・・・されど役者的妹尾blog

太く拡げよう僕の細道   since.2006.4.14
7

腹に刻み込む日


季節の変わり目だから・・・なのかね・・・







ここしばらく。

私の周りであまりよろしくないことがビシバシ起こっていました。

一つ一つ前向きに対応していこうと頑張っておりました。


が。


自分の中で<プツン>と音をたてて切れてしまうことが起こってしまいました。

私にトドメを刺すのに十分なボディブロー。



詳しいことはどうしても書けませんが、大切な大切な、何物にも代え難い大切なモノが。

私のところから消えてなくなりました。




いろいろ思っていたこと、適いませんでした。

この日のことは一生は忘れられません。



悲しみました。

ガマンしても涙がこぼれました。



一瞬時間が止まるような。



そんな衝撃でした。





でも。




立ち止まりません。

止まるの簡単だもの。

次に進みます。

無理矢理に。

どうせ試されてるんだろうし。

受けて立ちますわよ。








明日から関西。

病床の友人を訪ねます。

こんな時に行く予定を立ててしまっているのは一体どういうことなんだろう?と、自分の間の悪さを呪いつつ全開の笑顔で会いに行きます。

だってパワーをぶち込んで来なきゃならないんだから。





「役者なんてね、舞台に集まったお客様やテレビを見ている何百、何万という
 多くの人に喜ばれてナンボの商売なのよ。

 近くの2~3人を喜ばせることができなくてどうして役者ができようか!」




全然辛くないし悲しくない攻撃、発動!

と書きながら目に涙がぶわっと溜まってくる。

弱いものだわ、俺なんて。

やっぱり富士様で脱糞したのが悪かったんだ・・・と思う。








ほらね!

やっぱり阪神負けたでしょう!!

言った通り。

ここ一番にめっちゃ弱い!

うんうん、もう淡い期待とか止めにして中日優勝おめでとう!って思い込んでおくわ。





何のこっちゃか意味が分からないコメントですいません。



明日から、元気勇気100%で行きますからっ!!



7

・・・しかし続くわ。

秋がない。

どこ行ったんやろう?


春→夏→真夏→冬。



いっそのこと 真春→夏→真夏→春 になればいいのに。

だめか。

困る人が多すぎだろうし、食い物も訳が分からなくなるわね。

真っ先に言いにくいし。


私も必死にビーサンと半ズボンで頑張っていましたが今日から長ズボンかしら。

それでも家の中では裸族で張り切っていますが。

妹尾青洸46才、SSK46の裸体写真に食い付きが良すぎるみたいですのでもうしばらく続けますわ。












昨日、私の大変お世話になったおばちゃんが亡くなりました。

中学生の頃からずっと可愛がってもらっていた人です。

上京する時とか、事故を起こした時とか・・とってもお世話になった方でありました。

個人的に、親戚関係というモノがほぼ存在しない私にとっては貴重な存在でした。

母親の幼なじみで親友、ということもありまして一家をあげてご冥福をお祈りしています。




悲しい・・・



おばちゃん、間違いなく行くと思うけど天国でにこにこ暮らしてね!




合掌。






******************


しかし、季節の変わり目というのは本当にこういうことが多いです。

皆さんも是非気をつけて下さい。


私も、中さん(中性脂肪)が高い高いしてるのでずっと気になっていますが、久しぶりに数値を計りに病院へ行ってきました。

相変わらず高い高い。

コレステロールも。

遺伝的にはこれから高血圧になって糖尿になっていく予定が盛り込まれているハズなんですが、何としてでも阻止します。






ここしばらく続いた友人の病気などを見ていると、とてもじゃないけどのほほーんとはしていられません。

生まれて初めてそんな気がしてきました。

積極的に健康というモノをキープしていく。

水を買う時代ですから、当たり前のことは自然と起こっているんじゃなくて、採り入れていくモノなんだと認識し始めました。

自分の命が無くなるのは嫌でどうのこうの・・はまぁいいとしても、後に残されたヤツのことを考えると人生を全うするということは一つの使命であり、責任なんだな、と。




くれぐれも。

皆さんもお気をつけ下さい。

残念なお話が決して起こりませんように!!












棚ぼた式に。

阪神にマジックがつきました。

まぁ残り試合の数のせいなのですがね。



私の予想していたのは、シーズン前は巨人のぶっちぎり優勝、2位が中日、3位が阪神でした。

最近は2位と3位が入れ替わった予想をしていましたが、最後までどうなるのか分からない面白いシーズンです。

残り試合、7勝2敗が阪神優勝の数字です。


・・・

こりゃ無理でしょう。

いざというときには絶大な弱さを発揮するチームですし・・・





一方パ・リーグ。

ソフトバンクが優勝しました。

が、過去にシーズンを優勝しているのにクライマックスで敗退というめちゃくちゃ可哀想な歴史を持つチームです。

母体は別としましてもチームは好きですし、なんとか一矢報いて、過去の亡霊、溜飲を下げてもらいたいです。

最後に根性振り絞って残るのはどこかなー・・・?

ま、プロ野球を大人目線で楽しませてもらいたいと思います。








*******************




今週の土曜日に関西へ行きます。

どうせならまたしても地味に飲み会でもやれれば、と考えていたのですが。

すいません、今回はちょっと無理です。

時間の制約が多いこともありまして、生まれて初めての深夜バスで向かいます。

自分の車で、とも思いましたが仕事上がりでそのまま移動します。



先日ここに書きました、病に伏せっている親友のお見舞いが目的です。

東京にいる彼の友人からの伝言や言付けを集めましたので、それらを持参します。

こんなことくらいしかやってあげれることが思いつきませんでしたが、居ても立っても居られないのでとにかく顔を見に行きます。

で、富士様のパワーお守りと一緒に妹尾の元気玉をぶち込んできます。

用事はそれだけですので、終わり次第とんぼ返りです。




次回、きっちりと時間を取って行きますので、そのときに飲み会をやらせて下さい。

面白ネタをたくさん用意しておきますので。

すんまそん。








******************



私、ミクシーも名前と牧場だけやってるんですが、仲良しの友人がものすごく上手に書いていたことがありましたので引用させてもらいます。

<たろー>君です。

まあ、東京に来てからの長い付き合いで、お利口さんで面白くて、波瀾万丈な人生を歩んでいる男です。




<他人の庭に無断で侵入して盗みを働き、警官に発見され追跡された泥棒が
 パトカーに 体当たりを繰り返したあげく逮捕された。
 しかしヤクザもんの身内がねじ込んできて、仕返しが恐ろしいので
 釈放してしまった。
 さらに泥棒とヤクザの身内が被害者に、
「うちの若いもんに恥かかせやがってコノ野郎! 落とし前つけて貰おうか!
 土下座して銭持って来い!」
 ってな事を言ってきている訳だ!>

(しんちゃん、使うのヤバかったら言ってね、消すから。)


ね!!

本当にそう思います。

何のことだか分かりますよね。




この2~3日、ショックとむかつきとでこのニュースが流れるたびにチャンネルを変えていました。

そうでなくても楽しくないことが続くのに、こんなのまともに見ていられません。

アジア中が注目してたんですよ、これ。

あの人ら、南シナ海でも同じようなことをやってて。

漁船と一緒に軍艦が付いてくるんですから。





検察もそうだけど・・






正義は正義のままでいてください。

正しいことを正しいと思える国でいてください。

未来に、子供たちに、私たちの世代は何と言って説明してあげればいいんですか?

何を繋いでいってあげればいいんですか?




強けりゃいいの?

結局そこ?

それに屈するわけ?

だったら小学生から男子全員に格闘技を必須科目にして、国民に武器の携帯を許可する国が現れたらどーするの?




言いたいことが山ほどありすぎるうちはまだいい。

こんな国もう知らんわ、好きにせーよ、歳とったら出て行くわ! になっちゃったら文化もヘチマも終わるよ?







同じくマイミクの<HcinMannパパ>さんも興味津々なことを書かれておりました。

ザックリですが、


<連中のいつものやり方。そこに目を向けさせておいて、別で何かを進行させている・・というのが常套手段。日中がこじれて一番得をするのは誰か・・?>


ふむふむ。

ごもっともであり、意味深げな。





いずれにせよこの国はどうなってしまうのでしょうかね。

どこを目指していて、どういう存在であるかをきちんと明示して欲しいのよ。

愛させてよ、頼むから・・・











はい、本日最後のお知らせは・・・

押入の奥を掃除していましたら、記憶に薄い箱が出てきまして。

中を見ますと、いろんなおもちゃがたくさん!

どれもこれも私が18才の頃のモノばっかりです。

いわゆる、上京する時に持参したもの。

なかでも、ちょっと驚いたのが、<ムヒ>と<ウナコーワ>。

私、めちゃくちゃ蚊に刺されやすい体質で、当時から必需品でした。

今現在、毎日蚊に刺されています。

大勢の中に私がいれば他の人が刺されないくらい、歩く虫除け、否、虫集め。

使えるのかしら、30年前の虫さされ薬。



「おおおっ! 懐かしいぞ、この形状!」




さっそく実験開始。

ムヒ

クリーム状であるはずのムヒは、例えが難しいのですが、お砂糖いっぱいのデニッシュパンの上に乗っかてっるような、大きな結晶のじゃりじゃりしたヤツに変わってて。

最初だけ、ヨーグルトみたいな汁が出て。




蚊に刺されたところにじゃりじゃりしたのを塗ると、ちゃんと白く広がっていきます。

うん、なんか普通に使えそう。



次に出てきたのが、ウナコーワ。

液体ですが、よくもまぁこんなに長い間蒸発もしないで残っていたな、と。

そっちの方が不思議なくらいなのですがこれも実験。


ぬりぬりぬり・・・


おおっ、ちゃんとヒヤヒヤするっ!


ふっしぎぃー!!


面白すぎて効いているのかどうかは分かりませんが。



はい…突っ込みどころを残しつつ、

ウナコーワ


なんだかね。




・・・





8

缶詰に託した夢

祈りの日々が続きます。


皆さんから温かい言葉をかけてもらい…感謝の気持ちで一杯です。

このパワーを袋に詰め込んでおいて、今度友人に会う時にそのままプレゼントします。

にこにこ笑いながら。










さて。

優しくするには自分が強くなければなりません。

ヘコむばかりじゃ話が進みません。

自分はいつもどおり全開オヤヂでいなきゃ!




楽しいこと無いかなーと。

ないなに・・?

ちうごく?

