・・・されど役者的妹尾blog

太く拡げよう僕の細道   since.2006.4.14
5

自分の中の神経質。

ちょっと天気が良くなってきて。

あまり期待もしてなかったのですが、今度は本物のようで。

暖かくなると嬉しいのですが、ちょっとだけ腹立つことがあります。






私は、どちらかと言うまでもなく、細やかな方ではない・・・とよく他人から言われます。

神経が。

自分的には全くそんなこと考えていませんし、そう捉えていません。

センシティヴな所は山ほどあります、つもりです。

まぁ他人目線というのは理解出来なものですが。

細やか、というか無性に許せなくてキィイィィイイッっとなることはあります。

たくさん。

他の人から見れば、どうしてそんなことにこだわるんだろう?ってことにこだわります。

もちろんバイクのことなんかはビス一本にまでこだわりますし、オイルなんてのは絶対に譲れなかったりします。

以前、集合管を買うためにあれこれ比べて思案しまくっていたら、知人の女性に



「何でそんな鉄パイプにこだわるの? 全部一緒じゃん。」



って言われたことがあります。



鉄パイプ・・・25万円の?







話が横に逸れすぎました。

つまり、どんな剛胆な人でも、どんな繊細な人でも、各人にそれぞれ逆な部分を持ち合わせているってこと。

神経質だなーって思われている人も、そうではない部分がたくさんあり、逆もまた然りってこと。

見る人、感じる人によって全然違うんですよ。

30年間乞食をやっていても神経質な人はいるんです。

比較、対象のラインは全員違いますから。

アフリカの多くの人は細やかでない・・・訳がない。





で。

掃除関連ですが。

私の場合は、汚れや部屋の散らかりには、ほぼこだわらない。

前にも書きましたが、ゴミを集めてタオルを巻いて、それを枕にして寝ていたこともありますし、布団から緑や紫のカビがフカフカ飛んでいても全然平気。



でも。


一度、


「掃除でもすっか!」


って思っちゃうともうダメ。

アホかというほどやりまくる。

新品状態にまで戻そうとしてしまう。

そこまでせんでもええやろ・・・・ってとこまで徹底的にやってしまう・・・という悪癖があります。

やり始めたらとまらないという神経質さ。

80%とかを許せない神経質さ。





で、最初の話に戻って。

暖かくなったと同時にお風呂の壁や天井にチョコンとカビが浮いてきました。

見て見ぬ振りをしていたのですが、どんどん日増しに増えていって。



「こんなもの、ペニシリンの親戚。 身体に良いくらい!」


って思っていたのですが、何気なく湯船の中から一つの黒ずみを指先でキュキュッとこすりました。

そしたらなかなか強情なヤツで、気合いが入っています。

きつく何度もこすらないと落ちない。

むむぅ・・・

めっちゃ腹が立ってきました。

これは私に対する挑戦と受け取りました。

そういうスイッチが入ってしまいました。

自分でもヤバいと思ったのですが、もうどうすることも出来ません。

瞬時に攻撃に転じた私は、たわし(の様なもの)を手に取り、ゴリゴリこすり始めました。


おうりゃああああああ!


ごーしごしごしごし、ごーしごしごし。


・・・

まさに格闘、闘いです。

かなり頭は悪いですが。

まっぱでぷらぷらさせながらごーしごし。



それでも全然キレイにならない。

頭に来て、それからずーっとずーっと風呂中の黒ずみをこすり続けてました。

肩がパンパンになり、腹筋も疲れ、背中に痛みを感じても止めませんでした。

でもキレイにならない。

表面だけ何となく・・・カビのアホ共が奥の方でせせら笑っています。



ぶち切れました。


速効でカビキラーを取り出し、詰め替え用も含めて1本以上、風呂の中を泡だらけにしてやりました。

右手に持って<シュッシュ>する訳ですが、やった方ならお分かりでしょうがあれはめちゃめちゃしんどい。

<シュッシュ>し続けると、手の人差し指と手首が猛烈に疲れます。

左手に持ち替えて。

また右手に持ち替えて。

しかも、カビキラーの中身が少なくなってくると出も悪くなる。

下の方に吹きかけようとするとボトルを逆さまにしなければならず、またしても出なくなる。

でも、でもでも、絶対にカビのアホ共を許せない私は指の指紋がぬるぬるに溶けて無くなるまで吹きかけました。



完全勝利を目指します。



臭っ!


塩素くさっ!



風呂場の天井までぬるぬる泡を撒いたおかげで、頭や顔や体中に泡だらけ。

でも今、水で流してしまったらせっかくの泡攻撃も流れてしまう。

風呂からまっぱで出てきた私は洗面所に足を持ち上げ、身体を斜めにし、頭も朝シャンみたいに・・・とにかくキレイにしたのでありました。

でも、自分も塩素くさい。

カビのアホ共のうめき声を背中に感じつつ、窓を全開にしてこのまま一晩我慢しました。




で。

今日、朝。

起きてすぐに風呂場に突進。

臭いのは我慢するとして・・・ドアを開けたらば。



ぴっかぴか!


真っ白。

新品。

黒いのどこにもない!

やったね、ぼく!

水でじゃーじゃー流して更にもう一度ゴシゴシこすって。

ピカピカ on ぴかぴか。

筋肉痛上等。


カビ、なんぼのもんじゃいっ!


ここまで来れば、風呂場、どこでもぺろぺろなめられます。

シャワーも付け根から分解し、鏡も取り外して機具までこすり、目地という目地もぜーんぶ。

売っているときよりもキレイにしてやりましたさ。




まだまだカビごときには負けてられません。

そして俺はどこに向かうのか?
















という訳で、本日の夕方新幹線に乗り、一路岡山へ。

恩師、旧友との再会がめちゃ楽しみです。

いっぱい写真撮ってきますね。

目線とか入れないでじゃんじゃん載せちゃいますから。

楽しみにしていて下さい!




ごーるでんうぃーく。

皆さんも、ごった返しに混んでたり渋滞したりしてる中を無理矢理遊ぶんですよねっ!

わーいわーい、頑張って下さいませ!

俺も頑張って遊ぶぞーーーっと。


行ってきます!











<PS>
いつもいつもコメント下さり有難うございます。

全部、きちんと読ませて頂いております。

ぶっちゃけ、返事を書くところまで神経が回らないもので・・本当にすいません。

ここの文章を書くのがいっぱいいっぱいでして・・・

急を要することだけはきちんとお返事させて頂いております。



以前お返事に書かせて頂きましたが、<sachi様>、ご心中は落ち着かれましたでしょうか?

お辛い中でのとても勇気のある、そして貴重なコメントを有難うございました。

隠しコメントでしたので気付くのが遅れてしまい、申し訳ありませんでした。

・・・お祈り致します。






5

何をすればいいのか!




脈絡のない動き。

自分でも分からないんだけど。


今日は自分で決めた休肝日。

飲みませんから。








久々に、我が草野球チーム<ゼッツ>の試合に参加しようと朝から張り切っておりました。

なかなか日程が合わず、ここのところご無沙汰しておりまして。

チームの皆さんに迷惑を掛けていたのですがやっと都合が合いまして。

昨夜からぶんぶんバットを振り回して感覚を取り戻しつつ準備に怠りはありません。

さて、去年の暮れに新調したユニフォームをバッグに詰め込み、アンダーウェアやソックス、グローブにバットも忘れずに・・・


あれれ?

ユニフォームが無いわね?

何故かしら?

ちょっと探してみました。

・・・

無い。

もっとよく探してみましょう。

・・・

無い。


あるある、こういうことよくある。

何気なさを自分で演出しつつ、落ち着いたフリして探しまくります。

じぇんじぇん無い。


こりゃシャレにならんぞってくらい焦り始めまして。

衣類のあるところを全部ひっくり返して探しまくりましたが・・・やっぱし無い!




えらいこっちゃ!



キャーキャー言いながらあるはずもない所まで、カバンの中も、机の中も、探したけれど見つからないのよ、フフッフゥー♪

どーしよ。

まだ一回しか着てないのに。

上下そろって無い。

無くしちゃってる!

