・・・されど役者的妹尾blog

役者道を邁進している人たちの稽古場風景。 最後に笑うのは自分だ,系。 だ-か-ら、やることやって言ってますとも!   since.2006.4.14
6

やれるのかっ、おいっ!



演劇集団「円」。

<未だ定まらず>




というお芝居を観に行ってきました。

今度の9月、妹尾プロジェクトにご協力いただく役者さんが出演されてます。



福井裕子さん。



同じく今度参加していただく中條サエ子さんもいらしてて。


この方はカムイの時から飲んでますし、経験や年齢も同じようなモノなのでもう長年の親友みたいな感じ。


福井さんはね、・・・・面白くてチャーミングで、ものすごい素敵な方。

で、圧倒的な存在感と上手なお芝居。

わくわくしてきます!





一緒に観に行った正太が、



「あの人たちと一緒に芝居が出来るんですか・・・。マジで身体が震えてきました。」




って、やっぱわくわくしてる。

終演後、皆で飲みに行って。

相変わらずの終わり方なんだけど、そらもうお腹が痛くなるほど楽しい時間を過ごしましたさ。






不安も出てきた。

よっぽどしっかりしたアプローチをしないと、この俳優さんたちに失礼。

素材は最高なのに、料理人の腕がなまくらじゃあ申し訳ない。



やれるのかっ、おいっ!(猪木)



こりゃね、力が入りますわよ!

皆様、マジメに期待して下さいませ。

上質なもの、やり遂げますからっ!

妹尾、頑張りますからっ!

























あのね。

夜中に最寄り駅に戻ってきて。

タクシーもいないので仕方なくとぼとぼ歩いていたのよ。

そうしたらね、私の前方からタクシーが走ってきて。



はっと思って手をあげたのよ。

そうしたら停まってくれて。




「いやあ、助かりました。ありがとうございます。坂を登るのがキツくて。」




なんてお礼を言いながら乗り込みまして。





「どちらに?」




「逆方向なんですが、ここで U ターンしてもらって、反対に向かって欲しいんです。」




「・・・この辺よく分からないんですよね。」




「あ、それなら大丈夫、私分かりますから。地元ですし。」




「・・・えっと、ここでターンしないで、この道を右に行くか左に行くかして行けない?」




「そら行けますよ。全ての道はローマに通じてますもの。でもね、多分すごい大回りになるんで距離もお金も5倍くらいかかるから。」




「・・・そうしようよ。」





「いや、ここでくるっと回って下さいよ。皆さんそうしてくれますよ。」




「・・・降りて。こんな所で U ターンするようなタクシー会社じゃないんだよ、俺たちは。」




「・・は? どういう意味ですか? 何かさっぱり分かりませんけど。」




「だから、降りろって言ってるの。営業妨害すんなよ!」






年齢はね、えーっと、60歳前くらいかしら。

結構ガタイの良いおじさん。


だんだん腹が立ってきたけど、ものすごガマンして、






「何も妨害してないよ。手をあげて停まってもらって、乗り込んだだけ。目的先を言ったら乗車拒否されてる、そんだけじゃない?」




「だから、交差点の中で U ターンしねえつってるんだよ、俺は!」




「は? ここ交差点内じゃないよ。」




「どこに U ターンするスペースがあるんだよ!」




「ここ。ほら。」




って指さすと、




「できねーんだよっ、早く降りろ!」







私、かなり切れそうになっていますがヘラヘラしながら、




「うん、早く車出して。着いたらお金払って降りるから。」




「ふざけるな。業務妨害で訴えるぞ!」




「なになに?乗車拒否がなんだって?」






相当頭に来たんでしょうな。

道の端っこに車停めながらすったもんだやってると、






「よーし、話を付けてやる。あそこの空き地に車を停めるからそこにいろ!」




つってハザードを出したので、



「いーよー。」



って降りました。

もう、絶対にそのまま走り去っていくんだろうなって思っていたんだけど、ちゃんと降りてきてこちらに向かってくる。

すごい剣幕。






「あのなあ、お前ふざけんなよっ! 」




とか、叫ぶってか、恫喝する声を出しながら向かってきた。

で、ガードレールに座っていたんだけど目の前に来た時に思い切り近くで立ち上がった。

チュッてやったら本当にひっつきそうなほどの距離。





相手のおじさん、大きい人なので俺がビビリ倒すと思っていたんだろうと思う。

でも、ほんのちょっとだけ俺の方がでかかったのと、ビビるどころか超殺意をまとっていたので驚いたんだと思う。





「あ、あ、あのさあ・・・、なんて言ったらいいのかなあ、あのね・・・。」




「はあああ?」




「なにがだよお・・・。あんたが営業妨害するから・・・ごにょごにょごにょ・・・」



「なんじゃあこりゃあ、乗車拒否した上に恫喝かあ、なんぼでも相手するぞ! やれるのかっ、おいっ!(猪木)」




って猫なで声を出してしまいました。



そしたら、俺を突き飛ばそうとして体当たりしてきた。

もう意味不明。

人通りもあるし手を出してはいけないし、私、腕を身体の後ろで結んで胸で体当たりを受け止めました。

っていうか、ドンって跳ね返した。


そしたらそのおっさん、びっくりしたみたい。

目がぶっ飛んでる。

いきなり、



「ひやああ、通行人の皆さーん! 助けて下さーい! 暴漢に襲われてまーす!」



って。







なんかもう、切なくてアホらしくて。

道行く人も奇異なモノを見る目で。





はいはい、乗車拒否のおじさん、良い人生を送って下さいね・・・ってお話し。






































5

クサくなっちゃった




頭がおかしくなるような、急な真夏日が何の予告もなく訪れたかと思うと、鬱陶しい雨がしとしと降り続きやがって…。

よけいに身体の調子が狂うんじゃいと叫んでみた………。




クサい話しをちょっと。











帰宅して。

玄関で靴を脱ごうと荷物を置いて座り込みました。




く、クサい。

くさくさクサクサくさくさ・・・足!

じゃなくて靴!

手にとってクンクンしてみます。




ご臨終な感じです。



だって、クサくならないようにって10円玉入れたりしてたし、しょっちゅう宣材でゴシゴシ中を洗って天日干ししたりしてたもの。


なのにクサい。

ってことは、もうだめでしょ、これ。





ま、ね。

結構長持ちしましたから。

でも、気に入ってる靴だしもっと履きたいんだけど・・・。



仕事柄、人様にお会いすることが多く、その時に相手に不快な思いをさせてはいけませんから。

泣く泣く捨てることにします。


アディダスの三本線・・・マジで気に入ってたんだけどなあ……。












さて。

自分の中でのタイムリミット的なモノが明日に迫っております。

脚本の改訂作業。




ほぼ終わりかけて。


イイ感じだなーと思いつつ、自分の仕事に満足してたりして。

ですが、ここは一つ冷静に頭の中を一度リセットして、真っ白な状態にして。




どこかに不具合があるんじゃないかと読み直してみます。

ありゃりゃ?



