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・・・されど役者的妹尾blog

太く拡げよう僕の細道   since.2006.4.14
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ヒーロー忘年会とサンタTAXI。



マイレバー。

この季節にはものすごい悲鳴を上げます。

うん、仕方ない・・・飲む飲む飲む、ですから。




さて、そんな中、今年からお世話になり始めました <I&Iファクトリー>さんの忘年会にお呼ばれしてきました。

つい先日、ヒーロー達の集まるトークショーに呼んでいただいたばかりです。

俺なんかがそんなにひょいひょい行っちゃっていいものか?

とも思いましたが、本当にニコニコ誘って下さるので、ついついお言葉に甘えまして。



飲めるし。




ぎりぎりまでスケジュールが分からなかったのですが、なんつっても飲めるんだからどーにかせねばと必死にやりくりしまして。

で、前日に何とか行けそうになりまして。



「気楽に来て下さいね!」



てなことをおっしゃられたので、私も超気軽に、



「あ、はい、楽しくフラッと飲みに行きます!」



とお答えしておりました。

ちょっとだけ遅れて行くけどゴメンナサーイ!って。




なあーーーんにも情報がないまま伺いましたさ。


駅から劇場に向かう途中、またもや発見しました。

<東京で2番目に美味しいラーメン>屋さん。

全然2番目じゃないと思うけど、ま、よい。





劇場に入りまして、どんな盛り上がり方してるのかしらねー!って覗いたら。




「あ、妹尾さん、ちょうど良かった!もうすぐ名前を呼ばれるから舞台に上がって下さいね!」


「は? 何が?」




楽屋で水を飲もうとして備え付けのテレビを見ましたら・・・

との劇



あれれ?

お酒飲む日じゃなかったの?

なんで先輩達トークしてるの?




とか思っていたら、



「妹尾君、来たのねー、じゃ、呼んじゃおうか。妹尾クン!」


ってマイクの音が聞こえてきて。


なになになになに?

飲むの飲むの飲むの、お話じゃないの!

的に舞台上に。



あー、そういうことだったのですか。

お客様と一緒にあーだこーだ言って飲むんじゃないんだ!

何かお仕事的なことも絡んでいたのだったのかもしれなかったりしたわけだったのですね!

やっべぇ、ノープラン。




ま。

開き直るヒマもありませんでしたが、どうせ最終的には酒を飲んでアホになってどっかーんで終わるんだから何でもアリで。


恥部もさらけ出してみたりしましたわさ。


伴さん、あいかわらず優しい。

小牧さん、きゃー!モモレンジャー、まさかのご対面。

伊藤さん、ナイスMC。

との劇2


またしても本番中に撮影させていただきました。






ま、ね、ショーがハネてからの写真もあるのですが、問題がありまくりそうですので自粛します。


お客様、スタッフさん、キャストの皆さん、お疲れ様でした。

ご迷惑かけっぱなしですいませんでした・・・が・・・

妹尾は楽しゅうございました!











本年最後の「ゲキ塾。」の稽古に向かいました。

最寄りの駅から電車で行くのですが、年末は皆さんイライラしている人が多いようで。


車の運転も危なければ、電車の中も殺気立っています。

いろんな事件が多くなる年の瀬。

なんとか自制して、悪いに引っ張られないようにしようと思っておりました。

がまんがまん・・・。



なんですが、腹の立つことがじゃんじゃんてんこ盛りで私を襲ってきます。

ひと言、何か口を開けばすぐケンカになりそうなシチュエーションばっかり。

お腹の中にぐっと飲み込みます。




稽古場について皆の顔を見るとほっとして。

最後の稽古も手を抜かないでしっかりやりました。

皆に挨拶をして、くれぐれも身体をこわさないようにお願いして。

で、帰宅。

ちょっと一杯引っかけていこうと、行きつけの飲み屋さんに顔を出しました。




「こんばんわー、1時間だけ飲ませて。」


「もちろんですよ、妹尾さん。いらっしゃいませー!」


「こないだの残りのボトルを出して!」


「ハイよ、妹尾さん!」




おしぼりとかお箸とか皿とか、氷にグラスに割るお茶も用意されて。



なーんで肝心のお酒が出て来ないのかしらねー・・・って思っていたら。


「妹尾さん、ボトル無いよ・・・こないだ全部飲んじゃったんじゃない?」


「いいえ、飲んでませんよ。ちゃんと覚えてるもの。だからそれを飲みにに来たんだけど・・・。」


「おかしーなー・・・。」



かれこれ10分くらい探してる。



「妹尾さん、やっぱ無いわ。」



「いや、あるって。そんなアホらしい嘘は言わんよ。」



「いや、ウチもね、妹尾さんみたいな常連さんのボトルを捨てちゃったり誰かにあげちゃったりってしないよ!」



「そらそうだろうよ。」



「で、無いんだわ。」



「いや、ある。物は無いかも知れないけどあるのよ。ありませんねーって言われて、ああ、そうですか、それじゃ私の勘違いでした…ってワビを入れるほどの曖昧な記憶じゃないから。完璧にあるのよ。間違いなく。