そんな不安が確信に変わるという、有り難くない落としどころに行き着いて。


いかん、そうこうしている間に試合に間に合う時間がどんどん迫ってきてて。

そろそろ出かけないとヤバいです。


あわてて、前に試合をした球場に電話してみました。

落とし物はありませんかー?って。



「3ヶ月以上前でしょ? そんなもん邪魔だから捨てますわ。」



まー、ドライなのね!

腹を立ててケンカしてる時間もないので善後策を練ります。


とりあえず。

仕方ないけど一つ前の、古いユニフォームをカバンに入れて出かけることにしました。

皆さんとは違う色と模様ですがこの際仕方ない。

洗濯したら乾かなかった・・とか何とか言って誤魔化すしかありません。

変に目立ってしまいますが欠席して迷惑を掛けるよりはマシですから。

そして遅刻をするよりもマシですから。




ゼッツ創立メンバー、そして発起人の私としましては、当初の決めごとを守らなければなりません。



「大の大人が一生懸命遊ぶ。 
  
  真面目に遊ぶ。
  
  遊びだからっていい加減な態度で遅刻したり無断欠席したりしない。 
 
  最高のシャレを皆で共有し合おう!」


ばかばかしいことに崇高さを求めていましたから。

冷や汗をかきながら車のエンジンをかけ、家を出ました。

ぶおおおおん、ぶおおおおん、そこどけそこどけ妹尾が通る。

なんぴとたりとも私の邪魔をするでない!




そしたらば。

ぽつりぽつりと雨が降り始めて。

あれれ、これは本降りになるのかな? って。

グラウンドがびしょびしょになったら野球は中止です。

しかし今出かけないと、もしも小雨で試合決行となったら間に合いませんから。

むむぅ・・しばらく車を走らせて、チームの連絡網に使っているサイトに携帯からアクセス。



「中止? やるの? どっちか早く教えて!」


という書き込みが見えます。

他にも私と同じような状態な人がいるようです。

しかしまだ答えは出ません。


大丈夫、気合いで雨なんか止ませよう、やるときゃやるってことで! なんて一人で叫びながら飛ばします。



でもね、ぽつぽつ・・・が、ざざーざざー、ざばしゃー、どんぶらっしゃーって。

本降りを越えて豪雨に近い感じに。

気合いでどーのこーのの問題じゃなさそう。

・・・。



しばらく経ってからまた赤信号を利用してアクセス。



「皆の衆、とっとと帰りなさい。 野球なんか出来る状態じゃないわ・・・って球場から連絡がありました。」


って書き込みが。



はぁぁぁぁ、そうれすか。

あれも無いし、これも無いし、焦るし、水の泡だし。




何しに出かけたのか意味も分からずとぼとぼと引き返したのでした。




仕方ないので? 家に帰ってから脈略もなく作りました。

ケーキ。

甘いもの嫌い、特にケーキ嫌いな私も、ちょっとだけ食えるケーキがあります。

甘くないモンブランと、すっぱい感じのチーズケーキ。

色々調べて・・・簡単そうなチーズケーキを作ってみました。




ありゃま!

美味!

だからどーした?






あーあーあーあー、それでもまだ時間が余ってる・・・

阪神も試合がないし。

元ヤクルトの4番が違うチームでホームラン打ってるし。

クソ面白くないし。






またまた仕方がないので? ジーパンを買いました。

今履いているヤツがピリピリ破れてきたので。

私の場合(決して足が長いとかそう言うことではなくて)身長があるので、座高のパーセンテージは普通なんですが、自然とズボン系のサイズが限られてきます。

街に出かけて普通にジーンズを買おうと思ってもサイズがありません。

短いの。

太いのはいくらでもあるのに、太くて長いのは無いのよ。

スゲーめんどくせ-んだわ、これ。

通販しか見つからないし。

楽天とかでいっぱい調べて、やっと発見したいい感じのサイズ。

縮むことも計算に入れると、股下は最低でも91cmくらい必要です。

以前、自分の足の長さにぴったり合わせたのを買ってきて、一度洗濯したらゴツい布のモモヒキみたいになっちゃったことあるから。



ま、これで約2時間潰した。


さて、どうする?




雨が降ってておんもに出られないからやることがもう見つからない。

その前に元気が出ない。

気力も失せる。


やっぱりどうしても雨は嫌い・・・

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いやいや、そうじゃないぞー、これわっ。

雨のせいじゃないぞー、これわっ。



どーやって時間を過ごせばいいのか分からん!





酒飲まないで何するの?








夜、ながっ!  面白くもクソもない!




もう二度と休肝日なんかやらないっ・・・





あああああ、飲んで寝たいわ。





えぐっえぐっ、ひーんひーん・・・










4

民族大移動

暑いの寒いの言っていうるうちに、もう4月が終わろうとしています。

そして大きな連休がドーンと始まる。

私はこのゴールデンウィークは、毎年ほとんど動きません。

どこに行っても混んでいるから。

多分、上京して28年間、動いたのは2~3回です。



東京の場合、目の前の幹線道路が中古車センターみたいになります。

高速道路へ向かう道は特に、歩いた方が早いくらいぎっしり混み合います。

私は並んだり混んだりするのが我慢できないタイプでして。

だから絶対に動かない・・・と決めていました。



ところが。

今年は動きます。

帰省します。


高校の時の友人が同窓会を開くので帰ってこいと。

生まれて初めての同窓会です。

この年齢になると、妙に懐かしくて・・・考えただけでもじっとしてられないほど楽しみになってきます。

こんな気分だったのか! 同窓会を楽しんでいるのは下り坂まっしぐらのオヤジ連中だけだと思っておりました・・

自分がそう言う歳になっただけなんでしょうが・・・何と言われても行きたいものです。

しかも、高校3年間ずーっと担任だった、鬼のような先生もいらっしゃると。


これはなんとしてでも帰らなければなりません。

仕事の都合がギリギリまでつかなかったのですが、なんとか日程をクリア出来まして。



ちょっと、高速道路の混雑情報を調べてみると・・・むむぅ、これは車で帰省するのはよした方が良いでしょう。

何日、何時に出てもエラい時間がかかってしまいます。

車の中で発狂するのは目に見えています。

一番苦手な拷問に合いそうですので車は断念。

じゃ、新幹線ってことで昨日ネットで空席情報を見ながら予約を・・・ポチッとな!って。



ありゃりゃ?

<空席>って書いてあるところをポチッとしても全然とれません、予約。

なんで?

じゃあ次の席を・・・ダメ。

なんで?






・・・



あ。


世の中の皆さんが今。

私と同じ状況でチケットをとりまくっているのね!

だから空席を更新したらどんどん<お選びの便は全て満席です>って出てくるのね。



こうなったら見えない敵との戦いです。

ここだ!と思う電車を選んでクリクリくりっくしながら気合いを込めます。


偶然9割、気合い1割で取れました、席。


おおおおっ!


やったね、新幹線! ビバのぞみ!




岡山に新幹線で帰るのはどのくらいぶりだろう・・?とか考えていますが思い出せません。

ほとんど車、少し飛行機だったので。




世の中の動きに合わせて民族大移動に付き合ってきたいと思います。

でも、懐かしい顔に触れることが出来るので全然オッケー。




生まれて初めての、ちょっと楽しみなイベントが出来ました。



わーい、やったね、ぼく!



