・・・されど役者的妹尾blog

太く拡げよう僕の細道   since.2006.4.14
8

選んで挙げる?挙げるを選ぶ?






そうですか・・・



自民37,民主60。



ううむ



選挙が終わり、私が予想していたよりも大きく政界の配置図、パワーバランスが変わろうとしています。


しんどいことに疲れてきた人達が大勢いたということでしょうね。


ずるく映る構図も許せなかったみたい。


政治→金・・・




この結果はある意味当たり前のことなんでしょうね。


ですが、個人的には懸念されることもあります。


私も、今起こっている社保庁の問題や、天下り、無駄金遣い等々許せないことはたくさんあるのですが、目の前の些末(では決してないのだけど)な事にばかり眼をとらわれると大きなものを見過ごしてしまいそうで。


木を見て森を見ない、みたいな。



もしもこれで総理が替わってしまうことになりますと、日本はトップの首がコロコロ変わるイメージを世界各国に植え付けてしまうのではないか、という懸念。


こんなことで日本が更に迷走してしまっては、大国としての立場、先導者としての尊厳が失われてしまうのではないかと思うのです。


衆院と参院で通す通さないのやりとりで足を引っ張り合っていてはよろしくない。

国を進めるための国会が、そこら辺のオッさん達の意地の張り合いや井戸端会議のおばちゃんのケンカと同等のものに見えてきます。


まぁ、これくらいのショックは必要なことだったのかもしれませんが・・・





とにもかくにも、ドンと腰を据えて未来を明るく切り開いていく政治を期待します。



歳をとっても、


「やっぱり日本がいいなー。ここで暮らして一生を終えよう。」


と心から思いたいものです。



今の子供達、ガンバレよ!










と、ゆーこと? で仕事のカラミで偶然に、選挙の開票を見る機会に恵まれました。


大雨の中。



いろんなセキュリティチェックを受けて身分を紹介した後に入館。

ちょっと楽しみにしていました。

いつも、どんな風にやっているのか興味津々でしたから。

テレビで速報番組見ているのも飽きてきましたし。



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とある選挙区で。



厳かな雰囲気の中、粛々と始まる開票作業・・・



じゃない!



全然違う。

ざわざわノイジーで、ガキの集まった公園みたいな感じ。

マイクを持ったMCのオッちゃんが、


「皆さん、ちゃんと聞いて下さーい! もうっ! 聞かなきゃ分かんないよー!」


と大きな声でキャンキャン喋っています。


体育館の中でマイクの声が響き渡り、余計にうるさい。


誰も聞いてないような感じでざわざわ。


腹が立ってきます。


どこかの役所の人が30人くらい、皆(開票作業をするバイト人)の中を飛び回って説明しています。


中には、せっかく話し込んでいるのにー、といった顔でシカトしているおばちゃんなんかもいます。

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んで、何やかんやあって始まった。


不思議と、作業が始まると静かに事が運ぶ。


2~300人くらいいるでしょうか。


所狭しと並べられた机に開票箱から票を取りだしています。

何故かは分からないけど足下に票を落とすことを厳しく注意しておりました。


机の間をぬって、開票済みの束をプラスティックの箱に入れて回収している人が数名。



ちょいと目線をずらしますと、記者席がありまして。

各局、各新聞社の方が、持参したファックスや電話で30分ごとに発表される得票数を忙しそうに報告しています。


お巡りさんも何人か居るのですが、暇そうにうろうろしております。






・・・ふーん、なるほど。



もういいや。



ここではその選挙区内での細かい数字は分かりますが、大勢が全く掴めない。


おうちでテレビの方がいい。


これがイラクだと違う雰囲気なのでしょうね。


爆弾の心配までしながら投、開票・・・



おもしろくなかったぞ、と。










投票に関しましては「ゲキ塾。」の人とはいつも話し合っていました。



絶対に選挙には行こうね、と。


最近は皆自発的に行きますので口にはしませんが。






世の中の不平不満を言うのなら行かなきゃ。


言う資格を持たなきゃ。


国作りに参加しなきゃ。


売れてなくても、役者なんていう仕事が出来る国は世界中を見渡してもそうそうない。

感謝の気持ちを形で返さなきゃ。


人に影響を与えることを仕事にしようという我々が率先して参加しなきゃ。


先人達が、選挙権を手に入れるためにどれだけの血を流してきたのか。






なんやかんや言っても、江戸時代以前のように一部の人間だけで上を占める状況ではないのは今のこの制度のおかげだもの。







だ、か、ら、

やることやってから言いますぞ、「ゲキ塾。」は!




6

ダヴィンチ・インスピレーションという芝居。


さぁ、始まりました。

芝居の稽古(飲み)が。



都内某所にて初の顔合わせと自己紹介、本読みを。


キャストの方も殆ど出てこられて一気に緊張感が高まってきたようです。




私は当日、少し驚きました。

知らされていなかった方がいらっしゃっていて。



昔、めたるだ君の時にお世話になった引田天功さんのところの大御所が!



「うわ、お久しぶりです!」


で、すぐに思い出してくれて懐かしいお話しをさせてもらいました。


そして、またまた驚いたのですが、この芝居に殺陣が付くかも知れないらしく、もしもアクションがあった際は、山田一善さんが殺陣師で来るとのこと。


そう、めたるだ君のアクション用スーツの中の人。


わーーーい!



俳優陣を見渡せば・・・



あんまりご一緒させてもらった人はいませんが、20年近くの付き合いをしている 奈良チャボ 君が出演。


この人とは兄弟の同様のお付き合いですので、何でも話せて気が楽ですし、本当に助かる存在。


芝居はめちゃくちゃ上手い。


今回はミケランジェロの役を演じます。


いっぱい教えてもらおうっと。





あと、演出家は重田尚彦さんという方で、過去に共演させて頂いたことがあります。


お兄ちゃん的存在、と言っては失礼ですが天然のおっさんです。


もっと失礼。




あとは川口小枝さん。


この方も昔ご一緒させてもらいました。


「おっかしゃま。」


と呼ばせてもらっています。



というのも共演させて頂いた芝居で、私の母親役。


母親役といいましてもちょっとえげつなく、私はヤクザの親分な上に近親相姦まで行ってしまう、ものすご鋭いお芝居でございましたが・・・


なんせよーく知っている方なので本当に気が楽です。







で、一発目の芝居の稽古が終わりーの、もろもろ打ち合わせも終わりーので、夜間の稽古に突入しようとしておりました。


すると、演出家から



「あの、場を決めて稽古しますので、そこに登場しない方は今日はお帰りになって結構ですぞ。」



と天使のささやきが。



私、そこらへん出ていませんのでわーいわーいと帰る(飲み)ことにしました。


その時一緒に出て行ったチャボ君と、後二人、ベッピンさんとチャッピーと。





まだ記者発表とかしていないので詳しいことを書いて良いのかはばかれますので、詳細や名前はもうちょっと待ってくださいませ。


ベッピンさんはめっちゃベッピンさんです。

当たり前。

鼻が高い高い。

スペインの香り。




お姫様役、というか私の娘の役・・・


目白のお嬢様みたいなのだけど、具は男みたいな女。


なんか、酒強くて豪快でよく笑う。



もう一人、もみあげが立派な北海道出身の面白いお兄ちゃん。

あまりにもみあげが可愛いので、ゲシゲシと飲みながらいぢっていたら、流れで


「ニックネームを付けてみて!」


てなことになったので、すかさず


「チャッピー。コケティッシュなもみあげだから。」


と命名。

意味は私も不明だけどとにかくチャッピー。


本人はかなりの抵抗を見せておりましたが、こーゆー時の私は意志が強い。


初志貫徹。


一生、チャッピーと呼び続ける事を決意しました。


よろしく、ベッピンさんとチャッピー!



