・・・されど役者的妹尾blog

太く拡げよう僕の細道   since.2006.4.14
6

感謝を本気で味わう。


終わった。



あとは何だかんだ事務的な手続だけ。

それはものすごく面倒なのでもうすこししてからにしよう。









昭和の汗くさい芝居、皆さんに観て頂きまして心より感謝申し上げます。






打ち上げ。

私は打ち上げられたトドのごとくぶっ倒れていたみたいです。

最初、くいくいっと飲んだけどその後は記憶が薄ーくしか残っていません。







舞台初日。

全席予約済みで完売しています。


「チケット売って!」


ってお願いされるのですが、ただ頭を下げて謝るばかり。


何とも幸せな幕開けになりそうです…。






「あれれ? なんか思い切り台風が来てるみたいよ!」





私たちは地下の劇場でいろいろやっているので表の様子がよく分かりません。

チラと覗いてみれば・・・




おおお、なんとも凄いことになっているではないですか!

木が、ぶんぶん横向いてて。




「えらいこっちゃなー!」




そしたら、あーた! もう横殴りの直撃を食らっちゃいまして。




「●●線が停まりましたー! △△線も停まりましたー!」



って情報がドンドン。





なんか、もう・・・。


どーする?みたいな空気の中、なんとお客様がずぶ濡れになりながら来て下さって!




おおおおおおおおおお!



全員、超感動!



20人に満たない数でしたが、全員が涙をこらえながら演じましたとも。


有り難き幸せ。



「妹尾、嵐を呼ぶ男。 よくない何かを持ってるねー。」


と。


・・・。







二日め以降はお天気に恵まれ、連日満員御礼、中には立ち見のお客様までいらっしゃるほどで。

妹尾の青春、思い切りぶつけることができました。







カーテンコールのご挨拶、深々と頭を下げて去るのですが、



「何かひと言くらい言え!」



とお叱りを受けて、最後の何回かは口上を述べさせて頂きました。

いろいろ言いたいのですが、お客様の顔を見ていると有り難くて胸がいっぱいになり・・・。


本当に有難うございました、としか申し上げようが無くて。




私、自分のやりたい世界を作ることが出来たんじゃなかろうか・・・って思っています。

これを機に…という訳ではありませんがまたやりますよ。


皆さんに喜んでもらえるようなモノを作ります!










福井さん、引き出しありすぎ。

恐いと感じるほど芝居がうまい。

こんな人見たこと無いくらいだわ。






赤星さん、男っぽい。

何も文句言わず、淡々と、黙々と。

力強く突き進む後ろ姿に感動すら覚える。





高田さん、有難う。

厳しいこともいっぱい言われたけど、良い舞台にしようと必死に支えてくれました。

娘を叫ぶシーンに演出をしながら鳥肌が立ちました。




藤倉、にいさんが作る芝居には私が必要でしょ!って。

嬉しいじゃねえか、このやろう!

大好きすぎて困るくらい大好きな女優。

次もきっちり甘えさせてもらいますんでよろしく。




中條さん、カムイ外伝で出会い、この芝居を作るに際して最初に君を口説いて良かったわ。

あなたほど天然な女性は珍しいと思いますが、そこが最高の魅力です。

力感と魅惑をこんなに使い分けて立てる方は少ないです。

これからもヨロシクね!




チャボ! 面倒なことまでやってもらいましたさ。

チャボ塾を開いてもらい、若手の育成、台詞まわしをお願いしました。

妹尾さん、ちょっと若手のことばっかりやりすぎてて自分のことを忘れてた!

って言ってくるところはあなたの人間性そのものですわ。

芝居で、味として出てきてるもの。

俺を出せ!と叱られた嬉しさは忘れません。
















途中の追伸。************************


見に来て下さった方でご挨拶が出来なかった方がたくさんいらっしゃいます。

お土産までいただいているのに・・。

なんともすいません。


がんがん後頭部でもど突いて下さればいいのに! いや、本当。

次からは遠慮無く蹴りでも入れて下さいませ。


心より、本当に心の底から感謝します。

************************************








燃え尽き症候群・・・になるにはちょっと時間が無くて。

さっそく次のお仕事に取りかかっています。

もう少ししたら発表できますが、明日オールキャストが集まって制作発表。


某テレビ番組です。

また、ここに書きますね。





つぎへつぎへ。

じゃんじゃん進みますとも!


有難うございました!