3

ツチ族とフツ族の話で。




ルワンダの大量虐殺。

ツチ族、フツ族の問題。





かなり前から興味があったのだけれど、どこか対岸の火事的な皮膚感で、なかなか手を出していませんでした。

ちょっと今回はお勉強してみようと。

先ずはザックリ太極を捉えてみようと思いまして。

そこそこのお話を読んでみたら・・・ほんの少し身体に震えが来ました。


つい先日・・・日本がバブルだ何だって騒いでるときにものすごいことが起こっていたみたいです。

今も、そしてこれからも続くんでしょうが。



「ほほう、世界の中ではこんなことが毎日起こっているんだねー・・・」


という感覚じゃダメかもしれません。

片や宇宙から地球を眺めてしたり顔、片や・・・。




私、役者とかやっているくせに勉強するの遅すぎたかもしれません。

どんなことでも良いから、感じるためにこういう現実を知っておくべきだったわ。




人間ってアレなのね、全然平等じゃないのね。

本当に日本人とかに生まれてきてラッキーだったんだなーって思います。

ラッキーだけじゃなくて、それを活かせる価値を見いだしていきたいです。



流れ的にね、観てみたんですよ、映画を。

<ホテル ルワンダ>


・・・むむぅ。







よくね、原爆やベトナム戦争の映画とかの話を聞いていますと、



「実際はあんなもんじゃねぇ。 もっと○×△■だったわい!」



って話を聞きます。

そらね、事実はものすごい強烈で、範囲の限られた映像の世界で忠実に再現できるもんじゃないと思います。

とくに、その場の世界観や空気感は難しいでしょう。





私の父親は遠くから空襲を何度も見たそうですが、ガキンチョだったオヤジは、


「ピカピカ光ってキレイだった。」


という記憶を残していますし。

大先輩の知人も、原爆を観たときに、


「ものすごい景色だった。」


という記憶でした。


ところが、恐怖に引きつって、毎日が追い込まれたような感覚で見えた爆弾、焼夷弾はどんな風に見えたでしょうか。


以前、舞台でお世話になったある方は、


「あの炎と光りは、圧倒的な恐怖の固まり。 二度と見るのはイヤだし、思い出すのも苦しい。 大きな炎や映画の中での爆発を観ても胸が締め付けられる時がある。」

と。








ですから、こんなにも平和ボケした私が何かを語るのも想像するのもおこがましいのですが、先の映画<ホテル ルワンダ>は衝撃的なモノが伝わってきました。

時を同じくしてこの世に存在しているから余計に感じてしまうのかもしれませんが。

アホ面下げて、青春と称して無為な時間を過ごしていたときに。










分かっているようで結局何も分かっていない自分。

ダメダメじゃん、と。


だから何が出来るのかすら分からないのに。

もっと考えます。

お勉強します。

感謝します。








既に観た方や、この問題に詳しい方、いらっしゃいましたら何かご教授下さいませ。










寒いのと熱いの、もうなんだかどうでもイイわって気がしてますが、本日は雨も降っていて、とっても寒いのでまたまた暖かい格好で出かけます。

一つ芝居を観に行ってから「ゲキ塾。」の稽古。

考えても分からんときは目の前のことで必死になって、なんなら燃え尽きておきます。





自分の価値、死ぬまでに探り当てたいものです。









2

タブーな記述



独りよがりなこのブログ・・いつまで続くんだろう・・・





気楽で良いけど。







さて。

最近「ゲキ塾。」の稽古が充実しています。

私が充実してるんじゃなくて、役者達が張り切ってる。

目に見えるスピードで上達していくので驚きます。

やっぱり自意識なのね、これで喰っていくぞ!っていう。

自分もうかうかしていられませんわ。



前に「ゲキ塾。」にいた女の子が、今度出演する芝居のチラシを持って遊びに来てくれたり。


役者を諦めて去年からサラリーマンやっている男の子から、


「妹尾さん、ぼくやっと童●を卒業しました! お金払いましたけど。」


という全く不必要な哀しい情報をくれたり。

メタルダー観てました! 大好きなんです! ってニコニコしながら見学に来たH君は多分一緒に稽古することになると思いますし。

新しくて強いパワーが身の回りに渦巻いてきて、とっても刺激的で楽しい感じですわ。










まぁこんな独りよがりなブログだから書きますが。

本来こういうのは良くないんだろうと思いますがね。





石原都知事がものすごい発言をしました。

飲み屋レベルでは、それでもちょっと声をひそめて話すようなことですが。

人種差別的要素の思い切ったトーク。

賛成とか反対とかじゃなくて、あの方だから言えることなのでしょうが正直びっくりしました。

で、都知事が最終的には何が言いたいのかは分からないのですが、とにかく普通に禁断の門をこじ開ける力には驚かされます。




政治の話なんてのもタブーなんでしょうが、ちょっとだけ私見を。



今回の政権交代は、言う人に言わせると明治維新に匹敵するような大改革だそうで。

それは何となくウンと頷いたとしても、そこの頭(トップ)が良くなかったんでしょうか。

見るからに弱すぎ?

でも、そんなものは私に言わせれば御輿でも傀儡でも構わないから、団体でごり押ししていけばいいんじゃねねーの?ってことです。

一人で全部決めるんじゃないんだろうし。

性急な答えは求めてはいけないと思っていましたが、やはりどうしてもぬるさを感じてしまいます。

仕事をする前に足を引っ張られた感じが強いのですがね、そんなことはモノともしないで、角栄さん的な強権を発動して失敗する方が今みたいに何も答えを出さないでそっぽ向かれるよりマシだと思うけど。

後ろにはパワフルなおじさま方がいっぱいいるのに。

アメリカの基地ばっかりに目がとらわれているけど、あんなん日本中どこを探してもすんなりまとまる場所なんてある訳ないじゃん。

頭が誰に変わっても同じでしょ。

腹案がある・・・って発言。

もしかして超ウルトラCがあるとするならば、



「基地なんていーらない!」



って、基地そのものをゼロベースで刷新かなと。

アメリカの庇護の元に細々とやっていかんでもどーにかなるわい的な発想に転換?


ある意味、革命的だわね。




最終的にはね、みんな仲良くしてケンカや戦争がなくなって・・・が良いという。

そんな普通がすごく難しくて、皆ケンカ道具をそろえて牽制し合う。



正直者が損をしなくて、正しいモノが正しいと普通に評価される民主国家。

そんな当たり前が難しくて権力を持ちたがる。


人間という生き物の不完全さが面白いわね。

はなっから動物的に無理なことを、強いて理屈に合わせていこうとしてるのかしら?





法律やルール。

もともと人間全員が同じ美意識や価値観を持っていたらいらないのかしら?

でもそれだったらつまらないのかしら?

見たこと無いから分からないけど。




イライラしないでゆっくりやりたいわ。

たとえば明日の朝9時、せーの!で日本人が一気に深呼吸しようよ。

共通感が生まれて少し笑えるかもよ。






なーんて。






<車を車検に出したらあちこちが壊れていて。見積もり見たらえらい高くつきそうで。仕方ないから自分で整備を始めたら油まみれになるし、めっちゃしんどかったというどーでもいい情報。>






2

足がっ!


金本選手・・・ご苦労様です。

偉大な記録と、そしてそれを自ら辞退する勇気に敬服です。

あと8試合で区切りの良い1500試合連続フルイニング出場

そんな数字に左右されずに、大した物です。




頑張って、遮二無二やってきて、それが数字となって表れて。

自然とオーラが身にまといます。

そしてどんどん中身ができあがってきて・・・風格といえるところまでいくんですね。




彼の男樹てんこ盛りの話は、ものすごくよく聞きます。

他人を気遣う優しさや、恥をかかせない、花を持たせる、そんな細やかな気遣いの出来るやんちゃ者。




広島に入団して、ひょろひょろな身体で・・いつプロ生活を終えてもおかしくない、そんな小さな選手が世界一の大記録を打ち立てるまでに至りました。

1492試合連続フルイニング出場・・・多分あと100年以上は塗り替えることが出来ないでしょうね。

スポーツに本気で触れたことのある人なら、これがどんだけ-マンガみたいに-あり得ない数字だということはお分かりでしょう。

小・中・高校と、病気をしても熱があっても骨折しても手術しても一日も休まず、その上で良い成績をとり続けるのは・・・そらアンタ、大変やぞ!

瞬発的に成せる記録よりも10年以上積み上げていく記録の偉大さですな。






何はともあれ、少し身体をオーバーホールして、ゆっくり治しながら連続出場記録を伸ばしていってもらいたいものです。


ま、個人的にはどうしても金本選手は広島の選手というイメージが強いのですが、ここまでくれば、日本球界の宝と言っても全然過言じゃないと思います。

ギネスに申請すると阪神球団が言っていますが、いろんな事をふまえて大切にしてもらいたいと思います。











ちょっとね。

先週末に嫌なことがありまして。

これがどんだけ嫌なことかというと・・・私自身の身にふりかかってくる問題としては・・・多分一生で何回もないくらい嫌なことで。

ちょっとダウナー気味に意気消沈しておりました。

多分、解決策がないことですのでこれからしんどいなー的に。

考えれば考えるほど元気が無くなる感じです。




で。

こりゃ何とかしなければならないぞと苦心しておりました。

自分をどうにか動かして、上手いことダマして気分を転換させようと。


そしたら、ハイ、ありました!