・・・

めちゃくちゃやな、しかし。

このまま戦争にもつれ込まそうってか?



ま、舐められまくりですな、にっぽん。




この話題は楽しくない。

次。





大阪地検。

・・・やっぱやめた。

これも全然楽しくない。

昔、正義の味方をやっていた人間としてはどうしても納得がいかない。

正義に対する思いは強いので、ここのバランスって言うか境界線をぐらぐら揺らされたら日本人として困る。

もうね、私利私欲の強いヤツは公僕には向いてないのよ。

はぁ。





次。



イチロー。

おめでとう!

10年連続200本安打。

これは本当にすごいねぇ・・・超ストイックな姿勢がなきゃ無理でしょう。


ピートローズがイチローの内野安打の多さを揶揄していますが、真のメジャーリーガーの言葉とは思えません。

言い分を要約すると<彼はラッキーなだけ>ですが、アジア人に汚される聖地的な感覚でしょうか?

それとも単に嫉妬心か。

通算で10回の200本安打を記録しているとはいえ、連続ではないので既に破られた記録。

絶対に書き換えられないと言われていただけに、この時期になってから急に出てきたコメントなのでしょう。


いいじゃん、別に。

日本の国技だって外国の人の活躍でもってるようなものだし。


「私の残した数字を、東洋から来た小さな彼があっという間に抜き去っていった。
 賞賛する以外の言葉は見あたらない。」


株が上がるだろうに・・・



とにかくイチローがどこの国の人であろうが性癖や人格がどんなのだったとしても、彼の成し得た記録はかなり偉大なものです。

これは公平に見て誰もが断言できると思いますよ。





繋がりで言えば、阪神のマートンも200本安打を記録しました。

彼の場合は足がある訳じゃなく、しかも右バッター。

青木や西岡、イチローとは質が違う。

きっちり打ち返さなきゃ無理。

ちゃんと野手の間に落とさなきゃできないもの。

いわゆる純粋な安打の積み重ね。

これはね、本当に素晴らしい選手を見つけてきたもんだと思います。

いやいやいや、彼が阪神でなかったとしてもすごいモノはすごいですよ!

おめでとう!

年俸つり上げて球団を変わらないでね!






はい、次。


・・・


何もないから私事を。


野球グローブが壊れました。

グローブ1


かれこれ25年ほど(いや、もっとかも)使い続けているグローブ。

手に馴染んでいる、というよりも手と同化してるほど使いやすくて。

皮でできているヒモがバシバシ切れてまして。

ボールをキャッチすると、間から飛び出てきます。

それをかばうように指に力を入れて掴んでいたのですが、単に負担があちこちに散らばっただけでもっと酷い状態になってしまいました。

ショップに持って行って直そうかと思いまして、詳しい人に聞いたら、




「妹尾ちゃん、これはもう寿命だよ。
 この皮を全部通し直すと、新しいのが全然買えるくらいの値段になるわ。
 新調すればいいじゃん、ここまで使えば十分だよ。」



なるほど・・・心のどこかで、敢えてこの言葉が聞きたかったのかも知れません。




「そんなん嫌じゃ! 
 絶対にこのグローブしか使わん!
 思い入れが・・・それは別に無いけど、ぼろくなってポイッと捨てるのは性に合わん。
 自分で直して思い入れを入れ直して使い続ける!」



「素人じゃ無理よ。
 職人さんがやる難しい作業だから。」




あーあーあーあ、そんなん言ったらダメなのに。

そんなん聞いたら意地になってしまうのに。

グローブを使えるようにしたかっただけの簡単な思いが、結局なんや知らんけど小難しい勝負事になってしまいました。

勝負といっても相手はいないけど。




で、パソコンでさくさく調べて革ひもを取り寄せて。

せっせっせっせと夜なべをしたのです。

徹夜系。

指が痛くなって、手を入れるグローブの皮で生の方の手の皮がむけて。

むければむけるほど意地になってきます。

何が何でも自分で修繕してやろうと。



縫い方が分からんから調べながらですが。

その説明とかにも八つ当たりをしながら。

夜中に叫びます。

「意味が分からんのんじゃあ!」

アホです。

べそをかきながら完成。

無理矢理思い入れが注ぎ込まれました。

愛しい我がグローブ。

グローブ2

これはね、次からはもう絶対にやらない。














ポストの中に<森永>からの封筒が。

なになに?



「おもちゃの缶詰、当選しておめでとう。
 ずいぶん経つけどまだおもちゃを送ってなくてゴメンね。
 実はね、<魔法の缶詰>が欲しいって言われてたんだけど、無くなっちゃってね。
 急遽9月から新しい<宇宙の缶詰>ってのができたんでそっちを送るわ。
 ほんと、ゴメンゴメン。」



ざっくりこんな内容。

先日、チョコボールで金のエンジェルが出てきて応募しましたとき、確か<科学の…>と、<魔法の…>のどちらかの缶詰を選べと指示されまして。

で、こんな手紙が。


まぁ、何でもいいんじゃねーの? と呆けておりましたら、すぐに送ってきました。

<宇宙の缶詰>

なんとも子供心を揺さぶられる魅惑的なネーミング!

私、あと10年若かったらかなり興奮していたと思います。


ウキウキわくわくドキドキ・・・!

包装紙を開きます。

おもちゃの缶詰1


まっ!!


ステキ、素敵よ!

胸の高鳴りを覚えつつ箱をぱこっと開けますと・・・



小さっ!!

しかも軽っ!






まん丸の。

銀色の。

あげ底的な残念臭がぷんぷん。


子供の頃から夢見ていた缶詰が今まさに開けられようとしています。

息を飲んで ぱっかん! と。


・・・・・・・・・


・・・・



ほほう・・・・


そうきたか・・・


・・・

むむう・・・・







当然、詳細は避けますが。



なんだかなー!


看護婦さんに、絶対に痛くないからと念を押されたのにやっぱり痛かった注射とか。

めっちゃ面白いといわれた映画がぽんぽろりーんだったとか。

<じゃ●ん>あたりの旅行サイトで、めっちゃ評判がいい宿を予約して行ってみたら全然大したこと無かったとか。


街を歩いていて、後ろ姿が腰抜かすほどべっぴんさんで、顔を見たくて早歩きして。

何気なく抜き去る時にお顔を拝見しましたら土偶そっくりで自分に腹が立ったりとか。



イエローな週刊誌で、これまた腰抜かすほどべっぴんさんが二本指で目線隠ししてて。

袋とじを開けてみると、やっぱり土偶のそっくりさんだったりとか。



ちがうか。





要するに。

ありきたりの言葉で言うところの、



夢は夢のままであった方が美しいのねー!」


かと。



おもちゃの缶詰3





つまらんことでも少しは元気が出るから不思議だぞ、おい!




6

親友の話し。



しばらく更新の間があきました。

あいてしまいました。






すいません。

ものすごく辛いことが分かってしまいまして。





もう一度富士様に登らなきゃならないのかな…


どうしても名前を書く気になれないので、今は伏せますが。




この男、超体育会系。

体力は常人の比ではありません。

本当に鍛えに鍛え抜いた身体。



そして役者仕事の後輩です。

弟のように可愛がりました。

いい奴でね。


酔うと、



「おいマサアキ!」



と、実の弟の名前で呼んだりしていたそうです。

わたし、全然気付いていませんが、そのくらい自然に自分のテリトリーに入ってきていた男です。

仲がいいのは当たり前ですわな。

「ゲキ塾。」の稽古場なんかにも来てもらって、若手にいろいろ教えてもらったりもしました。







先日、やっぱり世話になったことのある正太と飲んでいる時、




「そういえば●●さん、元気ですかね? 妹尾さんは最近会いますか? 会いたいなー!」



「うんにゃ! いつもね、思い立った時に突然会うのよ、何も決めないで急に。
 それで上手くいくんだわ。 
 去年は春に会ったなー、大阪で。 
 一緒に飲んで、俺のホテルに転がり込んできて。 
 シングルに二人で詰め合って寝たわ。」



「キモイっすね。」



「ううん、慣れてる。東京で仕事がある時はいつも俺の家が宿だったし。
 けどそのころから変わらずものすご臭いよ。」



「それはそれでリアルに想像できてイヤです。」



「そういえば確かに声を聞きたいわな。 電話するようにメールしてみるわ。
 あの男は時間が空いてればすぐに返事が来るから。」



「了解っす! いやー、面白い先輩ですからねー、楽しみ!」



「役者って言うのはああいうレスポンスも大切だからねー!」






で、返事が来ない。

今までそういうことは数度だけ。

そ、身体をこわした時。



じつはこの男、腎臓を壊していて、危うく人工透析を受けなきゃならなくなるところだったのです。

何人かの医者に診てもらい、




「君の体力に賭けてみよう!」



という言葉を発してくれた先生がいて、投薬と禁酒・禁煙でくぐり抜けた経歴があります。

それが3年ほど前。




「また腎臓いわしちゃったのかなー? 結石だったら泣いてんじゃねーの?」



って、翌日に連絡してみることに。








電話しました。

彼には二人の子供が居ます。

息子が電話に出ました。

と、思いました。



「お父さんはいる? 代わってくれる?」



って言いかけましたから。

そしたら違うの。

本人。




「せのおさーん! うわーい!」



って、鉄のような声質だった男が、5~6才の男の子のような話し方。




「お前なぁ、何をいちびっとんねん。 またあれか? 腎臓か?
  今、病院か家におるンかどっちや?」



「あ・あのぉ・・おうち!」



「……はぁ……? お前何かおかしいな。 何をどうしたんか言え! どうなっとんじゃい。」



「あははは、せのおさーん!」


「はい。」


「こしがなー、なんかこしがいたーてたいへんなんや。」


「腰かっ! 腰なんやな! そら分かるわ、そんな声になるの。 
 力入らんモンな! 家におっても動き回らんとちゃんと養生しんとあかんぞ!」


「……おぇ?………う、うんん…。」





意味が半分不明なリアクション。

プラス声、話し方。


私の脳の中にパニックを押さえる時のアドレナリンがマックスで放出されています。

間違いない。

おかしい。





心を落ち着けて、そしていつもと何も変わらないように聞きました。




「おい、●●。 お前、正直に言えよ。 他にも何か病気したんか?」



「あ………、うぅえん、せのーさん、の、の…のうがな……う、うぅん……。」


「のうって、頭か! 頭をどないかしたんか!」


「よ…よぉわからん……うぅん。」


「・・・・。」


「せのーさん・・・」


「なになに、どした、何や?」


「おれなぁ、もうあかんでぇー……」



蚊の泣くような声で。



「・・・ふざけるな! なにをぬかすんじゃこのクソぼけが。
 間違ってもアホなことゆうたらあかんぞ、しゃんとせんかい、●●!」



「……ぅふーぅふふ……せのーさんやぁー……」





・・・・・


なんちゅーこっちゃ。




これが悪夢じゃなくて何が悪夢か。

涙が隠しきれん。

自分が怒った時に嬉しそうにしてる。

それがいつも通りだから。

そして、彼は、彼の中にはきちんと正気が残っていることも確実に分かりました。



「妹尾さん、俺な、身体がこんな風になってしまってゴメンな、ちゃんと喋られへんねん。
 言いたいこともいっぱいあるし、伝えたいこともあるし。
 でも口が回らんくて・・・本当にゴメンな!」