なんか・・・匂う。

クサい・・・ぞ!

台本が。





ちょっとタンマ。

今のノーカン。

・・・・・。







私の得意技の一つとして、<入り込みすぎて周りが何も見えなくなる攻撃>っちゅーのがあります。

ものすごく気を付けていたことなんですが。



冷静な感覚を失って、めっちゃ独りよがりな異空間で踊り狂ってる。

結果、くさや的な、納豆的な趣がプンプンしてます。


むむう・・・。

いかんいかん・・・。








あ。

ちょっと思い出した・・・。









若い頃・・・・。

ちょっとしたはずみで、とーっても気になる人が出来て。

たいしてなんてことない存在だったのに、一度意識して考えてしまうと、何が何だか分からなくなるほど自分の中で

盛り上がってきてしまって。

10分前まで<好き>とか一切なかったはずなのに、何故かしら今では恋い焦がれた存在で。

100年前、前世から愛していたような気がしています。


明日、必ず告白しよう! と誓いを立てます。

そらもう、ものすごい勢いの誓いです。

この瞬間を逃したら一生おかしなことになってしまうと思い込んでる誓い。


ドキドキして眠れません。

頭の中では、様々なシミュレーションが行われています。

パターンA からパターンJ くらいまでのシミュレートは完了してます。



イメージトレーニング…ってか、イメージオンリーの世界。

全てが完成して、後は朝が来るのを待つだけ。



で、なんてことなく朝が来て。



で。


案の定いざ、ってなったら無理。

絶対無理。



夕べ頭の中で交わした言葉や状況、あり得ません。

ないないないないない・・・ってかある方が変。



「あれ? おかしいぞ、このパターンは確か G。 こう来てこうなって、次に俺はこう言うはずなのだが・・・。」




いやさ、無理!




よくもまぁそんな…こっ恥ずかしいことを考えられたなってくらい現実的じゃない。





「ああ、夢想とはよく言ったものだ・・・。 夢というのは本当に人が儚いって書くんだなー・・・。」




誰しもが通る道。

そして人が悟る道理としては、比較的若いウチに会得するモノの一つでしょう。












そんな感じのモノを今現在、 S S K 47 は感じております。


つまり、熱くなり過ぎだぞ、妹尾! ってこと。

本当に気を付けていたんだけどなあ・・・。








さ。

書き直しましょうとも。

















夕べ。

エアコンのスイッチを入れたら部位ーんってへんな音がして。

クサーい空気がもわもわーって出てきて。

ちっとも涼しくない空気で。

室外機が動いてなかった・・・。






「お前もか、お前もくさいのがいいのかっ!」





部屋の真ん中でアツいを叫んでみた(古)。


・・・。



しゃんとせえよ、富士●ゼネラル!






はああ、「ゲキ塾。」の稽古前に髪の毛切って、税金払って、靴を買おうっと。











4

面白いやつが多いさ





さて。

夕べは間違えることなく「ゲキ塾。」の稽古場にたどり着きまして。

皆さんでわっしょいわっしょい稽古をしました。




暖かくなってきてノリが良いのか、皆さん気持ちよさそうにお芝居してます。

これはとっても良いことですねえ。

私も嬉しくなってきます。




最近、ちょっと人数が増えてきましたので、もう1クラス増やした方が良いのかナーなんて考え始めました。

自分が若い頃、めっちゃ高い授業料を払って一週間に一度、90分のレッスンを受けてて。

自分の順番が回ってきても5分くらいでお終い・・・なんて感じでしたので、それは避けたいと。

いつも思っていたことです。

結構長い時間の稽古をやっているのですが、それでも人数が増えれば単純に一人に割ける時間は減ります。



前向きに検討しなきゃならないな、と。










沖縄のね、ものすごい面白いキャラクターの人が入ってきまして。

F 君。

また、酒が好きってんでよく飲んでよくお話をするのよ。

この人、生まれて初めてのお芝居だっちゅーんだけど、良い感覚を持ってて。

っていうか自分なんかには真似の出来ない、沖縄人独特のゆったりリズムのほんわかムード。



何か、この人は気持ちいい! って言う空気がまとわりついてるのよ。

あれは不思議ね、分かる人には分かると思うけど、沖縄の人独特。

ざわわ、ざわわ・・・高い空に白い雲。

サトウキビと古酒とヤギ汁と海ブドウ。




むむう・・・面白い & うらやましい・・・。


さっそく今度の12月に「ゲキ塾。」プロデュース公演に出演することになりまして。

だって、本人が



「出るサー。」



って言うんだもん。

大丈夫そうだし。


なんくるないサー、さーだあんだぎ。










湯川智子。

さっちゃん。

12歳。




さっちゃんはね、<智子>って言うんだ、本当はね。

だけど女子大生だから、つけまつげ付けてノーメイクなんだよ。

マンガみたいだね、さっちゃん。



で、お馴染みのさっちゃん。

12歳。

あ、もう少し上だったかしら? ま、いいや、とにかくさっちゃん。





仕事関係者の知人から、



「あの子はものすごくいいモノを持っていますね。光る。必ず光ると思う。でも、圧倒的に弱いところもある。それは、私を含めて満場一致で言っていたことなんだけど、●●が無さ過ぎる。」



これはクイズじゃないので答えは募集しませんが、こういう残念な人たちがとっても多いのさ、「ゲキ塾。」わ。


ガンバレ、女子大生!







某有名放送局に勤務しながら芝居の訓練をしている男がいます。

宣伝しないでほしいって言うのであんまり書いたことはないのですが、この男も一風変わった人間で。

亮平くん。

ものすごく映画とか詳しくて。

聞けば何でも教えてくれる。



芝居も大好き・・みたいで、来れる時は必ず来てちゃんと訓練してます。

が、ぽやーーんっとした空気の人で、




「なんか・・・今日は気が乗らないから大きな声出すのやめよう・・っかなー。」




みたいな感じなところがあって。

本人、決してそんなことを考えていないんでしょうが、とにかく不思議君。

夕べのレッスンの時、



「ねーねー、も少しさ、覇気って言うかカメハメハみたいなんを出してやってみれば? 周りにも協力させるからさ。」



って、(本当は周りの人の空気造りが狙い)演出を当ててポンとやってみたら、びっくりした。


ものすごい上手な台詞回しでやんの。

いい音出して。




「あのね、そーゆーふーに出来るなら次からも必ずやって! なんじゃ、そりゃ。逆びっくりだわ!」


ってローリングソバットを入れておきました。

本当、うまくてびっくりした……。

















ピグミンさんが書いてくれてました、<ぼくが地球を救う>。

そうですか、もうそんな昔になりますか。

懐かしい響きです。



あの作品は、ウッチャンのアクションコーディネーターとして山田一善さんがいらっしゃいました。

いまでもたまに飲みますが、メタルダーのアクション用のスーツアクターです。

再会を喜び合っていたものです。




実はあの作品、私は出演する予定はなく、1話から最終話まで番組冒頭のナレーションをやっておりました。

内容はすっかり忘れましたが、優しくしゃべりかけてね! みたいなオファーだったと思います。




で、番組の偉い人が、



「妹尾クン、長い間ご苦労様。どうせだから最期の2話くらいちょっと出てみる? 小さな役だけどやってみれば!」



って言ってくれまして。



そんな感じのね、楽しい、思い出に残る作品でした。








さ。

毎日こんなことを書きながら、頭の中はいろんなことでぐっちゃぐちゃです。

一つ一つかたづけていかなきゃ・・・。



3

ジャンピング・ファイヤー





暑さになんか負けない!