お稽古。

合気道のお稽古。

ここで思い切り身体を動かして邪気を祓おうと。

気合いの固まりで道場に行きました。

いつもよりも本気モード炸裂です。

めっちゃめちゃに暴れ倒して。

先輩方も、



「気合い入ってるなー、妹尾さん!」



って。



「はい。思い切りぶん投げて下さい!」




おりゃああああ、うりゃあああ、おんどりゃあああ!

ばしーん、どすーん、がちぃーん、ぼかちぃーん、ぐわっしゃーんって。



・・・

結果、ボロ雑巾のように。

息が出来ないほど。

それ以外も何も出来ないほど。

抜け殻直前まで。

でも、そうしたらやっぱり頭の中が真っ白になって、清々しいったらありゃしない。

何キロ分か分からないけど妹尾汁を大量に放出してスッキリできまして。

多分高校生くらいの時以来、本格的に身体をいじめ倒しましたから。



「やったねー、これこれ。俺みたいなアホは頭で考えるよりも身体でどうにかしていくタイプなんだわさ!」



って。




で。

翌日。

あちこち痛いの。

ギシギシしてて。

首も腰も背中も足も手もぜーんぶ痛いの。

筋肉痛・・・だけじゃないみたい。

だって、まともに歩くのが大変なくらい。

ぴょこぴょこ左足を引きずってて・・・

ちょっと触ると明らかにおかしな音がするし。

ぐじじじじじ・・・って音。

左足首。

回せないし曲げれないし。

当然歩くのが難しい。




あ、やり過ぎちゃった!





そして今から接骨院に行こうとしている、そんなアホ状態です。

嫌なことなんか一晩寝たらきっちり思い出すし。

この歳になって無理なコトしちゃいけないねって。








金本選手のすごさと自分の頭悪さを、比較するまでもなくはっきり認識したという・・・そんな哀しいお話でした。




注射のないお医者さんはあるのだろうか・・・。








3

めっさ気分悪いんだけど。


①意味なく泣くのでぶっ飛ばしたら死んだ。

②食べたものを吐いたので腹を殴ったら死んだ。

③エアガン持っていたので的にした。

④熱さが分かるかどうか知りたくてガスオーブンに入れた。

⑤洗濯機に入れた。理由はない。

⑥動かなくなったからゴミ箱に入れた。

⑦熱いモノを口から吐き出すのを見て、熱湯風呂を思い出した。泣き叫ぶのが面白くてたまらなかった。





毎日暑いのか寒いのかさっぱり分からなくて、


「ああ、地球も本当に病んでいるんだなぁ・・・」


と思うコトしきりですが、そんな影響があるのかどうか。







先ほど、ニュースで1歳の子供が虐待を受けて亡くなったと報じておりました。

最近すごくこういうのが多いなーと思いまして。

おいおい、朝から超気分が悪い感じにしてくれますなぁ。



ちょっと調べてみるだけでポンポンっと上記のようなむごい事実が出てきます。








どっかの偉い教授が、


「この親たちは小さい頃に育った環境が何たらかんたらで、生活ストレス、孤立等々どーたらこーたらなんですわ。」

ってのたまってます。

しかし、私に言わせれば


関係あるか、ボケェ!


です。

知ったこっちゃない。

ふざけるのもいい加減にしろ、です。

どうしてそんなことが出来る人間もどきの心情やら人格を守らなきゃいけないの? 何目的のフォローなの?

人権というモノはその字の通り、<人>に与えられるモノです。

犬以下のド畜生に与えられるモノではありません。

人としての基準を満たしていないヤツは、人の形をしていても人じゃありません。





親になって、それでもどうしても自分の方が大切で。

子供を育てることを放棄したいのならば・・・(これは決して肯定したり、そうすれば良いというのではないのですが)まだ孤児院や病院の前に置いていく方がマシだと思います。




「この子をお願い致します。 名前は○○といいます。 すいません。」



的なことは私の子供の頃からよくありましたし。

この場合、意味もなく命の火をを消されることはありませんから。

単にそれだけの優位性ですが、でも全然大きいと考えてしまいます。

怖い目にあったり、痛い目にあったり・・死ななくて良いんだもの。



なんか、書きながら腹が立ちすぎてムカムカしてきてますが。

若干ムカツキの涙目ですし。

もうね。


そのボケナス達を一同に集めて、お前らがやったことと同じことを体験させてあげたい。

それを低俗なバラエティ仕立てにして、ゴールデンタイムにオンエアしてゲラゲラ笑って視聴率を取ってみたい。

すぐに人権がどうのこうのとクレームがつくでしょうが、一切気にしない。

向こう70年以上続いたであろう子供の権利の方がよっぽど大切だし。

殺すまで弱いモノいじめをするヤツは、殺されるまで弱いモノいじめされればいい。

可哀想さゼロだし。

そのくらい腹立ってる。







あああ、おれが法務大臣だったらこの辺のことは現実的にやっちゃうんだけどなー・・・

ってな思考の持ち主は多分100回転生してもなれないんだろうけど。







そんなんされて閉じた短い命にも、何かしら生まれてきた理由があるというのですが。



どんな?

こうして、私みたいなヤツがその命のはかなさを見て、


「これこれ、親たちよ。 ダメだな、そんなことしちゃ。子供が可愛そうでしょ・・・」


って思うこと?

子供達を守ろうと発起させること?



だったらその代償が大きすぎるわ。

そこまでしてもらわんでも十分に想像できるから。






ボケナスの方はなに?

蚊か蝿に生まれ変わろうとしていたのが、何かのミスで人間になっちゃっただけ?

そう思えばプチって潰すのに躊躇しないわ。

あ、蚊や蝿に失礼か。







とーーーにーーーーかーーーくーーー。

朝からムカついているのでありました・・・

ううううう。









気分を変えて。

俗を楽しむとして。



阪神勝った、また勝った!

僅差の勝利でしたが、モノにしました。

すごいすごい。

3タテ?

今日、もしも勝つことがあれば・・・何かの間違いが起こるかもしれませんぞ!

少なくとも巨人ぶっちぎりのシーズンにならないよう、思い切り引っかき回してもらいたいです。


クルーンがいない今のうちだけなのだからっ!








・・・

・・・・

だめ。

じぇんじぇんだめ。

気分良くならないわ。









<追伸> sachi様。


今まで裏コメントに気付きませんでした・・・

辛いコメントを勇気を持って書いてくださいまして、心より感謝致します。

お言葉どおり、私も身体に気を付けます。

肝に銘じますね。



心中をお察し申し上げます。

くれぐれもお心落とし、お身体に気を付けて下さいませ。

心よりご冥福をお祈り致します。



お気遣い、本当に感謝致します。



0

そう、それでいいのよ阪神

もの申す!




プロ野球のファンが離れていくと叫ばれる昨今ですが。

実際はテレビの視聴率が落ちているだけで球場に足を運ぶ人は増えているらしいです。

ま、そんなことは置いといて。

ここは敢えて書かねばならないでしょうよ。




阪神。


プロ野球大好き、阪神大好き、いちファンとしてわ。




昨日の試合。

4月13日。

6回を迎えて6点差で負けていて。

そこからの猛攻で逆転勝ち。

これは大きいなー、すごいすごい!

1985年に優勝したときに、広島相手に7点差をひっくり返した試合を思い出した。

あの時もまさか優勝するとは思わなかったけど、シーズン終わってみればあれよあれよと。

あの年は4月17日、槙原投手からバース掛布岡田の3連続バックスクリーンというド派手な予兆を見せてくれましたし。

そんなことは今年はないでしょうが、とにかく溜飲が下るそんなステキな勝ち方でした。

メッセンジャー投手、なかなか良いんでねーかい?




