・・・されど役者的妹尾blog

太く拡げよう僕の細道   since.2006.4.14
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火を見る遊び。




つぎの10月に、今年3回目のリーディング公演があります。

それに向けての準備で、で音楽作りをしております。

何度も音楽を聴いては連想し、聴いては連想し…ってやっておりますと、ものすごい勢いで煮詰まっていきます。

ああ、もうすぐ夏も終わろうとしているのに…って、追いつめられたような感覚になってしまいます。

これは毎年感じていることなのでどうにもこうにも収めようがないのですが。





公用にかこつけて、久々にキャンプをすることにしました。

できるだけ自然のままな場所を探します。

昔、若い頃はどこでも彼処でも、ちょっと気になった場所にじゃんじゃんテントを張ったものですが、もう大人ですからそうもいかない。

何も知らない頃、泥舟船長と旅をしているときは、眠くなりそうになったらテントを張って…みたいな北海道旅行を楽しんでおりました。

襟裳岬の近くで泊まったときは、朝起きたら大雨が降っていて、危うく海に流されかけたこともありました。


「寝耳に水ってこのことだね!」


なんてのたまってましたが、まぁ無知の究極。


アホまる出しでしたが生きている今となってはよい思い出です。





今回は某山梨県の山奥、ドコモだけがギリギリ繋がるっていうサイトです。

まだそんなに知られていない場所なので自然のママを楽しむことが出来ます。


キャンプ3


とにかく目的は、掘った竈に火をくべて、炎を見つめて酒を飲む…ってやつ。

意味はないのに時間が流れていって、細胞の分裂する作業を故意にお手伝いするんです。

ぼーっとね、ただぼーっと。


これは結構効き目があります。

私の中では昔から<座禅>に近い感覚があります。

浄化。



火をおこして、簡単なモノを作ります。

まあ、山の中なのでとりあえず川魚。

釣りましたさ。

はらわたを取り除いて塩でもんで、強火の遠火…ってのが基本ですが、まあ要する焼けてりゃいいのね。

圧倒的に海魚の方が美味しいと思うけど、まあ雰囲気ね。



飯盒でご飯を炊いて。

この、米が炊ける具合がちょうど良いときが最高の喜びなのよね。

北海道で始まったキャンプな遊びも、この時が一番嬉しいと毎回思いますもの。

どんな立派なおかずが出来るよりも幸せ。




火の上に、燃えないように水で濡らした木で台を作り、橋渡しして飯盒を吊すの。

うふふふ、楽しい!

横の火で鍋に適当な食材を入れて、適当な調味料で適当に焼いたり煮込んだりして完成。


キャンプ2


私の全ての料理はここ(テント前)から始まっています。





・・・。

昔、北海道の屈斜路湖畔でテントを張ったときに、一緒に行っていた泥舟船長が



「バングラデッシュ風のカレーを作ります!」



と言って私を大層喜ばせたことがあります。

毎日意味不明な飯ばっかりで喰うものに飢えていたのでテンション上がりまくりです。

なんだ、いろいろと出来るのか!ってニコニコしていましたら、出来上がってきたのはただのレトルトのボンカレー。



「は?なにこれ。インスタントじゃん。」



「違いますよ、えっとね、こうやって食べるんです。そうしたらバングラデッシュ風味です!」



って右手でご飯をくるくる丸めてボンカレーに浸して食い始めました。

手で食うだけ。

風味にもほどがありすぎて、私は怒りまくり。

狭いテントを独り占めして、どっかに行って寝てこい!って一人で酒を飲んでいたらになると息巻いておりました。

30分くらいしてから戻ってきた泥舟船長は、ばつ悪そうにわあつぃに話しかけました。



「あのね、なんかね、行くところ無いし、あっちの大きなテントでたくさんの人が楽しそうに笑ってるのが聞こえたから見に行ったの。
そうしたらね、なんか、オジさんたちをこっちに来いって呼んでね、言ってみたらたくさんお肉やビールをくれたの。
妹尾さんのことも話したらね、連れてこいって言ってくれたの。
だから、機嫌を直して一緒に大きいテントに行こ。」



でかした! ナイスな攻撃です。

黒人の貧しい子供がショーケースのトランペットをじぃ-っと覗き込む。

レトルトカレーが焼き肉とビールに化けました!

ワイワイ盛り上がって死ぬほどご馳走になりましたもの。

地元の消防団員の方々でした。

一生忘れられないの楽しい記憶です。







今回は、夜半から大雨になってきました。

しんと静まりかえった森の中、川の水音と、ときおり遠くのキャンパーの声が聞こえてくるくらいでしたが、ぴちゃぴちゃと雨音が混ざってきました。

大嫌いな雨ですが、今宵はリズムを規則正しく刻む子守歌のように聞こえます。

うんうん、悪くない。

普段あまり飲まない洋酒が進みます。

雨ごときでは消えない強い炭の火をみつめながら、どうもろこしや冷めた肉をつまみにぐいぐいと。




「ああ、この年齢になるまで生きてきて未だにその存在理由が分からないなー、俺は何なんだろ?」



なんて、絶対に答えのでない方程式にチャレンジしてみたりします。

10代の頃から同じことばっかり考えてる。

ってか、この炎の前ではそういう思考回路になるのかもしれません。

キャンプ1


何が映っているのかも分かりませんが、いろんなものが混ざったカレー的な鍋料理です。

外で食えばすべて美味しいから問題なし。

昔はその辺の葉っぱを生でむしゃむしゃやって、食えるかどうか判断してました。

苦くない葉っぱは煮て食う。

煮込みうどんです。

それよりは大人になってる分美味しいモノが食えてます。


キャンプ4


なんか、楽しかった。

身体は余計に疲れたところもあるけど。

また、少人数でこういう時間を楽しんでみたいなと思います。



ああ、多分これで夏の遊び的なモノは終わりだろうな、と。





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誰かお願い教えて!

このトリックアート、うさぎと、なに? 何が描かれているの?

人の腕が耳を掴んで見えるけど、それも含めていったいこれは何?

誰かお願いします!

謎のうさぎ




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