・・・されど役者的妹尾blog

太く拡げよう僕の細道   since.2006.4.14
2

絶賛稽古中!





脳細胞の老化が激しくて。


台詞がどんどん抜けていくのですが何か?




台本が全て完成してきまして。

読み合わせをします。


あらま!

ちょっとクスンとくる良いお話し。






なるほどねー、こういうお話しになっていたのねー・・・と役者さん達も納得で。



今回出演している東美菜さんがお誕生日だったのでサプライズな飲み会に流れ込み。

はっぴばーすでー!ってお店の人がケーキを持ってきてくれて大盛り上がり。

来月は誕生日の一ヶ月記念で、とにかく何が何でも飲みには行くのですがね。





でも、そろそろそうも言ってられない状態になってきました。

皆さん、台詞の量が膨大で。

だんだんと近づく本番。

けらけら笑って飲むのは楽しいのですが、飲む量と年齢に比例して脳細胞が死滅していってるようです。

つまり、覚えられない。

えらいこっちゃ。


早くなんとかしなきゃ。

これからは飲みに行く回数も減りそうですわ。











さて。

今とっても興味があること。

興味があるのにさっぱり意味が分からないこと・・・それは、



相対性理論



重力とか速さとか、そこに時間とかブラックホールとかが絡んできて、んでもってタイムマシーンのお話しになっていく・・・。



よく調べてますし、CS放送のそういった番組も観るのですがさっぱり分かりません。

出てくる結論や理解できる楽しみがものすごく面白そうなのに、そこに至るまでにへこたれてしまうんです。




特に、番組や本は、



「当然このくらいのことは理解してるだろ? だからそこは説明を省くよ。バカじゃあるまいし一々そこまで求めるなよな。」



みたいな、実際にはないのでしょうが悪意すら感じてしまいます。





お願い、誰か猿にも分かるように教えて!

分かりたくて仕方ないのよ!
















さて、5月にはいると毎日がクソ忙しくなります。

当然時間もなくなりますので、合気道の道場にも通えなくなります。

本日、道場に行きましたら次は本番明けまでお休みです。


しっかり稽古してきますとも!

何度も投げられていますとね、腰のね、ギックリ的な痛みが少し和らぐんですよ、不思議なことに。

ずりずりずれてきてた何かがパチンとハマる感覚?なのかしら。

張り切って投げられて来ようっと!





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ビタミン2


キャスト

<いるだけ。>

作/演出  宮川賢



<あらまし>

長年戦ってきた心臓病を遠因とする突然死を遂げた大里昆一郎(高田裕司)の主治医は、
死亡診断書を作成し、それを受けて遺族は役所に死亡届を提出した。
 
しかし。昆一郎はケロリと家族のもとへ戻ってくる。
死後すぐに、遺体を遺言状指定の病院に移したのだが、それは検死や臓器移植の手続きが目的ではなかった。
命のあり方に関する危険な思想を日々育む戸田峰医師(ししほんじ)により医療法を超えた措置が執られ、無認可の人工心筋により、昆一郎は息を吹き返した。
 
喪主である長男の洋太(妹尾青洸)と次男の知秀(宮川賢)は慌てて葬儀屋に電話をし平謝り。電話口で相手にこう叫ばれた。

「葬式をキャンセルするお客様は初めてです」
 
死亡届受理の撤回など前例がないことを理由に、役所がこの問題の結論を出せずにいるまま、かくして戸籍法上、死者でありながら普通に生活する男が誕生した・・・。




2010年5月24日(火)~29日(日)


24日(火)19時00分開演
25日(水)19時00分開演
26日(木)19時00分
27日(金)19時00分
28日(土)15時00分開演/19時00分開演
29日(日)14時00分開演/18時00分開演

※開場は開演の30分前です。受け付け開始は開演の2時間前を予定しています。

料  金(全席指定)
前売¥3,500
当日¥4,000(全て税込)







みなさん、どうか観にいらして下さいませ!

ちょっとホロリとくる、楽しいコメディです。

きっと楽しんで頂けると思います!




申し込みは、メールなら

info@gekijuku.com

「ゲキ塾。」のホームページ、お問い合せからご用命下さい。

チケットのご用意をいたします。

どうぞ、よろしくお願いします!



4

愛だね、愛!





いろいろやったな、この週末わ。




その一。


<フェルメール展>。


私らみたいなバッタもんは本物に触れておかなければなりません。

何の本物かというと、ゲージツのほんものに。

見たらどうにかなる………のか分かりませんが、何せ身体で触れておいたほうがいいのは分かります。



絵って、誰が書いても上手なのは上手だし、それだけのモノじゃん!って思っていたのですが、いやいやいや、やっぱり違いますわ。

何百年に渡って多くの人が絶賛するにはちゃんと意味がありますな。

目で見た感覚以上の何かが胸に飛び込んでくるんです。

ドカン!と。



そしたらね、近くで見たりちょっと離れて見たりしたくなる。

これがまた面白くて、伝わってくる印象とかが変わるのよ。

んで、一人悦に入って顎をさすりながら頷いてる。




でも何がどうなったのかは理解してない。

ね、もう私の場合は目で見るよりも身体で見るってほうに重きを置いてるんですわ。



それでよかと思うとりますたい。




・・・。



フェルメール










んで、その足で<八日目の蝉>の試写会に行きました。

「ゲキ塾。」の正太優也、友人のシホと。

まあね、本を読んでいたことと、この映画の方言指導を同じく「ゲキ塾。」のイツミがやっていたこともあり思い入れがちょっと大きめな映画で。

結論から言いますと、とっても良かったザマス。


世の中の<お母さん><ママ>は是非観てみるべし!

もうね、そこら中からすすり泣きみたいなのが聞こえてきて。

泣くから良い映画だとは言わんけど、とにかくハートウォーミングな映画です。

身近な、何でもないことの大切さを確認できるって言うか。



うん、こういうのアリ。



観終えて、正太と優也は、





「泣けたし、すごい良いんだろうなーってのは分かります。が・・・、どうなんだろう?ああ、そういうモノなのかなーって・・・むむむ、よく分からない・・・。」





そしたらシホが、





「そらそうやわ。あんたら、言うてみたら劇団一人(出演者)の側やもん。分かるワケないわ!」





って。

うん、言い得て妙。

(妻子ある男が若い女の子と不倫してて、なんやかんやウソつきながら青春を謳歌しているの図)





面白いよ、素直にお勧めできます!





