・・・されど役者的妹尾blog

役者道を邁進している人たちの稽古場風景。 最後に笑うのは自分だ,系。 だ-か-ら、やることやって言ってますとも!   since.2006.4.14
11

お化けなんて無いさ?

夜、テレビを見ました。

恐ろしい番組でした。

怖くて怖くてたまらない番組でした。

お化けや霊魂や、心霊スポットみたいな所の番組。

手で顔を隠しながらも、指の隙間から



「ぎゃー!」



っと悲鳴を上げながら観ておりました。




「女学生か。」




とか自分に突っ込みを入れつつ、何とか怖いのをごまかそうとして。




「お化けなんて無いさ、お化けなんてウソさ。寝ぼけた人が見間違えたのさ・・・

だけど たっぷり だけど てんこ盛り

妹尾君はこわいさ。」




結局最後まで観きってしまいました。


ううう・・・

怖いカスがまだ頭の中に残ってる。


なんだか変な、ぬれ雑巾みたいなのが背中に乗ってきた・・

ううう・・・

知らないおじちゃんがいる。様な気がする。

ううううううう・・・








っちゅーわけで、翌日速攻で心を浄化することにしました。

どーやったらえーのかはさっぱり分からん。

けど、こういった類のモノに対しては、誰かがどーとか言うよりも、そらもう



神様




が一番。

斉藤さん(パソコン)で、パワースポットだの近場だの色々と検索してみましたところ、

寒川神社

ってゆー所にたどり着きました。

考える余地なし。

っていうか何を考えればいいのかも分からないので迷わず行くことに。

車に飛び乗り、一路高速道路で目指します。





「そこの神社で、神秘的なお守りとかを買えばどーにかなるかも。」




駐車場のオジサンが言うには、まだまだ1月の大安と言うことで混むらしく。

本当ねーとか思いながら写真をパチリ。



寒川神社



口の下にへんてこりんなモノが映り混んでいたというのではなく、ただ単にこんな写真になっちゃっただけ。

気にしないで。





あのね、不思議なの。

ここね、すごく空気がきれいで、ぼーっとしちゃう。

すごく良いところ。

パワースポットって言われるのが分かる気がする。


わーいわーい的な気分になり、神様にナムナムしてたらすごい気分が良くなった。

気のせいかもしれないけど大した物よ。

そこまで思いこませられるんだから。




せっかくだから、海(開)運の何とかっていうお札みたいなお守りみたいなのと、車の交通安全のお守りを買って帰ってきました。






背中の重いの無し。


ラララ


オジサン無し。


ラララ


残りカス無し

ルルルララ





あー、単純で良かった!









<今回のダメだし。>

いくらTV番組の数字がほしいからといって、お墓や心霊スポットなんかに悪ふざけで行かん方がえーよ。

立場が逆だったら(オレがユーレイ)怒るもの。

失礼やぞ。

てか本当は俺がめちゃめちゃ怖いんじゃ。

だから止めれ。

8

オレは上から3番目くらいじゃん



左側のリンクの所。

「動画で見る100人の村」

これ、たまに見るんですが。



新年早々、説教くさい話になっちゃって申し訳ないのですが、これを読むたびに何か考え込んでしまいます。

で、


「有り難いね、感謝感謝・・・」


って気を引き締めようとしています。様な気がします。




いちいち読んでられない・・・って言う方のために抜粋させていただきます。






以下、NPO法人OASIS様より、もろにばっさりと抜粋させていただきます。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで、
全世界を100人の村に縮小するとどうなるでしょう。

その村には・・・

57人のアジア人
21人のヨーロッパ人
14人の南北アメリカ人
8人のアフリカ人がいます

52人が女性です
48人が男性です

70人が有色人種で
30人が白人

70人がキリスト教以外の人で
30人がキリスト教

89人が異性愛者で
11人が同性愛者

6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍

80人は標準以下の居住環境に住み
70人は文字が読めません

50人は栄養失調に苦しみ
1人が瀕死の状態にあり
1人はいま、生まれようとしています

1人は(そうたった1人)は大学の教育を受け
そしてたった1人だけがコンピューターを所有しています

もしこのように、縮小された全体図から私達の世界を見るなら、相手をあるがままに受け入れること、
自分と違う人を理解すること、そして、そういう事実を知るための教育がいかに必要かは火をみるよりあきらかです。
 

また、次のような視点からもじっくり考えてみましょう。

もし、あなたが今朝、目が覚めた時、病気でなく健康だなと感じることができたなら・・
あなたは今いきのこることのできないであろう100万人の人たちより恵まれています。

もしあなたが戦いの危険や、投獄される孤独や苦悩、あるいは飢えの悲痛を一度も体験したことがないのなら・・・
あなたは世界の5億人の人たちより恵まれています。

もしあなたがしつこく苦しめられることや、逮捕、拷問または死の恐怖を感じることなしに教会のミサに行くことができるなら・・・
あなたは世界の30億人のひとたちより恵まれています。