楽屋









ああ、兵どもが夢の後・・・




チャボ兄




感謝。

客席で笑い、涙して下さったお客様に感謝。

私のワガママに付き合って下さったスタッフの皆さんに感謝。

拙い演出に、必死に答えて下さったキャストに感謝。

遠くで応援し、見守って下さった方に感謝。



本当に。

ホントウに。




感謝








<付録>

本公演の際、当日パンフレットに掲載させて頂いた(ごあいさつ)をコピペします。





 <ごあいさつ>    

東北の地震、十津川を襲った台風・・・。自然の猛威にただ畏れを抱き、かしこまるしかなく。文明といわれるモノのはかなさを感じずにはいられません。
福島で働いていた私の親友が、会社を津波にさらわれました。その時の様子を思い出しながらとつとつと語ってくれましたが、こんな言葉が耳に残っています。
「へぇ、テトラポットってくるくる転がるんだ…。」
意識しなくても心に根ざしてしまった痛み、そして突き動かされる衝動。
運良く命を繋いだ私は、人として、表現者として、何が出来るのかを問われているような気がします。しかしそんな崇高な問いに自分ごとき人間がすぐに答えられるはずもなく。
ただ祈って、念じて、想って。

今回、私が選びましたこの作品は、とても優れた構成とストーリー展開に、多くの劇団が上演しています。よく俳優が「本に守られる…。」といった表現をしますが、正にこの作品はその言に当てはまるでのではないでしょうか。
大好きな脚本ですが、舞台設定が<葬儀場>と多少シュールなこともあり、公演するに際し「敢えてこの時期にこの題材を?」 という複雑な気持ちがありました。
が、先の災害で犠牲になられた方のお話しや自らの命をもって他を守られた方、また、ご遺族の無念を目に、耳にするにつけ、「この作品をやりたい!」という気持ちが私の心を支配してしまったのです。

少し話しが逸れますが…元来、私は極度の寂しがり屋です。一人にしておくとウサギと同じ運命を辿るタイプです。身体ばかり大きいのに何とも情けない。自然、他人に必要とされることに無上の喜びを感じます。忠実な番犬です。誰かの役に立ちたくて立ちたくて。そうでもしないと自分の生きている意味を見失ってしまうんです。
戻します。・・・今回、この脚本に出会って閃きました。
「もしかしたら何かが届けられる…かもしれない。」
私にできる、<表現する>という形での鎮魂。
役に立てるかもしれない。やりたい…から、やらなければ!へ。

東北大震災で本当にあったお話や、私なりの言葉を設定に付け加えてみたりしながら、多少の改訂をさせて頂きました。
素晴らしく熱い情熱を持ったキャストとスタッフに恵まれ、真夏の稽古を繰り返して本日やっと皆様にお披露目するに至りました。
どうか<昭和役者の心意気!>お楽しみ頂けましたら、無上の喜びに存じます。

同時に、微少ではありますが、同胞の悲しみを分かちあえたらと念じずにいられません。

本日はご来場頂きまして誠に有難うございました。                敬白

                                 
                                   