チャッピーの写真は撮れませんでしたがチャボ君とベッピンさんの写真はゲットしたので載せておきます。




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えと、チャボ君の名誉のために書いておきますが、言うまでもなく酔っぱらっております。

だっておちゃけ飲んだんだもの、仕方ない。

それにしてもだらしない顔だこと・・・




ま、こんなかんじで楽しくも厳しく、張り切って良い芝居にしていこうね、と言うことになりましたのでヨロシクです。


細かくアップしていきますので。




「ゲキ塾。」のホームページに、新人さんの写真をアップしておきました。


よければ覗いてみて下さい。





さ、気分転換してから台詞を覚えるフリをしようっと。





祝! 阪神5割復帰!

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6

オベンキョ、嫌いよ。





今、このブログを書いているのは気分転換をしているからです。

妹尾、ちょっと残念です。


がっかりです・・











今日どうしてもしなければならないことがあります。



台詞覚え。


今度の舞台に出る他の皆さんはもう既に台詞が頭の中に入ってらっしゃる。


妹尾は一文字も入っておりません。


というか入れておりません。


まー、焦ることはないのだけどそろそろ、ってかんじです。

明日の稽古には本を離していければなー、みたいな。






ささ、頑張りましょう。

まずは大きく深呼吸。


台本を手にゆったりと腰を下ろします。


1ページ目を開いて・・・



おっといけない、私としたことが。


コーヒーを煎れるのを忘れておりました。


長丁場ですし集中しますので出来るだけ途中で用をしなくても良いように準備しておかなければなりません。



こぽこぽこぽ・・・


これでよし!


さ、始めようと思いましたら何だか外が騒がしい。


1週間ほど前から始まった近所の工事の音です。


それはそれで仕方のないことですので、窓を閉めて遮音します。


これで大丈夫・・・じゃない。


暑い。


部屋中の窓を閉めちゃったもんだから暑い暑い暑い。


エアコンを付けようじゃないか。


当たり前。


40才過ぎてるんだからウチにだってエアコンくらいはある。



あるんだけど、リモコンがない。


探す探す、くまなく探す。


本を投げ新聞を叩きつけクッションををドーン、洗濯物をドーン、何もかもドーン。



ないない無い!


いらいらいらいらいらいらいら。
じめじめじめじめじめじめじめ。


暑い暑い暑い暑い暑い。


妹尾汁(汗)でびしょびしょ。



あったー! 洗濯物のタオルの中に逃げ込んでいたのかっ。


思い切り<強>で全力発進させる。


その間に私はびちょびちょになった身体をしゃわーで洗い流すことに。


・・・

じゃぶじゃぶじゃぶじゃぶ、ふぅ、すっきりした。



部屋も冷えていて最高!


40年以上愛用し続けている天花粉をからだにぱたぱたぱたと叩きつけ、さらさらシャツと短パンに着替えて準備完了。


完璧です。


台本を手に1ページめを開き、右手でコーヒーを口元に運ぶ・・・



ぬ、ぬるっ!  なま暖かい。


私は冷たいか熱いかどっちかが好き。


全力のエアコンとあちちのコーヒーがぶつかり合って、ここだけおかしな事になってしまいました。


くそー、1杯分しか煎れていなかったから仕方がない。


もう一度コーヒーを入れ直します。


こぽこぽこぽ。


それをじっと待っているのもおかしなものなのだけど中途半端に覚え始めちゃったら、コーヒーが出来たところで中断せねばならず、落ち着きがない。


ここは何か別のことを、と思っていたら携帯電話が。


ないすたいみんぐ!


で出てみると飲みのお誘い。


友達思いで律儀な私が断るはずもなく、うぬん、じゃーあとでねー、となりました。


もうちょっとでコーヒーが出来る。


そうしたら自動的に私は台詞を覚えることが出来る、はず。


都合の良い方程式はとっくに確立しています。



多分あと2分くらい。


でも待てない。


そっか、テレビでもつけてみるか。


ニュースを、と。


ふんふんなるほど。おー、そうですか。

なになに?それは酷い事件だ・・・

ちっコマーシャルか。チャンネル換えちゃえ!

おっ、時代劇の再放送。

俺、この番組に出たことあるんだよなー。

スタッフとか変わってないかしら・・・

エンドロールを見なきゃ、うん、絶対に見なきゃ。

コーヒーも湧いたし、ずずずっと飲みながら。

本来の目的を失ったコーヒーだけどそれは見ないフリ。

それに、こーゆー中断は屁でもない上に逆に楽しい。



・・・・知ってるスタッフの名前をエンドロールで確認した頃には1時間が過ぎておりました。


コーヒーも全部飲んじゃって。



いかんいかん、もうすぐ出かけなきゃ行けない(酒飲み)のだ。

こんな事をしている場合じゃない。


まずはおしっこをじょろじょろじょろ。


無くなったコーヒーを更に煎れ直す。



この間、テレビは危険です。


誘惑の甘い罠。



そーだ、きしんだ身体を伸ばそう!

ちょっと外に出て柔軟なんぞをやってみます。

ふぅ、良い気持ち。


だけど、あれれ、暑いぞ。

またしても妹尾汁が出てきます。


くそっ、こうなったら近くのコンビニに一旦避難しよう。


てくてくてく・・


すいませんこれください!


手にしたガリガリ君に顔をゆるめながら帰宅します。


がりがりがり、てくてくてく。


思ったとうり体中がビショビショです。

仕方ないのでしゃわーを浴びます。




ふぅ、良い気持ち。


コーヒーもできてるし、ガリガリ君も食べたし、部屋は涼しいし、うるさくもない。


後は集中するだけよ、飲みに行くまでの時間を!


サクサク着替えておしっこをして準備万端。

さー覚えるぞ、覚えるぞ、覚えるぞ。








この辺りまで来れば自分が分かります。


覚えたくないんです。


というか覚えられないんですな!


身体が、脳味噌を使うことを拒絶している状態です。


いやでいやで仕方ない、勉強大嫌い、みたいな・・・



でもそうは言ってられないので弱気な臭いものにフタをして頑張る自分がカッコイイ、はず。


時計にちらりと目をやると先ほど約束した飲み会の1.5時間前。


家を出るまで30分かー、中途半端だなー・・・



よし! 今日はこのくらいにしておくか!


