・・・されど役者的妹尾blog

太く拡げよう僕の細道   since.2006.4.14
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毛にスポットあててみた。

今日は「仲良し役者第1弾」と銘打って友人をいじって紹介してみたいと思います。

kameyamashinobu09.jpg 亀山忍  かめやましのぶ

関西で大活躍している芸人役者さんです。

昔々、京都の松竹映像に必殺シリーズのお仕事で行っているときに知り合いました。

物怖じしないタフネスさが自慢で、おおよそ人が、「恐い」「痛い」「危ない」等々身体に異変を感じる器官を備えておらず、身体が傷ついたり臓器を失っても2~3日気付きません。
また、その堅固な肉体は深い体毛で覆われていて、害虫や蚊などがしばしばからまって遭難しているところを私も何度か確認しております。
なのにどういう訳か「チクチク」とか「プス」等という刺激をたいそう恐がり、先のとがったモノを近づけると石のように固まって動かなくなるという性質も有しています。

私の持っている電気ひげそりは彼の体毛を切断するには至らず、ほほやあごで「ガジッ」という何かが食い込む音とモーターの苦しむ音を伴い宙ぶらりんになっています。あれはヒゲじゃなくてヒ骨であろうかと想像されます。
以上のことから学術的見地において非常に珍しいほ乳類といえます。
(ここには書けない情報、いっぱいあります)

さて、亀山氏のもっともっともっと良いところ。

「ゲキ塾。」にも時々顔を出してくれてレッスンをしてくれたりします。わかりやすい言葉で伝えてくれるのがとても有り難いです。
わかりやすい、にもいろいろありますが、亀山氏はいろいろと辛酸をなめてきただけあり言葉の一つ一つに重みがあるんです。
特に「今自分が映っている」という客観的な意識を常に感じて芝居をします。これは喰っている、プロの目線、感覚ならではです。
行間の芝居に命をかける、と言ったら言い過ぎですが常に台詞の受け渡しをする為の心の準備をしております。
これはもうなんというか現場で揉まれて培ってきたモノでしょう。台詞に命をかけるよりもよっぽどリアリティに溢れます。

全国区の俳優さんなのでご存じのお方も多いと思いますが、彼の巨大な体重は今現在で120kgを越えていると思います。
もう、舞台に立つだけで武器。ドッカーン!です。圧倒的な存在感。

センシティヴな感覚と鈍な空気、それにあの体躯。おっそろしい役者が世の中にはいるモンですわ。



100182.jpg 因みに昔(スリムな頃)の亀山氏。
こんなイメージでした。

まーた一緒に仕事しょーやんけ。


亀のこといろいろ書いていたら思い出すことがありました。
当時、時代劇でよく京都にお世話になっていっていたのですが、「カツラ」あれ大変なんです。

何が大変かって、私身長が186cmあってまあ大きい方なのですが、カツラを着けると更に身長が増すんです。7~8cmくらいかな?
でもって、時代劇のセットってやたらと背が低いんですよ。素頭でもぶつけてしまうほどに。で、屈んでくぐるクセがついているのですがカツラを着けたときにはより大きく屈まなければならないんです。スクワットするかのように。

大切なシーンだと芝居に夢中になって、つい忘れるんですね、そしたらガン!ってちょんまげのツラの方を引っかけるんです。鴨居とかに。で、軽めのラリアット食らった形になってカツラが取れる→結髪さんが怒り狂う→撮影時間が延びる→制作さんに怒られる。→仕方なくウーロンハイ。
当時、本当に心の底から背が低くなりたいと思っていました。
まぁ楽しい思い出です。



髪つながりでどんどん。



4年ほど前スクーターに乗って走っていたところ、ウィンカーも出さない、車線も無視したトラックに巻き込まれてすっ飛ばされたんです。で、なんかあちこち痛くてGパンとか破れてるしシャツも破れてるし、血がジョバジョバ出てたんですね。そうしたらあろう事かトラックがそのまま走って行くではありませんか。とっさにナンバーを覚えて通りがかった人に警察に連絡してもらい、「おりゃー」とかって走って追いかけたんです。すると50mほど走ったトラックが止まって、中から運転手が出てきました。

「邪魔になると思って少し動かしましたー。」
みたいな。

意味も分からず、いやよく分かるんですが何故かめちゃめちゃむかついたんでしょうな、私。

「何しとんじゃ、ぼけぇ」

系の言葉を浴びせつつ頭をつかんで引きずり倒してやろうとしたんです。

「びしびしびしびし」

その瞬間、もの凄いイヤな感触が手のひらに。(若かりし頃に覚えがある、髪の毛いっぱい引きちぎっちゃって血とか出てきちゃってなんかキモイあれじゃん!!)反射的に手を離した私の目に飛び込んできたモノはっ!!