昔の感覚でいうならば、阪神は5月の連休まででシーズンを終えてしまうパターンなのですが、もう少しセリーグの盛り上げに協力できるかもしれません。

あああ、昨夜は晩飯食いながら何度絶叫したことか。

気持ちよかったー。




それにしても藤井投手、左の本格派としてヤクルトに入団、そして日ハムに入り、今年から巨人に移ったのですが、彼が新人だった頃を思い出すと不思議な感覚に陥ります。


・・・・

記憶が薄いのでおぼろげなのですが、確か・・

藤井投手、巨人相手に最終回近くまでものすごいピッチングで大差で勝っていました。

普通、投手は逆転される心配がないとき(そのくらい勝っているとき)に打席が回ってくると、バッターボックスの一番後ろに立ち、全くバットも振らないで三振して帰ってくるのが通例となっておりました。

プロ野球の、あくまでも通例。

ルールではないのですが(当たり前)暗黙の了解的な。

新人だった藤井投手は全力プレーで張り切ってバットを振りました。

もちろん野手ではないのでヒットになる訳でもなく、内野ゴロを打ち、そしてこれまた全力プレーで一塁まで思い切り駆け抜けました。

リトルリーグ、高校野球では当たり前の行為。

そうすべきだと教えられる基本行為です。




しかし、プロの暗黙のルールから見ると違反行為。

即時に巨人の村田捕手に、


「お前な、打ってんじゃねーよ! この○○△!」


と脅されて。

ベンチに戻るときに巨人ベンチからも、



「なんだ、お前、球界の常識も知らねえのか!」



と猛烈なヤジを浴びました。

学閥を大切にするプロ野球の世界で、彼と同じ早大出身の先輩、仁志敏久も、


「あれはもう・・ヤジとは言えない。・・・あんなことするのはおかしい。ヤクルトの先輩が教えてやらなきゃいけない。」


庇うどころか、否定的なことを言っていたと記憶しています。


野球に通じた方がいれば分かると思いますが、そらもうヤジっていうのは相当酷いもんで、とてもじゃないけど書けないし放送できないし・・・みたいな、その辺の路上でそれ言ったら殺し合いになるだろう的な文言が含まれます。




藤井がゴロを打って自軍ベンチに戻るときに、巨人のベンチ前を通ります。

そのときに巨人ベンチに何か言われて、驚いたように立ち止まり、じっとベンチの方を向いていました。

そして段々と言われていることが理解できて・・・

藤井投手は顔を真っ赤にして、みるみるうちに泣き始めました。

どうみても屈辱的な悔し涙。

次のイニング、泣きながら投げてぼっこぼこに打たれて降板・・・



それはテレビにオンエアされてましたから私もピンと来て調べてみたんですが。







ある意味、分からない人には分からないし、子供達には説明する必要もないプロ野球の側面なのですが、このシーンは強烈に覚えておりました。

だから、




「藤井はどんなことがあっても巨人には行かないだろうなー・・・」




って思っていたんですがね。

まぁヤクルトの時からエース級の扱いを受けながら球団を放浪してしまう辺り、彼の別なところに問題があるのかも?しれませんが、ある意味。



江川の空白の一日、ヤクルトをはじめ各球団の主軸ぶっこ抜き、決定済みの新人を札束ではたく、バッターボックスをはずした選手にボールをぶつけようとしたメイ、ガルベスを採る・・・

勝つためには紳士協定も無視する金満球団。

何にせよ、私が個人的にこのチームが大嫌いな一つの現象でもある訳です。

経営努力? はぁ?

スポーツはプロであっても金で星勘定しちゃダメでしょ。

どこにも夢なんか無くなるわ。



昨日の、ちょっと顔つきの変わった藤井投手を見ていてそんなことを思い出しました。

      (安、分かりやすかった?)






何せ夢を売る仕事と言われているのですから、プロを目指す人たちの模範になってもらいたいです。

こんな悪しき習慣が残っていると、知らない人にも伝わっていきます。

どんどん野球離れが加速するでしょう。

WBC みたいな国際試合ではダレもそんなことしない、皆小僧のように一生懸命やる。

だから視聴率もとれるし感動を覚えるんです。



答え出てるんだから。

そうすれば良いだけなのに。

悪しき慣例も、美しい常識も、ぜーんぶひっくるめて<伝統>って言うもんだからなかなか変われないのよ。





ちゃんちゃん!










4

ユルズが立派になった!



ここで。

譲挙式1



以前「ゲキ塾。」にいた、村田君が結婚式を挙げました。



譲挙式2


<ユルズ>と呼んでいた幼い顔の彼は、すっかり大人になり。

とってもべっぴんの花嫁と、新しい人生を送ることになったのです。




彼は富山から役者になるために上京して、最初に私の所へ来ました。

全くの素人状態から一緒に始めたのでとても思い入れのある男です。

今では自分でユニットを作り、俳優として各所で活躍しています。

大した男です。

(小汚い)アパートにも泊めてもらったことがありますし、私の家にも何度も遊びに来ています。

引っ越し手伝ってくれたり、酒を作ってもらったり。

人として、本当に見事に成長しました。

そのころから奥さんとなった彼女(私は<ちょうちょ>と呼んでいますが)も知っていました。

二人で暮らしている様は、オママゴトの延長みたいでなんとも危なっかしいというか初々しいというか、そんなことを感じていたのですが、ちょうちょも見事に脱皮しました。

ステキなアゲハチョウです。

ある店舗を任されて、トップとして頑張っているそうで。




もうね、みんなすごいよ、うん、すごい!

どんどん変わっていくの。

素晴らしいですわ。





譲挙式4


この式場は、映画<余命二ヶ月の花嫁>でも使われた大聖堂。

本当に荘厳で、ピンと張りつめた空気があります。

♪神父さんの柔らかな、通る声が・・・二人の他人を一つの家族へと導きます。

その瞬間に立ち会えるのは気持ちが良いものです。



何故か分かりませんが、否、分かるのですが、感動して涙がこぼれてきました。

結婚式場から披露宴、二次会、三次会・・・まぁ、いつもの通り飲んだくれていたのですが、やはり気分が良いってのがあるんでしょうね、ガンガン飲めちゃう。

いつもはあんまり飲まないヤツも、




「いやー、感動したー!」



とか言いながらバッシバシ飲んでる。

人の幸せっていうのは(面白くないと感じるときもあるけど)、やっぱりいいもんです。






こーんな笑顔を見せられたら、ね。

良い気分を少しだけ分けてもらった感じ。

うん、清々しい心とグダグダな胃袋。

変な感じですが良しとしましょう。





・・・

正直驚いているのですが、本当に・・本当に。

歳のせいか涙もろくなってきてる。

ものすごく。

この結婚式を通して、何回も泣きそうになって。

我慢してるんだけど、涙があふれてきたのが2回。

ここで泣くのか、俺? みたいなところで勝手に身体が反応してる。

意味が分からんけど、おっさん化まっしぐらってことなんだろうなー、ハァ。






譲挙式3




幸せにね、ユルズちょうちょ










4

自分でしんどい気分に


何気なく。

怖い映画だとは全く思わないで借りて来ちゃいました。

<実験室KR-13>

心理描写の映画だと思ったのに・・・




イヤ。

嫌い、怖い映画。

で、ついでにもう一本借りていたのが<アライブ>。

これはね、タイトル脇の説明とか見ただけで、




「ああ、昔観た<生きてこそ>のリアル版なんだろうなー・・・」



って分かってたんだけど。





大体ね、人肉を食すことについての宗教的な考え方や倫理観を離すとき、


<生きてこそ>と、<光り苔>が出てきます。

それ以外の猟奇的な殺人に関わるモノを別にするなら、私はこれしか知らないから。

うーんとね・・・答えなんて出てきませんわ。

両方ともノンフィクションだからねぇ・・・こんなシチュエーションに置かれた人間が、それでも必死に生きようとするときにダレが何を持って善悪を決め付けることが出来ましょう。

少なくとも私は裁けません。

細かい法律は分からないけど、これを事件として熱かった場合、自分が陪審員だとして・・・何を持って発言すればよいのかすら分からなくなります。

ふ、深すぎる。





「これが私たちの姿です。今ここに生きている、このままの姿が私たちです。」




ってリアルに話していたけれど。

それ以上でもそれ以下でもなく、そこに論議を持ちかけることが・・自分には出来ません。






怖い映画観た後で今度は難しくて重いのを観ちゃったもんだから、なんかもうへこみ気味な感じで動いておりました。

「ゲキ塾。」の稽古もシュールな感じの題材になって。



はぁぁぁ、心がしんどいわっ。

明るくて元気が出る・・っていうのも映画なら、こんな風に考させられてしまうのも映画。

すごいわね。









阪神が!