うん、それが精神衛生上、最も美しいはず。


ちょっと余ってるっぽい時間は、そうだ、気分転換って事にしてブログでも書こう!


わーいわーい、解決解決。


こーゆー、楽な方に流れる決断に逡巡したことは一度もありません。


流石、俺。







んでもって、現在に至ると。


気分転換だらけの台詞覚えでした。





<今日覚えたこと。>

<ダヴィンチ・インスピレーション> という題。


   ・・・以上



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3

指向。

先日の稽古で面白い実験をしてみました。


今まで、一度も手を出さなかった分野の台本を配ってみました。


翻訳劇。


・・・


やはり若い人にはさっぱり分からないようです。


回りくどい。


そんな表現はないよ日本語には、みたいなのばっかり。






少しハードルが高すぎたかなー? と若干迷いつつ、どんどん解説を付けていきます。


中世以降のヨーロッパ系の戯曲によくみられるパターン。


というか、当時の文化だったと言っても良いのではないでしょうか。


詩を吟じて思いを伝える




「あなたの思いを私に詩で伝えて! この胸を焦がすほど甘露で切なく、そしてあの月をも貫く鋭さを持った言葉で!」



「・・・おお、貴女は古代ギリシャのヘレナにも優って美しい女性。私など貴女の姿を映す鏡の縁取りに過ぎません。貴女の姿を映す鏡が幸せであるように、貴女の美しさを見ている私の眼は、かつてこれほどの幸福によいしれたことはありません!」



ま、ね。


ベタなさわりを書いてみましたがこんな感じのやりとりが延々と。


そら長いわ。



一言、


「好き!」


で済む話がずらずらーっと、鏡の縁取りまで恋敵。


「怒る!」


は、さしずめ



「そなたの行いは、無限とさえ思われる彼の国を覆う砂漠の砂一粒一粒が、烈風のごとき嵐にその身を委ね私の目とこの胸に容赦なく襲いかかる。どうして私は猛る思いを押さえ込むことが出来ようか!」


みたいな。






だから若い人、この手の戯曲を全く読まなかったり役者なのにシェークスピアを全然知らない(知らなきゃダメって訳じゃない。役者民度、意識のこと。)っていう人が普通に俳優になろうとしてる。



でもね、知ってた方が良いのよ、何でも。


っていうかこのお仕事をする人なら特にね。


どうして未だにお笑いよりも新劇の方がコンスタントに大きな舞台とかで客が呼べるのか。


ブロードウェイで大当たりするのもほとんどそう。


映画でお笑いが少ないのは?



いろんな答えがあると思う。



でもやっぱり何百年も前の超大先輩の俳優さんが、ずーっとやり続けていて、で、大いなる完成度の元、<不変の名作>だの不朽の名作>だの言われていてるモノには理由があるさ。



結局どんな時代でも良いモノは良い、なのよ。


発信するヤツも受信するヤツも人間だったとするならば。







このあたりのね、酸いのと甘いのとを分からないで、それこそ目の前の売れ方ばっかり考えるようになったりして、で、消えて行っちゃう人。


追求しないで求めて、勝手に挫折する人。

ものすごくいっぱい見てきた。



歩かないのに着くわけがない。


投げないのに打てるわけがない。


じっとしてて目の前に環境が起こるわけがない。



レストランじゃないんだから。









さて、その文章をかみ砕いて説明します。



確かに遠回しでパッと聞くとさっぱり分からないんだけど、台詞にして喋ろうとする時は自分で意味が分かってないとどうしようもありません。



意味が分かるように分かるように。



登場人物の目的意識(好き、とか怒る、とか)さえ押さえていけば、何故こんな事を言っているのか、実はとっても簡単に分かるのです。


難しいことは言っていません。


言っていることが遠回しすぎて、どんな気持ちで何を伝えようとしているのか瞬時に判断が出来ないだけなんです。


ですから、ちょっと慣れるまでは逆に気持ちを押さえてから読んでみるという方法を渡しました。


すると、初め、学芸会の小学生みたいな読み方で、読み終わっても首をかしげるばかりだった彼らが、




「あー、なるほどなるほど。だからこんな事言ってんのかー。うんうん、わかるわかる。」


と。




こうなればしめたモノ。


残りの部分も考えてもらいます。


方程式を解くようにどんどん答えが出ていく。


最終的にはそれなりに形になってしまうからあら不思議。





そうね。

意味が分からないで台詞の稽古をするのは地獄に近いです。


良くあることではないのですが、どちらにせよ日本語を日本語に訳してあげないと台詞の稽古をするところまで辿り着かないことに問題があります。


だから、いっちょ噛みでいいから知っておけ、と思うんです。


何でもかんでも、特に台本系に関しては。



例えばこの本を、現場で急に渡されて



「ねね、○○君、ちょっと付け足しでこれをそれっぽく喋ってよ。」


と監督さんに言われて、もしも対処できなかったらその役者さんはその監督さんに呼ばれて仕事をする可能性は限りなくゼロに近くなってしまいます。



知っていればよいのか?と言えば決してそうじゃありません。


知らない人でもいっぱい売れていますし。


でも知っているのと知っていないのを比べるなら、確実に知っている方が良いと思います、私は。



「ゲキ塾。」にはそこそこ仕事をしている人もいますし、これからの人もいます。


みんな戦って、抗っています。


もちろん自分もそうです。





「大切なコトって何なんだろう?それはね・・・」




この・・・を見失わないように自分を常に意識して戒めながら精進していくつもりです。







私達役者は求められることが大好きです。

生き甲斐です。

いつも求められるのは本物。

だから本物を目指します。

そのために一生懸命考えて動きます。



まずは人物の本物から。



そんな「ゲキ塾。」の過ごし方。



よいしょっと






7

ねずみとかアヒルの化け物。




先日、私にとりましては大層重い腰を上げることがありました。


ドエズニーらんどに行くことになったのです。


知人の家族に誘われまして。


そこには何とも可愛らしい子供がおりまして。


よく家に遊びに来てくれていて、きゃいきゃいやってる仲良し一家でございます。


旦那さんはめっちゃ好青年(好少年)で、顔立ちはタイガーウッズにそっくりでございます。





私は、かれこれ二十数年前から行っておりませんので、これはもう久しぶりと言いますかほぼ初体験に近いような感じでございます。


その四半世紀ほど前に一緒に行ったメンツが、東映のキャスト達、マスクマンのお兄ちゃん、広田少年でしたから。


今はちっちゃいおじちゃん・・・


いろんな事を思い出してしまいましたぞ。


広坊、これ読んでたら又一緒に行こうや!







さ、入場しました。


・・・ものすごい人。




これでも夏休み前で少しは空いている方なんですって。





「むむう・・・」




戦いの火蓋は切って落とされます。


人混みの中をかき分けかき分けしながら進んでいきます。


どこへ?