ちょっと歩いて有楽町。

サラリーマンの聖域。

分かりやすい昭和の香りがプンプンしている街です。

週末と言うこともあり、店に入りきれない酔っ払いのおじさま達が表に机を並べて飲んでます。

もう、無理矢理。

なんか、香港の裏通りみたい。





「ばっきゃろーい、こん畜生め! 部長のばーか、やってられるかってんだい!」





という台詞を誰かが必ず言ってるはず。

そんな懐かしい香りの下で少しだけ飲みました。




トリスのハイボールと焼き鳥で乾杯!
有楽町




ああ、昭和。










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昨日。

で。



『南相馬市復興支援・ヒーローチャリティーイベント』


<戸野廣浩司記念劇場>にて。





に参加させて頂きました。


伊藤幸雄さん(ミドレンジャー)、伴大介さん(キカイダー)、佐久田脩さん(マシンマン)、そして私。



陸の孤島と化してしまった南相馬市。

ここに何とか救援物資を届けようじゃないかと、伊藤さんが発起人になりまして。


大きな活動は出来ませんが、同じ意志を持つもの同志が集まって事を始めていけば、だんだんと大きなうねりに近づくのではないかと。

考えているよりも動こう、始めようと。





シンポジウムみたいな感じのトークショーになりましたが、出席して頂いた方とたくさんお話しをしながら、正に皆で考える会になりました。

食料や衣料品等々の救援物資もたくさん集まり、直接お渡しすることになりました。



改めて被災地の現状や津波の映像を見て。

いろんな話を聞いて。




原発の話し。

電気の話し。

命の話し。


考えさせられました。



健康で元気な私は、少しでもお役にたてることをしていかなきゃ。

そのことを常に意識していかなきゃ。







まだまだこのイベントは続けます。

不定期ですがこれっきりではありませんので、皆さん、もしもよろしければバンドエイド一箱持って集まって下さい。

一緒に渦を起こしましょう!



チャリティー1





参加して下さった皆様、本当に心より感謝いたします。

有難うございました。



やっぱり、人間てまだまだ捨てたもんじゃない!










5

よく聞く話・・







ちょっとずつ腰の具合も良くなってきまして。

駅の階段を上る恐怖心も薄らいできました。





お芝居の稽古にいそしんでいますが・・・いやはや、何とも産みの苦しみと申しますか。

本当に脳みそと身体が二つ欲しい感じです。


ま、幸せなことですから。











「ゲキ塾。」のウタちゃんが岩手から無事に戻ってきました。

やっとね。



で、すぐに「ゲキ塾。」に復帰したい!って言っているのですが、やはり石巻に残っている親族の方が気になるらしく。

もう一度ゴールデンウィークには元気づけに戻ります!って。




しっかり者の、本当に心の優しい女の子です。





仙台の実家に戻ってきた・・・なんて知人もチラホラ出始めていて。

徐々に、徐々にですが鼓動を始めている感覚が伝わってきます。

何としてでもパワー全開、早く立ち直ってもらいたいモノです。




これ、復興したらもしかしたら…東北地方ってものすげぇパワーのあるスポットになるんじゃないかしら。

なんか、リバウンドするって言うか、日本の勢力地図を書き換えちゃうんじゃないかしら?みたいな気がします。





とにもかくにも  ガンバレ日本!














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ちょっと固苦しいいことを書いてしまいますが。



洗脳。



最近、私の身近でそれに近いことがありました。

洗脳って言う言葉がそのまま使って正しいのかそうでないのかは置いておくとして…。




心を書き換えられる、考え方を大きく曲げる、的な。



すごいもんです。

白かったモノが黒になる・・・。

自分では全く気付いていないでしょう、多分。

気付ける人なら洗脳はされないだろうし。




心を書き換えられる、機械的に言うと別のロムをぶち込まれるっていうのは、中身の問題なので外見からは区別がつかないものだと思っていました。

ハードじゃなくてソフト。




でもね、分かるんですね、人間は。



顔つきから雰囲気から、目つきまで。

何かが憑依したのかと思うほど。



自分なんかは一生懸命に空気を探ることばっかりやってますので、エラそうに言うワケじゃないんだけども本当にオーラが変わります。

50cmくらい離れて、つまり横に座って話していると、肌に伝わってくるモノが全く違う。



もちろん、良い方向に変わればそれはそれでとっても気持ちいいのだけれど。






「あれれ?どうしたの?なんか雰囲気変わったね?」


「ちょっと、ある人からこんなことを教えてもらって・・・。」


「ほうほう、どんなこと?」






で、話を聞いていきますと・・・。

もう、本当にすごい。

ってか、単純。

あまりにもシンプルで、普段通りならそんな眉唾な話は誰も信じない!ってくらいな。





例えば、よくあるケースで言うと、




「奥さん奥さん、たったのね、千円。千円でこれを買って、それをお友達に紹介したらさ、1年後には100億円だわ。イヤ、これ本当。ホラ、見て見て、この写真の奥さんなんかさ、家と別荘とベンツ買っちゃってるでしょ、ホラこの写真。なんか税金対策で大変らしいよ。でもね、みーんな幸せになれるからいいんだよね、もちろん奥さんが幸せ配達人みたいなモンなんだけどさ!」



って、こんなに頭の悪い分かりやすい言葉なんだけど、ある条件を満たせばすっかり浸透していくのですな。






何と言っても一番の要素は、<欲望>があること。

そんなの誰にでもある。

知ってる。

ただ、そのゲットの仕方を知らない人は多いですよね。

この、洗脳される人たちは多くがそう。

頑張ること を知らない人。

楽ちんに目的を遂げようと考える人。




「そんな夢、めちゃめちゃ簡単に適うよ。だって、こうしてああして、で、そうすれば良いだけだもの。ね、俺を信じてみ!しんどい事なんて無いよ、大丈夫。」




で、次の条件はこれらのことを密接な環境で行うってこと。

その人だけ、特別に聞かせてあげてるって。

プレミア感を持たせることにより、選ばれた一握りの人であるのよ、と。






そして次は外部の情報をシャットアウトさせていく方向へ。

必ずと言ってよいほど、




「自分以外の人間を信じるな!」




的な言葉が出てきます。

簡単な理屈。

比較されたり、心理を考えられたりしたら自分の過ちがバレるから。

この文言は最早彼らの常套句、否、スローガン的な言葉として笑い飛ばされておりますが。










芸能界的な・・・。

ある意味夢があり、ある意味ヤクザで、ある意味難しい世界。



絶対に。

断言しても良いですが、絶対に楽ちんちーんな近道なんてありません。



一部の、とってもウンの強い人・・・にしてみても一時はどうにかなったとして。

頑張る力がない人、上を目指すガンバリを怠った人は終わります。

その力というのは、ゼロから、つまり全くの無名から這い上がる力と同じです。

ましてや経験のない、人間としても成長過程にある若者がヘラヘラ笑いながら好きなことだけやって、好きなものだけ食べて、学ぶことをしなければ・・・どんな職業であれ神様は微笑んでくれる訳がありません。