だんだんと化けの皮がはがれてきました。

ホント、シャンとして欲しいのに・・・こんなもんだよって納得しながらもやっぱりイラつく。

長野に走られたり打たれたり・・・ってのが一番カチーンと来るっつーの。








木村拓也選手、日ハム時代はよく知らないけど広島で活躍しているときから大好きな選手でした。

小さな身体だけどとってもタフで。

ユーティリティプレイヤーだということばっかり注目されていますが、私はあのメンタルのタフさが好きでした。

まぁ元々キャッチャーから始まっている選手でしたからセンスとフィジカルは十分にあったのでしょうが、それを支える精神力。

メンタル。

どんなときにも全力でプレーできるってのは難しいことです。

しかも笑顔で。

気分の滅入る流れや集中できない状況でも全開バリバリで動ける・・・これはすごいことです。

逆に言うなら、そうしないとプロの選手として生き残っていけなかったのかも。

自身がよく言っていた言葉にもその節を感じます。

とにかく明るくて強くて、でも裏で必死に藻掻いて力を蓄えて・・・そんな魅力的な選手でした。

嫌いな金満球団に行っても彼のことは好きでした。






それが、プレーヤーを終えてコーチになった途端・・・

37歳でしょ? ちょっと若すぎる・・

野球選手としての時間なんて人生の中の一部なのに。

何かが終わったんでしょうかね。

野球の神様がお迎えに来ちゃった。




心よりご冥福をお祈りします。










プロ野球関連でもう一つ気になっていること。



雄星。

キクチユウセイ君!


君はアレか? 頭でっかちか?

全然言ってることと違うぞ!

ふてくされてるヤツは尊敬なんかされないよ。

それこそ木村拓也選手を見習いなさい。

やっぱりまだまだボーヤだったのかね?

すんげぇ期待してたのに。

ガンバってよ、マジで!







2

じうじかんのんだぞ

カムイ外伝。

何でか分からないけどこの時のスタッフさん達とは今でもとっても仲良しです。

めちゃめちゃ。




連絡ありました。

○○駅に13時集合で!

飲むにしてはちょっと早すぎるから・・・何だろう?

しかもメンツがよく分からない。




「適当に来ますよ、みんな。」


ってことだったので、まぁあまり深く考えないで行きましたとも。


駅前で助監督さん達に会い、久しぶりーなんて挨拶を交わしながら案内されるままにテクテク歩いていきました。

あらら?

そーゆーこと?

大きな桜の木の下にビニールシートが敷かれています。

クーラーボックスがゴロンってあって、中にはお酒がいっぱい。



花見なのね、ってことはやっぱり昼から飲むのね!






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(右側、チーフの佐和田さん。沖縄出身で興南高校の優勝でご機嫌です。)

そしたら大きなバッグを持った片桐助監督(中央、グリーンのベストの人)が、



「場所空けてー。 広げるよー!」


って、料理をバンバン。

ものすごいの。

煮物、サラダ、おいなりさん、焼き物に漬け物、揚げ物何も。

全部手作り。

朝4時までかかって作ったんだって・・・

味、文句なしに抜群だし。

これで飲んで飲んで飲んで、食って食って喰って。

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いつどうやって場所を変えたかも覚えてないほどこの公園で飲みまして。

その後これまたついでにお邪魔しちゃおうってんで片桐さんのお家に皆で押しかけて。

そいでもってまた 飲んで飲んで飲んで。

そして飲んで。

・・・



ずーっと映画の話。

ずーっと、話題一つ。

やっぱね、好きなのよ。

情熱の固まりみたいな男達が集まって。

素晴らしいわよ、それはそれは。



途中で崔監督に誰かが電話しちゃって。

皆で順番にもしもーしってやって。

しっちゃかめっちゃかなのは当たり前としても、まあ久しぶりによく飲んだわ。



一人つぶれ、二人つぶれ、三人、四人とばったばた力尽きていきます。

私も、つぶれて帰れなくなるのがヤバいと思っていたのですが、足腰が動かない。

なんとか頑張らなきゃ・・・



飲み始めて10時間。

ちょうど良い頃合いです。

死にものぐるいで立ち上がります。

頭の中、ぐらんぐらんしてる。

いや、ごいんごいんしてるのか? いやいや、がぼんがぼんしてるのかも。

とにかくそのくらい飲んだ。

これまた死にものぐるいで電車に乗ったのですが、やっぱり家の駅を通り越してしまって。

うん、あんだけ飲んで話し込んだんだからそれは仕方ないさ・・・って自分の中で妙に納得しながら何とか自宅にたどり着いたのです。





ま、ね、面子や言い方を変えても結局は酒を飲んだって話なんですが。



でも、こんなにも熱くて楽しい仲間と飲み続けられるのは本当に幸せです。





あと何回こんな桜が見られるのか分かりませんが、どうせ散るなら・・・どっかーんしましょう!

そんな勇気と元気がもらえた飲み会でした。

そのかわり・・・というのは変な話ですが、全員が全員間違いなく翌日は使い物になりません。

次の日がゆっくり始まるときでなきゃこの人達とは飲んではいけません。

こんな危険な仲間達をずーっと大切にしようと・・・吐き気と闘いながら誓ったのでした。



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5

KAIENTAI DOJO 楽しかった!

週末。

面白いところに行きました。

「ゲキ塾。」のメンバーと。



ミクシーで知り合った、味方冬樹さんという方からお誘い頂きまして。

プロレス



KAIENTAI DOJO vol.29



味方さんはこのプロレス団体のリングアナウンサーをしてらっしゃる方です。

すっかりお言葉に甘えまして。

正太、センベイ、さっちゃんと。



私も格闘義系は大好きで、過去にはバーリトゥードや全日なんかの試合は観に行ったことがあります。

が、インディ-ズ系は初めてで。

チラシを見てみますと、名前は聞いたことがある選手がいっぱいいますが、試合を見るのはほとんどが初めての方達で。

何かとってもウキウキしてきます!

TAKAみちのく選手はとっても有名です。

テレビで試合も見たことがあります。

ガチンコでも強い選手。

大きな団体をかき回す、圧倒的な存在感。

ウキウキどきどき・・・






こういうのを観るとき、私、もう一つの見方をします。

彼ら選手もリングアナもみんなエンターテイナー。

お客さんを喜ばせるために肉体を鍛え、試合のストーリー展開では頭を使い、とにかく常人には出来ないパフォーマンスで楽しませてくれます。

役者にとっても、すごく勉強になりますし。

リング(舞台)の設営から撤収まで、また、物販やファンサービスまで全てマニュファクチュアでやって。

チームが一丸となってイベントを成功させる、その姿は本当に美しいものです。

その空気を感じるのが大好き。




さて。

試合会場に着きました。

格闘技の聖地、後楽園ホール。

プロレス3

一番奥のセンベイと、手前のさっちゃんはリングを見るのも初めて。

心なしか緊張しております。

果たして興味を引かれるのでしょうか?

何を聞いても、


「よく分からない・・・。」


って、迷子の子猫ちゃんみたいな生返事。

ま、楽しみにしてなさい!

正太はこういうのが大好き。

先日もこのホールに来たばかりだと。



「大声出してガンガン乗っていこうぜ! 場外乱闘が始まったらキャーキャー言いながらちゃんと立ち上がって避けないとダメよ、分かった?」



なんてレクチャーしています。

プロレス4



顔色悪いなー・・・何て思いながら座っていますと、どんどんとお客さんが入ってきて否が応にも会場が盛り上がってきます。

いーぞ、いーぞ!