・・・わからないけどなんだか奥の方へ。





そこかしこにネズミやアヒル、見たことのない生物が子供達と写真撮影をしております。


曇り空とはいえむしむしジメジメした気候。




へんてこりんな生き物の中の人に、



「大丈夫? 頑張ってな!」


と、口と思われるところをのぞき込んで勇気づけます。




「はぁはぁはぁ、はい、有り難うございます・・・」




こんな生物が日本語を話すことに私は驚いたりしません。



ぽんぽんっとフレンドシップに肩を叩いて送り出すと、すぐにわらわら集まってきた子供達に囲まれておりました。



ちなみに、あの生物の口、異様に汗くさかったです。




ガンバレ、中の人達





ずんずん歩きます。


どこかへ。



そしたらね、いっぱい聞こえてくるの。




「はおらー、まおらー、いーあるさんすー。」




ちうごくご。


何? ここどこ?  ってくらい。


あるポイントでは日本語よりも確実に多い。


めっさお金持ちのちうごく人がいるとは聞いておりましたが、こんなにいっぱいいるとは。


ちっちゃいおじちゃんと来た時はこんなことなかったもの、絶対に。


時代が流れているのねーと感心しました。





時代は流れるけど妹尾汁(汗)もすごい流れてる。


暑いのでガブガブがぶがぶ飲みまくっていたらお腹がたっぽんたっぽんになってきました。


アイスコーヒーとかコーラばっかしで。



なんでビールが無いんじゃい!




ドエズニーしーにはあるんだって。


もうここはいやです。


ビールもない所なんて夢の国でもなんでもありません。




私にすれば、ここは東アジアの宗教的に禁酒政策の地方都市。


もしくは独立国家。

市民の9割は子供と変な生き物と痛い女(耳にネズミの形を付けて光る服を着て笑顔)。

残りの1割は疲れ切った男と掃除のお兄ちゃん。

何県か何省か何地区か・・・




「お家に帰ったら絶対にビールをがぶがぶ飲んでやる。」



と決めて我慢しすぎたせいか、その夜はバタンキューでした。






でも、私も初めて見ましたが、エロティカルパレード。(エレクトリカル・・)


すごいね! 電気代。



ぴっかぴか。


あれは確かに子供達は喜ぶわ。


普通に生きていたら地球上では見られない現象やね。


家中の光を集めてスイッチをかちかちやってもあーはならんもの。







リピート率が9割近く行くっていうのもうなずけましたぞ。


ものを手にする訳じゃないけど、やっぱ



物より・・思い出、みたいな。







次に私が行くのは生きていれば65才くらいですか・・・




まだあの生物もいるのかなー・・・










個人的ついしん

ウッズ、嫁のR子ちゃん、お疲れ様でした。

ぱっぷこ~んっいっぱい有り難うね!

また遊びに来てくらさい。







9

かかって来んなや、大地震!



あれれ? はんしんたいがぁす、勝ったの?

ふーん・・・




それにしても長雨ですね。


まぁこれからの夏本番に水不足で日本中が大騒ぎするよりはよっぽどマシでしょうが、どーしても雨が降ると元気が出ない。


しょんぼりしてしまうんです。


早くぱーっと晴れてもらいたいモンです。








新潟



何故に?



東海沖に来るよ来るよ、と言われ続けておりますが、その準備期間なのでしょうか。



何百年も続いた酒蔵が倒壊しておりました。


由緒正しい、歴史のある神社も。




地震て、いい人も悪い人も関係なく一瞬なのね。


それでいて絶対に避けられない。


ノアの箱船、人類の淘汰という穿った観点から見てみると、



「あ、そう。神様から見れば人間って大差ないのね。とにかく間引いておくかと、数の問題なのね。」



てな感じに思ってしまいます。



やっぱ、イー人残しでお願いしたいものです。




チャラけたことは言ってられません。



必ず大きな地震は起こるでしょう。


そのときの対応は頭の中にマニュアル化しておく必要があります。


どんなに大きな力(自然)で叱られても、最後まで反抗する気構えは見せなければなりません。


でダメだったら、


「あ、そう。こーゆー運命だったのね、俺ってば。」


で踏ん切りも尽きますし。



とにかく地震は来る。


必ず来る! でっかいのが!




来なかったらめっけもんでラッキーっすわ。





皆さんも用意しましょう、被災グッズ。


私は近々に揃えるつもりです。



バチを当てる人は、



「あーあ、あれだけ準備しなさいよって分かりやすく教えたのに。北海道とか新潟とかで困っている人が他人事にしか見えなかったの?そんなぬるい気分じゃこれから生きていくのはしんどいんじゃない?」


的に考えてるに決まってるもの。


くそー、勝負よ!








さて、レオナルドダヴィンチのお芝居ですが、やることに決めました。


本日顔合わせに行ってきます。



どのようなメンツになるのかとっても楽しみにしております。


またまた細かい報告はさせて頂きますね。




その前に、今日はウチの生徒さん(匿名希望)と会いまして、用意してあるプロフィールを持って知人のところに。


いろんな芝居のお仕事をさせてくれる、いわゆるマネージャーさんです。


自分の子供を小学校の入学式に連れて行くみたいに、ちょっとドキドキしているのは気のせいでしょうか。








38才のお父さんが、愛娘のパンツの中を撮影しているアホウを



「何さらしとんじゃい!」



と、取り押さえてみたら犯人は警察官だったって。




笑えるか! ドアホ。





こんな世の中ですもの。


自分と家族の安全くらいは自分たちで真剣に考えましょうよ。


戦火で爆弾から逃げ回るよりは全然楽ですよ、きっと。





そんなかんじ・・



6

普段に不断は難しい。



だぁぁああ、もう!


うっとーしー。



空梅雨は困るんだけど、こうも毎日降られたらいらいらするわ。




そーでなくても発熱量が人一倍多いのにじめじめべとべと・・








昨日は「ゲキ塾。」の稽古。


車いすのK君もお稽古です。


不思議なもので、毎週顔をつきあわせていると、だんだんと何を言っているのかが伝わってくるようになりました。


単音だけで。


K君も、



「段取りでやらないで! 気持ちを変化させなきゃだめ! 思いを強くして。喋れないんだからその分で語らなきゃ伝えられないよ!」



という、私のメチャぶりに近い要求を一生懸命にこなそうとしています。



で、そうこうしているうちに理解できるようになって来ちゃった、と。


ふーん、こんなもんなのね。




ヘルパーのお兄さん達にいろいろ話を聞いてみると、毎日レッスンしているんだって。



規則正しい生活になってきたって。



すごいね、お芝居パワー。





全くの余談だけど、私が



「ねーねー、介護の免許とかって取ろうかなーと思うんだけどどう?」



と聞きましたら、



「あ、そんなの俺も持っていないですよ。」



と。


へ? そなの?