受話器の向こうから熱い思いが私の中にどんどん入って来るんです。










この男を想像した時に、一番真逆で正反対の言葉、<病気>。

思い切り犯されてる。





目から涙がぶっ飛びそうになるのを押さえて。



「●●、わかった、もうええ。 何もしゃべらんでエエよ。 奥さんに聞くからちょっと電話代われるか?」



「あ…も、もうすぐ…くるよ。」



「分かった。
 もうすぐ帰ってくるんやな! 
 何もせんでええ。
 わしがもっかい見計らって電話するから。
 大人しくしとけよ、じゃな、じゃな!」






震えました。

いつもと全てが違いすぎて。

すぐに彼のお母さんに連絡しました。





「ゴメンね、妹尾さん。 今まで黙ってて・・・。 
 片言でね、いっつも妹尾さんのこと話してるんよ。 喋ってたこと分かった?」


「おばちゃん、俺ら目で話ができる仲よ。 言葉なんか分かるに決まってるやん。」


「有難うねー…。」


「そんなんいらんから。状況を教えてください。」










去年の晩春、脳梗塞で倒れて生死の境をさまよったと。

数日間、なかなか目が覚めなかったと。

リハビリを始めたと。

やはり常人では考えられない体力で、そしてものすごいスピードで回復してきていると。

杖をついて歩けるようになった頃、また倒れてしまったと。

動けるのが嬉しくて、息子の運動会に出かけて、そこで・・・

以前から悪かった腎臓も暴れ始め、とうとう人工透析を余儀なくされてしまったと。

週三回の透析と、リハビリ。






そんな苦しい生活のなか、私は連絡を取りました。

そして一年以上遅れてそんな事実を知りました。



遅れたことはまったく後悔するものではありません。

そういうペースの、そういう気持ちいい付き合いでしたから。





ただ。

なんであんなに強い男が?

ってか病気って?



・・・ええ?

なにが?









すいません、考えも思考も全てまとまりません。







現在、彼と東京で一緒に芝居をした人間や、野球をした者、遊んだり飲んだりした人たちに連絡をしています。

すこしでも役に立てることをしたいと思い、動き始めました。










が、なんだか・・・わかりません。


とにかく近々、私は彼に会いに行きます。

5分でも10分でも。



俺のパワーをぶっ込んでやりたい。



あ…あ…あ…。



混沌。





大切なものが。

大切な人が。

まわりから。


・・・










7

弓をひきます宣言

ラーメンスープ・・・作りすぎた。


DVC00006.jpg
(つけめんと玉子豆腐のおつまみ)


らーめん、つけめん、またラーメン・・・エンドレスに食い続けて。

今日食べたら無くなりそうだけど。

もう一杯いっとくか!


麺好きなのは確かなんだけど・・・にゅるにゅるした身体になってしまいました。

でも美味しいよ、皆さんもやってみるべし!

妹尾レシピでいいなら公表しますから。









さて。

昨日の「ゲキ塾。」の稽古に、殺陣師であり俳優であり、親友でもある孤高のヒーロー、佐藤 洸 君が遊びに来てくれました。

めっちゃナイスガイ。

http://mixi.jp/show_friend.pl?id=41098

昔、私がまだ<妹尾洸 せのおあきら>と名乗っていた頃に、この洸という字をパクったもらってくれた俳優さん。



とにかく。

急きょ稽古内容を変更しまして、後半を佐藤君に無理矢理アクション訓練をしてもらいました。


身体の硬い私は柔軟運動だけで息が上がり、その過酷な要求にめまいと同時に軽い殺意を覚えます。

皆も必死にやってるし、頼んでおいて発狂するのもおかしな話なので黙って筋肉を痛めつけます。



だんだん本格的な内容に移行していき、殴りぃの、蹴りぃの、避けぇの受けぇのって。

新鮮な空気に皆も一生懸命汗を流しておりました。



やっぱね、餅は餅屋、プロはプロってことよ。

すごく分かりやすい説明だし、手本も見せてくれるし。柔軟以外は。

初めての人でもとても分かりやすい、そして効果的。

現場に即した内容です。



私もメタルダ君やってた頃を思い出したりしながら稽古してもらいました。





んで、当たり前すぎるほど普通に飲みに行きまして。

いろんなトークを展開しましたが・・・いやぁ気持ちいいわ。

やっぱね、佐藤君もそうなんですが、男って言うのは気持ちが強くて、自分の出し引きを心得ているヤツがいいよね。

共有する空気がとても健やか。

こういうタイプって、偏った意見かもしれんけど、どうしても体育会系に多いように思えます。

私、古い昭和な体質ですから余計にそう感じる。



スポーツを本気でやったヤツ、しんどくて辛くてもうダメ!ってなっても歯を食いしばって頑張ったことがある人、好きです。





今ではほとんど使われない言葉ですが、性根の座った・・とか、根性のある・・ってのが気分良くつきあえる男の必須条件ですわ。

自然と礼儀もしっかりしてくるしね。






謝る勇気、ものすごく強くないと持ってない。

ここぞと言う時に前に出る勇気、ものすごく強くないと持ってない。

ケンカとかじゃないよ、主張もそうだし生き方がね。




弱いヤツほどキャンキャン吠えるもんです、本当に。


まぁ今どきの若い子にこんなこと言うとドン引きされてしまいますが。





・・・




でもね、敢えて言いますが、




「そんなね、男にモテる男を選んでおきなよ、間違いないよ!

自分にも逆境にも強くないと、絶対に優しくなれないんだから・・男って。

口先だけの優しさなんてその辺で安売りしてるでしょ。

守る・・とか、支える・・っていうのは実はものすごく根性のいることなのよ。

少なくともそういう本物を目指そうとしてるヤツを選びなね!」







ときどき、


「どうしてこの男に彼女が居ないんだろう・・・
世の中の女ってまだまだ男を見る目が無いなー。
俺が女だったら絶対にほっとかないんだけど。」


ってのがいます。

いやいや、現に私の周りにもいるし。

ま、私の知らない何かの事情とか問題があるのかもしれないから断定はできないんですが、声を大にして言うときますよ。




世の中の女性の皆さん、本当にいい男ってちゃんとおるんですよ!


目ン玉と、心の窓をしっかり開いて見てみてや!









あ、そだ!


関西方面の友人に一人、東京方面に数人、思いきり気持ちいい男がおります。

今、<彼氏募集中>みたいな人がいたら連絡下さい。


私が無理矢理に偶然を作りますから。



あらら、お前もここに飲みに来たの?

 びっくりしたなああ!

・・・

そだ! 丁度いいわ、一緒に飲もうよ、大丈夫でしょ?

ささささ、こっちに座って。

ああっと、紹介しとくわ。 

この人ね、俺の○○で□□な友達、$$%%君。

で、こっちが▼▼の●●さん。


いやー、こんなこと ってあるんだね、ま、何かの縁だし楽しく飲もうぢゃないか!」





みたいな。




・・・



大丈夫よ。

本当にこれでひっつけたことあるし。




186cmのキューピット、その実態は<SSK46>こと のお46歳。

自分、やります!






どんどんご応募下さい、いや、マジで。


12

ラーメンと耳に残る歌のお話



そうか・・・やっぱりだめなのか、阪神たいがあす・・・


さすが、ここ一番に弱い!

よく言えばファンをハラハラさせる<魅せる野球>なのね。

普通に言えば<昔と同じ、メンツ変わっても中身は変わらん>。

悪く言えば、<しゃんとせぇや、このボケ>。



ま・・・慣れてるけど。







今日はですね、豚の骨(ゲンコツ)と鶏のガラを大量に買ってきまして。

大きな寸胴を用意しまして。



ゲンコツをがしがし砕いて。

ずんどこずんどこ煮ます。

タマネギ、ニンニク、しょうが、キャベツの芯、ネギのいらんとこ、アゴのだし、ニンジンの固いとこ、そのほかなんやかんや思いつくものをぶち込んでいきます。



6時間くらい、いや、もうちょいかな。

おいしいスープを作ろうと。


そ。

ラーメン!




イノシン酸とグルタミン酸を、これでもかっていうくらいに絞り出してやりまして。

そうそう、豚の固まりも放り込んで2時間ほど煮ます。

で、別に用意しておいたタレにつけ込んで、さらに火を通して。

かえし(しょうゆだれ)とチャーシューのできあがり。





後は細かくちょちょっと別皿を作って、おいしいビール定食。

風呂上がりにいっぱいやりながらキュキュッと楽しんで、〆にラーメン。

そうだ、野菜もいっぱいつくっておこう!

黒こしょうをどっさりかけてラー油も合わせるとそれだけでアテ(関東で言うツマミ)になります。





「あああ、楽しいなー、これで阪神が勝ったりしてたらもっといいんだけどなー!るるるらら~!」



ラーメンスープ


で、今気づいた。

やべえ、今日は道場に行く日だった・・・




さんざん投げ飛ばされて帰宅すると、一切の食欲を失っています。

何も食べる気が起きない。




どーする?

明日まで煮込んで、天一のこってりすーぷみたいにしちゃうか?