って頑張って作業をしておりました。

妹尾汁でシャツをぐちゃぐちゃにしながら。

そんな状態で昨日はこのブログも書いておりました。




エアコン、ちょっと節電…ってことでガマンして。

私の作業机の右側に窓があります。

そこのカーテンを開けて、網戸にしておりました。

そら、ちょっとでも風を通すために。



でもね、音が聞こえてくる。

じりじりじりじり・・・・。

焦がす音。

暑い音。




その窓のサッシのところに、缶を置いておありました。

右手を軽く伸ばせば届くところ。

<G-ショック>が入っていた鉄製の缶。

その缶はがらくたっちゅうか、自分なりの宝物を入れておく缶でして、(子供の頃の感覚と同じ)阪神が優勝した時のテレフォンカードや、星野仙一印の100円ライターや、ちょっとした思い出の染みついている小物が入っています。

そんなに普段は触らない缶。

こいつもそれなりに暑さをガマンしていたんでしょうなあ。





でも、当然そんなことは私には分からないので、知らん顔して仕事に集中してて。

そうしましたら、いきなり、




どばんっ!




ってものすごい音がして。

と、同時に私の顔の前を缶が飛んでいきました。

顔とか目とかに当たっていたらシャレにはなってない流血が予測できる勢い。


「な、何ごと? ええい、出会え出会え、曲者じゃああああ!」



と。

軽くパニック起こしまして。

缶の蓋は別のところにすっ飛んでる。



拾いに行って、蓋をしようとすると、中から圧力がかかったような形でへこんでる。

缶の中をよく見てみますと、がらくた宝物に混じって、PURA-PLATA と書かれたちょっと変わった形のライターがありました。

これは、私が下北沢でワインバーをやっている時に、お客さんに配るために作ったライターです。

少し残っていたので思い出の品として、宝箱に入れてありました。

そして、私は今煙草を吸わないので全くライターに関係がない生活。





そのライター君が、<どぱん!>って。


使えよ! 的に怒ったんでしょうか?


ライターぼんっ

写真、よく分かりませんが、側面割れーの、頭すっ飛びーの、中からホースみたいなん飛び出しーの、ひん曲がりーのでお陀仏でございます。




<引火、破裂の可能性がありますので取り扱いには十分に・・・・>



って書いてあるのを見た記憶はありますが、本当にこんなに間近で爆発するとは思わなんだ。


めちゃめちゃでっかい音が出ますんで、皆さんも一度、興味があればお試し下さい。








今日の一句。


<缶カンにライターを入れたなら……窓際に置くは危険と知れ。>







3

脳みそ汁





人間、本気で悩めば二日で痩せられるってことが分かりました。

そんな<SSK47>、今日も頑張っております。


クソ熱くて、いや、それはそれで大好きなのですが、身体中から妹尾汁が吹き出ております。

筋肉を使って出る汁ならばまだガマンも出来るし慣れているのですが、現在進めていることはちと違います。

脳みそ…の汁。



お芝居の構想とアイディアをひねり出すために、いろんなことをやっております。

全部同時に進行させているつもりなのに、




あ、アレ忘れてた!

あ、これ忘れてた!

あ、それ知らなかった!




ってのが山ほど出てきまして。

そうでなくてもいっぱいイッパイの私を苦しめます。

演出1



今はね、こんなことをやってます。

小さい紙に俳優さんの名前を書いて、同じく紙に書いた舞台の上を台本に沿って動いてもらって。

で、あんなことやこんなことを喋っています。



そ。

これはまさしく机上の計算。

これが、私の想像を遙かに超えて、役者さんがぶつかり合うことで起きる化学反応。

思いも寄らなかった流れと空気ができあがって。

そこに、芸術性という息吹が注入されていき・・・ああ、えくすたしい! 官能とさえ呼べる世界を構築していくのでありんす。


そのね、不思議なパワーで創られる不思議な空気缶が楽しくてたまらない。

でも、そこに至るまでのせめぎ合いが超大変なのもホント。



普通に、何かの流れ作業的な、ずるずるずる・・・って感じでやっていたら産まれてこない感覚なのよ。

言い方はとてもよろしくないけど、稽古場とかに行って、




「あ、こっちのパターンか。流れ的な。各人のパフォーマンスでできあがる作品ね。はいはい、やっつけ・・・。」




もしくは、



「お、これはやばいぞ・・・。きついけど、きっと楽しいことが起こるぞ。スゲえ気持ちいいモノができあがりそう。本意気で入り込まなきゃ。」




なんて、口には誰も出しませんが、有るもの、そういう空気。
生意気言って申し訳ないけど。(こんなこと書いちゃって良いのかもはなはだ疑問。)



で、せっかくだから自分で創る時はそういう研ぎ澄まされた感覚をお客さんに伝えていきたいなーって。

共感・共有できる思いっつーのかしら。







お客さん、バカじゃないんだから、私らが四の五の言うことなんざ全部分かってるもの。

それを敢えて上から目線でエラそうに言っても何も伝わらない。

逆に怒られる。





だったら、せめて同じ思いを持ちたいな、と。

もしくは何かを思い出してもらうきっかけになりたいな、と。




いずれにせよ、少しでも気持ちよくなってもらいたいと思うわけであります。





そのために、最高のパフォーマンスを出せるための準備をしておこう、と。

脳みそから汁を絞り出しながらね。





エアコンつけりゃいいんだけど、東北のこともあるし、ね。

節電なんて軽く書きたくないけど、心の中には守らなきゃならないラインみたいなのがあって。

ちょっくらストイックになってみたりもしてるのさ。



良いもの創りたいから。









さ。

紙フィギュアで遊ぼうお勉強しようっと!

その前にチラシのデザイン創ろうっと!

その前に劇場に入稿しなきゃならない書類揃えようっと!

その前に音響さんとの打ち合わせ材料作ろうっと!

その前に照明のプラン、文書作成しようっと!

その前にチケット関連ふくめた舞台監督さんとの打ち合わせしようっと!

その前に舞台美術のスケッチ起こしておこうっと!

その前に小道具一覧と香盤表作ろうっと!


・・・その前に飲みに行こうっと!




ぷりいずへるぷみい


4

脱・大型犬




日が長くなってきました。

私の大好きな夏がすぐそこまで・・・ウフフ!!