「学ぶな、聞くな、感じるな。

常識なんていらない、この世界はそういうものだから。

大丈夫、キミは絶対に売れる。

自分には守るコネと力がある。」






妹尾がこの世界に足を踏み入れてからもうすぐ30年。

どんだけこういう話を聞いてきたことか。

私も直接そういう(マジでヤバい、恐い)場面に遭遇しましたし。

でもね、それで今でも幸せそうに笑っている人を一人も知らない。

ってか、もともとそこのきっかけでドカンと火がついた人を私は知りません。

売れたいが為に自らそういうことを望んだ人もいます…が、それでも上手くいかない。

自分から飛び込んでもダメなのに、言うがままではなおさらです。






人の欲望を利用した欲望。

心の隙間、小さければ風邪ひくくらいで終わるけど大きな隙間になっちゃったら人生がねじ曲げられてしまいます。




自分をしっかり持って。

持つというのは、今の自分が絶対!ってんじゃなくて、常に上昇してるんだって。

未来の自分も信じて。

頑張れば美しい答えは出てきます。








ちょっとね、哀しいなーと思う縁の切れ目があったもので…書いてみました。













5

自意識過剰…でわなかった

あれ?

誰かがコッチを見てる。

なんだろう・・・?




ま、いいか、気にしない気にしない。





電車に乗って移動します。

電車の中で・・・あれ?また視線を感じます。

気のせい・・・か?




大人しく座っています。



・・・。

あ、また。




間違いない。

誰かが見てます。

私のことを・・・。






ううううう、やだやだやだ、これは何か自意識過剰なバカ役者の反応だろうか?

そんなに若くないのに・・。





シャツの裾をを確認しても、社会の窓(古。昭和。ズボンの前のチャックのこと。)も開いてない。

顔に変なモノがくっついている訳でもないし、まぁ寝癖や顔の造形の不自然さは仕方がないがいつも通り。







何だろう?




最近やたらと知らない人が自分を見ている気がしてならない。

ふと気がついてそっちを見てみると、一瞬目が合う。

で、全ての珍獣や変態に対してそうするであろうリアクションを。

何も0見ていなかった風を装い、パッと目をそらす。





私に、他人の心が聞き取れる力があるとするならば、彼らはきっとこう言っている。





「やべ、目が合っちったぜ! 気色ワル! 絶対に相手しちゃダメだぞ・・・まだ完治してないのに病院から抜け出してきている奴だから。おおおお、くわばらくわばら・・・。」




絶対。

そんなリアクション。

そのくらい分かるさ、そういう勉強ばっかりしてきてるんだもの。











うううううう。

どうしちゃったんだろう、俺。

腰の治療で流し続けてる電流が脳みそにおかしな事影響を与えてしまったのだろうか?

それともストレスで心の病気になってしまったんだろうか・・・。





他人に迷惑をかけないように、早めに何かの治療をしなきゃならないな・・・。






ってここ最近ずーっと感じていました。



















昨日、用事と用事の間にちょっとした時間の隙間が出来てしまって。

何をする訳でもなく、お天気のよい駅近くの歩道で道行く人を眺めていました。

ぼけーっと。


ぽかぽか陽気が気持ちよく。

大好きな沈丁花の香りに心をほだしつつ、本当に何をする訳でもなくぽけーっと。





あ、そうだ。

今度の舞台の台詞の確認でもしよう。





もちろん天下の往来、たくさんの人が行き交っていますので迷惑にならないように細心の注意を払います。

声には出さず、口の中でぶつぶつとかみ砕くように確認していくのです。

頭の中は舞台のシチュエーションにして、そっと心の目を閉じると・・周りのキャストや設定された小道具が浮き出てきます。





遊歩道の手すりに身体を預け、心を静かにします。

真正面、ちょっと離れたところに駅のホームが見えます。

たくさんの人が電車の到着を待っています。



ぽかぽか。


気持ちいい。




そっと目を閉じ、一幕一場から。

うんうん、見えてきた見えてきた。

頭の中で台詞を話し始めます。

順調な部分はむひひひ・っと進んでいき。

どんどんシーンが変わっていきます。

まだしっかり覚えていないシーンでは、



「おおおっと、ここなんだっけ?あれ?忘れてる・・・・、思い出した!こうだった!」


ってなかんじで。



動きの確認も同時にしていきます。



「えと、確かこの台詞の時はこっちからこう来て、んで、いきなりこうして…で、ぱちこーんと叩いて、んで座る、と。」


大順調。

どんどん進んでいきます。




不思議なもので、一人でやっていると調子よく進むのですが、稽古になるとポンと忘れてしまいます。

他の役者さんが持っている個性的なリズムに、身体が対応できていないからですね。

それはどんどん稽古してすりつぶしていく部分です。



で、なんだかんだイメージトレーニング的に繰り返していきまして。








さ、そろそろ移動しなきゃなと時間を確認しようとしましたその時です。



またしても他人からの視線を感じて。


パッとそちらの方に目線を向けますと・・・数人が私のことを見ておりました。

目が合うとすぐにそらされるのは今までと同じです。



???


真正面にあったはずの駅のホームがありません。

斜め前になってる!

俺、移動してるのか?

しかもそのホームにいる人も珍しそうに私を見てる!



まとめて流してみたら、向こうの人たちもまとめて目をそらした!





(整理整頓)

手すりのところにいた私がそこから数メートル離れたところに移動していた。

リラックスしていたのに、気付いた時は何なら少し空に向かって手をあげていた。

じっとしているつもりだったのに軽く息が切れて汗が流れていた。

台詞の確認をした時にだけ周りの人の視線を感じた。




・・・・・。






あーあ、わかっちゃった!