平成 二十三年 長月 吉日

主宰・演出 妹尾 青洸






1

嗚咽に似た・・・






有難うございます。



初日、台風の中、壁にしがみついて何十分も歩いてきて下さったお客様がいらっしゃいます。


なんかもう・・・。





どーやって感謝の気持ちを伝えたらいいんだろう・・・。













二日目。

立ち見のお客様に見守られ、暖かい拍手をいただくことが出来ました。



あああああ。







今度、ちゃんとブログ書きます。


報告も詳細にします。



今は無理。


頭がイスカンダル。





後日、改めて。













・・・・・。


お客様の笑い声と鳴き声が劇場にこだまして。

私は胸の中の魂を鷲づかみにされて。

ただただ、この身を捧げようと。










本当にゴメンナサイ、ちゃんと書きますから。




稽古日誌






5

妹尾的元年・元日






ブログのことを考えて写真を撮るか・・・的な発想は全く思い浮かばず。



何もないままに小屋入り。

そして場当たり(各種パー田尾、照明さんやON協賛、出ハケのきっかけ)に移りました。。










♪ 恋のカラクリ夢芝居。 台詞一つ忘れもしない・・・

    化粧衣装の花舞台・・・   稽古不足を幕は待たない・・・






夢芝居。

この曲、ノリが結構好きだったのですがね。






今、この歌詞全く出てきません、頭の中に。

なんでだろう。









帰りに湯川さん(さっちゃん)と一緒に帰りました。

途中まで電車が一緒です。




素敵な黒髪に、おぼこい顔をした女の子・・・なのですが、今回の役のために髪は茶髪(ほぼ金)に染めて、ちょっとアウトローな役作り。

どうなるのか心配していたのですが、ものすごいぶっ込みようで、顔つきがドンドンプロっぽくなっていって。






「私、多分この芝居が終わったら倒れます。 無理を通り越しているのが分かる。」





「へえ、俺もどっちかっていうとそんな感じかも。ほぼ死体が気力で動いてる…みたいな。」





「全然そんなのじゃないです。」





「ゴメンナサイ。」






とか馬鹿話しをしながら。






「でも絶対に倒れません。負けない。今倒れたらめちゃめちゃ悔しいから。」





すっかりおTOP名の女性、プロの役者になってくれました。


ものすごい安心感、そして、自分の娘でもおかしくない歳の女の子を、とても頼もしく思いました。




「この人についていこう・・・。(嘘)」








全員が全員、育ちました。

進化しました。

完全に、全ての人が。

心も技術も。


私は、ここに書けないようなことをたくさん言いました。

人間を人間とも思ってないような、罵詈雑言、誹謗中傷を、<演出>という名目で言い続けました。





「ニコニコ笑って役者に好かれるような演出で、芝居がうまくできるはずがない。」





なんてずーっと耳にタコです。

逆の立場でもそうでしたし。





なのにね・・・。

最終稽古が終わって、役者にバトンタッチする時、涙が出そうになりました。


歳をとると涙腺がガバガバです。







「明日からよろしくな! 思い切りやれよ! 稽古と座組を信じて。 俺も出来るところまでは身体張って守るから。」





「はい。ここに関われて良かったです。嬉しいです。めっちゃ楽しんで頑張ります。ありがとうございました!」






って。

何人からかこんなことを言われました。

嬉しくて嬉しくてたまりません。

心がワッシワッシ揺れて。












さ。家では神戸から芝居を観に来てくれた大親友の<石本っちゃん>が待ってます。


演出家としても大先輩。

明日の初日、観てもらっていろんな感想を聞こうと思っています。





明日は初日。

私の新しいフェーズの人生、その第一歩目。

魂を置いてきますさ!





ご予約をいただきました方、本当に有難うございました。

お陰様で立ち見も出来なほどの状況にスタッフ一同、大変感謝しております。




妹尾青洸、一生を通して皆様に感謝を申し上げます。

私ごとき人間の船出に、いろんな色のテープを投げて下さり。

言葉にしようがありません。




感謝、と書かせて下さい。

私の生き様、とくとご覧下さいませ!











追伸


小道具を作りながら鼻歌を歌っていたら、憎たらしいかわいい湯川(さっちゃん)さんに、



「ちょっとうるさいから静かにして。」



ってタメグチで怒られました。




妹尾、どこに向かおうとしているのか!

乞う、ご期待っ!


さっちゃんと
(ちょっと前、まだ純粋だった頃の湯川さんと・・・)





2

果報者






面白いことをいっぱい書ければいいのでしょうが。



どうしても目前に迫った本番のことばっかりになってしまいます。

すいません。

だって、朝から晩までそのことにしか関わっていないから仕方ないんですもの・・・。







さ。

嫌が応にも緊張感が増してきました。

シャレも通じにくい空気・・。

ちょっとしたことが原因で大爆発しそうなピリピリした雰囲気・・。




なんてことは全くありませんが。

そこは百戦錬磨の強者どもが集まっておりますから。





若手、特に初舞台の方(実は一人いる)はとっても良い経験をしていると思われます。

見るモノ触れるもの、全てが高級な勉強。

今後の俳優人生に大きく活かしてくれることでしょう。

素晴らしきかな人生は。

栄光あれ!