でも物はないんでしょ?だったらそれは何かがどうにかなっただけで仕方ないじゃん。そっちも捨ててないって言ってるの本当だろうしね。」



「・・・。」



「ケンカする?
 いやいやいや、そういう話しじゃないでしょ。誰も間違ってなくて誰も悪くないんじゃない?」



「いえ・・・ウチの管理ミスだと・・・思います・・・。」



「ノンノンノン! そういうの無し。お互いに笑いましょうよ。お互いが嘘をついてなくて正直にお話ししてるんだから問題はないよ。」


「あ、じゃあそういう風に言っていただけるんならボトルを一本入れさせてもらいますので気持ちよく飲んで下さい。」



「それはできないわ。 そんな、安いヤク●者みたいなことできるわけない。」



「いえ、でもお出ししたんですからこちらも引っ込められませんし…そんな変に思ってませんよ!妹尾さんに気分良く飲んでもらいたくて。」



「…じゃあこうしよ! 出してくれた物をこれ以上断ってもそれは失礼だと思うから、ここはお互いが同じだけ気持ちよくなれるように、折半にしましょ!ね、そうしましょ!」



「は・・・はい・・・そうしましょうか!」






めでたしめでたし。

ぎりぎりケンカにはならなかったけど、イライラ感が胸の中にたくさん詰まっていたら、もしかしたら仲良しの店なのにケンカになっていたかも知れません。


微妙なひと言、ボタンのかけ間違いで、引っ込みが付かなくなる時ってありますもの。





「あー、よかった!また年内に来てスッキリさせておこうっと。危ないところだったわ。」




と、店を出ました。

タクシー乗り場にはめっちゃ人が並んでいます。

さすが年末、忘年会シーズン。



あきらめて、流しのタクシーがいれば儲けもの!と、歩き出しました。

管轄外のタクシーが<空車>と提示させて入っています。

手をあげますが無視。



「あー、世知辛いわね・・・。最後の最後でムカつくんだなー・・・。」



もう一台・・・無視。

フライングボディアタックで走りすぎるタクシーに飛び込んでやろうかと思い始めた時、三台目の空車が!

ばしっと気合いを入れて、これでだめなら半泣きで歩き続けてやろうと覚悟の右手をあげましたら、びっくりしたように停まってくれて。

やったね、パパ!

すかさず乗り込みます。





「す、すいません、お客さん・・・この辺りで人を乗っけられないんですよ・・・怒られるんです。」


あ、やっぱりそうきたね。


「知らん。空車って書いて走ってたし、停まったじゃん。
 ってか、○○で降りれば問題ないでしょ?知ってるから。
 ウチよりも少し先だけど、怒られない所まで行っていいから!ね、仲良くやろうよ!」



「・・・分かりました。私が空車って出してたのが悪かったんですよね・・・。」





顔見たら、松坂投手みたいな顔しててまだ若い。

とっても哀しそうな顔してる。




「うん・・・あのね、意味分かってるよ。GPSで調べられてもちゃんと怒られないところまで行くから大丈夫よ。そこから、俺歩いて帰れるもの。ちゃんとお金も払うよ、だから、ね!」




「いえいえ、いいんです・・・私が悪いんですから。」




って言ったかと思うと、メーターを倒さずに走り出して。

そらまあ、そうすれば調べられないのは分かるけど、それじゃ商売にならない。




「ね、ね、メーター倒してよ。」



「いえいえ、いいんです。」



「よくねーだろ、それ!」
 


「本当にいいんです。」





あらま、どーなるの、これ? って思ってる間にもぐんぐん車は走る。

この運転手さん、本当に金を取らないつもりなのかしら?


やばっ、もうすぐ家に着いちゃう。




「ねーねー、運転手さん、じゃーね、そこのファミマで停めてよ。」



「え、あ、はい! 分かりました。」




んで、停まったらニコニコしながら、




「どうもすいませんでした。」



って。




ものすげぇ罪悪感。




「あの、普通に乗ったら○○円かかるのよ。だから、それを払うからさ!」



「いえ、本当に結構なんです。」




これ以上の押し問答もつまらない。

彼のプライドもあるだろうし。




「じゃ、さ、コーヒーとか、飴とか、そういうの飲んだりする?」



「はい、まだまだ朝まで走るつもりですから。」



「んじゃ、ちょっと待ってて!」



って、ファミマに入って温かいコーヒーと眠気覚ましの飴を買ってきて。




「これ飲んで!」



「うわー、有難うございます!」





・・・・・



子供かっ。


ってかどんだけ善い人?





私、この歳になるまでタダでタクシーに乗せてもらったことはありませんでしたから。

ってか、お菓子で支払ったこともありませんし。

多分これからもないだろうし。








人って・・・温かいモノを持ってる人、いっぱいいる。

世知辛くて生きるのが大変な今の世の中だけど・・まだまだ捨てたもんじゃないわね。





帽子を被った運転手さんが、少しだけサンタに見えましたとさ。





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