台詞の練習してる時に皆さんが私を見ていたんだわね。

もごもごやってるつもりが、ちゃんとぶつぶつ喋っちゃってたのね。

しかも動きまでついていたのね。


外や公園や歩道や電車の中で。





そら引くわ。

ドン引きされるわ。





186cmの大きめの男が意味不明な呪文みたいなのを唱えながら怪しい動きをしていたら。

・・・。

通報されなかっただけ良しとすべし。








その後、近くの公園で無意識に同じ事をやってたら、仲良しの奥さんがめっちゃ遠慮がちに声をかけてきました。



「あ・・・よかった・・・全然違う人だと思ったんだけど、よく似ていて、その・・・あの・・ごにょごにょごにょ・・・。」


めちゃめちゃ心配そうに。

ありがとう、ぼくわへいきですちょっとおかしくみえるかもしれないけどきにしないでねってそれわむりか。



はい、また危ないオーラをまき散らしていたのね。






でも  よかった、心の病気じゃなくて。



俺が残念なだけだったのね!





ほっと一息、コーヒーがうまい。















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5月に舞台をやって。

9月に妹尾プロジェクトでもう一本やって。

12月くらいにもう一本やること決定!

今、その12月の準備も同時進行。

頭を正太に張らせてみようかと。



詳しくはまだ書けませんが、私もお世話になっている某劇場が主宰する<演劇祭>に出品しようじゃないかと!

決まり次第全てお知らせしますので楽しみにしていて下さいませ!



そして、またまた同時進行で映像プロジェクトも進んでおります。

かなり現実的な部分まで進行してきました。

こういったものは前日ですら何がどうなるか分からない事が多く、ましてや告知・発表するタイミングがとても難しいのですが・・・しばしお待ち下さいませ!




わお。

楽しみなことがイッパイ!





一回しかないからね、人生。

これ以上屋ったら倒れるわ・・・ってまでやってみる、うん!












7

花見ぬ花見



コルセットを装着して。

腰をかばいつつ<井の頭公園>に向かいます。





「どひゃっと花見をやろうぢゃないか!」




と、今やすっかり仲良し軍団、カムイ外伝の撮影スタッフが集まります。

皆さんいろんな情報を持ち寄りつつ、神妙な面持ちで缶ビールを合わせます。



こんな風に楽しく、健康に集まれることに感謝。


さ、あとはアホのように飲むだけです。

昼の12時に集まった馬鹿やろう共が、あーでもないこーでもないと映画の話しに花を咲かせて。

花見 ON 花…みたいな。

花見1

この横では何故かバトミントンに遊び狂う人もいて。

アルコールがガンガン回ってきて、皆さん前後不覚な感じに。






んで、





上の写真を撮ってから綺麗に保管されている公衆トイレに行き、また戻ろうとして・・・・。


??


井の頭公園と言うところは、そこそこ広い公園で、桜の木もたくさんあります。

もちろん他の木もたくさんあります。

皆、木の下にお弁当などを持ち寄って楽しげに談笑しています。




花びらがヒラヒラ散ってる中。



あれれ??

なんか、他の方達の楽しげな様子を見ていますと、桃色のヒラヒラした中での談笑。

あっちもこっちも、桃色。




で、ウチらのところ、若干色違いな感じがして。

どっちかというと桃色じゃなくて・・・あか?


赤に近い? ってか紅。






「ねーねー、酔っぱらった活動屋の皆さん、何かウチらの木だけ色が濃いんですけど。妹尾の気のせい?」




「もー妹尾さんったら、酔っぱらいすぎ! まだ昼間だよー!なーにが濃いいってぇ・・・?」




「・・・・・・・・・。」





「ありゃりゃ。・・・梅じゃん、これ・・・。」






3時間も飲んでてやっと気付くことか?

どんだけ花を無視した花見よ。


ってか既に花見てないじゃん。

花見じゃなくて単に地べた飲みじゃん。



なーんじゃ、それ?





で、すったもんだぎゃーぎゃー言って、結局動くのはメンドイからそのまま飲むことになり。



あ、今年も数十種類のおつまみを助監督の片桐さんが前夜から料理してきてくれて。

めちゃめちゃ美味しい手作り料理を楽しんだのでした。


花見2



暗くなってきたのでこれまた例年通り片桐さんのお宅に移動して部屋飲み開始。

だんだんと頭の中が意味不明になってきて、人間失格になる前に電車で帰宅。

よーもこんだけ訳分からん話しで飲み続けられるモンだと改めて感心。




「俺らはよー、いくら酒を飲んでもくだ巻くのだけは嫌いなんじゃい!」



って全員がくだを巻いて。

思い切り肉食系な、脂ぎった男達の集いは過ぎていったのでした。



めでたしめでたし。




















泥舟船長こと友達のS君が、




「放射能まみれになってゴジラっぽくなってくる!」




とか意味の分からんことを言いながら福島に帰って行ったのは先週のこと。

心配してました。




ただ、津波に綺麗さっぱり流された会社のことや、子供達の学校のこと、いろんな事があるので帰らなきゃいけにのも分かります。

それに、先頃買ったばかりの家も心配でしょうし。






しかし、連日の大きな余震に、やはり友人としては心配が募り。

Sという男は神様に選ばれたような超強運の持ち主。

あいつが何をどうしても、はずれることはない!と断言できるほど、まっすぐに正しい奴。



ですから、心配もご無用なのでしょうが、かぞくをまる抱えですから・・・。






電話で連絡してみました。





「仕事はないよ、何もない。会社が無くなっちゃったから。 何と傘がしてるんだけど●●のマリーナに行けるかもしれない。

家は・・・仕方ないよ、売るしかないかな。

地震はね、毎日震度6。 3とか4とかできゃーきゃー言ってたのがアホみたいよ。

慣れたくないモノに慣れちゃった。」




ヤケって得しないの分かってるけど、ヤケになっても仕方ないような状況ね。






海の仕事がしたいから! と言って、某超有名大学を出て某超有名一流会社をけらけら笑いながら辞め、ボートの免許を取るという一からの出直しでマリーナを運営するところまで行ったやつ。