もし冷蔵庫に食料があり、着る服があり、頭の上に屋根があり、寝る場所があるのなら・・・
あなたは世界の75%の人たちより裕福で恵まれています。

もし銀行に預金があり、お財布にお金があり、家のどこかに小銭が入った入れ物があるなら・・・
あなたはこの世界の中でもっとも裕福な上位8%のうちのひとりです。

もしあなたの両親がともに健在で、そして二人がまだ一緒なら・・・
それはとても稀なことです。

もしこのメッセージを読むことができるなら、あなたはこの瞬間二倍の祝福をうけるでしょう。

なぜならあなたの事を思ってこれを伝えている誰かがいて,
その上あなたはまったく文字の読めない世界中の20億の人々よりずっと恵まれているからです。
 

昔の人がこう言いました。 わが身から出るものはいずれ我が身に戻り来る、と。

お金に執着することなく、喜んで働きましょう。

かつて一度も傷ついたことがないかのごとく、人を愛しましょう。

誰もみていないかのごとく自由に踊りましょう。

誰も聞いていないかのごとくのびやかに歌いましょう。

あたかもここが地上の天国であるかのように生きていきましょう






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





何度も言いますが、私は無宗教、そしてアナーキストです。

何かを伝えるつもりはありません。

私がこれを読んで勝手に感じているだけです。





しかし。

私のこんなちっぽけな存在が、世界の中ではとても羨ましがられる恵まれた存在なのですね。

生まれただけでそうなったラッキーをそれでヨシとせず、もっともっと大きくふくらませる方向に尽力したいと思います。

また、いつの日か自分の心が豊かになれたら、少しでも多くの人と一緒にラッキー感を分かち合えるように頑張りたいと思うのですわ。


・・・実際、目の前のことに追われ始めると欲の権化と化して、難しいことなのですが・・

そういう大きな男前を目指しますわ。



夢とか希望とか、そんなたいそうなことは言わない。

共感し合える、一緒に考えられる、言い意味での人間を伝えていきたいもの。

伝達者のお仕事やってんだから、どうせなら明るいこと、良いニュース、まだまだ人間捨てたもんじゃないよ、ってなことを。




とにかくめちゃめちゃ頑張るぞーってことっすわ。

考えてたらへこむので考えない。

目の前のことを一生懸命。





はぁ、もっと器用に生きれたらな・・・










6

自分法律違反


年内の飲み会もあと3発。







いやいやいや、それにしても皆さん、なかなか年末っぽくいらだってきておりますねー。


たとえば。


電車に乗ります。

当然のように混み合っている。

駅に停まる度に、客の出し入れがあります。


で、その駅に用のない人は動かない。

それは至極当たり前なのですが、人に押されても、降りたい人が車外に出ようとしても、とにかく何が何でも動かない。

野良犬じゃないのだけど、自分のテリトリーを必死で守るのです。

邪魔で邪魔で。

そんな人が増えてきます。

都会に住む人には分かると思いますが、多分、電車がそんなに混雑しない地域にお住まいの方には何のことだか分からないと思います。

私も最初、上京したときに意味が分かりませんでしたから。



電車の中で、一旦つかまえたつり革とポジションは死守しようとする人が多いのです。

で、乗り込んできた乗客達に押されてぐいぐいとその人にぶつかっていきましたら、ヒジとかでものすごく押し返してくるんです。

これは横っ腹とかにやられたらものすごく痛い。





じつは、これで何度かケンカしています。





「そこはお前の土地か?」




「見て分かるだろ、混んでるんだよ。どこの田舎もんだ?」


と、田舎者の私が。



まぁこれを言う前にヒジのお返しを喉とかにしておいてからですので、たいがいのことはすんなり収まります。


が、年末はそうはいかない。

いらだちが最高潮に達している人が多いので、話がややこしくこじれてきます。

かくいう私も過去に、お巡りさんにお世話になったりしたのは圧倒的に12月が多かったのです。

何とかしなければなりません。



一計を講じました。

12月の15日、討ち入りの日を過ぎたらば絶対にお外でケンカしないように自分に言い聞かせることにしました。



どこでも殿中でござる。

刃傷はダメでござる。





これを、私は自身で



「松の廊下自制の令」



と名付けました。











郵便局に用がありました。


年賀ハガキと年賀切手が欲しくて。


さすがですな、ここもやはりえらい勢いで混んでおります。

列の最後尾に並びます。


すごい。

いっぱい。

あーもう、めんどくさいなー・・・と思うほど並んでやっと私の順番が回ってきました。




「①年賀ハガキを○○枚と、②年賀切手50円のを○○枚ください。」




「①はある、けど②は無い。」



全くこちらを見ないでこのまんまの言い回し。

何か腹が立ったけど、ぶっきらぼうな野郎だな、くらいにしか思わないようにしました。

”令”が出てるので。




「どこの郵便局だったら切手は残ってますかねー?」



「そんなの知らない。」



「時間かかっても良いので調べてもらえませんか、番号札とりますし。」



「そんなシステムはない。知らない、分からない。」




「あの、そういうお役所的なのじゃなくなってきてるんでしょ?郵便局って。郵便局同士なんだから連絡の取りようがないわけじゃないでしょ?頼みますよ。」



「できない。」



「・・・ほほう、アナタお名前は?」


何も言わず、こちらを見ないで胸のバッジを向けてきます。


「○○さん、今はっきりと出来ないと言われましたね?」


「おう。」


「その言葉忘れないで下さいね。」







外に出て、知人に電話する。


「おい、今すぐに郵政省の窓口の電話番号探せ。問い合わせでも荷物の配達追跡でも構わん!じゃすとなう!」



で、すぐに教えてもらって今度はそっちに電話。




「もしもし、すいません、ちょっとお伺いしたいのですが。

郵便局同士で連絡を取ったり、商品があるか無いかを確認し合ったりしちゃいけないっていう決まりはありますか?」




「いえいえ、ございませんよ。」


「今、かくかくしかじか・・・だったのですが。」


「それは、何と申しましょうか、個々の局に任せている部分でありまして。在庫のある局をすぐにお調べします、お待ち下さい。」



「いやいや、大丈夫です。さっきの奴に調べてもらいますから。

横のつながりを持っては行けない、という規則がないと分かればそれで十分です。」




妹尾凱旋。


局に入るやいなや、


「おい、こら、○○!」


めちゃくちゃでかい声で呼びつけました。


お客さんもみな振り返る。



視線モノともせず。


一瞬ビクンとなった彼は椅子を回転させながら振り向き、



「は?」


「今、郵政省の窓口に電話して確認したら、お前のサービスが悪いだけでなんぼでも調べられるらしいやないか! 舐めとんのか? これがその電話番号じゃ。担当の名前は△△じゃい。」




「ちょっと待って下さい。」




はじめて私の顔を見た。

私のメモを手に取り、



「今、これを調べてきますので待って下さい。」


「何を眠たいこと言うとるんじゃ、今ワシが調べてきたゆーとんねん。何でおまえがもっかい調べるんじゃ。ワシがウソを言うとるゆーんか。バカにしくさって。自分の家に帰ってから調べんかい。」


座ったまま、


「あ、いえ、すいませんでした。混んでるので・・・」



「怒ってる方が立たされてて、謝る方がえらそうに座っといてワレ、何様じゃい。混んでるのは分かっとるわ。待つ、ゆーたやろが。
ワシはな、ものすごむかついとんじゃ、お前の態度に。」



「はぁ、その・・・」


「やくざがヤカラゆーてるんちゃうぞボケ!言い方一つでなんぼでもケンカになるぞ!」





お客さん、誰もいなくなっちゃった。

っていうか外に避難してる。

入り口のとこ。





で、この後、もしもアナタが同じ態度を銀行とかで取られたらどういう気がするか?とか、客商売というモノの考え方とか、いろいろとお話をさせていただきまして。






カウンター越しに私と、局員全員と。

強盗しているような気分です。




結局は気分良く?調べてもらったのですが。 その人に。






久々にむかつきました。

そして法律を破ってしまいました。のでした。














・・・

昨日郵便局へ行きました。


小包を出したくて。





またしても並んでいます。


列の最後尾に並びます。


やはり嫌気がさすほど並んで、やっと私の順番が。

小包を見せます。




「すいません、①これは普通に届けばいいのですが、②これは着払いでお願いしたいんです。」



来た。

こんどはぶっきらぼうババァ。

私を見ないで荷物を手に取り、




「①は二つで690円。②はそこの赤い紙に書いて。」



・・・我慢よ、オレ。



「・・はい。書いて持ってくればいいのですね。」


「・・・」


返事なし。





私の後に並んでる人もいっぱいいるのでカウンターの横にずれて赤い紙に書き始めます。

次の人に場所を譲るために。

書き終わりました。

私の次の人も用紙に何か書いています。




「はい、じゃこれお願いします。」



「もう一度列の後ろに並んで。」



私の次の人は何か書いている。

私は次の人のために場所を譲った。

混雑回避に協力しようとして、マナーとして。





「はぁ? もっかいこの長い列の後ろにオレだけ並べってか?」




ババァを睨みつけて局内に響き渡る大声でお尋ねしました。

中にいた人全員がこちらを振り向きます。

静寂。




「・・・出た、いやなんだよな、これ。」



びっくりしたおばはん、目をまん丸にして私を見つめ・・・るだけ。

イヤな空気を壊すためにどうしてやろうかな? と考え始めたとき、カウンターの隣の若い男が、




「すいません、どうぞこちらへ!」




と、即席に窓口を作ってくれました。




「今の流れ見てましたよね?私おかしくないですよね?また何十分も並ばなくていいですよね?」


「ええ、もちろんです。こちらで対処させてもらいますから。申し訳ございません。」









法律違反。



前科2犯。


たった1週間で。


法令廃止?

















最近、おっそろしいことに気づきました。

いや、恐ろしくはないか・・





歌で、


<おーほしさーまーきーらきらー、きーんぎーんひーかーるー>


って、歌詞には自信がないけど分かりますか?

ちっちゃいときに習ったやつ。




あの歌、


<A-B-C-D-E-F-G-、えっちあいじぇーけー・・・>


っていうABCの歌、  あれと曲が同じだったのですね!


人生45年目前にして気づいたこと!


だーかーらーどーしーたー的ですが、結構私は本当に驚きまして。

今年の最大の発見だったかもしれないと大喜びなのでした。





そんな歳末・・・


トホホ。







7

いつでも俺は・・・ホンマですか?




開いちゃいけないところがパカパカ開き始め、中の基盤とかがちらちら見えたりしておりました。

私のケータイ。


変えよう変えようと思いながらもなかなか面倒でショップに行けなかったのですが、ちょうど都合良く空いた時間ができたので行ってみました。


そうしたら、私のケータイを見るなり、ドコモショップのおねいちゃんが、

「ぷぷっ!」

って。

半笑い。




あーそうでしょうとも。

年季が入りすぎてるでしょうとも。


とにかく診てもらったらば、


「速攻で機種変更することをお勧めします。いつ壊れてデータがぶっ飛んでもおかしくない状態ですよ。ってかよくここまでお使いになられましたね、ぷぷっ。」



みたいな。




んでもって、色々と説明を聞いていると、905とか906とかいうのじゃなくて、今度の19日に一斉に新しいバージョンが発売になるんだと。




「へー、そうなの。で、どこがどう違うの?」

「はい、それはですね、云々かんぬん、あーたらこーたら、ちちんぷいぷい・・・・」



「・・・一切分かりませぬ。」


「はい。でしたら何かが大きく変わる訳でもありませんので今の906とか706とかがお得かと思われますが。」


「最初からそう言ってよ。」


「・・・」





んで、すったもんだのあげくシャープの906iって奴に。

青いの。

青洸だけに。

帰宅して説明書を・・・読む気にもなれません。

何じゃ、この分厚さは。


とりあえず何とかカンで動かすことができるようにはなりましたが、メールとかの細かいことはさっぱり。

ゲキ塾。の正太も同じようなのを使っていたはずなので、口伝てで教えてもらうことにします。



しかしまぁ、こんなにいっぱいの機能っているのでしょうか?

GPSって何するの? って聞いたら、


「自分のいるところが分かるんです。」



って。

俺は徘徊するのか!

ボケ成人か?