夜中に電話がありました。

某キャストから。

そんなのはほぼ毎日のことなのですが、夕べはここに来て初めての方。



激励と励ましの電話でした。

ハイハイ! と明るく答えていましたが、嬉しくて身体が震えてきました。


稽古場での休憩時間にこれまた某キャストから、この芝居に関われる喜びと感謝を伝えてきた方がいました。

出てもらって助かっているのはこっちなのに。






うん、何かこの座組が組めて良かった。

これだけで私は果報者です。






来ると言っていた私の両親が体調を崩して来られなくなったり、声がなくなった人や松葉杖をつき始めた者、高熱を出した者、ちょこちょこっと不安要素はありますが・・・

東北で、未だ癒えない悲しみや苦しみと闘っている人がいるのに、私たちは単に邁進することだけ考えればいい。






「多くの人に感動を与えたい!」



なんておこがましいことは考えていません。

感動なんてものは与えられるものではないでしょうし。

いっしょに心を共有したいだけです。

各方面から、



「こういう時期だから、あなたたちのやろうとしていることには意味がある。心して努力するように。」



とおっしゃっていただけます。

やっぱりね、果報者です。



全員が身体を張って魂を注がなきゃならない。


必然です。













日本人に、意識していないのに<傷>という形で練り込まれた、先の地震。


私はその被災者、ご遺族の方に観てもらっても決して恥ずかしくない作品を作ろうと毎日意識しておりました。

そして、それが、その意識の結晶が<芝居>として適おうとしています。



本番の一週間前に全日、全席がほぼ完売するという幸せ。



素晴らしい本番に向かってがっつんがっつん進んでいます。







うん。

やっぱり果報者です。








やり切るぞ!と声高らかに集った<昭和役者の心意気>是非ご堪能下さいませ!




0

通し稽古




舞台の稽古には、<抜き>稽古、<通し>稽古っていうのがあるんですよ。


抜き稽古っていうのはね、シーンシーンを抜粋して、ドンドン成立させていく稽古。





「はい、今日は●●から始めまーす。次に▲▲をやりますのでよろしくお願いしますねー。」





って。

●●が完成するまで何回でも繰り返して稽古します。

やればやるほど、スルメのようにいろんな芝居のアイディアや創意工夫が出てきます。

試しては崩し、試しては崩し。

イイ感じになったら次は▲▲。

4~5日してまた繰り返すともっと違う意見が出てくる。



役者さんがちょっと間違えたり、いつもと違う感覚で喋ってしまったりすると、あら不思議!

その後もドンドン変わっていくではありませんか。



ここがこう来たから次はこうなる! なんて決まってませんもの。

人間の紬(つむぎ)は。




それをね、<役者の化学反応>なんて呼んだりします。

正に、0.01秒の間合いが変わるだけで劇的に変化していくもの。



「あ、そう」



と書かれた台本。



「ああ・・・・・そう・・。」

「あっそう!」

「あ! ・・・そう?」



こんだけの言葉でも表情と言い方、音の高低でエロくもなり、悲しくもなり、楽しくも激情にもなる。

誰でも普通に話していますけど、文字から起こしていくのは結構大変です。

でも、その完璧な答えの無さが楽しい。

そして、良いと思えた答えも完璧に同じ空気にはならない。

だから不思議。




面白いですよ、人間の営みを表現する仕事って。













一方、通し稽古っていうのは抜き稽古で作られたピースをつなぎ合わせて、トータライズさせる作業。

シーンシーンは成立してて素晴らしいと思えても、つなぎ合わせて長いスパンで見てみると、




「はあ? なんじゃこりゃあ?」



ってなことになってしまうことがありんす。

これも不思議。



逆につまらないと思っていたところが前後の空気で輝いて見えたり。

切ったり貼ったり、太らせたりシェイプしたり。





ずーっとね、素晴らしいシーンを並べると、良い作品にはなりません。

重くてしんどい作品ができあがると言われています。

中には、閑話休題、コーヒーブレイク的なシーンも織り込まなきゃトータルしてみた時にインパクトのある作品にはならない・・・。



と、当たり前のように言われています。


難しいのですがね。







で、私が今作っている芝居は、その通し稽古って言うやつをやっているんです。

だいたい、本番の10日前から始めれば早い方。

要するに、通し稽古が始まったら、



「おお、そろそろ本番が近いな、緊張してくるぞ!」



ってこと。


今、真っ最中です。


うーむ。

やること多くて、しんどすぎて緊張しないんだけど。








ああああ。

有り難いことに、



「全日程、補助席まで含めて完売状態なのでこれ以上の注文を受けてもキャンセル待ちになります!」



との連絡が制作からありました。

こんなことになるならもっと●×△■%しておけば良かったのに!

役者の仲間内でチケットの取り合いになっているくらいです。




ありがたやありがたや・・・。


本当に有難うございます!