流石に今回のは笑えんわな。

ま、応援するしかないけど。










それにしても

そろそろどうにかならんもんかな・・・。






6

コルセッターの悲哀




よいしょよいしょ、と起きあがり、よいしょよいしょと服を着替え、よいしょよいしょとぎっくり腰用のコルセットを巻き付けます。

何かの準備完了までに時間がかかりますわ。

お爺ちゃんだから。








腰痛いしさくらさくし・・。

飲まなきゃならんし。


例年のようにわっしょいわっしょい遊べる空気じゃないなぁ。





復興を祈り、献杯、乾杯、何でもアリでやるけどね、花見。

元気なところに住んでいる奴らがへこんでてどーするの!って。

それにしてもずーっと意識の外に出て行かないものだわ、やっぱ。














本日、「ゲキ塾。」のメグ(岡めぐみ)の芝居を観に行きました。

千秋楽。

メグはとっても頑張っていて。

オーラもちゃんと放っておりました。




うんうん、そうかそうか・・・小さかった子供が育っていくのを見たような気がして。

頼もしくもあり、本当に嬉しい姿を見ることが出来ました。


9月にやる妹尾プロジェクト、こちらにもメグには出てもらう予定です。

立ち姿よし!これならイケルねと安心した日でもありました。







で。

観劇後、劇場から出てきますと・・・


ぴかっゴロゴロゴロ!って。



土砂降りでやんの。

もう少し慎みを兼ね備えた雨ならいいのだけど、普通にダダ降り。


なんじゃこりゃああ!って一緒に行った正太といつみに天気予報の話を聞いたら、



「いえいえ、都内が雨になる行って予報はありませんでした!」


って正太のミニ情報。


「嫌な予感がずーっとするんです、何か気持ち悪い!」

ってイツミ予言。





速攻で傘を購入、そして「ゲキ塾。」の稽古までもう少し時間があるので3人でラーメンを食べることに。

お店に入って一息ついた・・・と思ったら、今度は




ぐらぐらぐらぐらぐらぐらぐらぐらぐら・・・。




って。


最初、また余震が来たか、続くよねー的な余裕があったのですが、全然終わらない。

大震災の時と同じ感じに揺れ続けている。

これね、これなのね、イツミの予言。


イツミがラーメン屋のおじちゃんに、



「おじちゃん、入り口開けておくね! なんかあったらすぐに逃げれるようにっ!」


って自動ドアを開放して。



おいおいおいおいおいおい、これはまたしても来るのか、おいっ! 的な揺れ。

そうしましたらそこまでヒドくはならない一歩手前で収まって。


やっぱし気持ち悪い。

こんなに長く揺れ続けるの。

テレビの緊急速報が慌ただしく鳴り響いてて。






「ううむ、これはやばいぞ、また福島とかあっちの方、大変なことになってんじゃねーのか?」





って正太の顔見たら・・・大きな目ン玉が更に見開いて。

あわあわしながらパニクってやんの。




そうか、そういえば正太は最初の震災の時の地震、仕事で岡山に行ってて体験してないんだ!

今回のでもかなりびっくりしてたから、あのとき体験してたら腰を抜かしていたかもしれないわ。





ラーメン屋さんのご主人が、



「危ない危ない! 大きな地震だよっ! 危ないよ!」



って言いながら平然とナルトを切ってた・・・。




「こないだの地震の時はね、あそこにあったどんぶりが全部落ちてきたんだよ! もうめちゃめちゃだったさ…あ、ラーメン3つ上がったよ、お待ち!」




って。

一切緊迫感のないおじちゃんに救われた感じでしたが。









「ゲキ塾。」稽古が終わり、帰宅してすぐにニュースを観ましたが、想像していたよりは少ない被害で済んでいるようでホッとしました。

ううう。



東北の子供達、さぞ恐かったろうなーとか考えていたら、また涙が溢れて来そうになっちゃったので、また小川輝晃さんに頼んでツイッターに投稿させてもらいました。

文字による言葉の力に疑問を感じていたし、不遜かも…や厚顔…とも思えていたのですが、向こうに私たちの言葉を待っている人がいると分かりましたので。

一人でもいるのなら・・・と、迷わずに書けました。






今回の震災、何かに対してバチが当たったかのような仕打ち、いったいいつになれば収束するのでしょうか。

「ゲキ塾。」のウタ(松川佳子)ちゃんも、まだ岩手から出ることが出来ないそうです・・・。








神様的な人、教えて下さい。

今回のことで何を学ばなければならないのですか?

それを学ぶための犠牲はこんなに必要だったのですか?









家族全員、自分以外が流されてしまって・・・絶望の末、自らの命を絶った男性がいました。

自殺は絶対に反対なのですが、気持ちは…気持ちは分かります、はい。

・・・。









日本国民が震災疲れをしている・・・と、ぎっくり腰を治療してくれている先生が言ってました。




妹尾、コルセットを巻いての生活。

こんなことでいちいち文句を言ってちゃいけない、もっと不安で困っている人がたくさんいるんだ!

もうなんなら、誰に対しても怒るのやめよう!キャンペーンを自分に投げていたのですが。



本日だけで、


1.正太に怒った。

2.平に怒った。

3.床屋のおっさんにぶち切れそうになった。



と、3回も。



1は脳みそがあまりにもボケナスだから仕方ない、2は精神のゆがみだから気付けば治せる、3は、

・・・。


3は、私が知らない街で…初めての床屋さんに行きまして。




「どんな風にする?」



って聞かれたので、いつも、どこでも言うように、



「後ろと横は軽く刈り上げて小ざっぱりと頼みます。 もみあげは薄くして下さいね、あ、あと、髪の量が多いのでじゃきじゃき鋤(す)いて下さい。」


過去、100%、この言葉で通じたよ、どこの街のどんなお店でも。

が、今日のお店のおやじは、



「借り上げるって言うのはバリカンで、それともハサミで?」



って。

私、



「うーん、どっちがどんな感じか分からないんだけど、さっぱりさせたいんです。」



「その、さっぱりの度合いを聞いてんの! 地肌が透けるのか透けないのか、そういうこと!」



「ああ、それなら裾の方は透けても構いませんので。」




この辺りで、何かちょっとイラっときてるんだけど、にこやかに。



「私は絶壁頭なので、こんな上の方まで借り上げちゃうとおかしな事になりますから、借り上げるのは下の方だけでいいですよ!」



と、絶壁の当たりに指をやると、




「・・・へっ、そんなところまで刈り上げる訳がねぇよ。」



って、鏡越しに目をそらせながらも、こいつバカじゃねーの的な薄笑いを浮かべて。





あ、もうだめ。

何かがもうダメ、ヤバい。

きっと俺は今から暴れるんだ。

首にぐるぐる巻かれたシートみたいなのを取って、親父の首に巻き付けて引きずり倒すんだ、そしてその顔を疲れるまで足で踏みつけるんだ。






必死にそれを想像して、そんなことになったら全然ダメよ、何も面白いこと無いし救いもないしお巡りさん来るし…って。

言い聞かせて。

頼むから口を開かないでね、声を出さないでね、ガマンが出来なくなるからと祈りながら静かに目を閉じました。





見ざる聞かざる言わざる。


どうせもう二度と行く店じゃないんだし。

一生懸命のガマンは必ず役に立ちます・・と信じてますから。







案の定、超へたくそな仕上がりに笑顔も引きつります。

スゲーよ、マジで。

シンメトレーじゃないのよ。

右と左で髪の長さや厚さを変えてデザインしてるの。



………。




斬新すぎるわ!