孤独が嫌いな自分だけど。

宇宙を永遠にさまよってみても仕方ないと思ったりする今日この頃。















だいたい、そうですね・・毎月二人くらいはいます。

「ゲキ塾。」の稽古が休みなのに稽古場に行っちゃって、




「あれ、妹尾さん、今日はお休みですか?」




って連絡してくる人。




「ったく。バカチンがあ!ちゃんとホームページなり連絡なりみておきなさいよ。」



って、その度に。



いつも月初めに一ヶ月分のスケジュールを一斉メールで送信しているのですが、なんかうまくいかなくて、ちゃんと受信できない人がいて。

詳しい人にやってもらっても、どうしてもうまくいかない。

そういうもんだって聞かせれていたので、どうにかせねばいかんな、なんて考えてました。

パソコンを持っていない子もいるので、各人にかちかちやるのも大変。

どうにか・・・ってやってたら正太が、




「いいことみっけ! ミクシーだったら皆大丈夫なので、僕が「ゲキ塾。」のメンバーだけのコミュを作りますよ。」



って。





「おお、そうせい、そうせい!」




ってことになりました。

めでたしめでたし、これで皆も大丈夫。

忙しいバイトの時間なんかをやりくりして、間違った日に稽古に行かなくて済む。

ってか、そういう奴って元々バカなんだけど。






で、コミュが立ち上がり、第一回目の稽古日。

始まる30分くらい前。

そこの受付で私、怒ってました。





「そんなはずないでしょ! ちゃんと予約してますよ。もう、長い付き合いなんだからそう言う些細なミスはよして下さいよ。こっちも言いがかり付けてるみたいで嫌なんだから。早く部屋に入れてよ。教材重いんだし!」





「はあ・・・・でも、いくら探しても見つからないんですよね、「ゲキ塾。」さん。おかしいなあ、もう一度調べますからちょっと待って下さいね。」






「ったくもう・・・。頼みますよ、本当に。」







はい、オチはつかめましたね。

そのたふり!(とおり!)



俺だけ。

行ってやんの、お休みの日なのに。




もうね、なんだか。

米つきバッタみたいに謝りながら出てきましたさ。







あほはしんどい。
















そろそろ本格的に腰が治ってきたので、再々再度、合気道に復活しようと思います。

身体の調子が良くなってきたので喜んでて。

こりゃ、酒も美味いんじゃないかしら?って飲みに行ったんだけど。

体調とか関係ないのね、人間力だわ。

弱い、俺。

もうね、だめだめ。



昔とった杵柄…的に感覚で飲んでると身体がボロボロになります。



ちょっと考えて。


しっかりした大人にならなきゃいけない時期なのねーと。

酒の飲み方も考えなきゃダメっすわ。





自分、よく頭の悪いレトリーバー(つまり大型犬)に例えられるのですが、だんだん、アホかと笑えなくなってきた感じがします。

もしかしたら私は頑張って頑張って、死ぬ直前にやっと人間になれるのかしら? ・・・的な。

超残念な気がしてきます。












あと、女性の方に朗報的な!!

前から思っていたことではあるのですが。

フ! と思い立つことがありましたら、必ず宝くじをゲットして下さい。

あなた方はそのくらいの霊力・直感力・ま、普通に言う<カン>を持っていると断言します。

女の人の<カン>て、すごすぎて笑えない。

背筋が氷ります。













とにかく。

9月の妹尾プロジェクト、着々と進行させております。

人間て、バカで堕落的で、阿呆でどうしようもなくて・・・・でも、憎めなくて愛嬌があって、で、やっぱいいもんだなー!って。

そう感じてもらえる芝居を作りますので。



脚本に関することで少しだけ不安な材料があったのですが、それもクリアになり。

ガシガシ進めるだけです。






で、11月の芝居に12月の演出。

で、ゴーンって鐘の音を聞いてお正月、と。





大型犬妹尾、行きます!!


5

発表です




皆様、たくさんのコメント、(裏も含めて)ありがとうございます!

100%、確実に読ませていただいております。

(鍵付きのは遅れて気付きますが……)




9月ガンバレ、とか励ましのお言葉もいただきますし、今日はタイミングもビンゴなので発表させていただきます。






<9月、妹尾プロジェクトの上演内容について>****************************


箇条書きにしてもつまらんので、多少もったいを付けつつ、お話し的に書きます。

まず。

去年から始めていた台本探し。

このね、台本っつーか脚本っつーのは肝だからさ。



どうしてもここはエゴでもいいから自分が気に入るモノを作りたいと思って。



藤山 寛美さん。


出てくるのよ、頭に。

ガキの頃から、松竹でやってるのを当たり前のように観てたし。

テレビのオンエアだけど。

土曜日あたりだったかな?

吉本とはまた全然違うテイストでね。




大好きだったもの。

笑って、泣けて、大円団って。




意識なんてしたこともないし、とりとめて影響を受けているわけでもないハズなんだけど…。

自分で芝居を作ろうと思ったら出てくるのよ、藤山寛美さんが、頭に。



うん、こりゃ、もう何かのお達しだな、と。

自分の本能のままにやってやろうと。

ああいう芝居が好き!





そのころ、準備ノートに書きなぐってる言葉があるので引用します。


**********************************************

・熱いのダサイという今の風潮 → 全然ダサくない。


・必死に、ひたむきにもがく姿はカッコ悪い → 全然、超カッコイイ。



キハク(原文ママ)になってきている感覚を呼び覚ませ。

ガキの頃を振り返ればそんなことばっかりだろ。


***********************************************


って。

これは自分の中にある、最近の風潮に対するサジェスチョンだし。

ここをキープしながら、ってのが強いし。



プラス、


<人間はまだまだ捨てたもんじゃねえ。>



っていう自分の基本理念が乗っかって。


で、こんなキャッチコピーにたどり着いた。





なんだかんだ 云うけれど…

人間、まだまだ捨てたもんじゃねえ…

お魅せしましょう……昭和役者の心意気!

ああ、 煙が目にしみる  わなあ。









・・・

これ、このままチラシのデザインに載っけます。

今、デザイナー、印刷関係の方とギャラ交渉打ち合わせ中です。





台本は<煙が目にしみる>です。

そういう脚本があります。




レイ・クーニーとか、永井愛さんとか、ニール・サイモンとか……有りモノももちろん。

いろんなのを調べてみましたが、今はこれが一番いい。

いいっていうのはあったかいってこと。

俺にとって。

スタートを飾るにふさわしい、素晴らしい脚本です。




これにするぞ!って心に決めてから、「ゲキ塾。」の山本いつみと二人で、他所さまがやっている(どこかの研究所の卒業公演みたいなやつ)この作品を観に行ったことがあります。