「あんな肩書きよりもやっぱり実践ですよ。全然違うこと多いし、ケースバイケースなことばかりですから。」





うん、なるへそ。


どの世界も同じだわね。


資格とかって、ね。




ライフガードの免許持ってて、泳ぎがさっぱりだったり人工呼吸(マウストゥマウス)できないやつ山ほどいたし。


やってなんぼやね。


特に介護の世界はまだまだ黎明期というか立ち上がってきたばかり。



コムスンのアホ問題やら何やらもまだ規格、外壁がしっかりしていないからどんどん起こってくると思う。


日本にもともと無かった世界だもんね、厚い福祉って。






ま、そんなことを話しながらお勉強させてもらっています。










人って、のど元過ぎれば何とやら・・・


困ったことがあればその時はへこへこ。


通り過ぎるとへっちゃらーん。


得をすると思えばへこへこ。


もういいや、でへっちゃらーん。



そんな人がとても多いですなぁ。


狭量で卑しい。

せこくてみみっちぃ。

自分にとって楽なところに入り込んで、無理な理屈を信じて誤魔化している。


「うん、これで平気。大丈夫、間違ってない。」

と。

出た!弱者、卑怯者の論理、みたいな。


絶対すっきりしないでバックレる方に100万円、系。


ものすごい時間をかけなきゃ成長できない人間の、最たるパターンだと思います。


縁は自分から切ってはいけない、とずっと大切に思ってきましたが、最近しんどくなってきました。




今、世間を騒がせているHG-けんじ


十年ほど前、大の仲良しで彼と遊びまくっていた時がありました。


彼が外車や家をじゃんじゃん買い物しまくっていた頃です。


最終的には


「なんじゃ、こいつ?」


的にサヨナラしたのですが。


人間関係や、彼女、友人の話、ココにかけないことばかりです。

分かりやすく言うと、超ウソつき。

あの当時騒がれたハーフの女との話も、ちょっと探ればすぐに分かるだろう嘘の塊でしたから。




んで、今の彼の話を聞いていると・・・


何も変わっていない。


前述した要素を全て持っております。


多分、多分ですが、あのタイプは救済のしようは無いんじゃないかと。


もっとやくざチックにめちゃめちゃ破天荒だったりする方がよっぽど分かりやすい。


あんなに疲れる人を私は知りません。



他人のフリ見て我が身を・・・ですな。









私は自分のブログで他人の評価を書きたくはなかったのです。


ましてや100%悪口。


どうしても許せない点があります。


甘すぎる、もしくは考えていなさすぎる点。


私たちの仕事は自分がふざけたことをすれば、それが私たちが思っている以上に影響を及ぼしてしまう、と言う事への自戒。

公人とは言いませんが、表現する際には注意を払わねばならないということ。

発信する世界に生きる人間としての自覚を再確認するために書いちゃいました。


ゲーノージンなんて偉くも何ともない。





「芝居は人間力。

人間がダメで伝えられるわけがない。

それが不断(普段)の努力というもの。」




この教えはまだまだ守っていこうと思います。




6

徒然ー。




昨日は良くない1日でした。


雨もじとじと。


もうこれだけで気分が悪いです。




傘を忘れた。


カメラを忘れた。


乗り損ねた。


乗り越した。


会いに行ったら会えなかった。



全部シラフな状態なのに・・・


おじいちゃん化現象です。








そういえば、私の知らない間にはんしんたいがぁすというちぃむが調子を上げているそうで。


だから何?・・・


じぇんじぇん気になりませんから。






面白い記事を読みました。


ドイツ。


アパートの住人が、隣の部屋から放たれている異臭に、



「死体か! いっひりーべ。」



速攻で警察を呼んだと。



管理人さん達と恐る恐る部屋に入ってみれば、そこにはなんと男が一人横たわっていた、と。




「えらいこっちゃ。ふらうぼう、れるねんどぅ!」



慌てて近寄る警察官。




・・・



生きてる。



ってか普通に生きてる。


ケガもしてなきゃ病気でもない。




「なにさ、この臭いわ!」



で、いろいろ調べてみると答えは簡単。


くちゃかったんだって、この男自体が。


お風呂とかも入らないで汚い汚い、ばっちぃばっちぃしてたらこんなオイニーになっちゃったんだって。



ポリさん呼ぶほどの。


死体と同じくらいの。





すごくね?



私も加齢臭、その他諸々各種雑菌の繁殖によるスゥイーティな香りを発しておりますが、まだ警察沙汰にはなっていない。



風呂、入れや。



面白すぎるぞ、オッさん。





余談ですが、特に足の辺りから放たれるオイニーが最高だったらしいです。



酢酸系?







先日書きました舞台のお話し、未だハッキリと先方さんにお返事を出しておりませんので詳細を書くことは出来ませんが、ちょいとさわりの部分だけ・・・



私は小劇場ではお笑いベースの楽しい芝居を好みます。


お客さんと一体化して笑い声が聞こえてくるととても楽しい気持ちにもなります。



が、実は私は舞台は完全に新劇上がりなのです。



ストレィトプレイ。



こちらも大好き。


辛辣な心の表現を伝えます。



少し大きめの劇場では未だにこちらが盛んなようです。



お客さんのすすり泣く声や、食い入るような視線を感じた時、それまでのきっつい稽古が間違っていなかったんだなと感じます。



私自身も芝居を観る時は感動したいと思う派です。



立つ時も終演後に何かを思って頂きたいと思って演じますのでそこでの一体感は、役者にとって素晴らしいエネルギーとなります。





んで、今回のお芝居は後者。


レオナルドダヴィンチの時代。


ミケランジェロや何やかんやとイタリア中世のお話し。


途中までしか台本を読んではいませんが、緊迫した大きな芝居が要求されているようです。



た、楽しそう。




まだ企画の段階ですが全国に持って行く(地方公演)の話しも来ているみたいで、それはそれでまた実現するならば楽しくなりそうです。


出演することをほとんど楽しいか楽しくないかで決めようとしているのも全く困りものですが、そーゆー人だから仕方がない・・


うんと悩んでいるところです。









セージカ、困ったモンですね。


金カネかね・・・



正当のことを書くとめちゃくちゃになりそうなので止めますが、なんかもう腹が立っています。


こんな大変な時代に、私腹を肥やす事を考えているヤツは不必要です。



一般の人よりも大変で大変で極貧で苦労して。


でも正義感と慈愛に満ちていて、この国を何とかしてやるぞ!って思ってる。



そんな普通のセージカはどこにもいませんね。




投票したい相手がみつかりません・・・



本当にトホホな気分です。



総理も思っていることでしょう。



「おまえらなー、しゃんとせーよ!」



わかるわかる。




でもね、ご自分も脇が甘いということでしょう?