テクノってもう終わってんじゃねーのかよ、みたいな。

・・・・むむう。















明日も腰をかばいつつ、お爺さんのようにゆっくりと歩みますとも!



コルセッター妹尾、チャージ完了なにが?





















8

カッコ悪いお爺ちゃんが・・




あああああ!


またやっちゃった!





ぎっくり腰。



何をしたって訳じゃないんだけど、朝起きたらなってた。

気付かないで立ち上がろうとしたら膝からカッフンって抜けて転んじゃって。

んで、おかしいなーと思いながらも、いやいやこれは絶対にぎっくり腰ではないと言い聞かせながら。


這うようにしてタンスの前に行き、何なら口笛を吹きながらソックスを取り出して。

片足ずつはこうとしたら、またすってんころりん。

・・・。



違うところも痛くなってきた。





完璧にヤバい。

間違いなくギックリ。



やだやだやだやだ。

ものすごいやだ。


痛いよー。

介護イヤだよー。


・・・。






骨盤とか身体の捻り具合とか、ピンポイントで何とか動ける角度があって。

そこをキープしたまま電車に乗って稽古に向かいました。



気合いを入れて稽古をするものだから、ついうっかりぎっくりを忘れてしまって。

1分に一回くらい忘れるのも残念な話しなんだけど、その割合で激痛と闘いながら。



冷や汗と普通の汗とかきながら。




稽古が終わったら、共演者のさっちゃん(湯川智子)に半ケツ出して、




「頼む・・・ここに湿布を貼ってくれ・・・!」



時と場合によってはセクハラなのかもしれないようなことをお願いして。

お爺ちゃんを介護してもらう構図で次の稽古場「ゲキ塾。」へと向かったのです。




ぴょこたんぴょこたん、身体をへんてこりんにくねらせながら歩くのはめちゃめちゃしんどい。





そしたらまたしても佐藤君(アクション監督・俳優)が遊びに来てくれて。

トレーニング用のゴムチューブをいつも持ち歩いているらしく(かなり変わってるぞ)、腰に巻いたら楽になる・・と貸してくれました。

へんてこりんな形で稽古して、んで、帰りにはいつものように飲もうじゃないかと。

でもね、とほほな妹尾は帰りましたさ。




飲んでる人を後ろに見ながら帰宅する・・・この感覚は何十年ぶりだろう。

ものすごく裏切った感がイッパイです。







急行電車は混んでいるので避けて。

各駅停車の電車に乗ります。

比較的空いているので座れるから。



座席に向かってまっすぐに立ち、ゆっくり時間をかけて360°ターンをします。

この時点で既に電車は動き始めているのですが・・・その揺れに負けないよう身体をひねり、つり革にしがみつきます。

座標軸、着弾点(着尻点)の誤差を修正し、じっくり狙いを定めます。

吊革につかまったまま(私、大きいからそのまま座れる)ゆっくりとお尻を下げていきます。

絶対に通過しては行けない激痛点を避けるように身体をひねりながら座り込んで行ってると、周りの人からの奇妙がる視線が刺さってきます。




「何体操? もしくは宗教的な儀式?」




みたいな。



うるせえ。

ものすげぇ痛ぇーんだよ、タコ!

・・・






泣きそうになりながら座りましたらすぐに次の駅に着きました。




現在は震災により、電力の消費を押さえるための働きかけを各社が行っている時期です。

もちろん一切文句はありません、当たり前に協力します。




この日も私の使う鉄道沿線、某鉄道会社はダイヤが少なめの休日運行。

いつもならちょっとは空いている各駅電車なのに、次の大きめの駅から大勢のお客さんが乗り込んできました。

夜も遅いというのに、ぎゅうぎゅう詰めです。

前駅から座っていた私はラッキーで、私の足も小さくすぼめないとならないほどの混雑。

目の前には、押しくらまんじゅう化した人たちがイッパイ。




「気の毒にね・・・でも仕方ないわね。これも何かのアレだから。それにしても夜なのに朝の通勤ラッシュみたいね。腰が痛いから助かったわ!」



って。

本当に。

こんな時に限って目の前にお爺ちゃんやお婆ちゃんが立ったりする、メンドクサイ星の下に生まれている私ですがこの日は大丈夫でした。




「有難う、神様。感謝します・・・今日は・・本当に無理だから・・・。うふふふ。ルルルララ!」




って、さぁ本でも読もうかいなとバッグに手を伸ばした時に、ものすごく見たくないモノを見てしまいました。

目の前に。

私の両目から30cm位のところに。





おうまいがっ。

お年寄りと同じくらい見たくないもの。

丸くてね、小さくてね、金属で出来ててね。

バッジみたいなの。



・・・・。



バッグの端っこにぶら下がってるの。

目の前に立ってる人の・・・。

女の子の・・・。


バッグに。





そのバッジには可愛らしい画が書いてあって。

その画は、赤ちゃんの画で。


・・・・。



にんぷさん?







いかんいかんいかん、これは何も見えなかったことにして次を急ごう。

早く本を取り出して、何なら2~3行読んだら急に眠くなってすっかり目を閉じて眠ってしまう作戦にしよう・・・!



が、出来なくて。





私の周りの人ー、どなたか代わって差し上げてはいかがですかーっ!?


しーん・・・だわな、世の常さ、ウン、分かってる。






ううううう。




俺いま動かなきゃ絶対、絶対に後悔する・・・。


何て弱い人間なんだ、ダメ人間なんだ、口だけのチャライ男なんだ・・・って。



見ちゃったら仕方ないわ。


きっと何か試されてるんだわ。


勇気が大切よ、俺!