自分のいるところくらい分かるわ。

せめて分かったところに行きたいわ。


「新宿に行こう。」


って思って新宿行くもの。

さっぱり必要なし。


こんなもんでかちゃかちゃやってる間にさくさく歩いた方がよっぽど目的地にも近づくし。




でもね、何だかんだすんごい高そうなケータイが、ポイントやらなにやらで、実際に支払う金は6千ちょい。

デラ安く済みましたぞ。















ちょっとショックなお話が。



車に搭載する、飲酒運転を感知してエンジンがかからなくなる機械の説明をちょっと前に受けたことがありました。

私も二日酔いとかで、これ大丈夫なのかな?なんて思いながら運転したことがあります。

寝て起きて・・で大丈夫なはずなんだけど実際どうなんだろう?って思ってました。

そんなときにこの機械のお話を聞けて。

なんとか借りたりできないものかなーなんて思っていたのですが、ちょうど都合良く、その機械のデータ取りに参加することができました。


つまり、一年間くらいこの機械を付けさせてもらって、どのような効果や影響があったりするのかを調査する、と。

渡りに船! ってことですっ飛んでいきました。



すると、まず最初にこの一ヶ月くらいの飲酒の量を調べたい、と。

とにかく細かく、そして正直に書いて下さいと。


分かりました、ちゃんと正直に書きますよって。

んで、必死に思い出しながら書きましたさ。



焼酎のお茶割りなんて、


「何対何の割合で、どのくらいの大きさのジョッキで、アルコールの度数まで書いて下さい。」


って。

うひゃうひゃ言いながら書き終えたら、




「しばらくお待ち下さい。」

ってとことこ別室に行っちゃったワケよ。


なかなか戻ってこないなーって、新しいケータイをいじくり回していたら、




「すいません、妹尾さん、ちょっとこちらに来てもらえますか?」


と。


はい、何でしょう?

隣室に行ったら、質疑応答していた人よりもちょっと偉い感じのオッサンがおりまして、



「妹尾さん、大変申し訳ない。今回はこの機械、付けることができません。」


「はれ、なんで?」




詳しく聞きましたよ。

雨の中、遠いところまで来ているんですから。

納得できない話だったらちょいと暴れてやろうかな、なんて。





「あのですね、お書きになられた飲酒の量ですがこれは本当に正直に書かれましたか?」


「もちろん。天地神明に誓ってウソは書いておりませぬ。いや、こんなことにウソをつくほど小さい男じゃありませんよ、あーた。」


「なるほど、そうでしょうね。えっとですね、妹尾さん。」


「なんざんしょ?」


「この量はですね、肝臓の消化する機能と酒量の計算式に当てはめますとですね、毎日の酒を消化しきるのに、つまり身体から抜けるのに少なくとも30時間かかる、ということになるんですよ。
身体も大きいようですし、肝臓もすこぶる元気だと考えてもですね、この答えしか出てこないんですよ。」


「ほほう、すると何ですか?私は24時間ずーっと酔っぱらいっぱなしって事ですか?何なら酔っぱらいに迎酒の時間が必ず存在しているってこと?」


「大変申し上げにくいのですが・・・」


「じゃ、何? 今この瞬間も俺は酔っぱらっているって言いたいの?今運転したら俺は飲酒運転か酒気帯びか、どちらかが必ず出るって事?」


「大変申し上げにくいのですが・・・」





「いやいやいやいや、ありえましぇーん! どんな人間、俺? あー、なんか胸くそ悪い。これも酔っぱらってるからって事? おしっこしてるときも映画観てるときも仕事してるときも全部酔ってるの? えー、えー、えー、えー!」


「・・・・あの、つまり機械的にはそう言うところにラインを引いてますので多分妹尾さんがこの機械を付けられましたら、殆ど車のエンジンはかからなくなると思われるんです。
それでもよろしいですか?」



「そらもう、よろしくないっす。」







ね。

ちょっとなんだか哀しいお話でしょ?

他人から新しい自分を気づかされるのって・・・なんかイヤ・・・



ホント、自分がよく分からんなーとか思いながら雨の中をテクテク帰ったのでした。




いや、俺、今、酔ってない!











8

はらほれひれはれ


せーぶゆーしょーおめでとう。

みなさんすんません。

せのおくんはここよっかかんほどゆーたいりだつをしておりました。

さんじゅうきゅうてんごどとかのねつにうんうんいわされて、たりらりらーのこにゃにゃちわーしてました。

さすがにさんじゅうきゅうてんごどとかがれんじつつづくと、なにがなんだかわからなくなってちょいといいきもち。

おいしゃさんにいってじゅんばんまってたらおかんがびしばしきて、まちあししつでぶったおれそうになったところをとおりすがりのびょうにんのおじちゃんがたすけてくれたりしてじゅんばんがはやくなったりして。

みなさんすんませんね、おさきでう、みたいな。

いきなりだいきらいなはりをぶすぶすうたれて、てんてきかいしでもうふにくるまっているのだけれどおかんがよにんもごにんもでてきてさむいったらありゃしない。

きっついくすりをもらっておうちにかえってばたんとねこんでいるあいだにせ-ぶがにっくききょじんを、はんしんのかたきをうってくれていたというわけなのよ。

で、あんまりにもねつがひかないっちゅーんできょうがんばっておおきなおいしゃさん、つまりびょういんにいったらば。



「しりつしてのどのへんなやつをばいばいしたほーがええね。」


と。

は、しりつですか?

こわいんですけど。




まいとしなんかいもこんなことになるのはまんせいかしているからなんだって。



「ぜんしんますいで。いっしゅうかんほどのにゅういんでよろしく。」


と。

こわいよー。

こわいからなんだかんだなんくせつけてらいねんにひきのばそうっと。





で、いまはさんじゅうはちてんさんどとかにねつがさがってきて。

きのうまでのことにくらべればこんなのはもうへいねつのはんちゅう。

なんてことないさ。

にんげんてなれるのね、こわいね、なれって。


ただ、まちがいなくのうみそはいいかんじにかねつされていてわやくそなかんじなので、ちっともつかいものになりません。

きょうの「げきじゅく。」のれっすんはしょうたくんとやっさんにおねがいをしました。

はしれそうなきはするのだけどはしるとべっせかいにとんでいきそうなきもするから。




っちゅーわけで、なおったりしたらまたちゃんとかきますのでそこんとこよろしく、みたいな。






ういーの、たいこのたつじんをよやくしました。

おもしろいのだろうか?

そんなことすらいまはわからない。



ああ、むがのきょうち・・・




なむー。




13

あれれ?なんか変なの。

書き続けるのが辛いので一気に麻呂のお話を書き終えたつもりでしたが、なんだか上手くいってないみたいですので再度続きを書いておきます・・・・





<麻呂のお話 最終>


「妹尾さん、麻呂君はね、すごく頑張ったよ。
 でもね、こんな状態にまでしか戻れなかった。

 これは誰が悪い訳でもない。
 覚えているとか覚えていないとかじゃなくて、生き物として脳が働いていない。

 食べることも飲むこともできない。
 嗅覚や聴覚もあやしいね

 こうやって泣き叫ぶことしかできなくなっちゃったんだよ。

 
 麻呂君はね、子犬としての幸せを、短い時間だったけどとても充実して過ごすことができた。
 ものすごく嬉しいことだったと思う。

 妹尾さんに愛されて喜んでいるよ。
 あなたに飼ってもらえたことに感謝してるよ。
 私が誓っても良い。

 犬という生き物は人間社会にはめ込まれて共存しなきゃならない。
 不自由なことや人間の規則をたくさん覚えさせられる。

 でもね、唯一人間よりも特権を持っているとすれば、それは苦しみや辛さから逃れる方法があるってことだ。

 もちろん、それを決めるのは飼い主だけどね。

 妹尾さん、あなたと麻呂君は本当によく頑張ったよ・・・」









麻呂13







診察室の椅子の上。

私の腕の中で、多分私を認識していないであろう一匹の子犬が泣き叫んでいます。




痛いんだろうな・・・


苦しいんだろうな・・・










小さな身体に、二度目の奇跡は起こりませんでした。







「もっと早く楽にしてあげればよかった・・」




こんなに苦しい思いをさせてしまった自分の決断を恨みました。











ずっと一緒にいたかったから?


愛していたから?







それは私からの一方的なエゴだったのかもしれません。


本当の意味で麻呂を思いやっていたのだろうか・・?




















<安楽死>


私にはもう選択肢は残っていませんでした。

苦しみから解放してやりたい。


先生の薦めもあり、その日は一晩家に連れて帰り、最後の時間を過ごすことになりました。

一時的な鎮痛剤が効いているのか、痙攣と叫びは収まっています。







見慣れた、思い出がいっぱい詰まっている私の部屋で。


何度も何度も謝りました。




「ごめんな、麻呂。苦しめちゃってごめんな。」




食べもせず、飲みもせず、ただじっと私の膝の上にいる麻呂に。



優しく、ゆっくりと時間をかけて身体を撫でてやりました。




麻呂への感謝と。

誰かへの言い得ぬ恨みと。

思い通りにならないもどかしさと。



私は声を出して泣きました。





・・・・?


麻呂はおもむろに起きあがろうと身もだえをし始めました。




<どうしたんだろう、何がしたいんだろう? どこかが苦しいのだろうか?>




歩くことのできない麻呂が力を振り絞って顔を上げ、私に目を合わせました。

それは笑顔だったように見えました。




そして。

驚きました。

麻呂は下あごで自分の身体を支えるようにして、両肩をねじりながらどこかに行こうとしています。




<!!>



麻呂は自分が教えられたトイレに向かっていました。

そこまで50cmほど。

ずいぶんの時間をかけてたどり着きました。



トイレの中に身体を入れることはできませんが、顎がそのフチに届きました。

寝たまま、わずかながらのおしっこをしました。

私の顔を見上げます。






「お兄ちゃん、なんで泣いてるの?
 僕、おしっこちゃんとできたよ!
 偉いでしょ!
 いつものように誉めてよ!」





!! 脳が壊れてる? ・・・・あり得ない、ウソだ!!