前に倒れていきますからっ!


煙チラシ2


3

大道具の巻



なかなかセットに置く家具類が決まらなくてねー。


テレビや舞台、映画にじゃんじゃん貸し出しをしている、某大手の装飾屋さんに、舞台監督さんに連れられて行ってきました。




写真ではイメージっぽいのを見せてもらったんだけど、何か雰囲気が違う感じがして。

直接行った方が良いだろうってことになりまして、私、行って参りました。





つきまして、舞台監督さんと落ち合い、装飾屋さんの倉庫へ。



「ここら辺から向こうがソファ、ですよ。」




応対に出てくれた方は取っても優しい方で、凄く親身になっていろんな事を教えてくれます。

あまりにも親切なので、茶菓子を持参しましたらこれまた喜んでくれて、サービスにいっそう磨きがかかっております。





ソファ、探します。

テーブルも、ちょっとした道具も、いろいろ。

思っている雰囲気のをね。




あのね、ここから向こうまでソファがあるよっ…て、文字にはどう書けばいいのか分からないんですが、もうめちゃめちゃ広くて。

通路の左右に3段の棚があって、そこにガシガシとソファやら家具やらが詰め込まれています。

パッと見ても分からないから通路に取り出します。

二つ一組で逆さまにして押し込んでいるので、もうすんごい大変。





5~6個見るのにはぁはぁぜぃぜぃ言います。

だんだんと、ってか瞬間で妹尾汁が身体から吹き出してきましたもの。






何十個見ただろう。

意識が朦朧としてきて、何が何だか分からなくなってきて、もうセットなんか何でもいいや………的なところまできました。



はっ、いかんいかん。

ちゃんと選ばなきゃ。





対応してくれた方も舞台監督さんも本当に一生懸命探してくれて、結果的には大満足のいく物が借りられたのです。




んで、それを稽古中の諸先輩方にも見てもらおうと、喜び勇んで写メを送りました。





「エッヘン! どうです? なかなかステキなのが見つかったでしょう!」




って添えて。

汗だくの身体をタオルで拭いていたら、マジメな話、そのタオルが絞れました。

妹尾汁がぼたぼたぼた…って。






「苦労しても良いモノが見つかったのだから良しとするか!」





持参していた新しいシャツに着替えて、皆が稽古をしているセンターに向かいます。

電車に乗ってしばらくしたら、私の携帯にメールが。




「えと・・・。 とりあえず写真を見ました。 なんか、その、・・・それはよくないな、NGだな、ってことになりました。新しい候補、求む。」




みたいな文言が。



「・・・・・・・・・・・。」






いいもんいいもん。

俺が見て決めたんだから、ボロカス言われても良いんだもん。


そんなの慣れてるし。




ま。

誰かが替わりにいったとしても結局は私の責任が大きいのでいって決めなきゃならなかったことの一つです。



手をあげて、皆集まれーってやったのは俺なんだから、もう、知らんし。






大丈夫、きっと。

自分の感覚を信じます。





きっときっと、実物を見たら皆、





「いいじゃんいいじゃん。 ・・・・えーっと、思ってたよりは救いがあるよ。

・・・・・・。

・・・・・・・・・・。

せのおさん、ごくろーさまだったね。」





くらいのことは言ってくれるハズさ。

多分。


責任は俺が持つ!


小道具や大道具に頼らんでもよかですたい!


芝居で勝負じゃいっ!






あー、ホントはどきどきどきどき・・・。











肉



300グラムで栄養を付けるのじゃ!

4

誤算



あーあ。

某出演者の声が本番前なのに…なくなってしまいました。

息の音しか出ない。



今日お医者さんに行くって。

そのお医者さんは、役者にはつとに有名なお医者さんで、魔法のように声帯を治してくれるんです。

ですから、予約で満杯なのですが、行けば必ず見たことがあるような歌手やタカラヅカの方達がいて。



かく言う私も昔、風邪をひいて咳が出ている時に無理矢理に本番をこなしてすっかり声が無くなったことがあります。

筆談は面倒だったので全てジェスチャー。



不便この上なし。


なんかね、身振り手振りでやってると、



「ああ、モールス信号を勉強しようかなー、便利そうだなー…。」



って思ったのを思い出しました。










さて、もう泣いても笑っても本番目の前です。



当日のパンフレット原稿を作成しておりましたら朝方になってしまいました。

役者のテンションも最高潮を迎えようとしております。

声がなくなっちゃう人もいますが、それもテンションが上がりすぎて発声を忘れてしまってるから。



本番で最上のモノがお見せできれば良いんです、本当に。





そこに照準を合わせて・・・。






とにかくブツブツ鳥肌ものが完成しそうです。


マジで楽しみにしていて下さい。




このお芝居には、私の半生をかけてぶっ込んでいますから!