いやじゃ、もうそんな歳じゃない。

濃すぎるのしんどい。



とにかく明日食べるものはラーメンになると決まりました。









なんでラーメンなんか作り始めたかと言いますと・・・お仕事でちょいと文章を書かなければならなくて。

ラーメンとは全く関係ない文章なんだけど、どーしよっかなー・・何を書こうかなー・・って悩んでいるうちに、下手な考え休むに似たり的な楽しい逃げ道が見つかりまして。

どうせなら何か作って遊ぼう!となったわけです。



最初はペットボトルを使って水圧利用の水鉄砲でも、と考えました。

それはとっても気分転換になるし、出来たら出来たで遊べて楽しそうだし。

なんならロケットも作っちゃおうかいな、なーんて。



んで、さっそく台所に行きましたら・・無い。

無いっすわ、ペットボトル。

どーする?ってなって。

あ、そうだ、ウーロン杯飲むときのためにウーロン茶買ってくりゃいいじゃん、一石二鳥じゃん! と。



で、スーパーに行きーの、買おうとしたら・・



「これ全部飲まんと水鉄砲作れないわね。 ウーロン鉄砲なんて色とかやだし、もったいないし・・・の前に中身入ったまま作れないし。」


に気づきました。





なーんのために(めんどくさいことからの逃避)こんなとこまできたのよ!

って、スーパーをうろついていて、ラーメン売り場のところに立ち止まって。

んで、ふと思ったのが始まり。






・・・

だからどーした・・・


全くどうでもいいこと。






お仕事・・・書かなきゃ。



はあぁぁぁ。












ねね、教えてほしいんだけど、このブログを携帯電話から読んでくださってる人、いますよね?

先日質問を受けたのですが、




「携帯からコメントをしたら、こちらのアドレスが出ちゃうんじゃないの? それは困るんですけど!」




て。

私のところにはアドレスとか表示されないんですが、どうしたらよいのか教えてほしいって。

当然、私にそんなデジタルチックな答えが用意できるはずもなく。



ぷりーず! どなたか親切な方、お願いします!


















もっともっとどーでもいいこと・・・・・・








気になったフレーズがついつい口をついて出てしまうこと、よくありますよね。

気づかないうちに歌っている・・・みたいな。



娘が耳元で呪われたように歌い続ける歌があります。

そのフレーズに、どうも歌っぽくない、聞いていて首をかしげてしまう言葉がありました。

ガキんちょだから間違って覚えちゃったんだろうなーって気にしなかったんですが、あまりにも耳障り。




じびょーじびょー、じびょーがある。



・・・



ジビョージビョー言うな!  微妙とか奇妙とか淋病とか、そらないか、人の名前とかやろっ、イ・ビョンホンみたいに。それもないか! キショイからちゃんと覚えれや!」




って軽くしかりつけました。

そうしたら泣きそうになりながら反撃してきまして。




「あるあるあるある!とーさんのウソつき! じぇーったいある!」




こんだけムキになるのなら嘘じゃないのでしょうが、自分がその曲に出くわしたときにしっかりと聞いておいて、正しいフレーズを教えてあげようと思いました。


そうしましたら・・・





♪ 僕には、夢がある。 希望がある。 そして、持病がある。 たんたかたったったー、たんたかたっ・・・♪





楽しくて覚えやすいメロディが。




・・・




あ、そ。







あったね、そのとーりだね、とーさんがわるかったよ・・


持病もあるのかもしれないね、無かったけどできてる可能性もあるしね・・・






へんてこりんな歌作んなや!

俺まで口ずさんでもーてるやんけ!





仲良しがやってる保険屋さんだけど。







耳に残るわー、というそんな どーでもいい お話。




5

豪傑さん、いらっしゃーい!

1991年生まれ。

阪神のルーキー、秋山投手!

すごいですね。

快挙といって良いでしょう。

高校卒業の投手が完封するのは何十年ぶりだとか。

しかも、無四球でのそれはあの怪童、堀内恒夫投手以来だとか。



阪神さん、使い倒して壊さないように大事に大事に育てて下さいね!

将来のエース候補なんですから。




しかし・・・今年は中日かなぁ・・? 巨人の集中力もハンパじゃないし。

日程とか残りゲーム数、負け数の少なさだけが阪神有利な材料。



しかし何と言っても、 ここ一番 に圧倒的な弱さを持っていますからね、阪神ったら。


とにかく最後の最後まで楽しめそうなので嬉しい限りですが。













ネルソン・マンデラ。

南アの大統領でアパルトヘイト撤廃の功績者・・・って位しか知らなかったんだけど、『インビクタス/負けざる者たち』っていう映画を観てみました。

ふむふむ・・・なるほど。

ラグビーのお話だったのね。


ザックリと全体像は見えるけど、自分の欲しい情報は無かったわ。

面白い分野なのでもう少しちゃんと調べてみようっと!











しかし。

なんとなくサクッと通り過ぎていきましたが、先日9月12日って、実を言うといろいろ言われていた日なんですよね。

詳しい方もいっぱいいらっしゃると思いますけど。
(*補足 9/15という情報もあります! この補足を書きながら地震速報がバンバン入ってきてるんですけど・・)


ノストラダムス系・・・っていうのかしら? 地震が来るだの災害が起こるだの・・・って怖い。

通り過ぎちゃったから言えるんですが、真面目に警鐘を鳴らす団体もありましたから。

当たったらすごいことなんですが、こういう悲しいことははずれてくれた方が有り難いものです。

当たるのは宝くじくらいにしておいて欲しいもので。



ほっ、ひとまずよかった!











富士様に登った話を書きましたが、思いのほか多くの方から言葉をいただきまして。

仲良しの友人から、



「妹尾さん、実は俺も8月のお盆休みに登ってきたんですよ。 しんどくてねー、でも誰かに言っても伝わらなくて。 語りたかったんですよ! ってことで飲みましょう!」



なんて。


いつまで歩いても8合目・・なのは本当にその通り! とか、俺は今なんでこんなことしてるんだろう・・とか、引き返すなら今だ・・とか。


まったく同じような体験ですので話が合う合う。

あるある。

言えてる言えてる。

分かる分かる。


からのぉー、


お酒が進む進む。

酔いが回る回る。

回って回って回る(夢想花)。



あんまり楽しかったもので、




「来年もう一回行こうよ。 今度は一緒に。」




って誘ってみましたら、



「ノーサンクス。 絶対行かない。 死ぬから。」



って。

つれないの。






富士様。

なんかね、仲良しとかコメントくれる人とかを集めて、ある程度の人数で頂上を目指す遊びにできたらなー・・なんて思っています。

いかがっすかー? こにしさんもね。

杖
これ。

帰宅後もしばらく使っていた杖。

大事っすわ。








ヲシオマナブの、ねむたい裁判が続いています。

芸能人の白蝋病。

あそこまで他力本願で自分が可愛い男、理解したくもない。

度量小さすぎ。

こんまい男。

ちんけ。




おもいきり捌かれろ。

人として親として。







とか書いてたら、ニュースが聞こえました。




「フィリピン航空機のゴミ袋の中から生まれたばかりの赤ちゃんの死体を発見・・・」



・・・もういいわ・・・










鈴木宗男議員が、シンポジウムに佐藤優氏や石川知裕氏らといろいろ語り合っております。

どれが正しくて何が間違っていて・・・良いのと悪いのとの区別すら私にはついておりませんが、個人的にモヤモヤ思っていることがあります。

モヤモヤ・・だったのが、結構形になってきてるのですが、検察の捜査の仕方・在り方。



最初に書いた絵図に当てはめるように調書を作っていく・・ってどうなんでしょうか?


先の<村木元局長>も無罪が言い渡されましたが、報道による当初のイメージは真っ黒でしたし。

メディアも受け狙いでにがんがん流す・・っていうのは今に始まった事じゃないしこれからも変わらないだろうから個人個人で判断する機能を持つとして。

一番正義の味方であるはずなところもやっぱそうなんすか?みたいなことが多くて。



仮面ライダーやウルトラマン的な存在はあり得んのでしょうね。







ちょっとね、私見を。



私、日本が不安。

あちこちの国にいいようにつかわれて。

元気いっぱい、ちうごくもむちゃくちゃするし言うてくるし。

外交だけじゃなくて内側を向いても何やかんや問題多すぎ。

身体、弱いし(国力)。








今いる子供たちがどんどん育っていっていいの?って本当に思ってしまう。

ツケ(借金だけじゃなくて)を貯めるだけ貯めて、次の世代の人たちに押しつけるみたいにならないの?

生きてるだけで押しつぶされそうなプレッシャーを感じさせてしまうの?

何時代に戻すの?

って。



日本の舵取りをする人に 思い切り命を賭して 頑張ってもらいたいです。

日本を救うために、もしくはまっとうに修正するためには多少なにかを失うのは仕方ないじゃんって思える人。

それが自分の大切なものであったとしても。






私はね、国を引っ張りきれる人に<色><金>、そんなもんあっても何とも思いません。

些末。

英雄でしょ? 色くらい好んでよ。

金? お好きにどーぞ。

国家予算持ってく訳じゃないでしょ。



ただしね、毎日命を賭けて国に尽力してくれてるなら。



私らみたいな者にいちいち難癖つけられたり、細かいことをぎゃーぎゃー突っ込まれて、それでオタオタしてしまうような人に国の舵取りは任せられません。

小物はいらん。

何党でもいいから、大将がいいのよ。

言うてることの意味が分からんでも、あの人なら大丈夫だね、安心できるわって・・テレビからでも伝わるよ。

逆に小物ぶりもビンビン伝わる。



「お前みたいなモンが偉そうに国を語るな! ビビリ倒しとるやないか!」


みたいな。



泰然自若、日本で一番が据わっていて、遠くを見つめられて。

そんな人に是非お願いしたいと考えています。




三国志や戦国、維新じゃないけど 豪傑さん 出て来いやぁ!




・・・



終わり
(関係なし。富士様を下山した時のあまり写真。)













世界柔道で若手が大活躍し、サッカーでも新戦力の台頭があり、野球でもまた然りで。

喜ばしいニューの中に、残念な知らせを見つけてしまいました。


谷啓さん。


何度もご一緒させていただきました。

物静かで、優しくて、控えめで・・・でも芝居になるとグンッと光を放つ・・とてもステキな、人間味のあふれる方でした。

大先輩のご冥福を心よりお祈りしたいと思います。



安らかにお眠り下さい。


合掌・・・




<追伸>

コメントを下さったミキさん、ブログに行きたいのですが・・分かりません。
宣伝がてらでも教えて下さい!