「偉いなー麻呂! おまえは世界で一番お利口さんな犬だよ!

 でもね、麻呂、もう良いんだよ、もういい。

 頑張らなくて良いんだよ。」






心が裂けました。

いくら我慢しても、強い声を出してやろうとしても私にはできませんでした。


流し続けているのに、まだ涙が止まらない・・・



麻呂12














翌日、病院のまだ入ったことのない部屋に通されました。

色々な注射のための機械が麻呂につながれていきます。



見ない振りをして、先ほど買ったシュークリームを口に運んでやります。


一口だけ食べました。











まだ元気で、いつも一緒に走り回っている頃と同じ口調で話しかけました。


今、この時に、私はいかなる理由があろうとも悲しい呼吸をする訳にはいきません。







「麻呂は良いねー、これから麻呂が行くところはね、いつもの公園よりも広くてお花もいっぱいあって友達もたくさんいて、すごく楽しいところなんだよー。

そんなところに行けていーねー!

・・・麻呂はいいなー。

楽しいぞー、めちゃくちゃ楽しいぞー。

お兄ちゃんも一緒に行きたいんだけどね、まだもう少しやらなきゃいけないことがあるから、麻呂は先に行ってていいよー。

あー、羨ましいなーいいなー、麻呂は・・・。」















この時だけではなかっただろうか。

自分がよく頑張れたと思ったのは・・

大きな声を出して笑いながら話し続けました。





機械の準備が整ったことを看護婦さんが目で知らせてくれました。





私は麻呂を顔の高さまで抱き上げ、キスをしました。


麻呂の目はうつろではありましたが、しっかりと私を捉えていました。


そのまま再び笑いながら話しかけます。

安心させるために。







「麻呂、行ってらっしゃい!  


 楽しいんだよー!


 いいなー!」





看護婦さんに合図を送りました。



決断。


しなきゃならない。


長引けば長引くほど麻呂の苦しみも・・・


愛しているからこそ殺す・・・

大好きだからこそ殺す・・・





・・・なんじゃぁ、そりゃ・・・・





麻呂8





身体に流れ込む薬に逆らうように固く動いていた麻呂は、母親のお腹に戻るかのように落ち着きを取り戻していきました。



痛みと苦しみから解放され、どっと柔らかく、柔らかく。







叫びます。


「いいねー、麻呂ー!

 おまえはいいねー!

 ・・・大好きだよー麻呂、大好きだよー!

 向こうに行ったら元気な身体になっていっぱい走り回れよー!」







麻呂は私を見つめ、哀しくもあり楽しくもあり・・・とにかく、私と見つめ合いました。


麻呂が何を言っていたのか・・・唯一聞き取れませんでした。









心電図の波長が弱々しくなっていきます。


痛みを感じなくなっていくのが私にも伝わります。


そして。






生を受けて八ヶ月。






麻呂は、私の腕の中で安らぎを取り戻していきました。


















永遠に愛する -麻呂に捧ぐ-

2008年10月2日




                                <続かない>


























後の書き


ずいぶんと長いこと引っ張っちゃいました。

ごめんなさい。



ふぅ。

辛かったわー。

麻呂が旅立って、この10月22日で6年になります。




麻呂11




この<麻呂のお話>は、私たちの関係を永久に残していくための確認作業として始めました。

ですから、いっぱい読んで欲しいってよりは、内々的な作業と考えております。

大の大人がたかが犬のことで・・・なんてお叱りを受けるかもしれませんが、まぁ、私ゃそのくらいの人間なのでご勘弁頂くとして。

パソコンの前に麻呂の写真を置いて書きました。

マウスパッドは、生きている頃、麻呂の写真で作った物です。

病気になってからの麻呂は一枚しかありません。

一度目の手術が成功して退院してきたときの物です。(先日アップしてあります)

<思い出作り>みたいになってしまうから撮らないようにしていました。

絶対に完治すると言い聞かせてましたし。

思えば、麻呂は状態が良くなった一ヶ月は<取り戻そう>としていたのではなく、<生き急いでいた>のかもしれません。



いつまでも引きずっているつもりはありませんでしたが、それ以上に忘れてしまうことが嫌だったです。

今回これを書いてみて安心しました。

ちゃんと生きてる、麻呂。

匂いまでしてきましたし。

そして、書きながら何度となく泣いてしまいました。








人間ってなんだろね?

そんなに偉いんかね?

私も最終的なところで結局殺してるんですけどね。





麻呂は生きていくことのしんどさ、それだけで大変なんだよって身をもって教えてくれました。

絶対忘れねぇもの。




安楽死させるときに、3本くらいの注射をうって、それがチューブを伝わって血管に入っていくのですが、今やる!って決めなきゃ1年かかるって思いました。

麻呂が楽になるから、助けるからって気持ちがなかったら決断なんてできてませんでした、きっと。

最後に、「麻呂はいいなー。」って声出しているときに、係の看護婦さんが号泣していたのを必死で手で制していました。

台無しですから。

ですが、ちょっとだけ救われた気持ちにもなれました。




当時、まぁ今でもですがこんな風に考えるようにしています。



「麻呂の病気を治してやるには、ものすごく強い薬を飲まなきゃならない。

 効き目は抜群。

 絶対に治る。

 だけど、副作用がある。

 それだけ効くんだから、副作用も強い。

 それは、俺が見えなくなってしまう・・・て副作用。

 でもね、苦しいのとか痛いのとかどうしても治してあげたいから。

 そこだけ、そこだけ我慢してね、麻呂。」









麻呂を支えてくれ、そして壊れかけていた私を支えて下さった病院の先生やHさん、友人、皆に改めて感謝の気持ちを伝えたいと思う。

ありがとうね!




















 






4

長いから。興味ない人はとばしてねー。

秋ですから。

本をね、読むんですよ。


まぁ元々本が好きだったワケじゃなく、ガキの頃は母親に


「本を読め。それ以上アホウになったらどーする。」


なんて毎日のように言われておりました。


特に夏休みなんか。

ただ単にじっとさせていたかっただけでしょうが、私はそんな大人達の思惑には乗りません。



「意地でも読まない。絵もないし。面白くねぇ。」


まーとにかく読みませんでした。

マンガは大好きだったけど。

あのころは少年ジャンプを愛読しておりました。

アラレちゃんとかの連載が始まる前。



江口寿とか大好きでね。

秋本治もまだ当時は山上たつひこのパクリで山止たつひことかいうペンネームでした。

あまりにもおもしろかったので「こち亀」(当時はそんな呼び方しなかったけど)両さんの単行本を買っていました。

当然作家名は山止たつひこ。

何巻からかな、秋本に変わったのは・・




いつも通り話が横道にそれておりますが、とにかくだんだんにでも読むようになってきたのは18才くらい、人並みに読むようになったのは20才を大きく過ぎてからではなかったでしょうか。



とにかく最初にはまったのは文句なしに司馬遼太郎。

9割方ノンフィクションでしょ?

もう面白いったらありゃしなかった。


当然、幕末大好きになっちゃって。

氏の著書は殆どそろえました。

が、いろんな人に



「あ、これ貸して!」


「うん、いーよー。」


攻撃を受けて、現在ではずいぶんと減っております。

返してもらえないから。







んで、何が言いたかったかというと。


こないだ読み終わった本でね、久しぶりに号泣してしまったのがあって。

電車とか公共の場所でクライマックスを読んでなくて良かった。

嗚咽に似た涙がとまらなかったんですもの。



「象の背中」



書いたのは 秋元 康さん。


・・・

会ったこともないのにおかしな話なんだけど、なんかあんまり好きな感じの方ではなかった。

だから、この本も当然自分で手に入れたわけではなく、友人から回ってきたもの。



「面白いよ・・・」


(・・・)の含みが気になったけど、まぁせっかくだから読んでみるか的に。


最初は私も穿った読み方をしておりますよ、はい。




「なるほど、流石は放送作家だけあって画を捉えた書き方してるなー。うんうん。ディレクター感覚がフィードバックされてる、っていうかそれも当たり前なんだろうなー。」



なんて。


でも、ずーっと腹に重いものを抱えたような状態でストーリーが進んでいくので、早くすっきりさせたいと言う気持ちが手伝ってどんどん読んでしまう。

で、最後は大泣き、と。




いやいや、久しぶりに泣いたわ。

ほんとに。


トータルして言うと面白いですよ、特に私くらいのオッサンには。

女性はどうかな、好き嫌いがあるかもしれない。





で、翌日、速攻で同タイトルのビデオを借りました。

はい・・・




納得。

面白くも何ともねぇ。

嫌われないような編集も好きじゃないし、全体的に軽い。

これは俳優さんの問題じゃないような気がする。



・・・

テーマ的には画に起こすのは無理があるのかしらねぇ。



あらゆる作品に共通していますが。

やはり人間の持つ想像力というものには予算が関係ないからね。

どうしても本の時点の方が面白くなってしまうんでしょうなぁ。



うんうん、いとをかし。









さて、読もうと思って読まないことにした本があります。

これも映像になっているようですが、問題が多くて描写に神経質になっていると言うことらしく。

かなり柔らかめなモノらしいです。



ですから、もしもこの映画や品に興味がある方は、いきなり原作を読んでみて下さい。

今の日本人が知っておいた方が良いこと、知らなきゃダメなこと、いっぱい書かれております。


これに似たことを表現しているモノを調べたことがあり、私は自分の存在や宇宙観まで見失いかけたことがあります。


だから、読まないんじゃなくて、よ・め・な・い。




<闇の子供たち>


って本。


・・・

是非感想を聞かせて下さい・・・  (ミセスへからさんやなをちゃん、いかがですか?)