私、なにも言わないで。

まだまだ若手だけの拙いお芝居でしたが、終演後いつみが私に、




「私、今観たお芝居、いつかきっとやりたいです。すごく良くて、上手じゃないんだけどでも、泣けてきました。」




って。

私、心の中でガッツポーズ。


うん、<本に守られる>って言葉があるけど、正にその通りだな、と。

つまり、人の心に染み渡る、素晴らしい脚本だ、ということです。


神戸の石本っちゃん(役者、演出家、親友)がこの本に太鼓判。ってか鉄板だと言っていた意味もよく分かりました。

これは心強い。











でね。

やっと来たんですよ。

上演許可証

上演許可証。

だからタイミングがビンゴ!ってことさ。











その本を、ずーっと毎日改訂作業を行っているんですよ。

自分流に。



元々のストーリーはものすごく好きなので問題なしですが、登場人物がね、増えたり減ったり、設定年齢が違ったり、バックボーンの情報を現代に置き換えたり。

毎日13時間とか、調子こいたらやっちゃってる。




そりゃ腰も痛くなるわな。




出演していただくキャストの方も紹介します。

今日のところは名前だけだけど、順次、詳しいことは載せていきますね。


稽古日誌的なブログも用意してるし、問題がクリアになればユーストリームでも流す予定。




(敬称略でね)

赤星 昇一郎

福井 裕子

高田 裕司

中條 サエ子

奈良 チャボ

藤倉 みのり

山本 いつみ

森川 拓也

湯川 智子

岡 めぐみ

平 章大

田中 優也



鮎原 せり

濱口 陽平




で、私もちょこっとだけ。


超ベテランさん、脂のりきりさん、若手さん。

若手さんは「ゲキ塾。」の子達で。

めちゃ良い体験になるだろうしね。




当初考えていたモノよりずいぶんと大きなスケールになってしまいましたが、上等です。

ばんばん受けて立ちます。

自分、千秋楽まで、死んでもいいくらいの覚悟で全てに臨み、皆に迷惑かけるから死ぬ気で死なないように生きます。

死ねないもの。



向こう5年間分の妹尾をぶっ込んでいきますから。

絶対に映画を作りたいので。






*******************************************

ま、ね。

そんなこんなで自分ら頑張らなイカン言うてるんですけど。

身体、あってのものだね。




またしても魔法使いのお爺さんのところに行ってきました。

腰痛は治ってるんだけど、9月までの体力が持続するように、骨盤から顎から全部の骨をまっすぐにしてもらうために。




そしたら、そこで悲しいお話しが!




「妹尾さん、あなたは本当に恵まれた身体をしてるよ。背骨はまっすぐに戻ってるし、筋肉のバランスもいい。飲み過ぎだけ注意すれば内臓も特に問題はないでしょう。変に体力が有りすぎるから無理が利いちゃってぼろぼろになっちゃうのよ。」




「まあ、それは有り難いことです。両親に感謝、かな。」




なんてしおらしいこと言ってましたら、先生が、




「でもね、ここは駄目だな、全く駄目だ。死ねばいいのに。」



後半は嘘だけど、そんな感じに云われたことがありまして。



「なああんすか、それ。なんすか。」



「ここをちょっと押してみるよ。軽くね。でもきっと妹尾さん、あんた飛び上がるよ。痛くて。いくよ、せーの……。」




って、腰のどこら辺かよく分からんところを(うつ伏せだし)キュイって。

私、はっきりと、しっかりした滑舌で、




「あんぎゃらららああああ!」




って叫びました、はい。

痛いのを通り越して寒い、冷たい。

初めての種類の刺激。





「ここね、睾丸系ね。シモ。これはね、からっきしだわ。本当ならマシュマロみたいな弾力があって、押し返してくるようじゃなきゃ駄目なんだけど…あんたね、鉄筋。こりゃ、精子ダメだわ。」




「……はい……えと……なんて答えれば……ダメ云われても……。」




「治そ。人間力も上がるし、生体オーラも強くなるから。とにかくこんなんじゃ話しにならんよ。まだ50前なんだからさ、老け込んじゃうには早いよ。」






って。


おお、そうかいそうかい、そうきたかい。

だったらね、おれもいわせてもらうけど、そんないろっぽいはなしなんかそうそうおちてるわけじゃないんだわさ。

そらつかわなきゃいろいろとやぼったいこともでてくるだろうけど、そんなにきっついこといわんでもええやないですか、せんせ、そらせっしょうやがな。




針とかうたれて。

眼球にうたれるのと同じくらい?痛くて。

キャンキャン叫びまくって。

でも My son の為に頑張らねばって。

精子の生死に関わることですから。(うまくもナンともない)






やる気、勇気100倍、・・・なんだけどね。

から回ってるんでしょうか。




さ。

台本を睨めつけつつ、お姉ちゃんも横目でちらり、と。



Please stand up , my son !






6

本物の魔法使い



おおおおっ! しばらくポケーっとしてたら30万件アクセスの大台に乗ってた!



皆様、日頃よりご愛顧いただきまして・・・



誠にありがとうございます!



このブログ始めた時に、まさかこんなに続けるとも思っていなかったのですが、読んで下さる皆さんからの温かい(ドSな)ご忠告やご指摘をいただき、また、叱咤激励など、たくさんの励ましの言葉をいただけたおかげで続けてこられました。


都合の良いことだけ聞き留め、残りは馬耳東風にやって来れた賜(玉モノ)でございます。



本当にありがとうございます。

これからもじゃんじゃんバリバリ書き続けますので、よりいっそうのご指導ご鞭撻をお願い申し上げます!






*************************************************



さて。

皆様に何と叱られようとも、




「お願い、背骨、カチンってはまって! お願いっ!」




ってなかんじにぎっくり腰が痛いのを押して合気道に行っておりました。

先日も、思い切りぶん投げられて、バチコーンと受け身をとっていましたら……





「あ、やったね、はずれた! 今、確実におもいきりずれた!」





って、分かりました。

はまるンじゃなくて違う方向に向かって骨がずりずりって。



「あ。」



と言ったのが最後。

じぇんじぇん動けなくなってしまいまして。

芋虫のように道場の隅っこの方でぐねぐねしておりました。



すると、そこにこの道場でもめっちゃ強いお姉様がやってきて、



「どうしたの、妹尾さん。 どこか痛めたの?」



って。




「はい、実はかくかくしかじか……で、腰が変なことになっちゃったみたいでヤバいんです。」




「あれま。 私、魔法使いのおじさん知ってるよ。行ってみる?ダマされたと思ってさ。」



って。

今、妹尾の心には張り紙がしてあります。




<求む、魔法使い!! 腰痛退散してくれる元気な方! 時給、応談!!>




ですから、一も二もなく、




「行く行く行く行く、行きます、いや、行かせてください!」




となりまして。

その夜、既に治ったような気がして諸先輩方(俺が一番おっさんだけど)と飲みに行きました。

グッデングッデンになって帰宅して、靴を脱ぐのや風呂に入るのにも苦労しながら寝まして。

案の定、翌朝は起きられない。

激痛で。



でも大丈夫。

魔法使いがいるから。

るんるんるん! さっそく電話しました。




「・・・・・毎週月曜日はお休みとさせていただいております・・・・プープー・・・」




って。

やったね、お約束!

