無理をせず、早くなおしてくださいませ。
2014.03.13 10:09 | URL | #- [edit]

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