5

矢野捕手、お疲れ様でした・・

筋肉痛から解放されて。

ちょっと痛かったんだけど頑張って合気道に行きましたら、何か良い感じに戻りまして。

と、いってもまだまだ右膝は痛くて少し引きずりますが・・

とにかく調子は良くなりました。



これは二日酔いの日に昼間っから飲む、<迎え酒>と同じ原理ですね。




お尻の所なんかキュッと締まって、力を入れるとお馬さんのようになります。

太ももも贅肉はどっかに行っちゃってるし、

小股の切れ上がったいいシモ

になってますよ。

下半身の無駄肉にお悩みのアナタ、明日どこかの山を登ってみて下さい。

効果抜群ですわ。



登る山はどこでも構いません。

そ、山があるから登るんです。

海があるから潜るんです。

酒があるから飲むのだし、チャイナドレスがあるから履いてもらうんです。

俺という山にどーんとかかって来んかい!(意味不明。まだ酸素がアメリカン。)





と、不思議なもので、またじわーっと富士様に登りたい願望が出てきまして。

登りたい!っていうか、万全な体調できちんと楽しみたい! と言った方が正解かも知れません。

変なものを食べないで、荷物を軽くして、ゆっくりペースで。

景色を楽しみながら。



景色・・・と一口に言っても、やっぱりあの雲上界の異次元さ加減は忘れられませんわ。

他では味わえないものです。

本当に宇宙に行きたい!と真剣に考えている私としましては、たまらなく琴線をワシ掴みにされている感覚です。

あの時は富士様を憎んでいたのに、不思議なものです・・・




「ゲキ塾。」の稽古に行きました。

皆さん、富士様には軽く行きたいなーという気持ちは持っているみたいでしたが、私の話を聞いてちょっとひるんできたそうです。

しかし、ブログの写真を見たりするとやはりあの美しさは体験してみたい!と言っておりますので、私としてもフムフムとしたり顔。



「じゃあ、来年の夏、「ゲキ塾。」の皆で行こうか、富士様。」



「・・・・・・。う、・・・・・ぅああ、は・・・ぃ・・・。」





めっちゃ微妙なリアクション。




ま、多分私は行きますけど。

パンパース持って。







持ち帰ったお守り、速攻で先輩に送りました。

そうしましたら、送った翌日から、丁度緊急入院が決まったそうで・・・

無事に病院に持ち込めたそうで、枕元に置いていると世話をしている友人から連絡を受けました。

あのお守りは効果抜群です。

富士様登山、神社礼拝の有史以来、こんなにウンのついた効果抜群なお守りは無いと信じています。

先輩が元気になってくれるのでしたら何度でも脱糞登山してきます。




お願いですから!!!!



















阪神に能美が帰ってきました。

巨人が投手の夏疲れで凹んでいる時にこれはでかい。

大きな材料が調ってきました。

しかし、タラ・レバは無いとしても、阪神の投手陣、シーズン最初から全部そろっていたらぶっちぎり首位を走っていたのかね?



最終的には中日との一騎打ちになるのかしら?

付き合いが悪くて(WBCに選手出さない)愛想のないこのチームはどうしても好意的に見れませんが。

分の悪い相手だけに、なんとか頑張って欲しいものです。

偉そうな人に偉そうにさせないで、クシュンとさせてやって欲しいです。


頑張れ、阪神!

泣いても笑ってもあと少しだけだから!




そーしーてー・・やーのー、チャチャチャ!



大変お疲れ様でした。

外様とはいえ、アナタのことはとても大好きでしたし、素晴らしい選手だと思っておりました。

右方向への飛球、リストの強さの現れですね、あの放物線は刻み込んでおきますよ。

城島加入で仕方がないとはいえ、矢野選手のおかげで優勝できて、また常勝チームへと育ったことも忘れません。


基金を設立し、<筋ジストロフィー患者・児童養護施設の子どもたちへの応援>として社会貢献されていることも知ってます。

中日の星野監督とは不思議な縁でしたが、最後は笑って終われるんじゃないかと思います。

悔しいこともありますでしょうが、野球選手としてはとても充実した人生だったのではないでしょうか?


久しぶりに現れた阪神の名キャッチャー。

体力自慢は山ほどいましたが、頭脳の切れるキャッチャーは本当に久しぶりですからね。

今の若手ピッチャーを作ったのはアナタです、知ってます。



お話の通り、これからは若手の育成に尽力なさって下さい。


本当にお疲れ様でした。








背番号39、矢野燿大捕手・・・お疲れ様でした!

有難う!












部屋の中をいじり倒して。

あそこにあったモノをこっちに持ってきて、こっちをそっちに・・・

って、引っ越しというか模様替えをしていたら、パソコンからプリンターに繋いでいるUSBケーブルが届かなくなりまして。

何とか届くところに配置しようとしても、ケーブルが宙を横切らない限り無理ってことが判明。

じゃあ元に戻そうか・・とも思ったけど、せっかくここまでやったんだから模様替えは実施して、ケーブルの長いのを買うことにしました。



あんまり何も考えないで、楽天で調べたらいっぱい売ってます。

安いのでいいのよーと探していたら、100円とかで売ってるのを見つけちゃって。


「何じゃ、そりゃあ?」


相場というか普通の値段を知らんから安さに驚くって言うても微妙な喜び方だけど、とにかく注文しました。

で、速攻で翌日配達されてきて。



「楽ちんになったもんだなー。」



なんて感慨深げに思っておりました。

で、さっそく付け替えてみようとしましたら・・・



ありゃま!



前のより短い!



アホです。

言わずと知れた。

そら脱糞しますわ。(トラウマっちゅーか、結構心のキズ)



3本も買ったのに全部使い物にならない。

ま、何かのために取っておくって言うのもアリだからそれはそれで良しとして、ちゃんと長さを調べてから再注文。

5mあれば十分。

4mでもいい。

3m、厳しい。

                                                     
はい、新たに3本。



「阿呆は金がかかる。 だから学べ。」



私に宛てた弟の言葉ですが、これ、本当ですわ。

も少し注意深く学ぶ心を持とうと思います。









さ。

残念ながら真夏は終わっちゃったけど、これからが始まると思えばそんなにへこまないで済むわね。


夏を楽しみましょうね!


びば。











0

富士様おわり目



      <富士様6合目からの続き>







くつ




足を。

本当に足を引きずって下りてきました。









やがてやがて・・・

遠くにアスファルトが見えてきて。

落石注意と書かれた人工的なトンネルが。




「登る時に見た!」



薄い記憶がよみがえります。

夜と昼なので良くは分かりませんがまちがいないでしょう。

そうこうするうちに、にぎやかに話す人たちも見えてきて。

いまから登山に向かう人たちです。




最初の一部分だけ登山者と下山者は同じ道を使います。

やはり間違いありません、後は緩やかな上り下りを数キロ残すだけです。




いやったあああああ!





確信した上で時計を見ます。

あと30分ほど。

だめ、これ以上早くは動けない。

間に合わない。

残念だけどバス帰りはダメでした。

ま、自己負担で帰れるっちゅーんだからいいじゃないか・・・くくっ!悔しいけど。


で、少し、立ったまま休んで全ての穴の砂を払い落としました。

再度歩き始め、何年か前に10数人一気に事故で亡くなった場所を過ぎます。



「うん、こりゃ危ないわ。今、岩が落ちてきても俺、まったく避けれないし。こら死ぬしかないわな。」



遺言書いてきてないなーとか考えていたら、前方でおじさんの声で何かを言っているのが聞こえます。

目を凝らしてみますと、馬車。







下山口近くには馬とか、ブルトーザーがあって。

乗せてもらって集合場所に戻る方法もあるのは知っていました。

ですが、そこは足元を見た商売、何万円もするとか。



ですが、そのおじさんは


「お兄ちゃん、どうよ。 あと一人乗れるよ。 今日で店じまいだから一人1000円でいいよ!最後の大サービス!」




「私をバスに連れてって・・・」



と、大人しく1000円払いました。


何というラッキーでしょう。

最後の900mを馬車で。

残り時間15分、歩いてなら完全に間に合わないところにギリギリ3分前に到着。

ツアー会社のお兄ちゃんも大層喜んでくれて、




「良かったですー、妹尾さん。 何とか間に合って欲しいと思ってましたけどこんな時間に帰ってこられるのは珍しいですよ!」



「うん、それなら俺、頂上でウンコ漏らしたよ。その方が珍しいでしょ?」


とは言いませんでした。











で。

その泥クソ人形みたいな妹尾はバスに乗るや否や温泉へ。

びっこひいてるからバスに乗るのも下りるのも手伝ってもらって乗るんですがね。

スッキリ洗い流し、新しい服で生き返って。






そのバスに間に合わなかった人が4人。

頂上まで行けた人が私を入れても10人いませんでした。






これはツイていたとしか言いようがありません。








私は生まれてから今日まで、いろんな所を何百万回も下りたり登ったりしましたが、こんなに登り続け、こんなに下り続けたことはありません。

そらそうやね、日本一の高さを行ったり来たりしたんだから。

きっちり12時間。

7分の休憩を何度か含めて歩き続けました。




登山。

も、いいです。

ってか、当日は恨みさえしました。

が、一日経って今、これを書いているとまた・・・・いやいやいやいやいやいやいや、ダマされるな、俺!







いろんな事を考えさせてくれた富士様、しばらくは遠くで眺めるからね、待ってなくても良いよ、全然。









月と夜明けと雲海。
月と日の出






<教訓>

ウィダーインゼリーは俺には合わない。

登山の時、水は凍らせなくて良い。

何はなくとも早めのトイレ。

登山くらい普通に終えたいモノだ。




0

富士様6合目

      <富士様5合目からの続き>     







冒頭に書きました通り、ここからは本当に書こうかどうか迷いましたが、敢えて勇気を持って真実を書きます。

このブログの冒頭に書いたことです。

これで皆さんが私のことを嫌いになってもそれは仕方ありません。

自業自得。
頂上鳥居2



写真に映っている鳥居に一礼をし、ステッキを松葉杖のように使いながら下り始めようとした時です。

ずーっと続いている腹部の痙攣が収まらず、汗も出すぎ、身体が変なことになっておりました。

ヘンというのは、自分で自分の身体じゃないような、そんな感覚です。

チョコレート、持参しましたが喰う気が全く起こらずそのままですし、おにぎりもそのまま。

ゼリーと水だけで何も食べてないに等しい。

安心してたんでしょう。


歩き始めようとした時にまたしても下腹部に痙攣が。

あうっ!と唸りながらしゃがみ込んでしまいました。

膝に激痛が走りますが、もうどうでもいいです。



ちょっとガス抜きをした方が良いのかな、と。

酸素もいっぱい吸いましたし。



ちょっと失礼だけど、日本一高いところで屁をこくってのも一興か、と。


<ぷすっ>的なのをする予定でした。

予定。




立ち上がり、半ケツをちょっとズラしながら<ぷすっ>をしました。



・・・



・・・・・・


・・・・・・・・・・!!!