絶対にこういうオチが付いてくる。




仕方なく、普通の、街の指圧の店を予約。

今日の稽古場所に向かう途中の。

富士山に登った時のストックとかで家の中をはい回り、ほうほうの体で出かけます。





さじま屋さん(マッサージ)につきまして、大きなお姉さんにぐりぐり押してもらいました。

1時間。

汗びっしょりになってやってくれてる。


でもね、何か、あんまり気持ちよくない。

文句は言えないくらい頑張ってくれてるので、



「ありがとうね、おかげさまでとっても良くなったよ。」




「はい。ありがとうございます。でもお客さん、私がここで働き始めてから、一番固かったです。」




って、最近違う店でもそんなこと言われたなーって思いながら。

各店舗の固さ自慢記録、塗り替えてやろうか・・・的な悲しみに包まれて稽古に向かいました。



完全に悪化してる。






で。

その夜はまんじりともせず、じーっと眠れぬ夜を過ごしまして。

痛くてね、涙が出てくるの。

オオカミになって遠吠えしてやろうか、っちゅーくらい。






朝一。

魔法使いに電話します。

ものすごく普通に日本語を話してくれる魔法使いで、




サリーちゃんのパパ先生ですか、実は合気道の○○さんに紹介いただいたのですが、もうね、どんだけ待ってもイイノで今日診て下さい! そらね、もう、なんちゅーか動けんのですわ。」



「ああ、いいですよー、午前中にやりましょう。」






って。

涙がちょちょ切れそうになるほど有り難いお言葉。






でね。

なんだかんだで2時間くらいやってもらって。

あなた、占い師か? っちゅーほど身体のことが分かる人。

全部当たってるから驚いた。





こういうことらしいのよ。



「あのねー、この腰はね、3年くらい前からおかしくしてたでしょ。でね、その時に完全に治さないで、上辺の痛みを取るだけで終わらせているのよ。根絶してない。だから何かある度にすぐに出てくるんだけど、それをカバーしようとして首や腰、臀部の筋肉が頑張ってたわけ。だから、身体じゅうあっちこっちがわやくそなわけ。私が今から(といいながら手のひらの上を指一本で軽く押さえる)このくらいの優しい力で押してみるからね。飛び上がるほど痛いよ。」



つって、背中を数カ所。

腰痛を忘れて本当に飛び上がるほど痛い。




「うーん、これねえ、普通の人だったら絶対に動けてないよ。筋肉だけで動てたみたいね。特にこの1、2ヶ月。ストレスとか緊張を押さえ込んだことやった?」



「はい。思い切り。」



お芝居やったし。




「なんかね、腰の筋肉とかが鉄筋みたいになってて固まって、全く動けてないのよ。今からさ、骨をまっすぐにしてやれるだけやってみるけど、筋肉の炎症の痛みは残るよ。」




「ううう・・・しぇんせー、もう何でもよかですけん、やっちゃってください! 頼んます!」



で、悲鳴を上げること(マジ)十数度。

腰に手を当てていたと思ったら、





「こっちが大元だな。」




って首から。

いっつも正太とかにマッサージしてもらってるのに、その半分くらいの力なのに、リコーダーをぶち込まれたくらい痛いの。

リコーダーって…そんくらいのとがった何か的な。






「こりゃ昔、事故もやってるなー…でしょ! 本当に、ちょっと今までの無理がここに来て爆発した感じだね。 しかしまぁよく動いてたもんだわ。背骨が二つ、3cmくらいずれてるもん。」






「昔、超人機やってましたから……むにゃむにゃ……。」







「え、なんて?」






痛いし、効くし、辛いし。

そうしてるうちに先生の柔らかな通る声が、




「はい、こんなもんでいいでしょ。ゆっくり起きあがってね、急に起きあがる馬鹿がいるけど、台無しだから。あと、痛みが亡くなるまでは合気道行かないでね。ってかあの状態じゃ普通行けないんだけど。あなた頭悪そうだから(意訳)ね。」




「はい! しぇんしぇー!」




これ以上の馬鹿は本意ではないのでゆっくりと。



あーあ、やっぱりそうきたか。

全然痛くない。

表面の、炎症的な痛みは残ってるけど。





お金払って、スキップしながら帰宅したとさ。







本物の魔法使い、みっけ!



めでたしめでたし、47の初夏!!



3

チャレンジャー妹尾

IT的な。

へんてこりんな毎日を過ごしています。

ずーっとイスに座りっぱ。

斉藤さん(パソコンの名前)にじーっとガンくれつつ、台本の直しを。

疲れてくると、どんどん頭の中の細胞がフラメンコを踊り出していきます。

すると、和服の貞淑な淑女の役が、銃をぶら下げたガーターベルトがちらちら見えぇのの女スパイに。

サムライのような男は筋肉むき出しのベリーダンサーに。




思い切り昭和な台本が、みるみるスケベ本に変身して行くではありませんか。

いかんいかん、こんなお話しじゃないよー!って頭をふるふるふるってぶん回して、気持ちを入れ換えます。



すると、エロスを禁じたはずの私の脳細胞は、今度はおかしな方向に向かっていきまして。

面白いのでどこまで暴走するのか自分を見つめていたりします。




すると。

登場人物が全員アホになって。

バカボンのパパみたいになっていく。

会話が成立しない世界。





「お葬式には赤いちゃんちゃんこを着ていくのが常識なのだー。」




と男が言うと、お婆ちゃんが、



「そんなことは総理大臣が昔から行っていたので知っているわ。それよりルパン、私に宝石をプレゼントしてよ、こーんなに大きいやつ。」




って若返ろうとして。




「ぐぇっへっへっへっへ…大きいやつかい、よしよし。おっとっと、これはエロじゃないんだぜ。」




って慌てて台詞を修正しようとする平泉成さん。




「ぱぷぱぷ、ぽっぱりんこ。りんこりんこりんこ。にょいにょいぱっ!」




って、ウチの湯川が意味不明言葉で場を収めようとしてる。






・・・・。




おお、これはあれだ、あれ。

疲れてるからもう寝た方がいいぜっていう合図だわ。



うん、間違いない。

だって何時間も台本の改訂、進んでないもん。








役者さんを集めて顔合わせ、初本読みなんかの段取りが進みまして。

たったそれだけのことなのに、仕事をしている大人を20人ほど一堂に集めるっていうのは大変なことで。



二転三転、やっとのことでセッティングが出来まして。

ああ、楽しみーと同時にどんな落とし穴が待っているのか、不安が満載。

私、自慢じゃないですけど、物事を問題なくすんなり終わらせたことありましぇんから。

ブラジルに繋がる程の穴に何度もたたき込まれることを覚悟しております、はい。



でも楽しみ……なの!