はーーーーあ、何だかねー。


気分まで梅雨色ですわ。












4

揺れるココロ・・・



さきほど車とお別れしてきました。


人生の激動期を共にしたお友達車。




さみしくなんかないもん。










次を考える前にいろいろやらなきゃならないことがあります。



先週末、一本の電話がありました。




大昔、かれこれ15年は経つでしょうか、いや、もっとかな。


一緒に舞台をやっていた役者さんからです。


今は劇作家として活躍されているそうです。


大先輩。



当時、まだまだやんちゃだった私をとても可愛がってくれた素敵な先輩。



「おお、妹尾、久しぶりだな。元気か?」



「はい!もちろんでごぜーやす。お久しゅうございやす。」



きゃっきゃと喜んで話をしておりました。



「ところで妹尾、今度9月にかくかくしかじか、こういう舞台をやるのだけど出演してくれないか?」


「・・・」



ありゃま、そう来ましたか。





実は私、個人的な人生設計の考え(思いつき)があり、去年から舞台やテレビのオファーを、よほどの事がない限り殆どお断りさせてもらっている状態でした。



偉そうに、断れる立場じゃないのは分かっていますが、何せ思いつきで決めちゃったから仕方ない、はず。





でも、今回はものすごくお世話になった先輩から。


しかも、内容をざっくりとお聞きしましたがとても楽しそう。


固い本なのですが、出演陣も共演したことのある役者さんや懐かしぶりの知人が多かったりします。




むむむむ・・



「先輩、台本を読ませてもらっていいですか?それから決めるって事で少しだけ時間を下さい。」




「うん、いーよ。」



と相成りました。





でも、心はむずむずと揺れてきております。




「やっちゃおっかなー。」



みたいな。



詳しく話が進みましたらここでも宣伝させてもらいますので、皆さんどーかひとつよしなに・・・





ちょっくら燃えて青春してみるか!ってなかんじですわ。






5

車って生きてるのよ、マジで。





別れ・・・


今までの人生でも何度か経験してきましたが、本当に辛いものです。


死別、生き別れ、事情により、恋愛のもつれ・・・





いろんなきついことを経験しなければ人間は成長しないと言われますが、この別れ(別離)というものはその中でも王様に限りなく近いハードルだと思います。




今回、私はある別れを決意しました。



今、踏ん張っている最中です。



なんか、本当に思いつきで決めてしまいました。






さようなら、ぶーぶー・・・





車を手放すことにしたのです。


色々ありまして。



ていうか、この車は実はもうおじいちゃんで、お仕事をさせすぎてしまいました。


とっても気に入っていたので、


「ほら、ガンバレ。もう一息だよ。」


と、無理はさせない程度に、生かさず殺さず働かせてきました。



・・・ですがもう限界です。


ブッシュ、ABS、パワステ、、ミッション、あらゆる所から




「わしゃ、もうしんどいわ。楽にさせてくれんかの?」



と、悲鳴に近い声が聞こえておりました。






思えば先日長野に行った時に、あまりものトルクの弱り具合に限界を感じていたのですが、あれがおじいちゃんの最後のご奉公だったのかも知れません。





ヤフオクに出してさっさと高値で売り抜ける!とか考えましたが、敢えて安く叩かれるであろう業者さんを呼びました。



「しっかり修理、整備をしてもらって死に花を咲かせてもらいたい。花道を・・・」



の思いでした。



そうと決まれば迷いが(情が)出て困ってしまわないように速攻です。


インターネットで中古車買い取り業者に一斉に打診して、一番最初に来たところに売る!と決めました。



それがいくらであろうとも。




思った通りの金額、いや、それ以下かな。



ま、構わない。




特別なことはしませんでした。


車は下駄。


ピカピカ磨いたりもしません。


普段通り。


いろいろ積んであった荷物を取り去り、パーツを引っぺがし。


汗だくになりながら、でも、話しかけながら。





「この切ない気持ち、かなり気色悪いと思われるんだろうけど、18才の時から何度目だろう・・・」



初めてバイトして買った車を手放す時、号泣しました。


なんだか謝りながら。


2台目に買った車を手放した時、大泣きしました。


3台目、4台目・・・




数えてみますと今回は私の人生で8台目の別れです。



20才の頃・・



一週間分の焼き肉定食を奢る契約で手に入れたシビック。


ラジエーターに穴が空いていて、どんなことをしてもふさがりません。


業者に出すと高いし。


仕方なくいつも5リットルくらいの水を積んでいました。


水温計を気にしながら走り、信号で止まると速攻で水を補給します。




さしずめエコの最先端。


友人達に、


「水で走る車に乗っている。」


と言われておりました。


水蒸気バシバシ吹いて走ってましたし。


こんな車でも別れる時に泣きました






今回も泣いちゃうんだろうか?



ちょっと、今から車に行って運転席でビールでも飲みながら話しをしてきますわ。





むぅ・・・



おじいちゃん車、本当にお疲れさん。


大儀であったぞ!


