・・・されど役者的妹尾blog

太く拡げよう僕の細道   since.2006.4.14
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美術の成績? ウン、良かったよ、マジで。






今年はあれやね、よく美術館に行くわな。


急に、<期限が明日まで>というチケットをいただいたのよ、3枚。


自分は行ける。


一人じゃなんだし、誰か誘ってみようと思いつく。

「ゲキ塾。」の子達が良いわ!ってことでじゃんじゃん電話してじゃんじゃん断られる・・・


そりゃまーそーだわな、その日の午前に話して昼間に待ち合わせ。



無理、うん。



決して嫌われているんじゃないよ、と自分を慰めつつ一人で出かけることに。


今日は「ゲキ塾。」の稽古もあるしその前には日舞の稽古も。


忙しいので速攻で家を出ます。




向かうは上野。

北の玄関口と云われて久しい駅でござる。


回転寿司とか、安くて美味しくて・・・系のお店がいっぱいあるんだけど今回は素通り。


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ふるさとの なまりなつかし 停車場の
     人ごみの中に そを聴きに行く
                by 石川啄木


そんな面持ちを現在にも多少残している上野駅は、やはり独特の空気を持っております。


いわゆる同、山手線の新宿を初めとした大きなターミナルのそれとは趣を異にします。




この写真の公園口という所を出ますと、真ん前がとっても大きな公園で、その中に多数の武術感、博物館が飲み込まれているわけです。



今回目指すのは<国立科学博物館
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で、お題目は

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そ。

ご存じのお方もござりましょうが、最近、某国営放送で盛んに特集していた、



インカ、マヤ文明。



実は、めちゃめちゃ興味がありました。

こーゆーの大好き。




ま、中身は写真とか映しちゃいけないので何も撮影しておりませんが、非常に楽しかったですな。


前にも書いたことがありますが、私はこーゆー所に行ったら、まずは見ることよりも感じることに重きを置きます。


特に画の場合は書き手の気持ちに出来るだけシンクロさせようと思います。

ですから、その人間のバックボーンや時代背景を知ることはとても大切な作業になるのです。

この一見アホらしそうなことをやってから見ると、ものすごい別のことを感じ取れたりするんですよ、奥さん!

イヤ、本当に。





今回は文明とかって、括りが広すぎるので、


<もしもその時代にリアルに生きていたら!>


的な発想で臨むことにしました。



・・・・・・・

・・・・・

・・・



うん、ないね。


私の祖先は間違いなくこっち方面じゃないと確信しました。




でも、日本でいうと弥生時代くらいからの長ーい繁栄期を持っているようなのですが、どこの国でも様式は違えど、やることは同じなんですねー。


土器を作ったり、金を重んじたり、道、ライフライン、土偶、死への畏れ、敬意。


特にインカの方はミイラの文化を伝えることで盛えたようです。


死んでも死なさないみたな。


ずっとミイラに食べ物をやり、車に載せて運んだり、つまりは普通に生存しているモノとして扱っていたようで。


殊に権力者の場合は挨拶までされて、詩を贈られ、政治にも顔を出していた云いますから相当なモンです。




へー、へー、ふーん。


当時のままのミイラも数体ありました。


綺麗な形で残っています。


まさか何百年も後にこんなに多くの人に、しかも遠国の違う民族にジロジロ眺められることになろうとは、生前予想できなかったはずです。


犬のね、ミイラもあったのですよ。

手足なんかはほぼ完璧。



「愛されていたんだなー・・」


と思うと、何だかぐっと来るモノがありました。


この辺の感覚は洋の東西、今昔を問わず皆同じだったんですねー。


うんうん、それでよしよし、みたいな。







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因みに、こんなモノが出口の脇にありました。


きっとものすごいアートなんだろうなー、と思いましたが私にはさっぱり意味が分からないので素通りです。


アレが分かるようになればもっと大きくなれるのかしら?




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こんなのもね、サービスの一環ですか。






毎回思いますが、


「美術館とか博物館になんてあんまし人は来ないんじゃないの?」


という予想を毎回大きく裏切られます。


今回もものすごい人。



知識欲を満たそうとする人の多さには本当に驚きます。



「こんな文化的なところに来る人だから、きっとしっかりした人が多いのだろうなー。」



という予想も必ず裏切られます。


順番を守らない、車いすの人に場所を譲らない、大きな声を出す、写メール撮る、大声で解説する・・・


民度は高いのか低いのか。


訳が分かりませんね。






さて、来週は


 座禅 


を組みに行きます。

の予定です。

何かのチャンスがなきゃ出来ないことだからね。


とっても偉いお坊様なんですって!


わざと?エッチなこととか考えてみて、ぴしゃーんと叩かれるか実験してきます。



この男も連れて行きますぞ↓ (正太)

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二人して順番にビシバシぶん殴られたらそれはそれで面白いかもしれないぞ。




で、「ゲキ塾。」の稽古。

見学のカッコイイ若者が来ました。


アベジュン君(とっさに付けたニックネーム)

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体育会系大好きな私は、陸上競技をやっていた彼にいろんな質問攻め。

というのも、過去に見学に来た人で、


「暑いなー、帰りにビールでも飲んでいくか?」


という問いに、


「はい!」


と言ってきた人がいなかったからです。


普通に最後まで付き合って飲んでおりましたので。


若い人にしてみれば、うざいオッサンと、初めて会っていきなり酒を飲むのはかなり面倒なことだと思います。


この子、ホント、普通に。


「ゲキ塾。」が気に入ってもらえれば来ることになるのでしょうが、さぁどうでしょう。


気に入らなかったら絶対来るなと伝えましたしね。


珍しい、楽しい時間を過ごすことが出来ました。







「ゲキ塾。」の稽古中にちょっと綺麗だったモノで写真を撮ってみました。


稽古場は都内のど真ん中ですが、この風景を50年前の人が見たら何と言うでしょう。


背景が違えど、太陽の美しさは何ら変わりはなく。


更に50年後はどんな風になっているのでしょうか。

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ローマ、インカ、いやいやもっと昔、100万年前の祖先たちにも同じように見えていたはずです。





今日のような日は叙情的に物を見てしまうスイッチが入るんです。



遠きビル群に、陽は落ちて・・・


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