なーんということでしょう!


お菊の門あたりからお尻全体、さらには太ももの内側にかけて熱い液体が流れ広がって行くではないですか!




なに?

何が起こってるの、マイからだ。

ほとばしり系?




ひょっとして・・・

脱糞?


・・・・



き・き・き・気持ち悪っ!

にゅるにゅるしたへんてこりんな感触がへそ下三寸を覆います。


これから下りようとしている時に?

ってか、富士様の頂上で脱糞?

46歳で?




・・・



ぎゃーくーにーぃ。


富士様の頂上でウンコ漏らして泣きそうになりながら下山を開始した人って・・・

過去何百年かの歴史の中で何人いたんだろう。







俺、子供の頃から小便は漏らしても天下の往来でウンコ出したこと無いのに。

生まれて初めて脱糞したところが富士様の頂上、神社の隣って。





ある。

何かウンのツキがある。

御利益強そうな気がする、このお守り。







それにしても・・・

良い方に解釈しなければ私は腹を切りそうなのでしんどいのですが、何か持ってるね、俺







で、首に巻いていたタオルをそれとなくパンツの後部に詰め込んで。

お尻を大きく膨らませながらひょこたんひょこたん下り始めました。

泣きそうになるから何も考えないようにして。

そうしたら膝の痛みも少し和らいだような気がしました。



・・・



こんな大人になりたくなかった・・・はずじゃなかった・・・






で、1時間くらい気持ち悪く歩きましたら、山小屋が。

トイレに200円入れて入ります。

今度は空いているのですぐに大きい方に入れまして。

倒れ込むように便器に腰をかけ、ペーパーで拭きます。

汗でびしょびしょなので何が何やら分からなくなってて。



とにかく脱いで、こんな使い方をする予定じゃなかったタオルと下着をゴミのビニール袋に入れて、再びリュックにしまいます。

ゴミは全て持ち帰りですから。



ノーパンでジャージをはき、再びご老公のように出発です。




・・・ところで。


おれ、何をやっとるんやろう。




手の皮がむけ、膝がかふかふに緩んでて、口の中も鼻も目も砂だらけで・・・ノーパンで・・・うんこくさい(であろう)リュックとジャージで。


痛くて泣きそうになりながら便所の雑巾以下の大男が下山してます。





この辺りから少し開き直ってきて。


「もう、どうでもいい。死にかけても良い。全体力を使ってバスの時間に間に合わせてやる。」


痛いのに飽きてきました。

人に抜かれることにも飽きてきました。


休憩無し、ウサギとカメの亀さん攻撃。

どうせ休んでも痛いままで意味ないんだから。


ずっとずっと永遠かと思うほど歩き続けました。

考えることをやめようとしました。

が、覚えていることがあります。




「空飛びたいなあ。」



と、まだ雲が下に見えている斜面を見て、



「ゴロゴロ転がって下りていって、死なない確率が10%あったら転がるな。」




0.001%無いからやめましたけど。

下り

首に掛けているタオル、変わっているのがお分かりでしょう・・・



「こんな腐れ足どうとでもなれ。知るかっ!」



鬼の形相で歩きます。

下りは大きな石がゴロゴロしていて、普通に歩いていくとジャジャッと滑ります。

エヴァが初めて歩いた時みたいな感じ。

知らんけど。


上手な人は斜面に沿って斜めにジグザグにおりていきます。

分かるんだけど、自分には無理。

ちょっとでも距離が短い方が良い。

痛いんだから。

真っ直ぐ下ります。

足の裏をスキー板みたいな感覚にして。

自由に滑れる訳じゃないんだけど、ほとんど上半身で支えている感覚です。

肩もパンパン、二の腕もパンパン、手のひら、指は皮がむけて血が出てます。



そんなんもこんなんも全部知らん知らん。



どうして空が飛べないのか恨みつつ、でもそんなこともすぐに忘れてひたすら同じ景色の中を歩き続けます。



「100億円持ってても意味ないなあ。 今すぐどうにもならないんだから。誰も助けられないしだれにも助けてもらえない。 帰りたければ自分の力で歩くしかないのね、痛くても痒くても。」



水戸黄門的なチャンネル。

だけど本当です。

ひだりーみぎ、ひだりーみぎ、と、痛くない左足君が右足君を庇っているようです。

感動!






本気で富士様を恨んで、憎んでやろうと思い始めた頃に雲の中に入りました。

それでも全然高いところなのですが、ずーっと下に見ていたモノが同じ場所にまでくるとものすごい違った感覚になります。

それにしても人間の慣れって不思議ですな・・・雲の上が当たり前になってるんだから。


雲中2



もう一息です、なはずです。


あえて時計は見ないようにしました。

変な希望を持っても酷いし、諦めきっては力尽きそうになりますから。

たいがい雲から地面までってそこそこ以上に距離ありますから。








・・・・・・・・・・・・・続く。







0

富士様5合目

   <富士様4合目からの続き>






朝、7:10。



頂上

この石は誰が持ってきたんでしょうか?

写真左端に見えます<お守り>の文字。

そう、ここにあります<久須志神社>のお守りを買うことが今回の目的だったのです。

二つ。

一つはプライベートなことで、もう一つは・・・日本で一番宇宙に近い、つまり神様に近いところで手に入れたお守りで奇跡を起こして頂こうと。


先日ここに書きました、私の大好きな先輩の難病を治して頂こうと!

ゲットできたから書けますが。

難病なんか吹っ飛ばしてもらおうと思いまして。

やったよ、兄貴!

頂上顔2


燃え尽きたアホズラですが、ここで達成感なんぞを満喫しているヒマはありません。

実際、早く下りなければ!という思いは強くありましたが、登りきった喜びなんてほとんどありませんでした。

速攻でお守りをゲットし、(標高と同じく値段もめっちゃ高いけど文句は言わないよ)下山の準備です。

お賽銭を投げ入れ、なんとか奇跡を起こして頂けますようにとお祈りを。

お守り


頂上でトイレ(300円)に行こうと思ったのですが、ものすごく並んでいたので諦めました。





<下山口はこちら>みたいな標識に従って足を引きずります。

もうね、下りなんて足がダメだわ。

ロボットみたいになってる。

4~5m歩いただけでギブアップしそうな痛み。




最後の鳥居があったので、もう一度手を合わせておきました。



「今日はどうもありがとうございました。なんとか奇跡をお願いします。図々しくてすいません。」


頂上鳥居1



すると。


さっそく奇跡が起きました。

の奇跡ですが。

・・・・










 ・・・・たりったりったらった続く。




11

富士様 4合目



<富士様3合目からの続き>





雲海と俺1


ご来光です。


ご来光2


雲に反射してお日様が映り込んでいます。





雲海と俺2



一見、山男風な空気を醸し出してますが。

この時は恨みに近い感覚を持っていました。


「絶対二度と来るか! なんじゃい、こんなクソ遊び。面白ないんじゃ!」


って。




靴の大きさの歩幅で、永遠とも思えるような時間テクテクし続けて。

そのミクロの作業を繰り返すことによって大きなことを成す・・・めっちゃストイックな人か、達成感を貯めに貯めて味わいたい人か、ドMか。

自分には絶対に向いてません。




が。

さすがにご来光ってのは綺麗ですね。

ふむふむ。





明るくなってくると、先ほどまで何も見えなかったモノが見えてきて。

自分がどれほど高いところにいるのかが理解できて。

土の色、段差、頂上、情報が一気に増えます。


山肌


こんな赤茶けたところを歩いていたのですね。

変な色。

遠くで綺麗な富士山を見ていても、こんな小汚い映りはありません。



そう・・まるでね、地獄みたいな。

三途の川を渡って、地獄に行く人がとぼとぼ私のように足を引きずって歩いていくの。

どこに何の目的があってか分からないで。

そんな殺風景な景色。



でも、下を見ると雲。


「あ、そうか。雲より高いところにいるんだったわ。」


って気付いて。

ご来光を見たので早く頂上に行って奇跡のお守りをゲットしようと頑張ります。

いつの間にか、何のシルシも無い形だけの9合目を通り過ぎていたようです。

午前6時。



<頂上まであと600m>



という立て看板を目にしました。

はやる気持ちで上を見上げますと、いくつかの鳥居と、頂上らしき場所が見えます。

どんなのか知らないんだけど、そこより上がないので多分そうなんだろうと。

で、もっとよく見てみますと・・・頂上に連なる一本道にいろんな色が!

そう、人間の洋服の色です。

富士渋滞

ね、もうすぐ宇宙的な空しかないでしょ?



「ははーん、これがツアー会社のお兄ちゃんが言っていた渋滞か。」


ま、ここまで来たんだから当然足が3回転してでも行くわな。

あったり前田の・・・・


・・?



あれ?

何か思い出さなきゃいけないことがあるような気が・・・




あ!


6時っ!

下りなきゃ!



「バスは絶対に出発を待ちません。どこにいようと必ず朝の6時になったら下山を開始して下さい。体調や天候で5~6時間以上かかりますからね。」


俺じゃん!

俺、6時間オーバー組じゃん!

時計を見ます。



今、確かに6時。

何回見てもまちがいなし。

どうする? 渋滞しているとは言え、ディズニーランドの乗り物に並んでるよりは進むよ?

・・・



ええええ、ここまで来て頂上無しぃ?

それはない!

絶対無い!




決めました。

取り残されるんだったらそれも仕方がないと腹を決めました。

が、この動かないクソ忌々しい右足を肩に担いででも駆け下りてやる!というつもりでした。

結局並んで登って並んで登って・・・を何十回かくり返し・・・いくつかの鳥居をくぐり抜けて頂上にたどり着いたのです。








・・・・・・・・・・・・・続く。







0

富士様 3合目



<富士様2合目からの続き>








ちなみにこの時、下の方には雲が見えます。

まさに<雲海>という言葉がありますがそのもの。

表現の出来ない美しさです。

雲海1

分かるかしら、この写真で?

