・・・されど役者的妹尾blog

太く拡げよう僕の細道   since.2006.4.14
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まさに徒然...

今日は書くつもりじゃなかったんだけど、まぁ独り言っていうか誰に読んでもらいたい訳じゃなく思ったことを徒然なるままに...

最近ね、刺激されるんです。何にでも。

役者仲間と会う機会がありました。
飲むわ話すわ。
最近観た映画、読んだ本、等々とりとめもなく、しかしいつまでも。

皆そこそこ頑張って喰っている奴らです。
当たり前だけど流石です。もの凄い勉強してるんですよ。
久しぶりにあってもいきなりポンと深いところから始められるんです。どんな話題でも。

例えがあまりに幼稚で笑われるかもしれないけど、例えば来週末映画館の席を予約してもらったんです。(今は便利になりました。)
「ダヴィンチコード」を。一昨年に原作を読み終えていたし、かなりの話題作なのでその当時いろんな論議を交わしたりもしました。間違いなくあの本はここ4~5年で読んだ中でもっとも面白い本のうちの一冊だと確信しています。
さて、原作を超えた映画に仕上がっているのだろうか?今までに原作を超えるそれに出会ったことが皆無なのでそんなことを話題にしてみると、まぁ盛り上がるのなんのって推物論から形至上論にまで。めちゃめちゃ白熱します。酔っぱらいなので何の結論にも達しませんがこれが楽しい

よーし、じゃぁこれならどうだ、とばかりにファンドの話を持ち出す。まぁご時世的にも個人的にも挙げた名前は村上さんとこのですが。

するとこれが昭和→平成の文化の移動(誰も文化の成長とは言わなかった。安心。)の話となり、はたまた彼が言った、

「この国と今現在の私の頭の中がマッチしないのではないかと思う。」

という台詞をとらえて男の生き様→武士道→死に様、という的を得てはいるがなんともヘンテコリンなチャートができあがっていく。が、これも非常に楽しい

前回書いた知識欲ってことに関して当たり前の様に貪欲なんですわ。何にも説明しないでもどんどんコアな話ができるのは精神が洗われる思いだけではなく、自分に対する刺激を強く感じます。もっとわかりやすく言うと
「あ!やべぇ俺ももっとガンバロッ」
ということです。暇な時間が1秒でもあれば常に何かを知り、興味を抱き、解決させる。役者としての大切なモノを再確認させてくれました。

皆の言うことをまとめると、

「役者だもん、無理にテーマを決めたり興味を持ってでも勉強しないと。」

理屈で分かっても実践するのは難しい。全員が全員とは言わないけど皆ストイックなほどに情熱を注いでいるんです。

妹尾は「ゲキ塾。」とかやっていてそれはすごいことだよ。それこそやりたいと考えてもできないことだ、と褒めてもらったりもしました。
が、日本だけで400万部を売り上げたという「ダヴィンチコード」をウチの人達が当たり前の様に読んでいるはず、と思えなかったのです。役者でこれを知らない奴は....でも多分..なんです。
ということは「意識の徹底がとても大切」といつも言っておきながらそれを徹底させていない自分の甘さと無責任さ。中途半端な情熱?

正直、いい大人に対して「本を読め」だとか「これを知らないの?調べておきなよ」などと言うのは口幅ったいモノです。ゆるーくゆるーくは言ってきたつもりなんですが。

でも、何とかしていきます。そこそこ売れている役者が、これから頑張る役者よりもいっぱい勉強していたら追いつくどころかどんどん差が付いてしまいます。

「ゲキ塾。」の奴らは本当に気持ちの良い奴ばっかりなので何とか頑張ってもらえる様に「準備の仕方」くらいは伝えていきたいと思いました。

この世界は良くも悪くも個人経営の勝負です。俺は自分を信じるしやれることはやる。皆すごいけど絶対負けない。全部吸収してやる、つもり。



話変えます。
ここんところ映画やビデオ、なかなか面白いのに当たらなかったんだけど本日、出ました、秀作。
ちょっと古い映画だけど友人にDVDを借りて観ました。

I am Sam.

まだ観てない方、個人的な意見ですがお奨めです、うん。
何ともハートウォーマーな。切なくもあり、優しくもあり。
知的障害者ゆえにまっすぐな心。おそろしいほどのピュア。それはあらゆる世の中のひずみを貫き通す。そしてそのまま人の心に光を照らす。
うん、わかる。
綺麗が好き、真実が好き、愛が好き、ベタといえばベタだけど黄金のベタ。良い物は良い。

昔、ダスティンホフマンの「レインマン」っていうのあったでしょ、あれね、評判すごかったけど妹尾的には今一だったんです。少しハンディのある人物を熱演しているのはわかるんだけど、どうしても芝居クサイというか無理があるというか。とにかく素直に観ることができなかったんです。

「こういう題材(知的障害者を描く)は誰が演じてもちょっとね...」

今回びっくり。ショーン・ペン。
参りました。
で、彼がどういう役作りをしたのか調べました。
詳細は省きますが、今俺たちが学ぼうとしている姿と何も違わない、つまり芝居に対峙する姿勢はどこも間違っていないと確信しました。もちろん環境や時間的なモノに多少の差はありますが。
逆に言えば彼はあんなにビッグなのに一つ一つを真剣に命を削るような思いで創っているんだな、と。怠ることをしていない。勉強し続けているんだな、と。


でも俺は全然負けませんよ。これ以上できないと思えるまで食らいついてやるのだわ。

あ、今読んでる本、三谷幸喜だけど、30才の時に書いた本なのね。
すごいわ、天才っているんだわ。そう見せないようにしながら痒いところに手が届いてる。

むむぅ...


と、まぁ今日本を読んだり映画を観たりしながら考えてたことを書いてみました。


     写真もなく、ネタも面白くも何ともなくてスイマセンでした。






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