そのうち突然場内が暗くなり、リングの上にスポットライトが。

皆が注目しますと、おおっ!

味方さんのアナウンスが始まります。

プロレス5


かっこいい!

このままソロコンサートが始まりそうなパフォーマンスで。

試合形式やルール、選手の紹介を次々とこなしていきます。




「ステキー!」



黄色い声が飛び交います。

ガッチリと固定ファンを掴んでいるのね!

プロレス6


試合が始まります。

身体と身体がぶつかるものすごい音が鳴り響きます。

どっすーん、バッターン、人間がマット上で弾みまくり。

ごぃーーん・・・

って除夜の鐘みたいな音が聞こえたときは、私も背中がムズムズしてきました。

頭突き合戦。

・・・

あーた、人と人が頭ぶつけ合ってそんな音させて大丈夫なのか?

お母さんは心配しているでしょうとも。

観客を喜ばせるために、並々ならぬ努力と鍛え方をしているのが、その音を聞いただけで伝わってきて。

驚きを通り越して感動すら覚えます。

プロレス2


おおおおおっ!

こんなところでお目にかかれるとは思っていなかった・・・右端の方!

和田京平レフェリー。

昔から淡々とジャッジをこなし、通を唸らせる名レフェリーです。

びっくりしたー!




で、ギャーギャー叫びながら観ていたら、あっという間に全試合が終了し。

めちゃくちゃ時間が経つのはやいでやんの。

すんげー面白かった。




一緒に行ってた、格闘技初観戦の二人は・・・席を立たんばかりに身を乗り出し、



「うっわーっ、いやだー、えええええー!」



なんて叫びまくって大はしゃぎ。

さっちゃんなんかすっかりハマってしまいそうな勢いで。



「いっぱい観に行く。 プロレス。」


って。

センベイも、




「良かったです、妹尾さん!」




って涙浮かべそうな顔で握手されて。

意味が分からんけど。

俺じゃないし。


とにかくいいこといいこと。

琴線に触れるモノを感じ取ったのでしょう。

それは私も同じですから。






本当にね、スッキリできる、素晴らしいモノを見せて頂いた・・・そんな感じです。

はぁぁぁ、面白かった!





味方さん、ども有難う!

場外乱闘の時の、



「危険です! お下がり下さいっ、お下がり下さいっ!」



緊迫感を煽るアレ、良かったわー。






6

バイクオタクな話

ぶゎいく。

バイク。

大好きなバイクの話を書きます。

分からん人にはさっぱり意味不明だと思いますのですっ飛ばして下さい。





何気なくテレビを観ていますと、珍しくバイクの CM が流れました。

ほほう・・・

ちょっと気になるフォルム。

何かかっこいい。


CB1100だって。

ふーん・・・と思ってちょっと調べてみました。

なるほど、なるほど。

大人が好きそうな。

昔のヨンフォアの様なエキパイの取り回しが美しい。

エンジンはちょっと大人しめ、か。

この時代に敢えて空冷、ね。

フィンの造形を見せたかったのね。

オイルクーラーついてるし・・熱ダレは・・・ま、今のホンダが作るんだから問題ないでしょ。

オヤジライダーを狙った魂胆が丸見えだわ。

ま、ハマる格好良さだけど、確かに。









思い出します。

昔、モーターショーで Big1、CB1000を見たときと同じ感覚。

当時、流行していたのはスーパースポーツといわれる、絶対性能を追求したバイクでした。

そのとき、あの美しくもシンプルな Big1に一目惚れした私はすぐに購入したのです。

それまで乗っていたのがヤマハの FZR1000。

仮面ライダーのサイクロン号みたいなのに嫌気が差していたところでしたから、迷いもなく、でした。

それに加え、年齢的にもキャンキャン回して乗るよりも、鉄馬としてのオートバイを楽しむ、趣味性を強くしていく頃だと思っていましたから。





で、結局この Big1は2台乗りました。

一台目はアクシデントでクランクケースを割ってしまい、直すよりも買い換えた方が早いくらいの見積もりだったので買い換えて。

大柄で、私の身体にもポジションがぴったりくる。

いじり倒しました。

不必要と思われる足回りやブレンボ、ホース類にビスの一本一本まで、バックステップにスタビ、身体に合わせてハンドルは10本くらい試しました。

私が個人的に最もこだわる音色に関しましては力を入れました。

集合管には出始めのチタンを奢って。

4-2-1に絞って低速を殺さないようにするか、4-1-1で吹け上がりを楽しむか。

39パイの FCR を噛ましたので、その相性なんかも調べつつ。

丁度、友人でプロのレーサーの丸■■選手がこのバイクでワンメイクレースなんかをやっていましたので、情報はいっぱいもらえました。

オイルにもこだわったし、DOT4も選んで入れた。

どんどんハマって、ピストン削って排気量増やしたり倒立サスやマルケジーニまで手を出そうと思って一生懸命お金を貯めていたとき・・・








このバイクと別れるときが来てしまいました。





それは・・







街中で信号に停まっていると、これまた良い音させた NINJA(A7あたり)が横に並びました。

軽くスナッピングしながらちらりと私を覗いています。

私は、左手の人差し指を前方に倒しながら、



「軽くやってみる?」



と目で合図。




「OK!」



と頷いてきたので大人の遊び開始です。



「なんぼ CB が重くて遅いと言ってもこんだけいじり倒してるし軽量化もしてるし。 一昔前のスーパースポーツならそこそこ勝負になるだろう!」



信号が赤から青に変わると同時にガバッとアクセルを捻り、クラッチをミートさせます。

浮きかかる前輪を上半身をかぶせて押さえ込みつつ、後輪をアスファルトにねじ込みます。

少しのトルクも無駄にしない姿勢をキープしつつ、そのままタコメーターと睨めっこ。

上昇の鈍るちょい手前、一番美味しいところでギヤをセコにたたき込みます。

私の場合いつも逆シフトにしてあるので、言葉のまんま蹴り降ろす。

少し後輪がイヤイヤをするのだけど、我慢しなさいっとステップを踏みつけます。

かくしてバイクは前に進むことのみにその力を使い切り、モノの見事なスタートダッシュをかましてくれるのです。

楽勝ねー!って。


がっ!




セコに入れて再加速を始めようとしているときに、私の左側から先ほどの NINJA が猛烈に抜いていきます。

ガッボーンって、デビル特有の音を私に浴びせながら・・・




「ありゃりゃりゃりゃー! なんですとーっ!」



次の信号で止まらなきゃいけないのでアクセルを戻しますが、もしもこの先までずっと道がクリアだったら、もっと差がついていたはず。

は、速い!

ってか、



遅い、このバイク!



NINJA が特別速いワケじゃなくて、私の CB が遅いっ!

次の信号で再び並んだとき、呆然としながら彼を見ましたら、




「いやー、スタートダッシュ上手ですねぇ。」



って慰めか?


・・・

ぜんぜん関係ない。

結果、負けてるんだもの。





「いやいや、やっぱり名車は名車、すごいですねー、良いバイクだ・・・気を付けて。 んじゃ!」




って手を振ってバイバイして。







むちゃくちゃ凹みました。

むむーん・・・ももーん・・・


で、気付きました。




「俺、趣味性とかいらんっ、速いのがいいっ! それが俺の趣味。 遅いバイクなんて面白くないっ!」



そしたら、あんなに可愛がっていた CB も、何かつまらない乗り物に思えてきて。

そこまで嫌いになったワケじゃないし、思い入れもあるし、愛着もあるけど・・

このバイクをもっといじって、誰にも負けないようにすることも考えました。

具体的なことも考えた。

輸出用の CBR1000 のエンジンに換装して、そこから各パーツのアタリ(バランス)を拾いに行くか・・・みたいな。

でもね、現実的には趣味とかを越えて、普通の人がバイクを楽しむ次元じゃなくなるところまで行かなきゃできないって結論に達しました。




もうっ! 腹立つなぁぁぁ!