今、本屋さんでオモローな本を探しておりますのです。

お勧めがあれば教えて下さいませ。

















<麻呂のお話 9>



その当時私は車を持っておりませんでした。

ですから、「ゲキ塾。」で一緒にやっているヤッサンに世話になり、度々貸してもらっておりました。


麻呂9



朝。

痙攣がひどくなってきています。

5分に一度、というものではなく、痙攣の合間に大人しくなる時間がほんの少しある、という。


私は抱き続けています。

強く。



強く抱いていないと、痙攣の度にものすごい回転で壁や物に身体をぶつけながら転がっていくんです。

前足はだらりと垂れ下がり自分の身体を支えることができません。

後ろの足は最早ただの飾りのようです。


歩く、というか前進するときは、胸をよじりながら前の手をばたつかせ、邪魔になった後ろ足を引きずるようにして。

何かの肉がうごめいているだけです。


ありとあらゆるところをヒクヒクと痙攣させ、口は半開きで首も横を向いたまま。



ですが、目はしっかりと力強い光を放っておりました。

放っていると思いました。




「まだまだ、何のこれしき。お兄ちゃんともっと遊ぶんだ!」



そう言ってました・・・





「心配するな、麻呂。おまえは強いんだ。絶対に治してやるからな!」




ヤッサンに借りた車で病院に向かいました。


病院が開くずいぶん前に到着し、駐車場で待っていました。





「何か甘いものでも喰うか?」




普段は甘い物はやりません、が、時が時です。


痙攣で暴れても良いように、薄手のジャンパーの中に麻呂の身体をつっこんでシュークリームを買いに行きました。

店内の甘い匂いに誘われて鼻をヒクヒクさせています。





「ほら、好きなだけ食べな。遠慮しなくて良いよ。」


ものすごい嬉しそうな顔で私にほほえみ、ぺろぺろと顔を舐めてきます。


舐めて・・・


シュークリームを鼻先に出してやりますと、パクリと・・・・・・・・・・・


食べることができませんでした。

麻呂の口はむなしく宙を噛み、歯と歯がぶつかる乾いた音を響かせるのみでした。






「・・・そっか、麻呂、もう目が見えないんだな。思ったところに口を動かせないんだな・・・」






「あれ、おっかしーなー、へへへ、ちょっと間違えちゃった。よいしょっ・・・あれ・・・?」





もういいよ、麻呂。

ほら、お兄ちゃんが喰わせてやるから。

私はシュークリームを小さくちぎり、クリームを私の指に塗って口の中に入れてやりました。




「うわー、美味しい!」



「なぁ、甘いだろー。よかったなー。たまにはお兄ちゃんだって甘い物をあげるんだよー。」




麻呂は噛む力を調節することもできなくなっていました。

がぶり、がぶりと一口ずつ全力で私の指もろとも噛みついています。



何個くらいのシュークリームを喰わせてやったでしょうか。

ちぎって、ちぎって。

指は所々出血していましたが、これっぽっちも痛くありません。




麻呂の口の周りを拭いてやり、ミルクを手で飲ませている頃に病院は開きました。



麻呂10




昨夜、といいましても先ほど、先生のご自宅に夜中の失礼を詫びて連絡はしてありました。

一番に診察台に載せてもらい状況を説明します。



先生は、優しくも威厳のある声で私に言いました。





「・・・妹尾さん、どうしたいですか?」





この病院でお世話になる前から、麻呂には強制的に選択肢に入れられているワードがあります。



<安楽死>



つまり、麻呂をこの身体の状況で再手術させてもう一度奇跡を呼ぶか、それとも安らかな眠りにつかせるか・・


この二者択一を選びなさい、ということでした。








私は麻呂の前では強くあろうとしていました。

病気なんかなんてことはない、お兄ちゃんと一緒なら全然平気だぞって安心させたかった。

大好きだったから。

愛していたから。

ずっと一緒にいたかったら。

生きて欲しかった。







私は自分の感情に負けて、この時間違った判断をしたのかもしれない。






麻呂7



「先生、麻呂は強いんです。目が言ってますまだまだ頑張れるって。お願いします、手術をして下さい!」


必死に。

必死にお願いしていました。





「・・・・分かりました。ただ、リスクは前回よりもはるかに大きいですよ。あの手術だってここまで後遺症なしに戻ってきたのは奇跡なんですから・・・」



「はい、覚悟はします。が、大丈夫です。奇跡を起こしますから!」







・・・?・・・何?・・・   を    起こしてみせる   から   ?







早い処置が必要だと言うことでその日のうちに手術になりました。



「麻呂、さっきシュークリームいっぱい食べただろう?あれでパワー全開だよ。手術なんて屁でもないから。頑張ってな!」



「うん!お兄ちゃん、僕に任せてよ。またいっぱい遊ぼうね!頑張るね!」








きつい手術なので、多分2~3日後に電話をするのでそうしたら来て下さい、と言われて家に戻りました。


地元の氏神様にその足で行き、先日ここに麻呂と二人でお礼を言いに来たことを思い出し、またお礼を言いに来ますので是非助けてやって下さい・・と祈りました。


この時は自分の中に時間の概念が無く、1時間なのか1秒なのか何がなんだか分かりませんでした。











4日後くらいだったと記憶しています。

気の遠くなるような長い時間を無為に過ごしたようです。




「麻呂君に「会いに来て下さい。」




病院から連絡がありました。


例のピンクのバッグに麻呂の大好きなお菓子を入れて電車に飛び乗りました。







「人間って、そんなに嫌なことが続くもんじゃない。
麻呂はまた前のようにめちゃめちゃ元気で飛びついてくる。
絶対に元気になっている。
否、もしも脳がやられて俺のこととか分からなくなってしまっていても良い。
元気な身体になってさえいてくれればいい。
また最初から友達をやり直せばいいだけなんだから。

・・・・・・・・・

おおっ、麻呂ーおまえは本当に強い男だなー、俺、尊敬するよー。
すごいなー、すごいなー、麻呂はすごいなー。

大好きだよ、麻呂。
ずっと一緒に遊ぼうな!」
















病院に駆け込むと、すぐにそれと分かる鳴き声が!

叫んでいます。

俺を呼んでいます。

・・・・・



正直なところ、この後、この病院で何が起こったのか細かいことを記憶しておりません・・・


ただ先生の言ったことは覚えております。







5

お疲れ様、知らない偉人。


今ですね、いろんなハラスメントについてのお仕事をしております。


なんじゃそりゃ?でしょ。


うんうん、私もそう。



詳しいことを書いていたら3万行くらい書かなきゃならなくなるので超割愛しますが、もうめちゃくちゃです。

いろんな事例だとか、裁判のお話だとかが分かってくるに連れ、全く納得がいかなくなってきます。



ハラスメントと言いますと、どうしてもセクハラ→男が女に・・の構図が思い浮かびますが、もはや最新のトレンドはそこではない。




なんかね、アメリカンナイズされ過ぎているって言うか、日本にとって不必要な文化まで大きく輸入しちゃっているって言うか。

似たような例に、何が何でも裁判しようぜ!みたいな風習がありますが。





私のような、企業に属さないでしかもレトロな昭和原人を気取っている人間にはついていけません。


たぶん、1日持たない。


間違いなく持たない。

自信があります。



速攻クビのレコードタイムを出すか、耳から煙を出すか。












なんかね、アフガニスタンでボランティアの伊藤さんが拉致されて遺体で発見されて。


これはこれでめちゃくちゃなんですが。







人間同士が会話するのに過剰なエチケットに神経をすり減らしながら仕事をする。

失敗したら賠償金の支払いがあるからさぁ大変。







食料がなくて困っている人たちを何とかしてあげようと農業を教えてあげながら、片言の会話を心と笑顔でフォローする。

失敗したら(そのものにじゃなくて、悪意に翻弄されたら)殺されてしまう可能性があるからさぁ大変。










同じ土俵じゃないコトは確か。


こーゆーことが並列でニュースの記事に出てくるといつも妙な不快感が私を包みます。


・・・


パラレルワールドかってくらい、世界共通同じ時間の過ごし方が違う。








涙が出ました。


31歳だって。



司馬遼太郎さん的に言うなら、



「こちらでの役目を果たした。だから天がそこに呼び戻した。」



となるのでしょうが、まだまだ若く未来のある青年に私はそこまで達観した生命論をぶちまけることができません。




無性に腹が立つ。





せめてさ、人の役に立つことをしている人間くらいもっと人間させてあげてほしいんだけど。


そんなに無理なこと言ってないつもり。







合掌。












P.S
皆さん、いつもメッセージをありがとう。

ちゃんと読ませてもらっていますから。

返事書かなくてすいません。

「管理人だけに表示する」とかをポチッとしている人のも読んでおります。

多くの質問が来ますのでここで。

映画、カ○イ外伝のことですが。

そろそろ残りのロケがあったりアフレコがあったり、別音を撮ったりと。

各パートが仕上げに向かってまっしぐらに動いております。

同時にこの映画の本格的な宣伝活動が仕掛けられていく時期です。

今までいろんなコトを記事にして来ましたが、それもこのポイントまで。

過去の撮影日記、ほとんど削除しましたし、これからは詳しくは書きません。

おもしろくないと思われる方もいらっしゃいますでしょうがすいません、全て予定通りです。

その方がより大勢のお客様に映画館に来ていただけると確信しますし、そうなれば私もこの上なく嬉しく思うからです。

わくわくどきどき、完成を楽しみに待っていてください。

ご理解のほどを!