身体中、●●の穴までおっぴろげてます。

つまらなかったら、すなわちそれは妹尾の人生がつまらなかったと言うことです。

この先の教訓にするだけですが、そんな悲しいことにはなりたくないので。






お陰様で、っていうかめちゃめちゃ有り難いことにご予約でほぼ全日、全席が埋まってきました。

補助席も埋まってきているという、何とも有り難い状況。

日時によっては若干枚数、お取りできるかもしれません(主催者コネクション多用)のでよろしければおっしゃって下さい。

詳細は<稽古日誌>に出していますが、確か、千秋楽以外は一般販売は完売状態だったか、と。






こんなにたくさんの方に守られているなんて・・・そして、こんなに早くチケットが完売してしまう(しそうになる)なんて、完全に誤算です。

嬉しすぎる誤算。




感謝の言葉以外、何を言えばよいのでしょうか!

スケベーなことをチョロチョロッとか。




皆様、本当に有難うございます太ももチラリ。







うおおおおお! な気分ですわよ。





ごぉぉ
(過去の使い回し写真ですが)

2

優しい心が後ろで支えてくれてる





毎日カップ麺。

晩ご飯。




稽古場の近くにお店が無く、(あるのだけどちょっと歩くのでメンドい)売店で買えるものを食べます。

新しく発売されている者を試してみるのですが、どれもこれもまずい!




「あああ、まずっ! こんなことなら無難にどん兵衛にしときゃよかった。」



って毎回思うのです。

すごいね、どん兵衛。










夕べも遅くに帰宅して。

夜中です。





とっても気になることがあって、「ゲキ塾。」のロクちゃんに電話しました。

1コールで




「もしもし!」





って。




「うんうん、有難うね、君の協力には本当に感謝してるよ。忙しくて時間がないのにごめんね・・・」





ロクこと小川ゆかりちゃんは、今回芝居には登場せず後方支援。

みんなの衣装を担当してくれています。




アルバイトをたくさんやらなければならず、自分の時間がほとんど無い中・・・せっせと生地から衣装を縫い上げてくれてるんです。

四角の布から、服が出来るって・・・・そらすごいよ、本当。



ま、他の女子が出来なかったから頼んじゃったんだけど、嫌な顔を見せずにせっせと夜なべしてくれています。






夕べも、他の子にバイトを変わってもらって。

電話をしたのは12時を過ぎた真夜中だったのですが、ずーっと縫ってくれていました。




「本当に有難うね!」




「いえいえ、そう言ってもらえるだけで嬉しいです。頑張ります!」




「今度焼き肉をご馳走しますから。」




「はい、楽しみにしてます!」








あああ、体制がしっかりしていないから・・・・といはいえ、たくさんの人の協力と優しい心でできあがっていきます。

チケットの予約の取り仕切りもお手伝いのななみちゃんが、本職の合間に夜中まで走り回ってくれていますし。

稽古日誌を書いてくれているのも協力してくれてる人。

受付や雑用を手伝ってくれる人もそう。




あああ、こういう人の気持ちも一緒に乗せていかなきゃ、です。



頑張るのは当たり前として、マジに私たちの魂をぶち込んでいきますとも。
















チケットの状況をお知らせしておきます。(9月10日現在)



9月21日(水)   19時 完売!有難うございました!!


  22日(木)   19時 ○


  23日(金・祝) 14時 完売!有難うございました!!


  23日(金・祝) 19時 ◎


  24日(土)   14時 完売!有難うございました!!


24日(土)   19時 残少・お取り出来ない可能性があります


  25日(日)   13時 残少・お取り出来ない可能性があります


  25日(日)   18時 ◎





お陰様で初日及び23日・24日昼完売、25日昼残少となっております。

有難うございます!!そして、御希望に添えなかった皆様、申し訳ありません。




そしてたくさんのご予約、有難うございます!!