もうゆっくりしてくださいな・・・





とほほ


6

日和って布。


身体が大きい人達(困っている人達)のために大きな服を売っているお店があります。



スーパーメンズ。



スーパーマンの複数形で所有格。


けっ、偉そうに・・・





困った人達の中に属する私はいつも



「身体にぴったり来る服が安く手に入らないかなー。」



と困っております。




そんな時、某伊勢丹百貨店でバーゲンがあると聞きました。



大きな人達の服が半額以下になっているよ、と。




わーいわーい。



どんなモノか行ってみましょうよってコトに決めます。



何が欲しいかを先ず考えます。


欲しいモノがあるから行く訳じゃない。


でも、欲しいモノが無い訳じゃないかもしれない。


これは一見すると不自由のない洋服生活を送っているかのようにもとられがちですが全くそうではありません。





何も無さ過ぎるだけ。




私の近い友人に聞けばハッキリと分かりますが、私は元来服というモノにまーーーーったく興味がありません。



こんな布を縫い合わせたモノに何十万もかけるのは愚の骨頂だと自負しております。



着られれば良し。



見せては行けないところが隠れていればそれで良し。




なんたらかんたら偉そうな横文字のブランドよりも、地元のスーパーや商店街のおばちゃんの売っている、半分日焼けして色褪せているお洋服で十二分。



サイズが合えば御の字。



合わないモノをぐいぐい引っ張って伸ばしてから着たりもします。




Tシャツなんて裏だろうが表だろうが関係なくそのまま外出します。


暑けりゃ脱ぐし。







でーもね、ちょっとした集まりだとか、役者さんや監督さんなんかが集まるパーティーなんかに、短パンとランニングとビーサンじゃダメなんですよ。



おにぎりなんだな、みたいで。



雁の助




昔からそんな感じだったので、偉い緊張して集まるところ、例えば大きな舞台の制作発表なんかにもその姿で現れると、こっそりプロデューサーさんが私のソデを引っ張って、




「妹尾君、良い度胸しすぎだね。慣れすぎているというかここまでくるとなめてるでしょ。」




と舞台ソデなどで凄まれたこともありました。




私的にはしっかり緊張しているのですが。





大学の入学式も皆スーツで、私だけジーパンでしたし。



でもそれほど大事なコトとは捉えておりませんでした。






現在はちょっと変わってきました。



というか変えざるを得ないのか・・



変な目で見られるのはどうでもイイとして、その人間性まで疑われるのは嫌かな?と思い始めまして。







で、その百貨店に行ってきたわけでございます。



ふーん、そう、なるほどなるほど。



としたり顔で見て回ります。



人も多い。



何がどう違うのか分からない。


ぎりぎり違いがわかるのは色だけ。


店の人間がうじゃうじゃ寄ってくるし。




「もしよかったら御試着くださーい!えへ。」



きもいんじゃ。




いらいらいらいら。




何を買うか全く決めてなかったし、何も買わなくても良いわとも思っていた。


だけどこんな混雑の中わざわざやって来て何もゲットしないで帰るのもまた負けた気がするので口惜しい。



「パッと見て目に入った種類の物を買う、と言うことに決めた、今決めた。」




で、混雑していない辺りに顔を向けてパッと見る。




服が見えました。



服というのはジャケットみたいなヤツ。





仕方がないからこれで行こう、ってことにして。



しかし、なんで暑い季節なのに長袖?



意味が分かりません。


暑すぎて着ていられないことは自明の理。



カッコイイ芸能人が寒すぎるほどのスタジオの中でふぁさふぁさっと着るのには良いのかも。





ですが、先ほど書いたようにパーティーとかではきっと重宝するんだろーなーと思い直しました。




「ワシもいっちょこんな都会的な何かの服を買っておくか・・」





さー、見て回りましょう、すいているところだけ。



あっという間に3着くらいに絞りました。



同じ列のハンガーに吊されていた物オンリー。



全く歩きません。



こーすれば迷わないし悩まないしバーゲン恐くない。






「これ。」




決めた!と思い値札を見ます。




「・・・・・・・・・・・・」





「何ですと! この布がこんなにするの? え、何、これで半額ぅ?」






田舎のおじちゃんがホテルのコーヒー一杯800円にイチャモンをつけているのと同じ。



髪の毛が、髪の毛の辺りがさわさわする感じです。


意味は分からないけど。




友達何人呼んで焼き肉屋さんに行けるだろう。


バイクのタイヤ何本買えるだろう。


何泊の旅行が出来るだろう。


あれをどれだけ食えるだろう・・・


ウーロンハイ何百杯飲めるだろう・・・


あの人とどれだけあんなことできるだろう・・・・






でもオサレの世界はそんなモノなのですね。



布にはいっぱいお金を払わなきゃ行けないんですよね。



シャキっと見えるためには。



もう少し安いのを・・・と一瞬思ったけどあの人並みの中をかき分けて服を見に行く元気はどこにもない。


でも負けて帰宅するのも腹立たしい。




細身の3Lとかってあんまり他にはないし・・・


次買いに来たらこの値段の更に倍!ってのも余計にむかつくし・・・





はいこれ下さい。







大きなサイズじゃなきゃこんなにお値段もはらないのでしょうが、本当に口惜しい思いをする特殊体型。






今、私の願い事が叶うならばJISマークを下さい。






俺はやっぱあれだね、ユニクロがいいかな、福助とか・・・








ところで



気が付けば何と5万件ものアクセスがあったそうで、ここ。



こんなウンコくそブログ、面白くも何ともないものを飽きもせず覗いていただいて、



誠に有り難うございます




これからもこのウンコくそブログ、何も気合いを入れないでだらだらとやっていく所存ですのでヒマでヒマで仕方がない方、これからもヨロシクオン願い奉りまする!



4

マサピー、俺、固いよ。






今回はちょいと友人の紹介をさせて下さい。


古くからの知り合いで、ものすごい元気ねーちゃん。


役者ではないのですがダンサーです。




マサピー。

masapi.jpg



私たちがやったお芝居のダンスシーンなんかの振り付けをしてもらったり、酒を一緒に飲んだり飯を喰ったり飲んだり、また飲んだり。



戦友のような感覚ですがとても元気をもらえるので有り難いおねぃちゃんです。




この超元気印は、ダンスを教えていました。


「ゲキ塾。」から何人か生徒を行かせたりもしてました。



「マサピーさん、すごい!本当に明るい人ってああなんですね!」



と皆口を揃えて帰ってきます。



悩みがないほどバカじゃなくて、それを表に出さないで自分に向かっても他人に向かっても頑張れる人。



本当、尊敬します。



で、そのマサピーが今度新しい分野にも挑戦するべく動き始めたのです。





ヨガ。




ヨーガ?


どっちかわからんけど。


体中をくねくねさせて、あり得ない形に変身するヤツ。




関節の硬さなら誰にも引けを取らない私には考えられません、というか拷問みたいな感じに見えますが。


立位体前屈、地面に届いたことがない。


膝下いっぱいいっぱい。







ちょっと余談で・・・



2年ほど前に乗るだけで身体が柔らかくなる商品の宣伝をさせてもらったことがあります。


筋肉に作用して、身体の柔軟性を引き出すものです。


90秒乗っているだけでペッタリと地面に手が着くという優れもの。




スタジオに入り、


「おはようございまーす」


と元気に挨拶。


で、


「ほほう、これですか。すごいですね!」


と驚いてみせる。


目の前にはスポンサーさんやメーカーのお偉いさんがずらりと。



「・・・絶対乗らないぞ。こんなんで柔らかくなるわけがない。俺の身体の堅さは名誉6段。」



と心の中でつぶやきながら商品を遠回しに眺めておりました。


スタッフの方が次々に乗って実験しています。



「おおっ、すげー!」


「ホントに着いた!」


等々歓声が起こっています。



「・・・・・無理。」


スタジオの空気は私にとって悪い方へと流れているのをひしひしと感じます。


「退散。フェードアウト。」


大きな体を縮めながらムーンウォークよろしく後ずさり。


こそこそとメイクルームに消えようとしていた時に、



妹尾さん、乗ってみてよ。今日の撮影でも使用前と使用後の変化を撮るからさ!すごいよ、これ。本当に。」




ボケナスの誰かが悪魔の声。



「あれ、そっすか・・・?いやーどうかなー、私身体固いんですよねー」


一斉に集まるスタッフとお偉いさん方の視線。



腸捻転でもおこさないと後に引けない状況です。



「・・・・わかりました。乗ってみます。えへへへへ、どーかなーえへへへ・・・」



通販番組の一つとはいえ、何百回もオンエアされる番組のMCです。

一番商品のことを理解して、実効性を見せて、褒め称えなきゃいけない人です、ボクが。



「えらいこっちゃ・・・ぶつぶつぶつ





「じゃーさ、妹尾さん、まずは何もないところで手を着けてみてよ。」


「・・・はいー!」



人間関係の防衛本能が働きます。


めたるだ君のコンピーターがガチャコンガチャコン・・・



「堅めによ。いつもより余計に堅めに見せておくの。そうしたら乗った後何の効果が無くても少しは下げて見せられるでしょ!」


と、本来下げられるはずの所よりも5cmほど上で手を止め、



「あいたたたた、ねー、私本当に身体が硬いでしょ?」



と、こんな臭い芝居もないわ、というほどに顔を紅潮させました。


「それは酷いね。もう一回やってごらん、手伝うから。」


と、今度はいかにも体育会系の、そっち方面に詳しそうなスタッフが私の腰をとんとん叩きながら、


「はい、呼吸を合わせてー、吸ってー、吐いてー!」


てな具合でぐいっと頭を押されましたら、本当の自分の限界点まで手が降りていってしまいました。


「ウン、こんなモンでしょう。」



「・・・・・・・死ね。


皆さんに見守られながら



「じゃ、乗ってみて!」


となりまして。



乗っている間、


「人間の力じゃあそこまで柔らかくするのが限界なんだよね、でもさ、これは本当にびっくりするくらい行っちゃうから!妹尾さん驚くよー、身体の硬い人の方が効果がてきめんなのよ。」