早々

6

やっぱりね・・・



うっとおしい雨が上がり、本日は晴天なり。




カ●イ外伝の台本の治し作業も終了し、新しい台本が送られてくるのを待っております。


折角の晴れた日を有効に使おうと。



そだ!

車を綺麗にしよう。



洗車をします。

きれいきれい。



ワックスをかけます。

きれきれい。



ジャパネットたかたで買った高圧洗浄機を吹き付けます。

ものすごきれいきれい。



うーん、乗ってきた。

もっときれいきれいしようっと。


ジャパネットたかた君、レレレと名付けよう。

レレレをいろんな所に吹き付けます。


網戸や壁や、車とは関係ない所までじゃーじゃーやりました。

きれきれい。



地面とかには字が書ける。

綺麗になった所だけ白くなるので面白い。


ういろう売りという台詞の訓練の長い文を書いていきます。

地面が足りなくなって表の道路にはみ出していきます。




ほら、来た。

近所の子供達。



昼真っから地面に水で字を書いて子供達と戯れる44才。

・・・


気にしない。





一通り遊んで(掃除)納得した私なのですが、まだ何かが足りない。

もっとお掃除したい。




よし、ということで車のシートを全部外すことに。


助手席、運転席、リア、なんもかんも外しました。

いろんな小物入れやぷらっちっくの部分も。



まっぱ。

車が。



おもしれー。



シートを壁にも垂れかけさせ、レレレを吹きかけます。


じゃぶじゃぶじゃぶ。


ぎゃははははは、おもしれーおもしれー。


シートが水を吸って黒くなってしまうので汚れが落ちているのかどうかは分からないけど、多分綺麗になっているはず。



車の中も何もなくて広いのねー。



さ、掃除も終わったし、後はちょこちょこっとようじを済ませて出かけることに。


前々から必要だったものを揃えるためにこの日の午後をを予定しておりました。

大量な荷物を持ち帰るのです。





・・・

ありゃ?


えらいこっちゃ。



車が・・・





キャンプ用の折りたたみイスを車に乗せてみます。

よし、これで大丈夫。

運転・・・できるか!




ぐらぐらしてて曲がるたびに倒れるわ。


カーブの度に事故るわ。

ってかシートベルト意味無いし。


の前にイスが低すぎて視界が半分以上ハンドルだし。


どんなん?


シートびちょびちょのまま載せちゃおうか?


いやいやかびくさくなる。


じゃぁキャンプイスを本か何かの上に載せてガムテで止めるか?





・・・



無理




考えてから洗えよ、俺。


ちくしょう、今日は諦めるしかないですな。





むむぅ・・・





こんなアホな自分に本当に腹が立つ。

むかつくなー、自分・・





そんなある晴れた日の出来事。








こないだのプレゼント企画、明日辺りにくじ引きで当選者を決めたいと思います。

欲しい方、今日中に連絡下さいませ。

ヨロシクです!



7

バカな事件でしょう。

「ねーねー、タバコ吸ってもいい?」



「すんません、このタクシー禁煙車なんですよ。」



「えー。なんでー、むかつくんですけど。めんどくせーから殴っちゃおっと。」



で、ボコボコにしてしまったおっさんが逮捕されました。

捕まったオッサンもタクシーの運転手だって。

・・・


仲間意識がないというかなんというか。


個人的にはこーゆー奴大嫌いです。


頭悪すぎ。








区役所に行って車を停めました。

めちゃめちゃ混んでます。

5時ギリギリまで待たされてへとへとになって用事を済ませました。

出てきたら駐車場はがらーんとしておりました。

どうやら私が最後の客となりましたようで。


車を出そうとしたら、なんと門を閉められていて。

時計を見ると5時ちょっと過ぎ。

ギリギリまで職員と手続きをして、やっと終わらせて外に出る。

この間に4~5分はかかってしまいます。

だって門を出てから駐車場まですこし歩かなきゃいけないから。



なのに締められてる。

むむぅ・・・



心の中にダイナマイト級の怒りがこみ上げてきます。

若い頃なら何かを叫びながら変身していたところです。



ちょっと別の所を見ると、警備員のおじさんが。

開けてもらおうと呼びかけます。


「すいませーん、締められちゃって出られないんですけど。」


おじさん、こっちを見ながら



「・・・・・」


てくてくてく・・



あれあれ、シカトして行っちゃった。

何故に?

目が合っていたのに。


全くの意味不明です。




車を降りて走り寄ります。


「聞こえませんでした?車が出せないんですけど。」


するとそのおじさん、無言で私を睨みつけ、手首にはめてある腕時計をトントンと2度ほど指で叩いて勝ち誇った顔をしております。

結構ガッチリした体型で、柔道でもやっていたのかな的な。

でも目は嫌らしく下からのぞき込む感じで、こっちを舐めるように見てきます。

絶対体育会系じゃないと瞬時に分かる。






時間過ぎてるのよ、アンタ残念だけど出られないわと、わっかり易いテレパシーを送ってきます。



・・・・・

えっと。

・・・・・


このおっさんが門を閉めたと言うことだけは分かりました。

ものすご嬉しそうだし。



「ちょっと、意味がわからなさ過ぎるんですけど。
出られないと言ってるンですよ。
区役所で鬼ごっこしてたわけじゃない、正規の用事を済ませただけよ。
ひどくない?」



にやにやにや、シカト。


だーかーらーなーにー、しーらーなーいーよー、的。




・・・

あ、あ、あ、頭に来まくりやがってきます。




ころしてもよかですか?




年齢は完全に65才オーバー。

高齢者の救済的な措置でのお仕事でしょう、多分。



「失礼ですよ、あなた。名前は何と言うんですか?」



するとまたもや無言でにやにやしながら胸のバッジをトントンと指さしています。



かってにみればー、なーまーえーみたいんでしょー的。



お、おっどりゃー。



血液を逆流させながら名前を覚えようと顔を近づけると、すんでの所でくるっと踵を返し歩き始めました。


にゃははははー。


いちおくぱーせんところしてもよかでっしゃろかい?




何だか笑えてきて泣き出したくなりそうなほど腹が立ってきました。

人間出来てなくてもいいし。

後の人生めちゃめちゃになってもいいし。

お願いだからやっつけさせて。




後ろから追っかけていき、


「ふざけるな!」


と声を荒げて肩をつかみました。

おっさんすぐに振り返って私を睨み、顔を出してきます。


そ。

殴ればいーじゃん的な顔。

あんなに腹の立つ顔があの歳でできるモノなのでしょうか。


殴っちゃえば後々面倒なのはオタクよー、私はか弱い老人だから何も出来ないわーん、みたいな、そんな顔。


握りしめたコブシが私の理性に反して発射準備をしてきます。


わなわなわな、抑えが効かない・・・


だぁーっと叫びながらげんこつを自分の頭へ。



おさむちゃんでぇーす


区役所の中心でオサムちゃんを叫ぶ。


なぜに・・・・・・・。






カラーコーンとね、ロープで通せんぼしてるだけのコトだから自分ででもすぐにどけられるんですけど、もう負けちゃった感最大で、口惜しいやら何やら。


なーーーんにも悪いコトしてないのに。


残念賞の大将の金賞の天中殺の大殺界の日。


そのオッサン、相変わらずにやにやしながらこっちを見て、初めて口を開きました。




「ふふ・・・今度は絶対出られない。そんなこともあるんだよ、ふふ・・・」



どぅーん。

ぺいっ。

つったかたぁー。






誰かぁ助けて下さーい。

怒り狂いそうな私の弱い助けて下さーい。



無駄と知りつつ、


「おっさん、本当にエエ加減にせーよ。ろくな死に方せんぞ。」



・・・・

口元を女性のように手で押さえ、ものすごく面白いことを言ってるね、みたいにクククっと笑われました。



はいはいはいはいはいはい’$%#”

