・・・されど役者的妹尾blog

太く拡げよう僕の細道   since.2006.4.14
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何か良いのないかしら、二輪車


私にとってとても大切なモノを断っています。

とても毎日が苦しいです。

が、頑張ります。

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さて。

阪神のボケに振り回される日が始まりました。

毎年5月を迎える頃、阪神ファンであることの虚しさ、腹立たしさを覚えます。

でもどうしても抜け出せない…そんなおかしなルーティーンを繰り返しています。

全く強くなってる気がしないのは私だけでしょうか…。


趣味のバイクも動かしたいのですが、これが一筋縄でいきません。

平成2年のバイク、人間で言うと翁、80才は優に超えているかと思われます。

キャブでガシガシ動くバイクなのですが、それはそれでなかなかオツなものなんですね。

手のひらの細かい感覚にエンジンが連動してくれてる、柔らかい感じが好きなんです。

が、やはりセル一発お目覚めの始動性に関してだけは閉口です。

ちょっと間を開けるとエンジンがかかりません。

機嫌を取りながらチョークをミリ単位で動かして日を入れようとします。

それでもかからないときは涙が出そうになります。

急いでいるときはなおさら。

ついつい話しかけますもの。


「おいおい、おっちゃん、頼むよ。そろそろ機嫌直していい音聞かせてくれよぉ。」


こういうことの繰り返しで、機械にも愛情、って言うか情が移って行ってるのかと思います。

今のところは我慢的な感覚しか持っていませんが。

250kgのバイクを押し掛けすることもしょっちゅうあります。

54才にはそろそろ厳しい儀式になってきました。

ああ、この子をお嫁に出してそろそろ新しい子を迎えようかしら。

ZZR1100…良いバイクなんです,本当に。

もう十分かな? まだまだかな? 

悩ましいです。

バイク心臓

久々に出してみよ、古い写真…


*****<ぼくのバイクのおもひ出>***************

はじめて乗ったのは近所のおばちゃんに借りたパッソル。

あの感動を超えるバイクには未だに出会ってません。

足で漕がなくても進む、文明の力に恐れおののきました。

中学生の私はすっかり心を奪われてしまったのですね。それ以来バイクオタクの道を歩み始めます。

その次はZ2。

出入りしていたGSのお兄ちゃんがよく後部座席に乗せてくれました。

当時のナナハンは夢のような大きな乗り物。

バンクさせて操るお兄ちゃんの背中で大興奮してました!

運転(させてもらってた)ヤマハDT125。

日本で最初にモノクロスさすがついたバイク。

所有は友達のジュリー小川君、借りて乗る時代でした。

そういえば無免許で捕まったわね。

XL125Sってのも。

当時はデュアルパーパスってのが流行になって。

トレールと言われたこの手のバイクが出回り始めた頃です。

GS400、スズキ。

ツインカムの名車ですね。

FXが出てくるまでは多分唯一のDOHCだったはずよ。

このバイクは二人乗りして、友達をケツに乗っけててコーナーで膨らんでしまい、川に落ちそうになったのを覚えています。

曲がりながらタイヤが半分道から落ちてた。

今でも時々思い出してブルッとします、嗚呼15才。

シャリー。

ホンダの50ccね。

当時はまだまだ原付はノーヘルで乗れた時代だったから幸せでしたわよ。

原付はDAX、マメタン、タクトやMB-5にも乗りました。

で、XJかな?

北海道にもこのバイクでは3回ほど行ったかしら。

常呂駅
津別峠

熱ダレしてエンジンが普通に止まってしまうのね、負荷をかけすぎると。

一度、峠を登ってて(津別峠)オフロード車みたいな走り方をしてたら完璧に停まってしまって焦りました。

何をやってもエンジンかからない。

焼き付いても怖いので、そこにバイクを止めて歩いて登ってたら、奇跡的にタクシーが通りがかって。

普段絶対に走らないような道…なんですが観光客がチャーターしたみたいで声をかけられて乗せてもらったことがあります。

うん、良い時代です。



「男は黙って空冷エンジンじゃ!!」


とか行ってた若いあんちゃんたちは本当に阿呆だと思いましたさ。

この相棒、後輩に貸していたら東京の駒沢公園で盗まれちゃいました。

もちろん出てきません。

世界で一本しかない貴重なマフラーを装着していたのに…ううう。


この頃は…CBXやFXが出てきてて。

世間は3ナイ運動やら校内暴力やらでバイクが大活躍してましたな。

CL400ってのはシャフトドライブでOHV、とても大きくてステキでした。

ちょこっとだけ乗りました。

CB650が1速でものすごい引っ張って加速をしたときに、よだれを垂らしそうな勢いで見ておりました。


「信号スタートしてローであんなところまで走って行った!!」


絶対に大型に乗ろうと決心した瞬間です。

この当時は大型免許は<落とすための試験>と言われ、合格率は超低くて。

私が受験したときも100人超えた受験生のうち合格者は4人でした。

そら飛び上がるほど嬉しかったですよ。

RZとかも手を出したりしたけど、限定解除して最初に乗ったのはFZR1000です。

写真は…見当たらないのですが、5バルブのエンジン。

速かったです。

V-MAXが隣に並ぶと、私のバイクを400と間違えてか(身体が大きいのでバイクが小さく見える)必ず威圧してこられました。

ゼロヨンダッシュで置き去りにする快感を覚えたのはこのバイクでした。

で、格好がよくて一目惚れしたCB1000。

このバイクは2台乗りました。

一台目はエンジンを割っちゃってオシャカになっちゃったんですね。

CB1000と

結論から書きますと、バイクはある程度速くなくてはダメ!です。

CB1000はかっこよくて大好きでしたし、思い出もたくさんありましたが、いかんせん遅い!