「へーそっすかー!」




開き直りました。


こうなったら本当にこいつのパワーを信じてペッタリ手を地面に着けて


「おおお!凄いですねー、一生懸命番組やっていっぱい売りましょう!」


と、さっさと撮影に入りたいものです。




「はい、そこまで。もういいですよ、どう?腰の辺りが暑くなってきたでしょう?じゃ、比べてみようよ。妹尾さん、やってみて。」





「・・・ひゃい




決意の表れか特攻気分か、少し涙ぐんでいるのを感じます。



「おりゃああああああああ!」


「・・・・・・・・」


「------」


「    。」







なんも変わらん。



やっぱしね。


顔面を紅潮させながら気合いだけで下に下に、もっと下に!


膝とかフルフル震えてきて、ヨダレらしき汁が下から上へ垂れ始めるほど頑張りましたが、無理。


もうダメだーと身体を起こしたとき、私を囲むように見守っていた偉いさん方の引きつった顔。


「・・・・」


気の利いた言葉が出てきません。


妹尾コンピータが、もう一段開き直る指示を出しました。




おおお、やっぱ凄いですねー。全然違う。痛さが違う。こんなにスムーズに手が下がりませんモンフツーは。これは本人しか分からないんだろーなー。ホント、凄いですねーこれ。びっくりしました!。」



絶叫気味。




「・・・・・・」




ものすご変な  -間-





スタッフの誰かが、


「あ、じゃ、じゃぁそろそろ開始しましょうか!」






君は偉いぞ!


こういう空気を読み切って場を動かすことの出来る君は未来のスピルバーグだ!



撮影中の使用後はもちろんカメラマジックにお願いしたのでした。



良い商品です!











ということでマサピー。


ヨガが身体を柔らかくするためのモノじゃないとは知っておりますが、こんな私でも出来るのでしょうか?


面白いことを書いています。



「Danceは外へ、Yogaは内へ、
 Danceは太陽、Yogaは月、
 Danceは自己表現、Yogaは自己探求。」


なーるほど。


ウン、分かるような気がします。


禅にも通じるのかな。


精神性の練り、高め、でしょうか。


興味津々です。


次に飲む時が楽しみ!


彼女のホームページ、リンクさせましたので遊びに行ってみてください。


m-feliz ~hearing time~
  http://www.geocities.jp/m4feliz/index.html



  いや~、愉快な仲間って本当にいいもんですねっ!





6

志高清遠、その2




しかし早いモノでもう7月ですか。


あっという間にクリスマスが来てゴーンと鐘が鳴って。


えらいこってす。


いかに充実した人生を送るか真剣に考え始めてしまいます。


シャキシャキ動けるのも後何年あることやら・・・






先日から「ゲキ塾。」にハンディキャップを持ったK君が稽古しに来ています。


彼とレッスンをしているといろんな事を教えられますね。


込み入った話は、まだまだこれからなのですが、何かをやろう、何かに没頭しようという気力をとても感じます。


幸い、ウチにはヤッサンという運動生理学のエキスパートがいるので、K君の肉体訓練面を事細かに考えてメニューを作ってくれます。


私なんかはもう芝居の方面しかわからないので、がんがん普通に求めたりしています。


当たり前ですがそれでは困るわけで、どうすればいいのだろう?という問題を解決してくれているのです。


とはいってもヤッサンにしてもそちらの方面だけをプロとしてやり続けているわけではないので、K君とディスカッションしながら、ですが。


私がね、K君と芝居をして絡んでみたりするんですよ。


何を言っているのかは分からない。


音声と言うならば一音に限ったノイズです。



が、


「ココの台詞はね、これこれこういう気持ちなのよ。」


と伝えると、そのノイズに感情を込めて発してきます。


これが見事に伝わってくる。


要するに普通に理解できるんです。


で、私も、


「なるほど、そう言うわけですか。ではそれに対して私はこういう風に考えるので話しますね。」


と、いわゆる会話のキャッチボールが出来る。


これ、不思議な感覚ですが、こっちも理解できると凄く嬉しい。


顔を振る、足をばたつかせる、唸る、目線を動かす、だけ。


車いすの上で。


ヘルパーさんに支えられながら。




なのに表現しようとしていて、そして表現している。








身体のことを心配して、



「今日はこのくらいにしておこうか?」


と言うと、もっとやりたいと不満げな音と顔をする。



「あ、もっとやりたいのか。うん、じゃぁもう少しやるか。」


と。




自分に限界点を作ったりしちゃいけないんだなー、と。






「ウチにはプロの役者を目指している人しかおりませんので、そちらには絶対に迷惑をかけたくありません。健常者と同じように接しますが稽古はどうしても違う形になりますよ。ましてやどうすればよいのかこちらも探りながらだから。」


と最初に伝えましたが要らぬ懸念でした。


自分の稽古に集中して、一生懸命です。






どこを目指して、何を求めて、どうなっていきたいのか、なんて理屈はいらないんですね。


ただ自分を克己させる衝動に素直になっているだけで。


反面教師です。




第一、彼の呼吸を吸い取って意志の疎通を図るのはこっち側にとっても素晴らしい勉強になります。





K君の写真をホームページの方に近々アップします。


そして「ゲキ塾。」の一員として堂々と胸を張ってもらおうと思っています。











能書き言う前に動いたモン勝ちですなー。


理屈あわせは後からでなんとでもなる。


私は向こう見ずで若い時はずっとそんな感じでしたが、歳を重ねるに連れ、<謙虚さ><大人としての風格><社会人としての気配り>等を私的に間違った使い方をしてしまったのかもしれません。


小っちゃくまとまることは大人、常識人への正しい脱却ではないのですなーと。



本当に、いくつになっても学びは尽きません。


時間を充実させるためにはどう生きるのか。


充実させられたとしても満足はできない、更に何かを求める、進み続ける、そんな事を考える夏にしたいと思いました。






修行するぞ、修行するぞ、修行するぞ・・・


            チガーウ、そじゃなーい。





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