雲海2

日の出前の明かりで、雲がくっきりと浮かび上がります。

とても立体的で、無機質な知識と見た目のギャップに驚かされます。

この写真に映っているのはドイツから来た女性。

この後、


「アナタはなぜ自分で足をマッサージする?おういぇ、何も言わないで!そう、何も!分かるのよ、私には。アナタは KNEE を痛めているのね?そう、きっとそうだわ。だったらアタシに任せて!何も言わなくて良いのよ、アナタは黙ってこれをなめるだけで痛みから解放されるわ、そう、まちがいなく解放されるの。もう何も心配しなくて良いのよ。え、なに?アタシ?アタシはドイツからキマシータ。一緒に歩いているのは、そう、息子よ、ホラ、挨拶しなさい。あぉう、今彼はコンニチハと言ったのよ。朝なのにね、変な子だわ。でも子供だから許して。どう、痛みは取れてきたかしら?まだよね、まだに決まってるわね、アタシとしたことがホホホホホ!でもこれは必ず効くのよ、ドイツでは有名な薬なの。甘いコーヒー味のドロップだと思えばいいわ。じゃ、アタシたちは上を目指すからまた頂上で会いましょう!礼なんていらないわ、同じ山を登るもの同士分かり合えるでしょ!じゃあ!」(若干の意訳含む)



「だ・だんけしぇーん。 押さえでサンクス。」




知らない人とお話しするのが好きな私も、何も言えなかった。

マシンガン。

吉本みたいなドイツのおばちゃんと物静かな子供。

手渡された薬、おっかなかったけどなめるしかない空気。


ま、地上3000mでの親切に甘えることにしました。















      ・・・・・・・・・・・・・・・続く








0

富士様 2合目


<富士様1合目からの続き>






が。

とうとう右足がまったく動かなくなり。

手で持ち上げないと膝が上がりません。


<これは俺の足じゃない。だから全然痛い訳がない>攻撃をやりすぎました。

本当に何も感じなくなってきました。

体重をかけると激痛。




マジで。

すんごく頭に来て。

ズボンを引き上げて、膝をステッキで思い切りど突きました。

そしたらびっくりするほど痛くて。

おお、こっちの痛みを感じて関節の痛みを忘れるかも! そうしたら痛いに変わりはないけど歩けるじゃん!って。






・・・

酸素が薄いのね。

あほな考えでした。

関係ない痛みが増えただけ。


丁度この頃、「ゲキ塾。」のメグから連絡がありました。

富士様はドコモはつながります。




「妹尾さん、大丈夫ですか? 何かあったら言って下さいね! あ・・言われても何も出来ないけど。」


いらいらいら・・

先日、メグに


「お前は上げ膳、据え膳でいいなぁ!」


って皮肉を言ったら、ニコニコしながら


「妹尾さん、上げデン、スゥエーデンって何ですか?」


と聞き返されて気を失いかけたのを思い出しました。

いらいらいらいら・・・

正太も、何ならちょっと富士様登山は面白い的なことを言いやがって、ぶん殴ってやろうと誓いました。



体中が埃と泥と汗とでぐしゃぐしゃ。

もう、だんだんどうでも良いような気になってきます。


でも、でもでも。



8合目なんだから。

もうすぐ9合目なんだから。






夜中の真っ暗な道をライトで照らしながらとぼとぼと歩きます。

半泣きになりそうでした。

ズルズル引きずって歩きます。

ついうなり声も漏らしてしまいます。

2時間、休まず登りました。

人が大勢います。

休んでいるのでしょう。



「おおお、やっと9合目か!苦しかったなー・・」



私もゼリーを飲むために足を止めました。

登山者と言うよりは敗残兵のような歩き方です。

相変わらず腹部の痙攣も止まりません。

ですが、9合目まで来たんですから!



ふと、立て看板に目をやりますと・・・


<本八合目>


・・・

あ、そう・・・

・・・

なに? 本って。

本じゃないのもある訳?

BOOK THE EIGHT なの?なにそれ?



もうね、突っ込む気力どこにも無し。

好きにすればええ。

殺せ殺せ。










眼からゲロが出てもおかしくない感じでまたしても歩き始めます。

右足は内股にしてもガニ股にしても、つま先からでもかかとからでも、何をやっても激痛が走ります。

手で持ち上げるのですが、腕もパンパン。

シャツは着替えがもうありません。

顔を拭くと泥で真っ黒けだし、目も鼻も耳も口の中もじゃりじゃり。

吐くつばは乾燥しきっているし。

凍らせた水が氷だけになってしまい、全然溶けない。

凍らした自分を呪いつつポカリを500円で購入します。

ぼったくられた感はいっさい無し。

俺が運んでいたら2000円はもらいます。





だんだん自分が悪いことをして、その罰を受けているような感覚にもなってきて。

芋虫のように歩き始めました。

頂上に行きたいのと、負けたくないのと、それだけ。

思考が止まっているので、肉だけが動こうとしています。



「アドレナリン、出ろー出ろー。」



呪文のように唱えながら。



で、再び80分くらい這いずり回ったでしょうか。

またしても人が集まって休んでいる、明かりが見えました。


「やった、今度こそ9合目・・・おえっおえっ・・・ひっくひっく、ぐすん・・」


自分を誉めてあげたい言葉を探しながら休憩場所になだれ込みました。

靴を脱ぎ、汗を拭き、星を見ます。

手が届きそうな空にまたしても流れ星が。

願い事を言う余裕は無し。

かすみそうになる目をしっかり開けて大きく複式。

酸素と腹式のやりすぎで、お腹がパンパンです。




「ポテチを持って行って袋がパンパンに膨らむのを楽しんで!」



ってコメントでも書いてもらいましたが、見なくても大丈夫。

俺の腹がそんな感じだから。

やたらゲップが出るし。

絶対関係あると思うよ、気圧とゲップ。

カロリーメイトの紙箱もカエルみたいに膨らんでるしね。





それにしても・・ゼリーと空気と水しかくちにいれていないのに・・

下腹部の痙攣は続き、手で押さえつつも身体が前のめりに倒れ込んでしまうほどの痛みが走ります。



「こんな高いところでは身体も意味が分からないことになるのね。」



さて。

9合目に着いたので、

<長かった9合目>

とかいうタイトルでブログにアップできるわねー、なんて考えながら写真を撮ろうと思いました。

看板を探しますと、すぐに見つかりました。

やったね!

カメラのファインダーを覗きますと・・・



<八号五勺  3450m>






おい。

こら。

本気で殺す気か。

8.6とか8.75とか・・・そんなんも出てくるのか?


なんじゃあそりゃああ!


そういうワナか。

8合目って言っといて、もうすぐじゃん、次が9だからって思わせる、そういうワナかっ!

思いきりワナにはまっとるがな!



・・・

何も言わんわ。

言うと泣きそうだから。



やっぱ言う。


これは、東名高速をよく運転する人なら分かると思いますが、



「どこからどこまで静岡県やねん! 静岡長すぎ広すぎっ!」


分かる人には分かってもらえるかと。

東名高速、京都を過ぎて東京に向かいます。

名古屋、湖見えて浜松、海が見えて沼津・・・どこまで?静岡・・みたいな。

東名って静岡で出来てるの?的な。




そういう意味で富士様は8合目の中にあると。

はあ?






とにかく先を目指すしかない。

なぜならば、ここら辺は登る人の一方通行の道で、下山者は道が違うのよ。

要するに登るしかない。




脳みそは完全にメルトダウンしてるので肉で考えます。



「ふーん、鳥はいないのに蜂はいるんだ。 富士様って、富士様にいると全然綺麗くない。」


そうこうしているうちに9合目とかどうでもええわ的に歩いていますとだんだんと空が明るくなってきました。

ご来光の前兆です。



もう歩くのいいわ。

キャメロンを取り出しまして。

日の出を待ちます。

じっとしていると少し寒くなってきたのでトレーナーを着ます。

日の出5





        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く





11

富士様 1合目

ご来光2




故郷は、遠くにありて思うもの。


富士山は、遠くにありて愛でるもの。



ぜったい。




・・・・・








さ。


帰ってきました。

皆様の温かい応援を背中に受けて、無事に登山を終えることが出来ました。

まず最初に御礼を申し上げます。






多分。

今日書きます記事は、ものすごく長くなってしまいそうですのであらかじめご了承下さいませ。

だって、書きたいことがてんこ盛りなんですもの。




そして。

敢えて私はここに断言します。



全て事実を書くと。

本来なら、私のように役者をやっており、そしてまた見守ってもらえるファンもいてくださる立場で・・・書いてよいモノかどうか非常に迷う内容が含まれております。

批判が多いようでしたら後日削除しますが、まずは全ての事実を書きます。

とても気分を害する方も多いかと思いますが、どもすいません・・・としか言えません、今は。








富士山。

ふじさん。


なめたらイカンぜよ!

私はちょっとなめてました、富士山。

ものすごいしっぺ返しっちゅーか、いろんな事を考えさせられてしまいましたもの。

ですから、今はもう<ふじさん>なんて馴れ馴れしく呼び捨てに出来ません。

<ふじさま>です、完全に。

富士様。







今回、富士様に登るにあたり最初に考えたことが、<ツアー>で行くか<自分の車>で行くか、です。

「ゲキ塾。」の正太が、



「絶対バスツアーの方がいいっすよ、下山してから運転するなんて考えられないくらいしんどいっす。」


とナイスなアドバイスをくれたおかげで即決。

ツアーを探しました。

ただ単に送り迎えしてくれるだけのシンプルなヤツ。

あった、ありました。


夜、富士山の五合目(登山口)まで行って、翌朝風呂に寄って東京に連れて帰る、だけの。

ツアーともいえないくらいシンプルなヤツ。

うん、これでいいわって決めて申し込みをしようとしたら、


<あなたはどっちかというと上級者に近いくらいの登山家ですね? そうじゃないとこのツアーには申し込めませんよ。>


ってなチェックボックスがあって。

他のを探すのも面倒だし、まぁ超上級者、っていゆーかプロ一歩手前くらいでもイケるんじゃない?って思ってたから躊躇無くオッケーで。





で。

だんだん出発日が近づくにつれ、いろんなサイトを見て回るようになり。



「ああしたら死ぬよ。だからこうしなきゃ。」


「アレを持ってないヤツはバカ。」


「こんなトレーニングくらいやっとけ!」





みたいなことをどんどん読んじゃって。

少しビビリながら、かといって特に何の変化もないまま出発を迎えました。




<用意したもの>

・梅干しを干したみたいな飴ちゃん。

・カロリーメイト

・チョコレート(種入り)

・水2リットル。(凍らしたら固まりすぎて、またお湯で温めて溶かしたもの。)

・キャメロン(一眼レフ)

・頭につけるライト、乾電池、携帯の予備充電池。

・カッパ、ジャンパー、ソックス・タオル、等々。

・おにぎり、卵焼き、お肉、おつけもの。

・ウィダーインゼリー(後半の主役)

・携帯酸素。

・軍手。(してても手の皮べろべろ。)

・ステッキ。(杖)










予定時刻、ツアーバスに乗ります。

他は皆さん団体とかグループ、友人、恋人同士で参加しているようで。

ちうごく人もいます。

個人参加はどうやら私一人だけみたいで。



「けっ、こちとら遊びで行くんじゃねーやい! 今のうちに乳くりあってな!」



羨ましさをパワーに変換させる術は心得ています。



そうこうしている間に五合目にバスが着きました。

ツアーに同行しているお兄さんがいろんな説明をしてくれました。



「これだけは絶対に守って下さい! 
このバスは明日の午前11時、五合目を出発します。
1分も待ちません。
そのまま近くの大きなお風呂に行ってさっぱりして帰っていただきます。
予約の都合上必ず出発します!
絶対に遅れて下山しないで下さい。


そのためには、朝の6時に、どこにいようと必ず下山を開始して下さい。
皆さんは富士山に何度も登ってらっしゃる方ばかりでしょうからご存じだと思いますが、体調や天候によっては下山は5~6時間以上かかることも珍しくありません。
本当に遅れてこないで下さいね!