その女の子の腕をポンポンと叩いて、小さく話しかけました。

お腹がそんなに目立っている訳ではなかったので、





「ねぇ、お腹に赤ちゃん・・いるの?」



まぁ背中にはおらんやろうけど・・




「・・は、はい。」




「ごめんな、すぐに気付かなくて。」





またつり革に手を伸ばします。(座ったまま届く。大きいから。)

ぎゅうううううっと掴んで握力を最大出力に設定します。

ものすごい普通な、一切ギックリじゃない風を装いながら腕力で自分の身体を引きずりあげます。


<痛いんだけどそれをガマンしてわざわざ的に代わってあげるのよ・・。>


は、カッコ悪いにも程があるし、だったらやらなきゃいいし。


ダサイのやだし。

妹尾的格好つけ規則に反します。





立ち上がって、またつり革の手の力で身体を360°回転させ、



「どぞ!」



「すいません、ありがとございます!」


って。







・・・。


一駅だけの極楽。



ずーっと満員で、そこから45分くらい、その女の子も私の降りる一つ前の駅で降りて。






「助かりました、有難うございました!」



「いえいえ、頑張って元気なのを産んでね!」





親戚の兄ちゃんみたいな言葉を汗と共に投げかけて。



私の降りる駅まであと一駅。

再度・・吊革につかまって身体を回転させて、座りーの立ちーの・・・してたら疲れるだけで終わっちゃう。


そのまま下車しましたさ。










いつものお医者さんに電話したら・・・(以前書きましたが、妖怪のような不思議な先生。めちゃくちゃ腕は確かな鍼灸師)しばらく閉院しますって。

また不思議先生が自由な感じにやってるみたいで。





仕方がないので近くの医者、予約しました。

とほほ。















「メグ、(岡めぐみ)ごめんっ! 行くって行ってたお芝居、ちょっとだけ延期させて! 歩けないのよっ!」
<Oi-SCALE+Hi-SPECS>












カッコ悪いお爺ちゃんが、無理してカッコつけたというお話し。




5

役立たずな自分



昨夜も飲んで。

もうこんなことを繰り返してちゃいけない・・・と思いながらも、経済活性の潤滑油となるべく無理矢理にっ!うそ。





最寄りの駅まで帰ってきて、ふと見るとチェーン展開しているお弁当屋さんが店じまいをしているところで。

残ったお弁当をたたき売り状態してます。

ぜんぜんお腹が空いていないどころか、気持ち悪いくらいたっぷんたっぷんなのに、




「おお、そんなに安いのなら買っておかなければ! 経済を活性化させるために云々・・・。」




と、使命感に似た感覚が沸き起こりまして。

おうちに帰って、真夜中にもぐもぐお弁当を。



そら太るわ。


案の定、気持ち悪くて眠ることも出来ない。



身体の状態をよーく見てから経済効果に寄与することにします。


あああ、しんどい・・・。














****************************************************


私はシンプルな思考回路の人間で。

分かりやすく言えば、自分でハッキリと<アホウ>だと自覚しています。



ハッキリと分かるようなことを行動して、自覚できないと納得がいきません。




今回の東北地震、遠巻きにウダウダやるんじゃなくてもっと直接働きかけたいという思いを強く持っています。

そうしないと、全く役に立っていない気がして。

多くの魂魄が叫び声を上げているのに。



遠い形では行動していても、何かがいやだ。



ヒーロー関係者のツイッターとかも一度言葉を投げましたが、


「これに何の力があるんだろう? 所詮は対岸の火事。余計に神経を逆撫でしてしまうんじゃないか・・?」


って思ってました。


「いやいや、言葉を欲しがっている子供がたくさんいるので何度でも励ましてやって下さい!」


って言われて。


申し訳ない気持ちと、もっともっと・・な気持ちが混ざって複雑な心境です。






自分に何が出来るのだろう?

こんなお題目すら答えが出せない。







4才の女の子が、津波で両親と妹を流されて・・まだ行方不明。

その子がお母さんに宛てた手紙を書きました。


「おかあさんへ。いきているといいね。おげんきですか。」




4~5日前の新聞記事。

ご存じの方も多いと思いますが。

私は稽古に向かう電車の中で涙をこぼしてしまいました。


頭の中を変なモノがぐるぐる回って、ついには言葉を失ってしまいます。




これは、実際に医療スタッフとして現地に赴いた女性の手記です。

現場のものすごい空気が伝わってきます。




http://blog.goo.ne.jp/flower-wing





この女性のようなお手伝いも出来ない自分にはエラそうなことは何も言えません。

だけど、この震災のことをずーっとずーっと覚えておかなくてはならないと。

語り継がなくてはならないと。

そう思っています。















1

「いるだけ。」 告知







9月にプロデュース公演するお芝居の準備を進行させています。

一生懸命、思いを伝えることしかできなかったのですが、諸先輩方にも出演を快諾してもらえまして。

少しずつご紹介していきたいと思います!



まず最初は…出演者の中で一番年上の方。

先日ご挨拶に伺いました。

ものすごいベテラン女優さんなのは当然なのですが、とーっても優しい方で!

ニコニコしながら私の話を聞いてくれました。



福井裕子>さん。

http://news.goo.ne.jp/entertainment/talent/W98-0553.html

演劇集団「円」所属・・・っていうことは、この業界では<ものすごしっかりした演技力を持っている>と同義語。

しかもそこで審査員なんかもしてらっしゃいますし。

こりゃ学ぶことが山ほどありそう。



なのにめちゃめちゃ気さくな方です。




「とってもね、しっかりしたキツイ感じに受け止められるんだけど、全然そんなことないのよ!弱っちいの!うーんと、恐がりなのよ。」




カラカラカラと笑いながら先日の地震の時の恐怖とかを話して下さいました。





「必ず今度写真を撮らせて下さいね、面白いから。」




と、約束させて頂きましたが、持ち歩いていたバッグの中に工事用のヘルメット。




「福井さんて・・・失礼ですけどなんか可愛らしいですね。ってか面白いですね。そんなモノ普通に持ち歩いている人はなかなかお目にかかれませんよ。」




「生きてたい、とか死ぬのが嫌だとか、そんなのじゃなくてね、とにかく恐いのよ。」




なーんてお話しをしていたら、ぐらぐらぐらって・・・地震。

喫茶店の中、周りにいた人の携帯、一斉にエリアメールの警報音が鳴り響いています。



この間で・・・福井さんたら・・・何か持ってる人です。







その後はお芝居の内容について、役について、あーでもないこーでもないとイッパイお話しをして。

気がついたらお酒も飲まないで数時間。




こんなに愉快で楽しくて経験豊かな方とご一緒できるのが嬉しくてたまりません!