アンタの勝ち。

それでいい。

いや、よくない。

絶対やだ。




マジでこの日は泣きそうになりながら帰りました。


然るべき所に文句を言う気力も失せましたさ、マジで。





タクシーの運ちゃんの逮捕の話しで、古いこのこと(区役所事件)を思い出したのね。

同じ事考えてたから。







・・・きっとこうなんだ。


家の中で虐げられ、邪魔者扱いされ、生ける屍となった用済みの男の末路。

でも気力はある、体力もある。

昔は偉かった。

なのに・・

どこかで発散しなければ。

他人に認められたい、あの日を取り戻したい。

出来ることを感じたい。



鬱屈としたフラストレーションを間違った形で消化しているんだね。

あなた達は可愛そうな人達さ。

愛され方を知らないんだね。


ルルるらら~。

リリりらら~。



長い間ご苦労様でした。

そんな戦いに疲れた戦士には休息が必要なんだよ。



寂しいだけなんだよね。

さぁ、素直になって私の所においで。



きっちり永遠の休息を与えてあげるから。


ひゅるりー、ひゅーるりーららー。


・・・


当たり前だけどいろんなおじいちゃんがいる・・






だめ、まだまだ人間が小さいわ、俺。






6

おじいちゃーん、カムバーック!

ピーポーピーポー・・・

うーうーうー、カンカンカンカン・・・



ものすごいけたたましいサイレン音が遠くで聞こえていました。



「なんだなんだ、消防車が出ているなー。」



カンカンカンカン・・・


ちょっとうるさいです。


っていうか、かなりうるさいです。


全くドップラーしません。




かんかん  カンカン   かんかん



うーうーうー、ぴーぽーぴーぽー






もーもーも、何ようっ!

ドンドン近づいて来るっぽいぞ。

もう、テレビの音も聞こえません。


これは近いな、とカーテンをまくし上げ窓を開けました。


ほほう、


隣かよっ



・・・・・


えと。

まずピーポーピーポーのボリュームを弱にして下さい、みたいな。



うーうー、かんかんの車が全部で5台ほど。

救急車も来てるしパトカーも。

大きな消防車がいつでも放水出来るための準備をしています。


いくつもの赤いサイレンがクルクル回って辺りの家をまだら模様に染めています。

野次馬がぞろぞろと私の家の周りに集まってきました。


正確には隣の家の周り、ですが同じようなもの。


消防署のお兄ちゃん達が大声を出しながら駆け回っています。




「むむう、なんか空気が良くないぞ、っていうかお隣さんドンだけ燃えているんだろう。
こっちにも飛び火しそうだったらいろんなものを持って逃げなきゃ行けないのかな。
メンドクセーなー。」



と言いつつ頭の中でものすごいシミュレーションをしている自分。

ピコピコピーン!

逃げ出す準備は頭の中では整いました。




実は、逃げる前にものすごく気になることがあります。




私も外に出て隣の家を見ました。


近所の人が、


「妹尾さん、そんな格好(Tシャツと短パン)だと風邪ひくよっ!」


と注意してくれましたがま、置いといて。




よく見ましたが結局火は上がっていませんでした。

ただ、多くの隊員に抱きかかえられて男性が運び出されているのが見えました。









隣りの家にはおじいちゃんが住んでいます。


奥さんに先立たれてすっかり弱ってしまったと寂しそうに話してくれたおじいちゃん。

ここ最近調子が悪いらしく、入退院を繰り返しておりました。

私にはとても優しく、自然と仲良くしておりました。

週に何度か福祉のヘルパーさんが来ていろいろとお手伝いをしています。

娘さんが名古屋の法に済んでいるという話しも聞きました。

庭で取れる柚子やいろんなものをくれて、にこにこと声をかけてくれていました。



いわゆる、ご近所さん以上の仲良しです。




ストレッチャーで運び出されているおじいちゃんは、呆然というか正気を失っているというか、とにかく弱々しい表情でした。






きっと具合が悪くなって119番して、でも詳しいことを話せないで。

消防の方が分からないので、救急と火と両方押さえて来たのだろうと。




私の家の前であんなにうるさくなっていたサイレンの音が、おじいちゃんが運ばれていく時だけ聞こえませんでした。

中空を、焦点を合わないめで見上げながら揺れていくおじいちゃん。

・・・・

何とか無事に帰ってきて欲しいものです。

心から祈ります。





人間、一人じゃ生きていけないように出来ているんだと思うわ。

死なないかもしれないけど、活発に前向きに生きるって意味で。


少なくとも俺は無理。

楽しくて賑やかで、が好きだから。

好きって言うか生きるための最低条件。






おじいちゃんになって独りぼっちで、具合が悪くて・・・


いろんな事を想像してしまいます。




おじーちゃーん、待ってるからねー、帰ってきてよー・・・




今日は寂しい感じで眠ります。


とほほ。








      浜中、ガンバレよー




6

気付けば新春!

皆様、明けましておめでとうございます。


 本年もよろしくお願いいたします!






いやー、ここは誰、私はどこ?

って感じで正月がマッハのスピードで過ぎていきました。

喉痛い、熱ある、風邪のバカ・・・


飲み過ぎでもないし食い過ぎでもない、寝過ぎ。


寝正月といってもこれほど寝ることになるとは思わなかったお正月です。



面白くも何ともなく時間経過を見守った感じで世間が動き出しました。

今回の年始は忘れることにします。






初詣に行きました。


で、おみくじ。



大吉。



願いは叶うし待ち人来たるし失せものは高いところから見つかるし安産だし受験も大丈夫だし。

とりあえず恐いものナシで始まるそうですので、そこんとこは乗っかっておきます。

目に付いたこと、全部良い方に解釈して進んでみますわ。







なんだかお正月も昭和の空気とどんどんかけ離れていっているような気がして。


コマを回している子もいなけりゃ、凧をあげている子もいない。

羽子板なんてやっているのを見たのはいつぞや・・・


ものすごくカチカチとデジタルチックな空気感に気圧されていますが、昭和はね、何だかもう少し違いました。

お正月だけは、町も木々も道路も家々も独特の雰囲気で。



自分的にも、



「よーし、今年は○○や□□や、あんな事もこんな事もがんばるぞっ!」



なんて誓いを立てたりもしましたがすっかりそれも無し。


だもんで今年は思い切り一年間の目標を立ててみました。



二つ。


ひとつは、書きません。

書くとダメになりそうと言うか自分で温めておきたいことと言うか、ま、ちょっと恥ずかしげなコトなので。

ふたつめは、


びょーきしない!


これです。

これに尽きますな。


私も不惑の40代、何があってもおかしくない。

去年は同じ歳の友人を亡くし、年が明けてからは余命を宣告された超頑丈そうな知人の話を聞きました。

もうね、身体あっての物種。

絶対に身体を壊さないで年を越す!


で、次のお正月は飲み狂う!

狂うほどの体力も持続させますから。







急に話を変えます。


私、ずーっと寝ていたせいでどれが初夢でどれが2番夢?かさっぱり覚えていませんが、ラリッた脳味噌で確信しました。


何番目かの夢で、誰かと何かを話している時に納得したのです。


そりは・・ね、



物質文明はこれ以上栄えない。

SFチックな何かは実は今が最高潮。




ってこと。




明治時代からの文明開化で恐ろしい発展を遂げた科学、医学、etc

ライト兄弟が始めて空を飛んでから100年ほどで宇宙を飛ぶという進歩。


科学、言い換えれば便利になる力?はすごいです。




空想の世界で、




「すんげー遠くにいる人と話が出来るような機械ができる!」

「お前はアホか。そんなん出来るかい!」



という学者によるマジトークが、同じく100年位前になされていたそうで。


地球がぶっ壊れていく・・・的な話題が多いですねぇ。

地下資源、化石燃料、いろんな言い方があるようですが、限りのある石油を使った便利さはもう限界だとは誰の目にも理解出来ます。

変わって天然ガスや電気やいろいろと言われていますが、必ずその便利さに対する反作用を地球が背負っていくように思えます。

現在も、便利になることにより対価として温暖化、異常気象といった負の軋轢を地球に与え続けています。



先日、何かで読みましたが、江戸時代までの太陽エネルギーだけに頼った完全リサイクル生産で文化、技術は整っていたそうです。

それに対する負の財産も産まれることなく、それでもひょっとするなら現在よりも精度の高い、芸術的にも評価されるようなものが多く生産されていたそうで。

需要に対する供給も滞ることなく。



その時代の人間は普通に病気をして、納得出来る身体の壊し方をしていた、と。

現在では、当時では老人病だったものが、成人病、生活習慣病とまで言われるほど老若男女を問わず、身体の方程式に当てはまる壊れ方ではなくなってきていると。

病気的に言うと、

そんなはずねーだろ!が、よくあることなんですねー、に。



その著者は、


あまりもの便利さに人間が付いていけなくなっている、耐えられなくなっている。」


みたいなことを書いてありました。





・・・・・・・



妙に納得してしまったことと、変な夢と、妹尾の今年の目標が妙にリンクしてこんな事を書いてしまいました。


若干、何を書いているのか自分でもシュッポッポーなんですが、まだ完治していないのであしからず、と。




とにかくですね、身体を大事にすると言うことで、


「寝過ぎて背中が痛いのをマッサージか何かで楽にしてもらって気持ちよくなる。」


というところから2008年を始めていってみたいと思います。





今年もよろしくお願いします!

