・・・されど役者的妹尾blog

役者道を邁進している人たちの稽古場風景。 最後に笑うのは自分だ,系。 だ-か-ら、やることやって言ってますとも!   since.2006.4.14
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勇気をもらったぜ





ふんふふーん、ふふんふーん!


いいことがありました!

とってもいいこと。





私の知人で、ちょっと重傷だな…ってくらい心が傷んでいる子がいまして。

ふさいじゃってるのね、自分を。

外界をシャットアウト。



でも芝居はやってる。

自分を変えようとしてる・。

前向きにね、このままじゃダメだと分かっていて努力してる。

けど、その方法がビンゴじゃないから堂々巡りで。


子、つっても年齢はもう立派な大人なんだけどね。

何でそんな風になっているのかか分からなくて、ちょっと前に胸を開いて話したことがありました。





聞くからにはコチラも覚悟がいるわけで。

聞くだけ聞いて、


「あ、そうなんだ!」


的に終わるわけにはいきません。

共有しなきゃならんし責任もうまれる。

どっぷりと、です。

クビを突っ込めばめんどいーこと間違いなしなのですが、この子、私もかわいく思っているヤツなので、


「ええい、ままよ!」(表現古っ。)


と飛び込んでいきました。




「話せ。聞くから。お前を支配している、そのどろどろしたモノを俺にも被せろ。半分もらってやるから。」



泣いている彼女を半ば脅し半分で喋らせました。



・・・・。少し大きい文字


・・・・・・・・・・・・・・・・。



あ、そう・・・。


やっぱしね。



そりゃへこむわ。



いやはや、本当に人間というのは<業>が積み重なって出来ているもので。

何とも大変な闇を抱きかかえております。

そしてそれが辛辣に私の中へ入り込んできましたし。



客観的に楽ちんなことをまくし立てても意味がありません。

こういう時は自分に成り代わって対処法を探すのが一番です。



でも、今回のそれはちょっと一筋縄じゃ行かない。

めちゃめちゃ時間がかかる。

そしてプラス、<勇気>がいる。

対岸の者にしてみればちょっとしたきっかけなんだけど、本人にしてみたら清水から飛び降りるくらいの大変なこと。



ううん、こりゃ難しい………等と言ってられないので、


「なあ、●●。 こうしてみるってのはどうかしら? ゆっくり、1年に1~2回でいいからさ、▲を&して、■にしてみるってのわ。 時間はかかるかもしれんけど、そらものすごいきっかけになると思うぞ。 おまえが、その手で$#$できるかどうかが問題だわ。 大変だと思うけどやってみ、何なら付き合うぞ。」




「はい・・・分かってるんです。 でもなかなか難しくて。」



「うん、そらそだわな。」


「妹尾さん、もう少し時間もらってイイですか?」


「いいも何も俺のコトじゃなくて自分のことなんだから、ゆっくり、その瞬間が来るように念じてガンバレよ。 やっちゃえば何てことない普通のことなんだから。」


「はい・・・。」






なんて会話があってから数ヶ月、その子は消えていました。

きっと良い方に進めば何かしらの連絡があるんじゃないかと思ってましたし。

ってか、その子から<芝居>は無くならないだろうと。

自分の命のように大切にしていましたし。



「おいおいおいおい、お前な、自分から芝居を取り上げちゃダメだぞ。そこまで厳しくしちゃったらお前、生きる力が無くなっちゃうじゃん。」



って言ったことがあるくらい。



なしのつぶてだったのでメールしてみました。

どんな感じなんだよ、生きてるのか死んでるのか連絡くらいしてこいよ! 的な。

そうしましたら電話がかかってきまして。

なんか声が明るい。

本人から話し出すのを待っていましたら、何とその子は自分の殻を大きく破りまして。

最初の一歩を踏み出せた、と。

勇気のある行動に出ることができた、と。





家族間、親戚問題、血のつながりの濃い人間関係はややもすると友達とか連来のそれよりもハードな問題に発展しがちです。

永ーくかかって歪んできた関係も、小さなきっかけがその氷山をまっぷたつ割る力を持っています。

その小さなヒビを入れられるかどうかの問題。



はい、クリア


やるじゃん。

ってかやったね!


久々に聴いたその明るい声に、とても強い意志と、そして勇気をおすそ分けしてもらえたのでした。




人画gん、本当に捨てたもんじゃねえなあ……。

彼女のこれからの人生に、幸多からんことを祈ります。

大丈夫ですわ、きっと。




「ちんたらしてないでさっさと芝居の稽古に戻れ!」


「はい、アリガト・ゴザマス!」




だって。

ちゃんちゃん!


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2 Comments

pikmin says...""
事実は小説やドラマより奇なり。。。。。
身内だと余計に遣り切れない思いが残ります。

ちゃんと話を聴いて正面から受け止めてくれた人が
妹尾さんだったから良かったのだと思います。
ともすれば、いつのまにか相手の話に摩り替わっていて
何のこっちゃ!なんてこと、ありがちですから(^^;)

抜け出ることができて良かったですね。
多分もうそこに戻ることはないと思われますので・・・・・

2012.05.30 14:37 | URL | #- [edit]
へから夫人 says...""
ホンマに、親戚同士のいざこざは・・・。


めんどくさいったらありゃしない。

普段は仲が良くてもどうかすると簡単にこじれちゃいます。
簡単にほどけちゃうこともあるんだけど。
2012.05.29 12:06 | URL | #no8j9Kzg [edit]

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