2

お休み点滴




本番が今月の21日から。

その前に最期のお休み日となりました。

リフレッシュしようと思い、台本から頭を切り離して、全く違うことをやりました。

何も考えないこととか、泳いだり身体を動かしたり、美味しいものを食べたり、と。




でも、どうしても考えてしまいます。

切り替えって、難しいぞ!








本日付け、毎日新聞の朝刊に<煙が目にしみる>の案内が出ました。

またしてもぐふふふってくすぐったい感じです。

有り難い有り難い!












チケットの方の売れ行きも好調でして、好調って言うか予想外というか、既に完売した23日の昼に続き、21日(初日)も完売、24日の昼、25日の昼と、もうすぐ完売しそうです。


なんとも悩ましくも、もう



「ゴメンナサイ、その日のチケットは無くなっちゃったのよ・・・。」



とお断りをした人が何人かいらっしゃいます。

妹尾だけでそうなんですから、他のキャストも同じような感じだと思います。

申し訳ない限りで…。






本当に有り難いことでございます!








こりゃ、更に気合いを入れねばならず、倒れている場合ではないのかなと。

ちょどいいやってんで、行ってきました、お医者さん。





「すいません、針が恐いのガマンするから、腕からエナジーを注入して下さい!」



って。
煙の点滴

ポカリスエットみたいなのと、ビタミンB なんかが入ってるんだって。

そう聞けば、両方ともコンビニで何とかなりそうなんだけどやっぱしこっちの方が効きそうだから。





小一時間、じーっとしてたら、ぐおぐおイビキかいて寝てたんですって・・・・。

ま、恥ずかしい!






さて。

気合いを入れて最終段階に突入していきますぞ。




めっさいいモノを作りますので、ご期待下さい!


たくさんの予約をいただきまして、心の底から、ずーっとずーっと、ブラジルあたりのところから感謝いたします。





有難う、皆さん!




1

ドレスの教え





チャイナドレスのおねいちゃんが、私に膝枕をしてくれてます。

このおねいちゃん、背が高くて、ぼんきゅっぼんで、素晴らしく健康そうな肉体美。

ドレスの上からでもはっきりと分かるスタイルの良さです。

どこかで見たことがある顔なんだけど、記憶を辿っても出て来ない・・・。



私の髪を指先でそっとすべらせながら、優しいまなざしを向けています。

シルクの肌触りと弾力を感じる太ももで、ほっぺが柔らかくて良い気持ち。

寝ころんだまま思い切り伸びをしますと、身体を反らしてそれに呼応してくれます。


じっと見つめたまま。




なんか、惚れそう。

おお、もう、なんか・・・はい、好きですって言いそうな。




すると、そのおねいちゃんが言いました。





「じっとしてて・・・そのままじっと・・・。ゆっくり寝てるといいわ。じっと、じっと・・。」





わーいわーい! 楽しい感じになってきそうだぞ、って起きあがろうとするのですが、身体が動かない。

全然。

どこもかしこも。



あれれ?