お互いに輝かしい一年にしようではありませんか!

燃えていきましょう!

あざっす!


6

流行に敏感イージーライダー。


今年最後の風邪をひいておきました。


先日出かけた時に、やたらとゴホゴホ咳をしている人が多くて、イヤーな感じはしていたのですが。

まさか同じ症状の、殆ど一緒のタイプであろう風邪を1ヶ月の間に二度も体験するとは思いませんでした。

うがいとかちゃんとやっていたのに。


もともと、扁桃腺が弱くて熱を出しやすい体質であることは自覚しているのですが、こんなに短いスパンで風邪の乗り換えはしたことがありませんでした。


単に年を食って体力が落ちた野かもしれませんが。


と、いうわけでしばし寝込んでいましたら大変なことを思い出しました!


しゃ、車検!


すっかり忘れていましたぞ。

いろいろと調べてユーザー車検の予約を取ろうとしたのですが既に満杯。

やばい。

今年のウチに取っておかないと年が明けたらスケジュールがめちゃめちゃだから・・・

そうしたらば映画の製作の方から電話がかかってきて、来年のスケジュールがまたもや大幅に変わるとのこと。

一月は動きがないかもしれないという驚きの報告を受けました。


何で驚きかというと、それで個人的なスケジュールを全部立てていたのに、すっかり変わってしまうから。

変わってしまうと言うよりは変えなきゃ系。

・・・

むむぅ。

どーなっちゃうのでしょうか・・・




ま、何にせよ年明け早々東京にいないはずの自分がいることになったのだから車検はゆっくりやれっるのねと、そこまでの計算にしておくことにしました。


いやいや、本当に年末というのはいろんな事が起こるモノです。

何か、大きな渦にグルグルと引きずり回されている感覚が殊更大きく感じられます。


もう、流されておけ、自分! みたいな。




今年あと一週間の目標。


もう風邪をひきたくないの。

この一点張りで除夜の鐘を健やかな状態で聴いてみせます。



本当にマジでお身体ご自愛下さいませ。

シャレにならんほどしんどいですぞ!




げほげほ・・・

4

かなり嬉しい女の子。

こっちに戻ってからも溜まった仕事や年末の処理で忙しい毎日を過ごしておりますが、そんな中とても嬉しいことがおこりました。

去年の夏、私の後輩と知人を引き合わせたところとてもうまくいって目出度くゴールイン、結婚式の司会をやったとここでも報告をしたのですが、その二人にめでたく赤ちゃんが誕生したのです。


産まれた翌々日に行ってきました。

うわ、ちっちゃい!

むにゃむにゃしています。

手足の指もちゃんと数は揃っています。


パパもママもデレデレ。

特にママは壮絶な戦いの後という感じですが、その、子供を抱きかかえる姿は神々しいばかり。

幸せのオーラが部屋中に蔓延しています。

みている私もうひゃひゃひゃひゃ・・・と目尻が垂れ下がってきます。


まだ、何の罪もなく、純真で無垢で。

これからどんな人生を歩んでいくのでしょうか。


日本も、否世界的にも厳しく世知辛く、温暖化や異常気象、食糧不足に地下資源の枯渇。。。ネガティヴな要素が満載の世の中です。

でも、人間て捨てたモンじゃない、、そこまでバカじゃない。

そういった危機を考えることや、美しい想念で乗り越えていくモノなのです。

私たちの世代よりもきっと厳しい時代がやってくるでしょうが、その世界をも薔薇色に変えていく、そんなパワーを秘めた子供達なんですよ、きっと。


あのパパとママの優しい笑顔をみていると、きっと大丈夫、逞しい子供に育ってくれると確信しました。


杏莉ちゃん。


素敵な空気とパワーを有り難う。

おじさんも見守るのでこれからもよろしくね!



本当に人の縁というのは面白くも摩訶不思議。

あの男とあの女がひっついて家庭を持って、そんでもって赤ちゃんが!



生きてて良かった。

この家族に関わりがもてて良かった。


めちゃめちゃ嬉しい1日でした。


     ビバ、生命!

6

赤い福ってどんな福?

ううむ。

なかなかやりよるわい。


お手伝い2号さん・・・(炊飯器)



こいつにはきっちりした名前を付けてやらなきゃ悪いかも。


ものすごい美味しい米が炊けるのですもの。




いやー、しかし技術の進歩とは恐ろしいモンですなぁ。

たった5年でそうなるか。



あの頃は、釜が分厚ければ分厚いほど美味しい米が炊ける、みたいに言われておりました。

盲信しておりましたが、最新の奴はどれもこれも全然薄い。


あれれ?って感じなんですがいろんな事が進歩しているらしく。

よく分からないまま、何となく機種を絞って手に入れた2号さんに火を入れてみましたらば。


すごいすごい!

あんまーい!


アメリカのお菓子ほどじゃないけど、お米がつやつやほくほくもちもちしゃきしゃき。

でんぷん質の高級な甘さが鼻孔をくすぐるのです。



ハッキリ言ってすごいです。

今回の2号さんは1号が急逝したせいもあり、そんなに青春をかけられないので、あんまり高い買い物じゃなかったのです。

いやいやいや、驚いた。


10年くらい昔の物を使っている人は、確変でも引いたら買い換えることをお薦めします。

めっちゃ進歩しとりますぞ。



おかずなしでも喰えますもの。



大したたまげた、というご報告でした。






ここ最近ニュースをにぎわしている赤福

もちろん私も何度も喰ったことありますが、今回の報道に少し違和感を感じております。


あの、何も弁護しようとは思ってないので。

細かいことをよく知らないので間違った見解をしていると思いますがそこは一つ・・・




ふと感じた、完全に私だけの個人的な思いでありますので、お叱りとかそういうのは止めてくださいませ。

っていうか気にしないけど。




個人見解。

赤福問題、何か問題あるのかなーと思っています。

と言いますのも、35年間も餅やアンコロを使い回すの何のってやってきてたんでしょ?

ということは、殆どの人が


「これがお伊勢さんの名物、赤福かー。うん、うまいねー、さすがだねー!」


とか言いながら喰っていたのは、そのインチキ赤福な訳でしょ?

インチキじゃないのがないんだから比べようがない。


っていうかインチキが商品として全国に出回っているのだから既にそれはインチキじゃなくてリアル赤福。


赤福って言うのはそーやって造られて、初めてあの味になる、と。


あれをね、


「何だかいつもの味じゃないなー、何かごまかしているのかなー?」


と言えないんだもの。

あれしかないから。


で、インチキな作り方をしているのが問題有りだとして、それがどんな問題なのかな、と。

ばい菌がいっぱい入っていて、もう何人も死んじゃってる、とか、食べると必ず変な夢を見る、とか何かあったのなら別だけど。



名物としてずーっと存在し続けているんだから、何か既得権みたいなのが発生していてもいいんじゃなかろうか、って。


食品として問題はないのだけど、決められた基準を満たしていないからだめ!って言うのは分かりますよ、私にも。

世の中にはルールが必要ですから。




でもね、何のための規則なんだろう、って思うことが多いのも確かです。

規則って言うのは有用されてこそのものだと思うので。





屁理屈を。

原付は30kmしか出しちゃダメ。

規則です。

それ以上スピード出すと切符切られます。

一斉に取り締まられたら日本中で暴動が起こるかも知れません。

私は暴れます。

30kmと31kmの違いは何?

何十年も前に決められた、エンジンとか環境とかが全く違う時代の規則。

今の世にそぐっているのでしょうか。





ま、赤福の社員もインチキしているという自覚を持ってやって来ていたみたいなので救いようがありませんが。


私が責めるなら、


名物と言われる食い物を造る人間が、職人としてのプライドを捨ててやっつけで仕事をしている。


その意識の低さです。


ですから、周りの人間からどーの、規則に反していてどーの、という問題に見えなかったのです。


お前ら、赤福の看板を初めて世に出した創始者に顔向け出来るのか?ですわ。



きっちり丁寧に造った新鮮な赤福が、今のより不味かったら面白いなーと思ってしまいました・・・







皆様、宣伝させてください。

http://www.dream-bang.jp/gallery/creator_gallery.html?contentsId=000097-001


↑ これ見て!


納豆の歌をリリースしているのですが、踊り、振り付けを担当しているのがウチのヤッサンです。

安田成伸  ヤスダシゲノブ


魚、さかな、サカナー、さかなーをー食べーるとー


みたいに流行れば楽しいんですけど。



greenなっと~  なっと~   

         ナット~


このカテゴリーに該当する記事はありません。