あと、本日は富士山のあらゆる施設、山小屋が閉まる日です。
つまり今年最後の登山日、ということで大変登山者が多く、混雑しています。
一人分の幅しかない登山道では渋滞が起こります。

ご了承下さいね!」




登山前2




はいはい、分かりましたよ、坊や。

軽く頭に入れておいて五合目で軽く準備運動です。

なんでも、すでに酸素の薄いこの場所でしっかりと身体を慣らしておかないと、高山病になってしまい、登山どころじゃなくなってしまうそうです。

それはイヤなのでしっかり身体を慣らします・・・つって、何をすればいいのか分からん。

持参したウィダーインゼリーでエネルギーを補給。

更に時間を持てあましておにぎりを一つ。

氷水を口に含んで・・・


もうすることなくなった。


高山病とか、そんなの多分大丈夫な気がするので、もういいやって知らんぷりして出発しました。




SSK46、ひとりぼっちの大冒険です!

23:12。

時計に目をやり、意気揚々とスタート。

軽い軽い!

六合目までルンルン気分で歩きます。

空を見上げると、もうオリオン座がハッキリ見えて。

この時点で標高2000mを軽く越えていますので、星がすごく近くに見えます。

プラネタリウムみたい。

流れ星もじゃんじゃん見えるし、天の川もくっきり。



「しんどいどころか気分爽快! 楽勝じゃん!」



1時間も歩いたでしょうか。

あっという間に6合目。

なだらかな坂道をジャリを踏みしめながら歩きます。

5合目をでて、6,7,8,9,ときて10! つまり頂上!



全然。

なんてことない。

みーんな驚かせすぎ。




近くを歩いている人たちもキャッキャ笑いながら歩いていてとっても楽しそう。

さ、そうは言っても侮れないと皆さん言うとりますので、白地らしく休憩を取ります。

大してのども渇いてないけど水を飲み、身体を休めたフリ。

7分までなんですってねー、休憩って。

それ以上休んじゃうと、身体の筋肉が休憩モードに入ってしまって、回復に時間がかかるんですって。

じゃあずっと動いてりゃ良いじゃん!なんだーけーどー、仕方ないから7分間休みますよ、言われるままにね。

で、次が7合目かっ!て歩き出します。

ざっざっざっざっ・・・・

砂利道。

滑るので歩きにくいですが、まあなんとか。


ざっざっざっざっざっざっざっざっざ・・・


ざっざっざっざっざっざっざっざっざっ・・・



うん。

大分坂道もきつくなってきましたね。

まぁ登山っちゅー位だからこのくらいじゃなきゃダメでしょ、そらダメでしょ。

ざっざっざっざっざっざっざっざっざっ・・・



よおおおっし、そろそろ休憩するか。

1時間に7分間の休憩、これ絶対だからね!

って時計を見ますと、さっきの休憩からまだ15分。

・・・

寒くなるから・・と着ていた長袖を脱ぎ捨てます。

もうすでに妹尾汁でびしょびしょ。

ぎゅううって絞ってTシャツ一枚になります。

夜風が気持ちいい。

また氷水とカロリーメイトを口に含み、出発です。

まだまだ全然使いたくないのですが、この時点でちょっとだけ根性パワーを引き出しました。

ちょっとだけね。

周りの人もほとんど声を出さなくなったし。

ま、ね。

目指すのは頂上なんだからまだまだこんなところで四の五の言ってられないし。

笑い飛ばしながら歩きましたさ。



そうしたらばこれまたあっという間に7合目について。



「ね! こんなもんでしょ! なんちゃーないってば!」



ここでまた氷水とウィダーインゼリーを補給。

体中が熱くて。

ものすごい汗ですが、風が気持ちよかったり酸素が薄かったり乾燥していたり・・・で、気持ちいいです。

あまりにも気持ちよくちょっと眠くなってきて。

そうしたら目の前に黒くて四角くて、中には五角形的なものもあって、そんなのが真ん中で二つに折れてヒラヒラ飛んでいます。



「なんじゃこりゃあ?」



ちょっと思いつくことがあったので、隣で休んでいたプロっぽい人(長いソックスはいて髭が生えてた。)に、


「夜中でこんな標高の高い所に、いないとは思うんですけど・・・チョウチョが飛ぶって言うのはやっぱアレですかね? ・・あの、その・・・酸欠? みたいな?」


「・・・チョウチョじゃないことは確か。酸欠ってのもほぼ確か。」


「ああ、やっぱりね、そうだと思ったんでゲスよ、あっしもね。」


で、携帯酸素を持って行ってるのをすっかり忘れていて、大きな深呼吸。

空手でいうところの息吹。

役者でいうところの腹式。

腹式をしっかりやったらチョウチョはどこかへ飛んでいきました。

でも、せっかくだからってんでもったいないから思い出した携帯酸素も吸ってみることに。

・・・

特になし。

変化。

声が面白く変わる訳でもなく、頭がスッキリする訳でもなく。

なにが?

これ全然いらんわ。

面白くないからその場でガスが出なくなるまで吸い尽くしました。

そうしたらお腹がいっぱいになりました。

ほう・・・空気でもけっこう腹が膨れるんですな。

霞を喰って生きる・・・天狗や仙人、あながちウソじゃないかも。





で。

7合目を過ぎて、8合目に入ります。


私、ここで断言します。



富士様は8合目の中にある!


徐々に説明しますが、これは一つのワナです。




5合目から6合目、7合目ここまではキツいなーとは思いながらも、まぁどなたでも行ける感じでしょう。

しかし、8合目。

8合目まで来たんだから後少しで10合目、つまり頂上、という気持ちにさせてくれます。

テストで79点と80点の差が大きく感じられたのと同じ。

・・・さておいて。



山小屋東洋館



8合目を歩き出して、すぐに富士様をバカにしててご免なさい・・な場所に当たります。

登山って言うのは坂道を登るんじゃなくて、岩場のガケみたいな所も手とかを使ってよじ登るのね。

ちょっと恐がりの女の人はぜったいに無理だと思うわ。

で、そんなのがちょっとだけなんじゃなくてずーっと続くのよ。

汗で軍手が滑るし、筋肉の悲鳴も聞こえてくる。




とにかくね、平坦なところがないのよ。

当たり前なんだけど、ずうっーと上り坂。

も少し息が抜ける場所がありそうなもんだけど、無し。

で、身体を痛めて痛めて少し明かりが見えてきて、山小屋。

細い通路(登山道)に面するような形で建っていて、ちょっとした広場みたいなのもついてます。

ここで皆さん倒れるように休憩してるんですね。

もちろん、私も休憩します。

何が何でも。




「8合目かー、次の山小屋は9合目なのかな?」



ノンノンノン。

次もまだ8合目の中。

8合目って言うのはキツいから山小屋がいっぱいあるんだって。





私、この時点で右足の膝がすっ飛びました。

中学生のときにバスケをやってて膝に水が溜まり、激痛に苦しんだあの痛みを思い出します。

細かく言うと、右足が前に出て行かない。

左足とそろえるまでしか前に出ない。



マッサージやタオルを巻き付けたりしながらごまかしています。

じっとしていると大丈夫だけど、動くと無理。

立ち上がれないので座らないで休憩。

歩き出すとずきんって激痛。

一歩ずつ激痛。


「無理してもヤバいかな? いやいや、せっかく8合目まで来たんだから後少し。頑張ろう。それに、頂上に行けずに帰るなんて笑いもないしネタにもならん。」




・・・


ふぉーりんとらっぷ。


・・・




ここから後はね、地獄の行進というか、痛みとの闘いですね。

休憩してもスピードが出る訳じゃないから休みません。

どんどん人には抜かれるんですが仕方ない。

びっこひきながら、右太ももにくくりつけたタオルを腕で引っ張り上げながら登りました。




何件か山小屋を通過して。

腹式呼吸も繰り返して。


体温が何十度あるのか分からなくなってきます。

熱い熱い。

他の人、皆ダウンジャケット着てる。

髭の人でもジャンパー着てる。

完璧俺だけTシャツ。

頭のタオルはびしょびしょで何度か絞っています。

ズボンの中も。




そのうち腹が痙攣を起こしてきました。

中の方。

外の筋肉の方じゃなくて、明らかに内側。

もうね、自分の身体がどうなってるのか分からない感じなんです。




ウィダーインゼリーばっかり喰ってて。

氷水だけ飲んで。

深い呼吸に大汗に膝の痛み。

体力的にはまだまだ大丈夫なんだけど、なにせ痛みが酷くて。

で、腹の中が痙攣起こしまくり。


もう知らんわ。




懐中電灯でてらされた足下だけを見て。

他の人の電灯の小さな明かりと星、目の前にはだかる岩道しか見えなくて。


わし、何でこんなことせにゃならんの?

全然面白くないっ!

頭の中もだんだん怒りパワーで充満されていきます。

それでも、後少し、せっかく8合目まで来てるんだから・・・と根性を振り絞ったのです。






     .....................続く







<緊急追伸>

写真が重すぎて上手く見れないとの指摘を受けました。

ブログを4分割してみましたので・・・すいませんでした!











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