すると、またおねいちゃんが言いました。





「じっとしてて。 身体がね、疲れているの。今無理して動いちゃったらお葬式がうまくいかなくなるわよ。」




って。

あらららら。

それは困ります。


おねいちゃんが言った<お葬式>っていうのは間違いなく今度の芝居のことね。

だって、お葬式的な題材だし。





据え膳食おうと頑張っちゃったら、身体をこわして舞台がうまくいかなくなるよ! っていう、ものすごい遠回しのお言葉なのかしら。

ま、そうとしか考えられないんだけどね。






誰が親切に教えてくれたのかは知らないけれど、次からはもう少しあっさりめのでお願いしたいと思いますわ。

大好物(中華料理屋さんと映画でしか見たことがないけど)のチャイナドレス着たべっぴんさんじゃなくて、亀仙人みたいなお爺ちゃんだったら普通に聞けたのに。

まあどうせ使い物になる状態ではありませんがね…ほっとけ。

とにかくぎりぎりまで俺を試そうとする、もうそういうのやめてください。









皆様に謹んで訂正がございます。


チラシをご覧になった方、もしくは手にして下さった方・・・。



「妹尾、チケットを買ってやろうと思って何回も電話しているのにさっぱり繋がらないじゃないかっ!」



と、何度もお叱りを受けまして。

その都度ゴメンナサイと謝っていたのですが、ちょっと調べてみましたら・・・。チラシに記載してある電話番号に謝りがあることが発覚しました。



・・・。



本当にすいません。

人生50年の節目として、去年から取り組んできたこの企画なのに・・・初っぱなから間違った電話番号を堂々と印刷して配布してしまったなんて・・・。



笑えないしシャレになりませんし、もう、本当に申し訳ございませんでした。



問い合わせ先 03-5368-0512 は誤りで、


正しくは、


03-5368-0551



でございます。



完璧に、私共の不注意、失態でございます。

お詫び申し上げます。



芝居の内容は台詞を間違ったり、出番を間違ったり・・・一切しませんのでなにとぞ見捨てないでやって下さいませ。






お稽古の方はね、昨日は<衣装パレード>というのをやりました。

本番と同じ衣装や小道具を揃えてバランスを見たりデザインを考えたり、ちょっとしたお直しをしたりして。



だんだん緊張感も高まってくるし、ぐっと引き締まるものが感じられてきます。








各人いろんな意見を持っているし、主張もちがうし。

楽しいことばっかりじゃないけど、産みの苦しみってのはそういうもので。

全ては役者の芸術性が最高潮に引き上げられた状態、つまり本番でお客様に観てもらう日のためにあります。

そこまではどんな艱難辛苦があろうとも、ぶっ倒れるわけにはいかんですばいですたいじゃけんそーどす。

たとえ、チャイナドレスのおねいちゃんが・・・だったとしても!



強か意志を持たねばならぬでおじゃるったい!

チャイナドレス





2

おにく



未知との遭遇。

分からないことや知らないことに出会う。




そんな毎日。



さ。


だんだん芝居も形を整えてきました。


不安もいっぱい、楽しみもいっぱい。


小道具も揃えながら、本番に近い感覚で動き始めます。

ちょっとしたモノの大きさで、それを持ったり運んだり動かしたりする芝居は大きく変わってきます。

重いのか軽いのか、片手で持てるのか両手なのか、色や形も反応が違います。




「とりあえずこれを●●ということにしてやってみよう!」




の段階が終わる、と。



コップに入れたお茶、今は稽古でじゃぶじゃぶ飲んでますが、本当ならもっと口に運ぶまでに時間がかかります。

熱いしこぼれるし。



そーゆーリアルを乗っけていくと、グンと芝居に上質感が出てきます。

研ぎ澄ましていくぞ、と。









、そういえば読売新聞(夕刊)のシアター紹介に今回の芝居を取り上げてもらいました。

読売



ばんざーい!

番組紹介記事で出たことはありますが、舞台で出してもらうのは初めて!


事件的な犯人じゃなくて紹介してもらえるのはとても有り難いことです。


うん、もうひとつ気合いが入りました!!











最近、酒は飲むけど飯は全く喰わない・・みたいな、若い頃の良くない食生活に戻ってきてしまいまして。

っていうか、頭の中がパンパンで、食べる気力が湧かないんですが。




で、毎朝、洗面所で歯を磨きながら、




「ぐぇえええええ、げえええぇぇ・・・」




って雄叫びをあげる始末。







養分を、栄養を摂らねばならんぞと正太と一緒に肉を頬張りに行きました。


おにく。



肉やさん




正太も、頬がこけ、目がくぼみ、ヒゲがぼうぼうで髪ぐしゃぐしゃ。

後半二つは役作りですが。

連日、スタッフとして、演出助手として、役者として動き回ってます。

そらしんどいわ。



お肉食べる見せに行ってメニューを見て、なんだか自然にレバーとかハツとか、血の多いモノを自然と注文してしまいます。



「臭いのカンケー無い! ニンニクの丸焼き、行っとこう!」



って、ニンニクもがぶがぶ。





とりあえずそれなりに臭くはなりましたが、果たしてエナジーは復活するのでしょうか?










さ。

いまから 「ゲキ塾。」の稽古に行ってきます!

12月に芝居を打ちますので、そのためのお稽古。



成せばなる!










お知らせ!


あとですね、<煙が目にしみる>のチケットなんですが、有り難くも嬉しくも、ちょっと残念なんですが、23日(金)のお昼のチケットがほぼ完売となってしまいました。

これ以上予約は受けられないと、制作の方から連絡が入りました。


どうか、別の日で調整をお願いいたします。


そして、予約して下さった皆様、本当に有難うございます!

心より感謝の意、申し上げます!




稽古日誌もじゃんじゃん更新してますので、よろしかったら覗いてみて下さい!


<煙が目にしみる>稽古日誌




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