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・・・されど役者的妹尾blog

太く拡げよう僕の細道   since.2006.4.14
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翁…喀血!


どうにもバイクに乗りたくて。

遠距離。

老体に鞭打っていただいて、再起動をかけてみたのですが…なかなかご機嫌斜めです、うちのZZR1100c。

平成2年生まれですから、そりゃ大変なおじいちゃんですものね。

バッテリーは外してあったので2日ほど充電しておいたモノを取り付けたのですが、きゅるるるるるるるるるるる…って同じ波長の音が続くばかりです。

こりゃセルモーターが逝くかバッテリーが逝くか…ってな漢字ですが、腹を立てないようになだめすかしながらご機嫌を取ります。

時間もかかる。

とりあえずクランキングさせるために240kgの車体を押し掛けしてみたりもする…も、無反応。

いいのいいの、知ってる知ってる、すねてるんだよね、おじいちゃん!

車とバッテリーケーブルでジャンプさせてから、もう一度ゆっくりと。

チョークの引き具合をミリ単位で調整しながらセル音の変化に耳を澄ます。

あ、かかりそう…頑張れ!…もう一息!!


ずぼぼぼぼぼぼぼぼ・・・・ぼぼっ・・・ずんずぼぼぼぁぁぁあああああおぅぅううがががっがうぃーん

掛かった、かかった、マンセー!!

やったね、おじいちゃん、ホームランだね!!

嬉しくてしばらく暖気で暖めて。

チェーンを張り直してルブを塗り直したり空気圧調整したりして近所を一回り。

うんうん、調子は悪くないぞって喜んで吹かしていたら、またの間から煙がもくもくと。

IMG_4954.jpg



何をーっ!って叫んで降りてみますと、エンジン周り、フレームを伝って緑色の汁がポタポタと流れ落ちていきます。

ありゃりゃりゃりゃ…クーラントですね。

煙がシュワシュワ出ているところを追っかけていきますが、カウリングがウザいのでなかなか見つかりません。

はぁ…とため息をつき、ゆっくりと家に戻ります。

漏れている場所はまたゆっくり探すことにします。

下に緑色の水たまりが出来るほど派手にドバドバ出ているので、クーラントを補充するためにエンジンを冷やします。

さ、補充だけはしておこうとカウルの内側を開けてみましたらびっくり!

ラジエターキャップの周りからプシュプシュ音を立てて、緑色の汁が沸騰しながら流れ落ちているではありませんか!



「ここかいっ!」



入り口が犯人とは。

まあずいぶん長い間交換されてなかったんでしょうね、そら寿命だわ、パッキンも…ということで早速交換。

やったー!直ったーと喜ぶはずなのですが、翌日の検査の結果、キャップのすぐ脇からも少しプシュプシュと出ていることが判明。

シールがへたっておられるようです。

IMG_4952.jpg



おじいちゃん、喀血!、すぐに輸血を行うもまた吐いちゃう…みたいな。

むうう、めんどくせーぞー、でも200kmくらいは走れるようになったぞー、の巻き。


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当選者発表!の裏側な人


よくある雑誌の<プレゼントコーナー>。

○○名様に当たる!!豪華プレゼントにどんどん応募してください!!!


的なやつね。

あれ、当選する人は何回も当選するって聞いたことがあります。

なんでも、コツがあるんですって。

葉書の周りを綺麗に装飾する…シールやテープを使う…丁寧に書く…換装や意見も入れておく…数種類の色を使う…云々。



今回ですね、某雑誌のプレゼント企画コーナーで送られてきた葉書のうち、8枚の当選者を選ぶ作業を任されました。

とある美術展の御招待券なんですが。

応募総数は数千枚ですが、私の担当はそのうちの数百枚。

そもそもああいったモノは機械か何かに入れておけばごそごそ取り出してくる…的な、めっちゃ簡単なモノだと思ってました。

まあ人為的にやってもサクサクっと取り出して、はいおしまい!みたいな。



あのね、ぜんぜん違いました。

想像してみてください。

厚さが30cmくらいの輪ゴムでとめられたハガキの束をいくつか机に並べて、一束ずつ開いていきます。

だららららーって見ていくつもりなんですが、どうしてもついつい手を止めてじっくり読んでしまうハガキがあります。

それがね、やっぱ上に書いた法則に則ったやつなんですよ。

筆で書かれていたり,超達筆だったり、かわいらしい装飾が成されていたり。

選ぶ人の気持ちってやっぱ皆さん同じみたい。

そこそこ価値のあるモノをプレゼントするのだから、本当に使いたい人、使ってくれる人、大切に思ってくれてる人を無意識に探そうとしてしまうんですね。

結果、私は結局全てハガキを読んでしまい、最初に目についたモノを選んで、もう一度その中から優秀だと思われるモノを選び。

んでもってまたまたふるいにかけてっていう作業を数回繰り返しまして最終枚数にたどり着いたんですね。



「家族で楽しませてもらいます」

「おばあちゃんにあげます」

「年寄りの楽しみにさせてもらいます」


皆さんいろんなコトを書いてらっしゃいますが、勝手にいろいろ想像してしまうんですよ。

おばあちゃんの応募の時は、


「私の独りよがりな選出によってこの方の喜びと希望を打ち壊してしまっていいのだろうか…。長く生きてらっしゃる人生の先輩がほっと一息をついている老年期、趣味である美術館巡りにご招待して差し上げることは後輩としてあたり前の行為だぞ。」


とか、


「娘と一緒に観に行かせていただきます。」


と書かれたハガキからは、


「家族で行くと書かないのは、それは母親がいないからか…。 父と娘、父子家庭で経済的にも逼迫しているはず。仕事で忙しい父、高校生の娘とは最近うまく折り合わない。絵画好きの娘を連れ出して二人の距離を縮める大きなチャンス。

そんな頑張るお父さんを応援してあげなくていいのか!」


等々、頭の中が混乱してしまうほど考えながら読んでしまいました。

おかげでエラい時間がかかりました。

数時間かけて、ふぅふぅ言いながら選びましたさ。



でもね、面白いモノで逆に絶対にこれは選びません!っていうのも出てきました。

古くて失敗してるハガキに紙なんかを貼り直して再生させたハガキ。

字が乱暴で、何を書いているか分からない…これはもうプレゼントを欲しいとは思ってないだろうとさえ思います。

仮に当選したとしても、その方に送る住所が読めませんモノ。

いや、マジでそういうハガキが多いんです。

綺麗な字で無くて丁寧さはちゃんと伝わります。

あと多いのは、年賀ハガキや暑中お見舞いのハガキ、これが余ったから使っとけ!なやつ。

ダメじゃないし、自分ならそうするはずですが丁寧に応募している方のそれと比べてみると力は弱いです。

いったん残しておこう…の箱には入りません。


私はずーっと選ばれる側の立場にいたので、なんだか偉くなった気もしてしまいましたがね。

へんてこりんで面白い学びになりましたよ。


幸ノ助あくび

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