特徴も無くだらだら吹け上がるエンジンにタイヤはついてこない…だるい。

ブレーキやキャブやいろいろと手を出しましたが,とにかく遅い、重い。

ちょっとしたコーナーでは当時のNSR250に軽くぶち抜かれました。

意味は分かりますが、もうちょいなんとか頑張って欲しいぞ、と。

そんなときに出てきたのが<世界最速>ブラックバード。

先行予約で速攻買い換えました。

ブラックバード・キャブ

ガンメタのキャブ車。

ブラックバードi納車

そしてブルーのインジェクション車。

これも2台乗り継いだ…ってか衝動買いが過ぎる。

いわゆるオタクの買い方ですね。

そんでもって、またすぐに出てきた<もっと世界最速>車、ハヤブサ。



「これはアホみたいに食いつかんぞー、もうバイクを買い換えるのが飽きてきたぞー、しっかりしろ、自分!」


と自制していたのですが、試乗したらもうダメ。

いろんな不具合も含めて最高に惚れたバイクでした。

この子と添い遂げる!って決心しましたモノ。

本当に感覚の良いバイクです。

が、

ちょうど一年乗った頃のある朝、出かけようとキーを持って玄関に出ましたら姿を消していました。

盗まれちゃったんですね…はあぁぁ。
ハヤブ

ショックの日々を送りつつ、目先を変えてオフロードに手を出しました。
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XR600。

レーサーです。

保安部品をつけて(ゴム止め)車検を取って。

現代はセルスタートオンリーで、m宇賀志のようにデコンプとキックスタートの意味が分からない人ばかりですので全く盗まれません。

そもそもメインキーが無いので、いつでもキックをすればエンジンがかかって持って行けるのですが全く平気。

好きな人以外は見向きもしないバイクです。


しかし、名車。

こいつにはFCRがついていたので、とにかく速い!

信号での競争なら1000ccくらすより全然イケました。

フロントをポンポン跳ね上げて元気に走る,とても優秀なバイクでしたがちょっと怖かったです。

パワーの出方がすごすぎて。

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このBMWは撮影で使っただけ。

ギャラの代わりにくれと言ったら瞬時に断られました。

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まだまだスクーターもマジェとかキムコとかリードは3台、スティードやR&Pなどなど短期所有のモノも含めるとたくさんのバイクと関わってきました。

で、現在の翁バイクを手放したとして…欲しいと思うバイクが見当たらないんです。

それが一番の困りもの。

電子制御だらけの、余計なモノだけで作られた高価なおもちゃに見えてきて。

私が欲しいのは、長く乗りたいと思える鉄とガソリンで走る二輪車。


あ、うちの翁ってこと? とほほ。

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延長入りまーす



歯科医院。

なんというおぞましい響きでしょうか。

ドアをくぐった瞬間からあの独特の匂い、音、それらを打ち消そうとしても全く効果のないBGM。

正に骨を削る恐怖が襲ってくるのです。



私は過去、眼球にに注射、腕に針が残って血が逆流、魚の目に注射の時は失神しないように猿ぐつわ、アンド大人数人に覆い被さられる…等々ですっかり注射怖い男になりました。

歯でいえば、上の親知らず、根っこが健常の根っこの外を回りこんでて、漫画のようなドリルでガキガキされて。上顎が全部外れそうな感覚に。

大人になってからは唾石というものが唾液腺の中に詰まってしまい、中から切開手術で大学病院に入院させられました。

大酒飲みでタバコもガンガン吸っていた頃は麻酔がさっぱり効かず、何本も何本も打たれてまぶたまで腫れ上がって顔面の感覚を失いました。

ガキの頃からの歯の思い出は…顔と顎を固定されたまま、多くの人に蹂躙された、そんな感覚です。

当然歯医者さん大嫌い、怖い怖い病です。




それがまた今回、今まで何も悪さをしていなかったのに急に暴れ始めて…親知らず。

親は俺だろ!と突っ込みたくなりますが、とにかくあと二本、下の両側のそれを抜歯しなければならなくなりました。



真横に生えていて元気な歯にくい込んでいます。

ううう…大変な手術になるんですって。

また昔のように大学病院に回されたり入院させられたりするのでしょうか。

心の底からビビってます。



そしてとうとうその日を迎えました。

16時、約束の時間、約束の場所に向かいました。

受付を済ませ、胸の鼓動を抑えながら心の中で読経します。

ああ、怖いよー、怖いよぉ、嫌だよー…。

勝手に生えてきて金使わせて痛みと恐怖をもたらす悪の大魔王。

私がかつて戦ったどんな敵よりも理不尽な敵。



「くっそー、親知らずめ、未来永劫おさらばだ!」



気合を入れ直し(開き直り)気を引き締め直した(失いかけた)その時、看護婦さんが私の名前を呼びました。


「妹尾さん!」



「応よ!!」



いざ、決戦!

時は来た、心静かに立ち向かわん!

心の中で瞬転し、ふんどしを締め直して立ち上がります。

診察室のドアノブに手をかけた時、またしても看護婦さんが私に呼びかけてきた。



「ご心配めさるな…私は今、心静かです。恐怖も不安も通り過ぎました。全ての神の意思を受け入れる準備ができています。天下無双、いかなる敵をも迎え入れることができます。そう、私は風…そんな心境なのです。」


「あ、違います。妹尾さん、ご予約明日ですよね? 確認しましたが間違いないです。本日はちょっと混み合ってますし、時間のかかるオペですのでご予約どおりにお越しいただけますでしょうか?」



「………。あはい。ゴメナサーイ。」



恐ろしすぎて日付間違えてた。

恐怖延長の巻き。


言うてる場合かどあほブログ。










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