相手の男の人の頭自体が左前方にゆがんでいました。
...っていうかズレてた。

あ、あのイヤな感触は痛い痛いの音じゃなくてかつらのホックみたいな何かがはずれていく音だったのね。

1/3くらい若ハゲが見て取れる相手の男性に何か哀れというかやるせなさを感じてしまい、

に、逃げるかと思ったじゃねーかぁー

といいながら他の人に見つからない様にもう一度頭を押さえ込み、ズレた何かを右後方へ押し戻すように「グリグリ」っとしてあげたのでした。
それからというもの、何だかかわいそうな気がしてならず、

>というかすごくタブーな、人として間違ったことをしてしまった気持ち

警察署や病院でもとても親切にしてあげてしまったのでした。

別に何が言いたいわけでもないんだけど、個人的には私はもしも頭がやばくなってきたら一気にツルッといっちゃいますね、間違いなく。だってブルースウィルスやバスケの選手、皆かっこいいと思うもん。
日本人には似合わないって言われるかもしれないけど、
その<潔さ>がかっこいいと思わない?
逆にやってみたいくらいだわ。怒られるのイヤだからこの辺で。痛かったんだから好きに言わせて。

まぁ、そんな甘くも辛くも酸っぱい思い出。髪の毛篇。

もう一つ。

とても仲良しの友人(役者じゃない)がモロに見た話。
信憑性十分。

場所は小田急線下り電車の中。最終に近く、皆さん良い感じに酔っぱらっていたりウトウトしてたり。満員に近い状態。

座席に座っている若い男性、かなり酔っぱらっているっぽく
「がーがー」寝ていたそうな。
その男のすぐ前にオッちゃんが吊革につかまって立っていた、と。そのオッちゃんもかなり酔っているらしく、つり革に捕まったまま左右50cmくらいの勢いで揺れていたと。
寝てるんだね、立ったまま。
周りの人が迷惑がって少し間を置く様に離れていたんだって。

そしたらそのオッちゃん、「うぇっ、うぇっぷ」ってげぼげぼ状態になってきた。
寝ながら揺れて足下おぼつかない、吐しゃ物発射準備。
周りの人ドン引き、若い男熟睡、まぁそんな画ができていたと。
オッちゃんにイヤでも視線が集まるわな?いつ事件が起こるか分からないんだもの。

そしたらそうじゃなくて、がっくん、がっくんするたびにオッちゃんの頭がどんどん剥がれていくんだって、リズムに合わせて。

ずーら、ずーら、ずらっ、ズラッ

??? ずるっ ?? ズルぷらーん  !! Oh my god !
注目してた人、「大爆笑心の中篇」になったらしい。
そりゃなる、俺も。
皆、見知らぬ人でも思いは一つ。目と目を合わせて祈り始める。

「落っこちろー、落っこちろ。」

想い(願い)は通じるのね。落ちました、かつらさんが。
爆睡若者の股間の上に。

ふぁさっ!

ノンフィクションとしてかなり面白いのですが
これだけで終われば私わざわざ書きません。
まさに事実は小説よりも奇なり、こんな事が書ける放送作家もあんまりいないんじゃないでしょうか。

股間の上に何か異物感を感じた若者、「むむっ?」とばかりに目を覚ました。
ぼやーっと目を開けたまでは普通だったらしい。

「一体今どこの駅だ?そろそろかな?」
くらいな感じ。

ところが自分のズボンに目をやり死ぬほど驚いた。

「下腹部の恥ずかしい毛が飛び出てる!!」
by 心の中

何を思ったか若者、そのふぁさふぁさしたものをワシ掴みにし、もう一方の手でズボンのチャックを引き下ろしワッシワッシとズボンの中に詰め込んだ。

「おおっ」
各自心の中でどよめく観衆の見守る中、
何事もなかったかのようにチャックを引き上げオッちゃんの大切なモノを自分の股間に。

席を立つ若者。

「よし、大丈夫だ。誰にも見られていない。」

アホウ一人とそれを見守る群衆。
一つの社会の縮図が構築されている。


相も変わらず揺れ続けているオッちゃん。


次の駅で逃げる様に立ち去るもっこり若者。
しかしその駅が彼の住む町かどうかは誰も知らない。

またその夜、温かく迎えてくれたであろうオッちゃんの家族たちのリアクションも...

こうして、つっこみ所満載の2人組が一夜限りのエンターティナーショウを疲れた人々に披露してくれたそうな。

声に出して笑えない辛さと、こんなドッキリが毎回あるのなら満員電車もイヤじゃないと友人は申しておりました。

めでたしめでたし。





「ゲキ塾。」の方々。
レッスン後記で。
前回、大切なこと言ってるよ。聞き逃さないでね。
「技は力の中にあり」武道に通じるね。
弱い、だるい、小さい、悲しい、全部それらを表現して伝えるのよ。シャバい空気を舞台上、カメラ前に持ち込まないでね。
あと、もっと真剣のような集中力見せて欲しい。
何回もできないよ、くらいの。

「読むな、しゃべれ。」

これに付随する意味、何度も話し合ったよね、もう一度考えてください。
プラスは自分への栄養補給。頭と心の。このブログにも書いてある。裏まで全部読み取れ。

はい、この辺で。
また友達シリーズやっていきます。関西系巡りということで次回は「I本さん」あたりで。本人は覚悟しておいてください。アポ無しで行きますから。


なんやとぉ

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