ってうんうん唸って ZZR や GSX 、ファイヤーブレードなんかのカタログを眺めているところに、世界最速を謳ったブラックバードが出てきたのです。

速攻。

本当に速攻。

ホンダを信じるってことにして、試乗もヘチマもいらない。

ホンダが言ってるんだからウソはないだろうって、発売前に契約して。

一番最初に日本に上陸した、いわゆるハズレも多いはずの初期ロッドの中から取り寄せてもらった。



速い。

これ。


これこれこれこれ、私の望んでいたモノわっ!









・・・

ってなってどんどんエスカレートしていって、このバイクもいじり倒し、そしたらキャブじゃなくて今度はインジェクションの時代だとかいいながら電子制御のヤツになって。

それも、バイク屋で見たとたん、


「これ下さい。」


って。

後先も考えないで言うもんだから、さすがに仲良しのバイク屋のおっちゃんも



「妹尾さん、八百屋の大根じゃないんだからもっと考えて買えば?」



ってナイスなアドバイスをくれたりして。

でもいいもんって買い換えて2~3ヶ月もしないうちに今度はもっと世界最速とか言うハヤブサが出てきて。



スズキに行って、



「すいません、これください。」



って。


どこに向かって何をしようとしているのか分からないほど速いバイクを求めていたのよ。

何でか全然分からないけど、とにかくあの日の NINJA にぶち抜かれたところが起点になっているのは間違いない。

トラウマ的に覚えているもの。





で、そのハヤブサも盗まれてしまって・・・何だかなー的な。

これ以上狂ったようにスピード大好きしてたら、死んじゃうから盗まれときなさい! って神様に言われたのかも。









でね。

結局何が言いたいかって言うと。

テレビで観た、ちょっとカッコ良さげな CB1100 ? 勢いで買うなよ、俺!ってこと。

趣味性でいいやー的に買うと必ず後悔して、ちょっと悔しい思いをして、そんでもってまたどんどんアホみたいにハマっていって・・・死んじゃうぞ、と。

盗まれちゃうぞ、と。






なんかね、あの CM 見て、そんなことを思っちゃったのよ。


良いバイクなんだろうけど、ね。







<追伸>

ハワイに行ったとき、レンタルしたハーレー。

一番安い、883のスポーツスターだったけど、恐ろしいほど遅くてつまらないバイク。

でもね、ノーヘルでシャツとサンダル、短パンで暖かい空気を浴びながら海辺を走っていると、



「全然速くなくていいっ! だってこんなに気持ちいいんだもん。 動きゃいい位じゃねーのか、二輪って?」


とか思えた。

本当に。

シチュエーション、旅の浮き世感、そういうもので人間の指向は変わるものだとは思います。

セカセカした日本で時間と勝負しながら、ちょっとでも前に出ようとしてしまう気持ち、これがスピードのもたらす異次元感覚を欲してしまう要因かもしれません。

弱くて流される私は、当分速いのが好きなんだろうなーっと。

ゆっくり走る楽しさを味わえるのはいつの話なんだろうなーっと。





5

大人はウソつき。


嘘ついても怒られない日!



だからって何かやろうと思うほど元気が余ってるワケじゃないけど。




・・・思ひ出を書きます。


ガキの頃。

多分小学校の3年生くらいの時。

オカンに、



「あんたらはアホやから絶対、絶対にここに上ったらアカンよ! 上がったら殺す!」



的なことを言われていた場所が家の中に一箇所ありました。

小さめのタンスの上なのですが。

そこは、高さ的に言うと大したことはないのですが、丁度、窓の高さとぴったしで。

つまりそのタンスの上に上がって遊んでいて、もしも窓を開けたら、ひゅるるるるーって落ちる可能性が限りなく高いと。



実は強く止められるには原因がありまして。

これは以前にも書きましたが・・


小学校の大掃除の時。

私は2階の窓から身体を投げ出してガラスの裏側を拭いていました。

だって誰も怖がってやらないから、ちょっと無理してカッコつけてみようと。

窓枠に腰を掛け、反対側に身体を乗り出して。

勇気ある男の証明です。

調子に乗りやすい、イージーライダーな私ですから、モノの見事に落ちまして。

ニワトリ小屋の上だから良かったようなモノの、ケガもするしガンガン怒られて大変でした。


他にも、体育館の屋根裏に基地を作り、給食で余った冷凍ミカンを持ち寄ってグダグダやっているときにやっぱり落ちちゃって。

他のクラスの授業中に天井をぶち抜いた妹尾が降ってくる、みたいな。

そういうのが数回あります。



その度に私の親は学校に呼び出されて、いっぱい叱られたんだと思います。

鬼の形相で私の耳を引っ張りながら家路につく・・。



そういう下準備がありますのでものすごくうるさく言われていたのかと。

その窓の下は舗装された道路ですので、頭から落ちれば間違いなく死んでしまいます。



ここ。

ここを使わない手はない!

エイプリルフールってのは嘘をついてもいいと知っていた天才少年妹尾は、泣きじゃくる弟を無理矢理協力させました。

絵の具。

赤いの。

これで血糊を作って。

私と同じくらいの大きな熊の人形がありました。

それに全て私の服とかズボンを着せまして。

道路に落とします。

入念に血糊をまき散らし。

禁断の窓を開け放ち、カーテンをひらひらさせる演出まで完璧に。

いかにもそのタンスの上で遊んでいたようにおもちゃの類もちゃんと散らかしておきます。



「いやじゃー、絶対怒られるー、ホンマにいやじゃー! そんなんやりとうねぇー・・・」



と、後のことを想像して発狂しそうになっている弟を、力ずくで説得します。


泣いてるから芝居的にもちょうど良い感じだし。



「えいぷりるふーるってのは大丈夫! 絶対に怒られんから心配すんな! 大人が言うたんだから間違いない!」




私は二段ベッドの下に隠れます。

弟にキューを出し、両親のいる部屋に駆け込ませました。



「わーんわーん、オトンー、オカンー大変じゃー! おんちゃん(兄のこと)が落ちたー、窓から落ちたー!」



迫真の演技です。




「なんやとー!」



ベッドの下に隠れていた私が驚くほどの大声が聞こえました。

両親共にダッシュしてきます。

足音が床を伝わって耳に響いてきて。

・・・なんか・・・あれ? みたいな空気になっていて。

外に出にくい。

計画ではこの辺りで出て、



「じゃんじゃじゃーん、びっくりした? 嘘ついてもいい日なんよっ!」



って、どっきり成功を伝える手はずなんですが。

変なの。

日常的じゃないって言うか。

オカンはギャーギャー叫んで私の名前を連呼してます。

弟も負けないくらい発狂して泣いています。

オトンは・・・窓から覗き込んでいるのでしょう。

しばらくして父親が小さく何かを言いました。



「あほんだらがっ・・」


的な言葉。

元々無口な人なのでそれ以上は何も言いませんでしたが、人形とエイプリルフール・・つまり私の計画に気付いたのでしょう。

部屋から去っていきます。

母親は、



「あんた、どーするんや! 救急車呼んでー! 何でこんなことになるんよ!」



って、まあものすごい剣幕で壊れかけています。

言葉を忘れて泣き叫ぶことしかできない弟に、



「何でこんなんなるんよ、何してたんよ!」



とかいいながらど突き倒しています。

母親はものすごい近眼で、パニックと合わさり何も見えていない状態なのでしょう。

とにかく・・ますます出て行けない感じで。




「ぎゃー、ぎゃー・・おんちゃん(兄)が、おんちゃんがやらんと殺すってゆーたー!」




ってあっさりばらされて。

ちらっと覗きあげたら私の方を指さして嗚咽を漏らしています。



「ええ加減にしぃーよー、出て来んかい、クソボケー! オノレというヤツはー!」



メス鬼化してました。

二人合わせてぼっこぼこにされまして。

そらもう、子供にすることじゃないだろうって程ぼこぼこに。







嘘をついてもいいんだと教えてくれた大人に嘘をついたら怒られてやっぱり大人はウソつきだと思った日。



それがエイプリルフールの思ひ出・・・






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