というような、ほぼ意味不明でもうすぐ50歳になろうとする大人がやることじゃないってな日々を過ごしておりましたら。



えらい気合いと根性の入った劇団 ガイア・クルー の座長さん、加東君から連絡がありまして。

よくね、「ゲキ塾。」に出張してきてくれて。

いろんなレッスンしてくれたりするし、飲むし。




「妹尾さん、たまには昼でも一緒に食べましょうよ。」



「酒抜きかい? 何か企んでやがるな…ま、いーよー!」



って男二人でデートして。




この加東君って男はね、誰でも会って話をしているだけで分かるんだけど、暑苦しいのよ。

俺が言うのも何だけど。

ものすごいね、人間オーラとパワーを持ってる人でね。

楽しいのよ。

時間を共有するのが。

刺激チックで、いちいち勉強になって。

で、とにかく底抜けに優しいの。

頼んでもないことを空気で察して、ちゃっちゃっちゃってやってくれちゃう。




ま、平成に生きるサムライの一人。

間違いない。








「新宿にね、昔から行く洋食屋さんがあるんですよ。そこはね、ロールキャベツが定番ってか有名なんですよ。」




ほほう。

ロールキャベツが…っていうだけで、何か伝わってくるモノがあります。

大正ロマネスクっぽい、懐かしさと職人技術の混同、みたいな。





「行く行く行く行く、食べる食べる食べる、ローローレララ・・ベツ!」




え? こんなとこにこんな店あったっけ? 的な隠し絵みたいなお店。

多分、わたし何百回も通っているのに知らなかった。





入ってみると、国籍不明な感じの黒い女の人がお水を持ってきてくれて。

妖怪っぽい、まさにこの店にぴったりな明治の魔女みたいなおばあさまが、




「え? なに? ハンバーグ? ロールキャベツ?」



ってせっついてきて。




「あ、ロールキャベツで・・・。」




って。

恐い。







で、出てきたらね、どんぶりの中にご飯が入ってて。

銀の食器に大きなロールキャベツがドンドンって二つ入ってて。

で、スプーン一個、横にポンって。





「ほほう、無国籍料理っていうか、よくもまぁここまで乱雑に文化を無視したものだね!」




と、逆方向に一周してきて心地よい。


うん、とにかく芝居でも言われるんだけど、やり切ることが大切だ、と。

やり切ればお客さんはついてくる…ってことに繋がるのだろうか。





スプーンでキャベツがスコスコ切れるはずもなく、あくせくしながら口に運び。

たらーんとぶら下がって、半分繋がったままのキャベツをラーメンのように食べるの。

周りを見たら皆そんな感じ。

あ、それでいいのね、と郷に従う。

で、スプーンでどんぶり飯を食らう。





和洋折衷、文明開化の味がしましたですたい!

加東君






でね。

げふーっお腹が膨らんだところで加東君ったら…今度の11月にお芝居をやるから出てくれないかって。

そういうお話しをこの不思議空間で言われても…。




っつーか、普段から世話になっているし、人として断れるわけもない流れなので。

もったいぶって迷ったフリして能書き言うのもアレに反するわなってんで、





「はい、よろぴこ!」





って。





私の役どころは・・・ネタバレしない程度に書きますと…、





<昔、ヒーローだったおじさんが、何だかんだ人間関係が上手くいかないで、悪の組織のボスになっちゃって。

人の心を操作するのが得意なおじさんで。

正義のヒーロー達…といっても若造が恋に悩んでいるのを発見。

なんかイイ感じに取り入っちゃって、それでああしたりこうしたりして、最後はどん!ってっなってハッピ-エンドか、おい!。>





そんな感じなお話し。


・・・



面白そう!





つっても今はまだそれを考える余裕なんかどこにもなくて。

まずは9月、妹尾プロジェクトのお芝居を終わらせて。





やったーって打ち上げしたら次に休むヒマもなくそのお芝居の稽古。

で、12月の「ゲキ塾。」公演も。





ありゃりゃ、のほほーんといろんな事動かしてたらめっちゃ忙しくなってきた感じがするけど…分からないし、しんどくなるから気のせいってことに留めておきます。


目の前のことをこなせないやつに明日はないんだぜ!ってね。





クローン技術なんかには頼らない。

ぼく、絶対に一人でやり切るもん!




S S K 47、(セのおセいこう 47歳)まだまだ挑戦は続く、の巻き。





5

初めてのCD漬け。




やばいよやばいよ。


本格的に身体の中に腰痛が進入してきた。

ちょっとしたモノじゃなくて、ガッツリ一体化してきやがった。




根絶させる何かをやらなければならないわ、これわ。

良き知恵(あんまりお金がかからないヤツ)を教えて下さいまし!






芝居がハネて、1ヶ月ぶりに合気道の道場に行きました。

そこでばっしんばっしんと身体を叩きつけられたら、<コキン!>とかって背骨系も治るんじゃないかしらって想いがありまして。

そうしましたらば何てことはない、痛みが倍加しましてね。

そんな簡単にいくもんじゃないのねーと痛感しておりますたい。

















今。

9月の妹尾プロジェクトに向けてですね、既に用意してあるアリモノ台本…(既に脚本として存在してるもの)を、加筆修正しております。



アホみたいに文字とにらめっこしながら、あー出もない、こーでもないと空想しながら。

キャストは決まってますので、あとは場面を想像しながらどう動いてもらうか・・とか、そんなことを。

ほぼ妄想の世界です。

一人で悦に入って喜んだり感動したりして。




で、そこに欠かせない大きなモノの一つが<音楽>。

そして<照明>。



明かりの方はね、まだピンと来てないのですが、とにかく両方とも早い段階で演出家の頭の中には成立させていなければなりません。





「このシーン、この台詞をあの役者さんが喋るでしょ、その時のイメージはこうこうだから、音楽はきっとこんな感じがいいんじゃないかしらね!」




なんて。

じゃ、その雰囲気を醸し出す音楽を聴かなきゃいけない。




自慢じゃないですが、私の知ってる曲って言うのは、平成の今の時代の人からすれば全て懐メロ。

軍歌、演歌、童謡、クラシックと呼ばれるものばかりです。

つまり、ほぼ知識がない。



だもんで、レンタルやさん行ったり知人に借りたりして、ジャンルを一切決めずにとにかく聴きまくる。

聴いて聴いて聴いて聴いて聴いて、感じて感じて感じて感じるー。

円広志(知らない人はスルーで)的な行為を毎日行っています。



BGMですら邪魔と感じるほど音楽に興味の薄い私は、そらもう大変です。




でも、逆に、そんな私の感性を突っついてくるような音楽ならば大正解なのかしら?と。

俺が、




「お、いいじゃん! ぐっと来るね!」




って感じればほぼ全ての人類も賛同してくれるんじゃないかと。

でも、あまりにも有名な誰でも知ってるベタなやつだと、音楽が勝っちゃって芝居が生きてこないですし。



ま、その辺の出し引きを想像しながらね、聴き倒してる訳ですわ。




そういましたら、知らない分野の音楽とかもちょっとだけ好きになってきてる自分もいたりしてね、しんどいけど面白い作業をやっております。

すんげえ良いモノを作り上げるためなら、敢えて勉強とやらもしますわよ。






後は登場しなかった人物が登場してきたり、原作にはいなかった人が出てきたりと、ま、そのくらいのことは「ゲキ塾。」も日常的にやっているので苦にはなりませんが、役者さん一人一人がちゃんとしたことをすればちゃんとライトが当たる・・・っていう作りにしたいので、適当って訳にも行かず。

