神宮の森にて
今日は合気道の日。
ばっちんばっちん投げ飛ばされて、身体から邪念を放出。
あんど、精神統一の静かな時間を・・・。
こういうのね、邪念の固まりの私にはとても必要なことです。
ちょっと忙しくて稽古の間隔が空いたりしますと、すぐに怠け心が出てきます。
ダメだめ・・・って分かっているんだけどね。
私は弱い。
だから、強くなろうとして復活させた武道なのに、そこでまた弱さが試されてる。
弱さって、本当に自分の中にあるんだなーって思うわ。
行く行く、ちゃんと。
きついな、しんどいな、ってか大方めんどいーなって思っちゃう心をやっつけます。
池端の死因だけどね、身体がね・・・。
そんくらいのこと乗り切らんで、なーにが
「感動を与える!」
じゃい。
感動なんて元々もらうもんじゃないのに。
弱っちいやつが何をほざくかって言うことやね。
役者の前に人間として劣っていたら、そら誰も興味持とうとせんわいな。
そんなやつの表現。
闘いますぞ、自らの邪念と。
昨日はね、東京の空は日本晴れで。
神宮球場に朝から駆けつけました。
アホみたいに愉快な仲間が待っています。
しかも、朝早くから。
そらま、早朝野球ってくらいだから朝は早いのですが。
芸能人野球大会。
もうかれこれ10年くらい参加してるのかしら。
今年の春にもね、優勝させて頂いたのですが。
中日スポーツにどかどか?と掲載してもらえるんですよ。
森山周一郎さんが主催してます。
刑事コジャック等々の声で有名な、あのおじ有名俳優さん。
めちゃめちゃ元気ですわ。
神宮。
都内のど真ん中で、朝からわーわー野球やってるんだからものすごい贅沢。
アーンド平和。
我が、球団ゼッツはこんも秋の大会も3戦3勝。
絶好調をキープしてます。
で、この日、優勝目指して?そこそこガンバルぞー的なノリで集合しましたら、キャプテンをして頂いてるキャンベルさんが、
「妹尾ちゃん、ごめん。」
と。
「なになに? どしたんですか?」
「あのね、マンボウズがね、一人足りないんだって。でね、ウチね、今日はたくさんいるのよ。」
「・・・・。」
「マンボウズにさ、妹尾ちゃん知ってる人がいるじゃん。ウチの他の奴、誰も知らんからやりにくいじゃん。ちゃちゃっとさ。今日だけ移籍されるってアリ?」
「今日だけ? 本当に?」
永久追放じゃないことを念押しして行ってきました。
マンボウズ。
知ってる人がいるも以内も、こないだまで撮影していた映画<ku__on>の、制作の人が監督なのよ。
偶然だったんだけど。
共演した役者さんも一人いたから余計にびっくり。
あらま。
「すいやせーん、本当に役立たずのオジサンで、何も出来ないのですが人数合わせってことでよろしくおねあいしあーっす!」
「いやいやいやいや、試合が出来なくなるより全然いいんです。ぼけーっと立ってて下さい!」
「あい。」
右側のツルツルがキャンベル監督。
本来ゼッツは赤いユニフォーム。
本日だけは私青いユニフォーム。
しっかり武志役に立たないどころかきっちりエラーまでしてきましたさ。
ま、来月対戦する相手でもあるので、内部から偵察してきたってことで…(なにを?)
試合が終わって自分のチームに戻ったら、ゼッツはちゃんと買ってた。
私が手伝ったチームは負けて。
そこを褒められても。
で、
「妹尾さん、青い色に合ってますねー、すげえいいですよ。」
的な賛辞を。
「遠回しに言ってる? もうオレいらない?」
くそう! ゼッツを造った創立メンバーなのに。
次の試合から赤いユニフォームで足をガンガン引っ張ってやろうと思いました。
ああ、面白かった!というなんとも平和ボケした記事でございました。
ちゃんちゃん。