ああ、幸せ。



絶対にいいモノを創るぞ!





*******************************************



さて。

<ビタミン大使 ABC>のお芝居のチラシができあがってきましたので宣伝させて下さい。
ビタミン2


いるだけ。

劇場    新宿SPACE107
公演日   2011/05/24(火)~11/05/29(日)
ビタミン1




割く/演出 宮川賢

キャスト  高田裕司、宮川賢、奈良チャボ、大川麗奈、村瀬千佳子、妹尾青洸、ほか





こちらも絶賛稽古中!

ビタミン大使ならではの上質なコメディです。

じゃんじゃんいらして下さい、笑い転げてイヤな時間を忘れることが出来ますってば!










さ。

今日は「ゲキ塾。」。

今度の公演の若い女の子の役を決める日です。

一人、面接に来るので私も若干緊張気味。



が、また永きに渡る素晴らしい出会いになればいいなーっと胸を躍らせてもいるのですが。


礼節を知り仲間を大切に考えられる人、尊敬し会える人・・・って書けば難しいですが、社会人として普通の常識を持った人。

で、気合いが入っていれば最高。




そんな人ならいっぱいいっぱい集まれ。

勇気振りまき軍団になって、めちゃ楽しくやっていこうではないか!!







行ってきます。




2

いい感じの”じゅーちゅ”



嘘をつき忘れたエイプリルフール・・・。

子供の頃は損した感じになってたけど、それも懐かしい感覚か。


ま、どーでもいいけど。








夜中に<es>という映画を観ました。

否、観てしまいました。

・・・・。





聞いたことはあったんだけど。

そのえぐい内容。




あるグループは看守側、あるグループは囚人。

よーい、はじめ!でそのシチュエーションを開始する…と、皆がだんだんと役になりきる?ってか心理がハマっていき、ものすごい状況になって行っちゃう的な。


難起こっちゃ過意味が分からないかもしれませんが、お時間のある人は一度<観てしまって>ください。


ものすごい目覚めが複雑な感じになること請け合い。

3日分の活力を使い果たしそうになります!


ぐひゃひゃひゃひゃ。












今のところ週に二回ほど<ビタミン大使 ABC>の稽古に行くのですが、稽古場の最寄り駅にはいつも2時間ほど早く着いてしまいます。

自分の生活のリズムに合わせると、それが自然な流れで。

で、早く言って何をするかというと、コーヒー。


元々コーヒーは大好きですが、そんなに喫茶店に入って時間を潰したりする方じゃない。

一人でじーっと1時間以上座ってるのが無理。

落ち着きのない人間なので、足がムズムズしてきます。



ところが、今回は台本という目を背けたくても背けられない、超難敵がいます。

この本をやっつけなければならない。

で、朝のコーヒータイムがその闘いの場と相成りまして。

稽古前


先日は、イライラしながら台本と格闘しており、全然頭の中に入ってこないのが余計に腹立ちまして。

Lサイズのコーヒーを3杯も飲んでしまいまして。

稽古に言った時にはお腹がたっぷんたっぷんで。






いやいや、こういう貴著ウン間時間を過ごす時はもっと大人な、平穏な心理状態で望みたいモノです。

人間が出来てないから台本も頭に入らないのよね、と。








今回共演する「ゲキ塾。」のさっちゃんこと湯川智子と2ショット。


さっちゃんと


私がいっぱいイッパイになってる様を見るのが楽しくて仕方ないんだって。

いつも困らされてる人が困ってる姿。




・・・

うん、それでいいや。

そのくらいドSに行かないと!







稽古場に行く途中で、ちょっと調子に乗りすぎているモノを発見しました。

一人で機械に向かって突っ込んでやりつつ、なかなか言い根性をしていると誉めてやりましたわ。

じゅーす

決して癒やされるワケではないのですが、今の世の中の空気においては希少な空気をまとっておりましたもので・・・ついパチリと。
















地震が来る前に。


我が球団ゼッツの開幕に向けた練習をしていました。

写真を整理していたら出てきましたので・・。




「アホみたいに都内の一等地に、こんなに大人が集まってきて野球が出来るなんて幸せだよな!」



なんて言うっておりました。

春先からゆっくり始まってくる公式戦に向けて、なまった身体に気合いを入れまして。

開幕




自粛する・・というかそういった意味ではないのですが、皆一様に気が萎えて。

どこからともなくしばらくの活動を休止しようという空気になっておりました。






が、一度大きなうねりを受けとめた後、心理状態も次のフェーズに移行して参りまして。

心の整理をつけながら落ち着きを取り戻します。

そして、どんどん動いていこう、活動を開始しようと。




にこやかな晴れた笑顔ではないかもしれませんが、4月、またゼッツの活動が始まります。


<中日新聞主宰・芸能人・草野球大会>2度目の優勝を目指して頑張ります。



チーム結成当時よりも平均年齢が15年ほど上がってしまっていますが、まだまだイケル親父の姿を報告していきたいと思います!

















楽しいことばっかり書きたいのだけれども、どうしてもこんな記事にも目が言ってしまいます。





<福井新聞記事より抜粋>

「防衛省によると、東日本大震災で被害を受けた岩手県北部の沿岸地域に派遣されていた50代の陸曹長が体調を崩し、1日午前、搬送先の盛岡市内の病院で死亡した。
 
陸曹長は第2特科連隊(旭川駐屯地)に所属。3月12日に駐屯地を出発し、行方不明者の捜索やがれきの撤去に従事していた。
 
31日朝、体調不良を訴えて盛岡市内の病院に搬送され、1日午前11時半ごろ死亡が確認された。病死とみられる。30、31日と休養日で岩手県内の宿泊施設にいた。」









救助活動にいそしんでいた方が亡くなられて・・・。

最大限の敬意と感謝の念を合わせて、お悔やみを申し上げたいと思います。


ふぅ・・・。







「東京がね、●●シーベルト以下にならんとね、恐いんですよ。周りの人間もやめとけって言うのでもう少し避難しておきます。」



みたいなことをのたまって逃げまくっている男がたくさんいます。

・・・もう・・・

同じ人間とは思えない…。









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