かといって、出演者に気を配りすぎると、お客様に対して何をやっとるんだ!的になってしまうので。

これは本末転倒も甚だしく。

よく、公演を終えた役者から、



「よっしゃー、いい芝居だった! 俺たちやりきったよなー! 燃え尽きたよなー! 最高だぜ!」



ってな言葉を耳にしますが、まぁこういうのはほぼ転けてます。

マスターベィション、学生演劇、非日常を体感できた喜び、等々。

こんなことでだめなんだとハッキリ理解するのにずいぶんかかります。

じゃ、そこからどうするかで生き方が決まってきて。

体験、経験を頭に入れておくだけじゃなくて、次にどう活かすかきっちりとした引き出しをたたき込める人。

ステキな感性を持っているのは当然としてその引き出し(理論、理屈、技術)をどう抱き合わせることが出来るか。

それがないと生き残れませんし、必要とされません。




自分たちより頭が良くて、知識もあるお客さんに何かを持ち帰ってもらうためには当然の義務として我々は学び続けなければなりません。

それらを実践して、喜んで頂いて、初めてお見せできる芸術に昇華します。






That's エンタテイメント。

これはペンです。


今私がやろうとしているのは、きっちりとしたエンタテイメント性をキープしながらの作り込みです。


だって、今回参加してくれるメンバーは、本物のエンターティナーばっかりなんだもの。












あああああ。

腰の痛いの飛んでけー!




誰か、求む、腰痛直しの魔法使い。

念力でもいいから治して下さい!
















7

向こう5年分の決意表明。


6月に入りました。

5月の連休ってなに? 私にも今からでいいのでおすそ分けして下さい!的に恨めしい気持ちでカレンダーを一枚…引っぺがしました。








先日の芝居の打ち上げを朝までやって。

散々痛めつけた身体に酒を流し込みます。

で、更に傷つけて。


翌日、っていうか当日、さっそく「ゲキ塾。」の稽古です。

もう身体の具合が何が何だか・・・・ってなりまして更に翌日も稽古です。



こりゃ、ちょっとダメかもしれない。

お風呂とかゴシゴシこすっていたらまた腰痛が出てきてるし。



行きました。

マッサージ屋さん。

グリグリ揉んでもらい、ひぃひぃ悲鳴を上げました。




力強そうなお兄ちゃんが、



「お客さん、そらもう固いとか何とかってんじゃあなくて、こんな超合金みたいな背中、1年に一人いるかいないかっすよ!」



って。

超合金呼ばわりされるとは思わなんだけど、ま、言いたいことは分かる。

自分でも固いなーとは思っていたから。

膝やら腰やら痛くなるのも当たり前なんだろうね、これわ。












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決意表明


めっちゃ久しぶりにマジメなことを書きます。

書く以上、自分を縛って逃げられないようにします。

責任をかぶせていきますわ。




ずーっと前から考えていたこと。

思っていたこと。

空想していたこと。



が、知り合う素晴らしい仲間とのセッションで実現できるかもしれないっていう感覚になってきました。

今日のこの表明は今から向こう5年、妹尾が一切ぶれないで突き進むための決意です。



              流星




















一度自分を見直してみること。


役者であること、男であること。


人間であること。



こういう生き方をしたい、こういう人間になりたい。

理想、欲望、自我、畏れ、敬意。




そんな混沌としたモノを言葉にしようと。




「本当の意味で大人にならなきゃいけないんだ!」



って思った時にやる私の儀式みたいなものです。
(つまりまだまだ全然大人じゃないっていうことなのかも。)




それはさておき、必ず出てくる結論があります。

もっと端的に言えば、その結論に辿り着かせるようにしている…きらいがあります。



私の、役者としてのモチベーションの源。

自己表現の原点。

妹尾という人間を形成されている核。





人間は素晴らしい。まだまだ捨てたもんじゃない






妹尾の場合・・・

これに尽きます。






「違う!甘い!世間知らず!バカ!酒飲み!ぎっくり腰!」


いろいろとご批判もありましょうが、私がそう思うんだから仕方ない。

世間様が黒く見えても私の目には黄色く映るんだから、そらもうホントに仕方ない。




ここら辺がね、この背骨的な信念みたいなのがグニャグニャって曲がってきたら(50年近く生きていればそういうのも何度も目にしてますよ)私、かなり揺れますし、生き方変わるだろうし、表現者を辞めるかもしれない。

単なるウソつきに成り下がるだろうから。




でも、空イバリだろうが何だろうが今現在は本気でそう思えているのだから良しとする。

そしてそんな私をオモシロがって、本気で膝を交えて話してくれる仲間がいることも良しとする。






で。





その一つの想いを形にして、人様に伝えようじゃないか、と言うのが妹尾プロジェクト。


人呼んで、・・・えと、まだ考えてないっつーか思いつかんのだけど<妹尾的○○計画(仮)>なわけさ。







お芝居を作ります。

毎年、2本くらいは作っていきます、つもりです。

それをくり返して、山ほど知恵と仲間と戦友を蓄えて。

最終的に<映画>、作ります。

映画、フィルム作品。

ココが一番やりたいこと。

目標、頂き。




大きな事務所、強い事務所、政治的な思惑、パワーバランス、一切無視。

力と熱と。

熱い思いをぶちまけてくれるスタッフ、役者で作る。




「売れてる奴を使わなくても本当によい作品は作れる。」



事を証明してみる。

もちろん、宣伝とかその他大変なことがあって認知されずに地に埋もれるってことも知ってて。

でも敢えて。


フィルム作品となると流石に超プロ、職人、巧みの領域なので自分は俳優としての参加。




だって、この世界、そんなことが厳しいの分かっていても




「やろう、妹尾さん! 熱いいのやろう!」



って言ってくれる映画作りの職人がいてくれてます。

俳優も居ます。



暑苦しくて死にそうなほどの仲間に囲まれてます。

あーた、これで私が何にも動かなかったらそれこそ<人間捨てたもの>になっちゃいますわ。

私の目指す、サムライの生き様に反しますわ。




ニコお日様





その第一歩目が、今度の9月。

舞台です。

脚本は決まっています。

とっても温かい、私の大好きな話し。

ちょっとだけ脚本をいじらせてもらいますが、概ね原作どおり。

妹尾、少し出演もしますが演出します。



詳細は近々書きますね。








あーだこーだ、いろいろ言っても仕方ねぇ。



やってから考えるべ。



読めないことに人生賭けてみるのも一興よ。



役者なんだもの。












あーあ、言っちゃった…的な。

少し興味を持たれた方・・・!




応援して下さい。

元気玉、下さい。

お願いします。







ごぉぉ







ええええええ、これをもちましてぇ、妹尾青洸のぉ、決意表明とさせていただきヤス。

あざしたっ!





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